1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
憲法(人権)勉強してて気づいたんだけど、出てくる判例って、
ほとんどが基地外サヨが何かやらかしたっていう話じゃない?
正直こういう奴が法を勉強してるかと思うと、同じ道を歩む者として
暗鬱たる気分になる。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/24 14:18 ID:fiNOHtCX
>1
で、その基地外サヨの行動と、それに対する判決・判例を学んでみてどう思う?
やっぱり「サヨ」は「基地外」かな?
(´・ω・`)・・・
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/24 14:29 ID:fiNOHtCX
>>5 簡単な事案と判旨からサヨの必死さなんか伝わってこないと思うけどなあ
変わったテキストをお使いのようで
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/24 14:47 ID:ewDjO8Lb
権利として使える条文が見つからなくて
がんばって憲法から権利発生させるところが必死と言える
そういう必死さは仕方ない
具体的規定が欠けているなら上位規範や抽象原理に遡るしかない
まあでも信教の自由関連の百選の判例は
ちょっとアレに見える。
玉串料必死すぎ。たかが数万円のことだし、どっちでもいーだろ。
宗教上の静謐ってなんだよ! 理解しがたい主張なんだが。
地鎮祭、お地蔵さん訴訟に至っては、もうお前らヤクザの因縁か、と。
などとおもたね。
>>9 「たかが数万円」…それだけは言っちゃいけないよ、それだけは。
あの理屈づけはいかにも苦しかったとか、もうちょっと他に
方法なかったのかよって思うよ、地鎮祭訴訟とかについてもな。
でも抽象的原理から具体的な権利保障をなんとかして
実現しようと考えて、少なからぬ人が頑張ってきたんだからさ…
金額の大小を取り上げてどっちでもいいとは言って欲しくなかった。
判例は現実的には将来の有り方まで規定することになるんだし、
反発するにせよ首肯するにせよ一応の形が示されたことには
やっぱりそれなりの意義はあったんだよ、わかってやれよ…
と、マジレスしてもいいのかどうか迷うが…
別に憲法だけじゃない。民法の重要判例でもハァ?っていいたくなるような事例満載だよ。
過誤振込みで最高裁3度も戦った民法判例あるだろ。
一体アレはなにがしたかったんだ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 02:29 ID:XRCDny4C
三菱樹脂事件にはワロタ。
こういうウザい社員は、さっさとリストラするのが一番。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 02:31 ID:XRCDny4C
>>7 13条は、まさにドラえもんのポケットだよな。
次から次へと、よくあそこまで恣意的に解釈できるもんだよw
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 03:01 ID:9BWikD04
>>13 でもこの親父さん、本社で部長→子会社で社長にまでなったんでしょ?
サラリーマンとしては有能だったんでないの。
>>13 事案を勘違い(別の事件と混同)してない?
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 13:04 ID:KKICFwEC
憲法判例は興味深いよな。。
旭川学力テスト事件の実力阻止ってどんなことしたんだろうとか、
高田事件のサヨ40人で交番襲撃ってコワー!!とかw
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 13:59 ID:IK2Q8MXq
憲法学は、DQNサヨクの活動履歴と化してるなw
19 :
17:04/08/25 14:04 ID:KKICFwEC
それと、大学1年前期のヒヨッコのときに法学入門で習った、
尊属殺人事件にはかなりショックうけた・・・((;゚Д゚;))
あの頃はまだ18歳の子供だったからな。
漏れもエロ過ぎてショックを受けた。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 14:08 ID:KKICFwEC
>>20 エロっていうか・・・(汗)
なんかなんともいえなくショックだった。こんな畜生みたいな
親父いるんだってさ。
あの親父はムチャクチャだが
嫉妬に狂って齢六十で毎日五、六発やりつづける精力も凄い。
セックスだらけだったんだろうな。
どこからそんな精子が湧き出てきたのか、という感じだが。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 16:58 ID:IK2Q8MXq
>>21 おれは、ちゃんと合意の上で、娘とヤッてますが、なにか?
ちゃんと、代償としてお小遣いもあげてるし。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 22:52 ID:kxxUULLj
場所って大事だな
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 23:26 ID:d6Nhzr8c
政教分離の訴訟起こす奴はプロ市民でしょ
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 00:36 ID:qlfW8Owd
>>1
そりゃそうでしょ。ためにする訴訟だから。
金もかかるし、バックがなきゃ普通憲法訴訟なんてできない。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 00:42 ID:qlfW8Owd
憲法の研究室って今でも、「マルクス主義法学」が当然の前提みたいなの?
僕の時代はいい大学ほどそんな感じだったと思う。
日本評論社が「マルクス主義法学講座」なんてシリーズを出してて、
名古屋大学の長谷川正安とか影山日出也とか東大の渡辺洋三とかが書いてた
のかな。渡辺洋三は元々は民法だっけ。都合の良い「新カント派マルクス
主義者」だったな。
個人的には福岡県青少年保護育成条例事件の伊藤正巳少数意見が好きだ。
「この点およそ性行為そのものは自己の性欲を満足させるために行われるのが通常であるので・・・」
戦後プロ市民伝説を事例ごとに勉強するのが憲法学。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 01:06 ID:vmGGCV8K
岩波新書の古い本とか真っ赤な本ばかりだよ。
民主主義なんたら協会の学者とか。
>>30 「民主主義科学者協会法律部会」じゃない?
略して、「民科」。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 01:38 ID:8uJdE6hd
>>15 どこでそんなガセネタを?
三菱樹脂事件の原告は飼い殺しされて、停年までヒラ。
この人もさっさと三菱なんかに見切りつけて脱サラしたらよかったのに、
裁判までして入社したもんだから、辞めるに辞めれなかったのか?
>>32 まあ、こんなDQN社員は、万年ヒラであろうと、
会社に定年までしがみついてた方がマシでしょう。
脱サラしたところで、のたれ死にするのがオチ。
>>33 子会社の社長だよ
万年ヒラでもなく会社にしがみついてもない。
おまいDQNでしょ。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 10:45 ID:TXBO8adD
70 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:04/08/26 09:55 ID:b4Swftzo
>ID:YuDe9+V1
思想の自由は無制限に保障されるとお考えですか?
71 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:04/08/26 10:00 ID:YuDe9+V1
>>70 どんな制限があるんです?
国家から思想を強制・強要されず、主権は国民一人一人に、平等に、あるんでしょ?
民主主義の根幹でしょうが。
第十四条【法の下の平等】より
1
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第十九条【思想及び良心の自由】
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
日の丸・君が代に抵抗姿勢を取っている学校<2>
http://school4.2ch.net/test/read.cgi/ojyuken/1092745521/70
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 11:13 ID:GivXMGQ6
このバカどもはどこから流入してきたんだ?
権利は基本的に守られ例外的に制限される。
公共の福祉は例外規定。
公共の福祉の中で権利行使しなきゃいけないのではなく
自由に権利行使すると一部にのみ制限がつく。
これがわかってない人って多いよね。
憲法と権利の教育は小学校からやるべきだな。
もっとも、「制限付き自由」の方が安心するという国民性も
否定できませんがw
あと、自由には責任が伴うということも教える必要があるのでは?
特に「所有権の絶対性」なんてことは、もはや言わない方が良いのでは?
「権利」と「責任」ということを正しく理解している香具師がこの国では少ないから、変な意味で「自己責任」などという言葉を使ってしまう。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 14:00 ID:V1hdfS3s
生活保護の額が足りねぇ!って裁判起こした朝日さんカコイイ!w
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 15:42 ID:TRdgKwuy
護憲派なのに軍国主義者の言論・思想を弾圧しようとする基地外サヨ
憲法の精神とは?
エンゲルスの私有財産・家族・国家の起源
マルクス・レーニン主義の世界史発展の法則
階級闘争史観
封建時代から資本主義段階から社会主義段階から共産主義段階へ・・・・
憲法学者・公法関係者などの
「これからは、社会福祉国家だ」というのは、隠れソーシャリスト。
地方分権=国家解体の思想(反国家)
政教分離
「宗教は阿片である!!」 マルクス・レーニン主義
平和主義
ソ連中国の革命戦争はすばらしい(レーニン全集)
>特に「所有権の絶対性」なんてことは、もはや言わない方が良いのでは?
左翼の方ですか?
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 21:04 ID:dLa8OK3q
>>1 しかし
「45年の危機迫る!国民よ決起せよ!大日本菊水会」
っていうチラシを貼って処罰された判例も憲法の教科書でよく
批判的にとりあげられているが、これは右翼が弾圧(?)された
例だぞ。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 21:28 ID:i7J63ylX
あと、創価学会関連の判例もどうかと。
んなこと裁判所に持ち込むなよ、って思うよな(判例に同旨)。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 21:35 ID:i7J63ylX
>>43 板付飛行場事件の被告と最高裁は左翼だよな(w
>>40 その文言には今ある所有権の価値観が凝縮されている。先人達が勝ち取った
権利の尊さとその功績を忘れないためにも今でもそういう風に言うことは
決して無駄なことではない。
左翼の定義がよくわからんね。
そもそも近代憲法は自由主義が根幹にあるわけだしね。
公共の福祉も、いわば最大多数の最大自由を達成するための調整原理に過ぎない。
ちなみに漏れは、自由主義者、国家権力の不当な人権侵害反対!
という意味では左翼。
でも靖国大好き、朝鮮人の戦後訴訟はいい加減にしれ、日の丸くらい掲げろ、
という意味では右翼。
>>48 先人達が勝ち取ったって封建時代の並存的所有権の否定とかでしょ。
所有権の絶対とは『持てる者の横暴を許容する思想』としか思えない。
市民革命当時とは社会背景が違うことを考慮すべき。
また、『所有権の絶対』とは資本主義社会にとって利益あるテーゼであることも見逃せない。
例えば、貧困地域における貧富の格差なき経済発展を考えるとき、国家により強力な経済政策が
必要であり、自由主義経済とは必ずしも整合的である必要はない。もちろん開発独裁を肯定する訳じゃないけどね。
漏れの場合、所有権の絶対を説明するときは必ず206条を参照して「あくまでも歴史的な考え方だ」と断っている。
51 :
50:04/08/26 22:10 ID:K1tS2pwx
そういえばロック的留保って私法学者はみんな知っているのかな。
>公共の福祉も、いわば最大多数の最大自由を達成するための調整原理
おいおい…
>>50 お前さんはお馬鹿さんか。わざわざ「価値観が凝縮されている」と言ったこと
から何も読み取れんのかね。それに普通参照するのは憲法29条だよ。上位法から
説明しないでどうすんのよ?
> 所有権の絶対とは『持てる者の横暴を許容する思想』としか思えない。
お前さんは思い込みが激しすぎる。法を勉強してるならもっとバランス感覚
を持ってください。
>>50 うーん、俺の理解が足りないせいか、言ってることがよくわからん。
所有権の制限とかが問題になるのって土地収用とか建築規制が
俺の頭ではまず思い浮かぶからかな。
税制による所得の再配分とかを批判するとき(リバタリアニズムはともかく)
所有権の絶対性を根拠にすることないんじゃないかなぁ。。。
あと、国家による強力な経済政策っていうのもようわからんな。
インフラ整備とかだろうか?或いは私法制度の整備とかか。
はたまた先進国に追いつけ的産業政策か。
>>49>>52 どのへんが普通の自由主義者なんだ・・・?
>>49は単なる勘違い君だろ。
左翼・右翼の別は、西欧の伝統から言えば、再分配政策を肯定するかにかかってる。
自由主義者が左翼とかいってるけど、右翼が自由主義者でなくして右翼たれる
状況ってどういう状況だよ(苦笑)
日の丸好きは、右翼ではなくて単なる帰結的権威主義(国家主義)。
その他の個別的論点を政治的立場の例として持ち出すのは、一般性についての単なる無理解。
他のスレも見たが、ほとんどゴミのような記事しかないな。
58 :
50:04/08/26 23:38 ID:K1tS2pwx
>>54 >わざわざ「価値観が凝縮されている」と言ったこと
漏れが「馬鹿」だからなのかも知れんが、これだけから一体何を読み取れというのかな。
それに、どのような価値観が凝縮されているのか、という点をこそ問題としたい。
当方としては今どき並存的所有権の否定を強調してどうする、と思うんだが。
無論、所有権の絶対の意義はそれだけじゃないだろうし、部族社会が未だ健在な地域等では事情が異なるだろう。
しかし、現在重要なのは独占禁止法や環境問題、経済格差の問題において「いかに大企業を規制していくべきか」
という視点じゃないのかな。ブルジョワの世紀にはブルジョワの時代に、現在には現在に相応しいテーゼがあって然るべきだろう。
それから民法を参照するのは所有権の定義を導くためという非常にツマラナイ理由です。
公共の福祉も口で説明してると思う(多分。今年は「人民の福祉は最高の法である」とかロックの話はしたな。
>左翼・右翼の別は、西欧の伝統から言えば、再分配政策を肯定するかにかかってる。
別にそんな事ねえだろう。勿論、左右の区別において再分配政策如何に対する判断は
一つの鍵ではあるが、それに「かかっている」は言い過ぎだろう。
だったらナチは左翼か、つー話になるし。
そもそも、左翼は「常に」再分配政策を強く推し進めるが、では右翼は再分配政策にたいし
「常に」常に否定的であるかと言えばそんなことはない。
左右の概念はいかにも政治的概念らしく、つまり学問的概念と全く違って、各人が自分の関心に合わせて
全く勝手に用いているに過ぎない。
無論、純粋に議論の便宜のため、再分配政策を強く推し進める側を左翼、それに反対する側を
右翼と定義することは自由だが。
60 :
50:04/08/27 00:08 ID:vyftP3lY
>>55 確かに経済的自由の強調が所有権の絶対と重なり合うとは限りませんね。
個人的に所有権の絶対の自然法臭さが嫌いなので、「坊主憎ければ・・・」
みたいな主張になってしまい
>>54の鼻についたのでしょう。
私は社会主義者でも共産主義者でもありませんが、資本主義とは単なる制度ではなく、それ自体ひとつの思想だと
思っているので、資本主義特有の概念があたかも人権と同様な普遍的なものとして扱われているのが気に食わんのです。
>>57 19世紀イギリス自由党のニューリベラル(アスキスら)の経済政策は
レッセフェールじゃなく、累進課税と社会保障という路線だったけど、
彼らは自由主義者じゃないのか?
今時の自由主義者でばりばりの市場原理主義なんてごく少数派でしょ。
それと、自己が帰属してる国家に愛着を持つのは別に自然なことで、
国家主義とは言わないでしょ。
国家主義は通常の定義では個人や社会より国家を優越させる考え
ってことでしょ。
19世紀の自由主義者は外交では国権主義であることが多かったけど、
(日本の自由民権運動もそうだ)普通彼らを国家主義者とは言わない。
>>60 >資本主義特有の概念があたかも人権と同様な普遍的なものとして扱われているのが気に食わんのです。
というか、法律論というより政治体制論だけど、資本主義を採用しない国で
人権が「普遍的なもの」として扱われて尊重された国なんて存在するの?
この板に書き込もうとする人なら、右翼・左翼なんて言葉つかわないでも
ほかに適切な術語使えるでしょ。右翼・左翼はNGワードに入れたほうが
意味不明なレスあぼ〜んできて便利なくらいでは。
>>62 それは全く次元の違うお話では?
>>58は資本主義を批判しているわけではなくて、所有権を他の人権と同列に普遍的なものとして
扱うことに懐疑的なだけで、私的所有権を否定しているわけではないでしょう?
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/27 01:16 ID:a4tDG1no
>>63 所有権を他の人権と同列に普遍的なものとして扱っても、感情的好き嫌いは別として、
別に不都合はないと思いますが。
ただ、それに対して加えられうる制約の根拠や程度が異なるだけで。
>>64 >それに対して加えられうる制約の根拠や程度が異なるだけで
まさに問題はそれで政治体制の採否とは直接関係はないでしょう?
私は
>>58とは別人なので議論を混乱させてしまうとまずいと思ったけど
急に話が社会主義体制に飛躍したので気になりました。
(話がそっちにいくとすぐ「〜はアカ」とか意味のわからんレスが付くので)
66 :
39:04/08/27 01:49 ID:Y84rK80g
>>65 住民が冷静に考えられるなら「〜はアカ」「〜はウヨ」といった不毛な争いを
避けられますよ。法を語る上で社会体制語ることになるのはやむを得ないと
思います。法は社会の反映なのですから。
…といったあとに反応するのもアレですが、
>>43はどういう左右感覚をしてるのでしょう。
戦後改革→個人主義→所有権絶対はどっちかというと左のような。
勘違いなのかもしれませんが。
そもそも右左って言ういい方がもう時代にそぐわない。
現在ある憲法体制をかえよう、というのは結局革新的思想ですから。
そういう意味では右翼の左傾化、とでも言えませんかね。いわゆる
「左翼」が望んでるのは保守ですし。
ウヨサヨアカなんてのはスレ、板をつまんなくさせるのでやめたほうがいいと解します。
右翼左翼は社会体制語る上で必要な気もします。革新、保守じゃ上記の通り曖昧かと。
>>66 詰まる所、「個人主義 vs 国民主義」って感じがするけどな。
もちろん当然スパッと割り切れるわけじゃないわけだが、根本的に言えば
「日本国があるのは個人のためだ」と考えるのか、そうでない別の理由があるんだ、
と考えるのか。石橋湛山の言葉を借りれば「人類として、個人として、人間として
生きるため」なのか、それとも「国民として生きるため」なのか、の違いだと思う。
日本では通常前者が左、後者が右、っていうのが俺の感覚。
>>66 >戦後改革→個人主義→所有権絶対はどっちかというと左のような。
ちがうだろ。
戦後改革→個人主義→社会権(再分配政策)の要求。これが「左」。
>>69 だとすると、「所得再分配政策は考えるが、個人主義的でない団体」
(共産党とか、組織至上主義的な革命志向組織とか)は
「左」ではないってことになるな。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/27 12:16 ID:c3V1L15j
>>70 共産党は前衛政党なので
「一般国民は個人主義でもいいが、党員は組織絶対服従」
「愚民どもは俺たちエリートの言うことに黙って従え」の裏返しでもあるが。
72 :
70:04/08/27 12:23 ID:sR7QGY4+
まあ、このスレ見ても、人により左右の定義はまちまちなのが
よくわかるがw、ただ、戦後の日本でマスコミなどで一般に見られた
語法としては
左翼=社会主義や共産主義に、より好意的な者
(好意的な度合いはあくまで他の者との比較。結局相対的概念だから)
右翼=戦前の制度や事物について復古主義的な者
(上記の「左翼」の定義の反対概念とはちょっと異なる)
という感じじゃないかと思う
一般的な語法としては、上でもわかるように、実は「左翼」と「右翼」は
それぞれの判断基準の次元がズレており、同一平面上で対になっている概念では
なかったのだと思う。
右翼・左翼の定義は別の「板」に逝ってやってくれ。
このスレでは論ずる益がないだろう。
>>70 >だとすると、「所得再分配政策は考えるが、個人主義的でない団体」
>(共産党とか、組織至上主義的な革命志向組織とか)は
>「左」ではないってことになるな。
「再分配」を要求した時点で「左」だよ。少なくともそう認識されてきた。
個人主義的左翼もあれば国家主義的左翼もあるということ。
右=保守からすれば、
自由・権利・個人主義・再分配・社会主義・共産主義・構造改革ですら
「現状の改変を志向するもの」は、すべて「左」と言えるのさ
(保守反動をのぞく)
もっといえば
右=保守というのは理性や論理による社会運営・改革に否定的で
伝統や慣習や経験による社会運営を是とする立場。
とすれば論理性を基礎に置く法学や法的思考そのものが
すでに「左翼的」ということになる。
法律問題が常にウヨサヨの話になってしまうのはある意味必然なんだな
76 :
39:04/08/27 15:11 ID:fmFe8z5L
>>75 論理と倫理の対抗問題になるんですね。
集団社会の基礎となる倫理は先人への畏敬を強め、
個人主義社会の基礎となる論理は目に見えるものを
しっかり確立させていこうとする。
私自身目に見えないものに縛られるのが嫌で法律に興味を
持ち始めました。
刑法とか民法だと一種落としどころは見つけやすいのですが
憲法のスレとなるとイデオロギー的な対立が出てしまうのは
不可避であると思います。
77 :
70:04/08/27 16:03 ID:sR7QGY4+
>>74 すると、「所得再分配」「福祉国家」という現状を否定して
より「市場主義」「経済自由主義」を強めようというふうな路線で
「現状の改変」を志向する者も「左翼」ということになるのだろうか?
(たとえばミルトン・フリードマンやハイエクのように)
>>67 まさか「参りましたごめんなさい」なんて言ってくれるわけないでしょ
粘着で煽ったり荒らしたりせずに消えてもらえただけで十分御の字よ
そもそも日本国憲法自体いんちきな存在。
>>79 なら革命でも起こしてくれ。
最近退屈しているんでな。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/27 21:35 ID:ZDy3+hae
憲法学者なんてブサヨの集団
小泉を始め誰にも相手にされてないの げら藁
82 :
39:04/08/27 21:59 ID:fmFe8z5L
>>67 そうですねw
と思ったら
>>81登場。ナイスタイミング。かわりに謝ってくれさい。
>>80 内乱の教唆ですよw
とはいえ憲法はインチキに見えないこともないですね。
私が思いつくその原因は二つ。
・憲法は弱者を守るもの。強き者にその必要性は見えない。むしろ邪魔。
・理想ばかり掲げて現実見ていない
とりあえず憲法のありがたみがわからない人は自分の恵まれた境遇を
知り、襟を正して欲しいですね。憲法が必要になる時。それは誰にだって
訪れる可能性があるのですから。
理想ばかり掲げているのは当たり前。それが憲法ですから。
その理想に向かって努力する。それがある意味憲法が我々に強力に負わせた
義務なのではないでしょうか。
世界を見渡しても「全世界の国民」の恐怖と欠乏を憎む憲法はそうありません。
確かにこの崇高な理想を現実に目指すのは非常に難しいです。
しかしながらそれは現実を理想に合わせようとする努力の必要性を示しています。
理想を現実に届く範囲に貶めるのが本当に正しいのか。
五輪に例えるなら金メダル目指していた選手が
「ライバルの伸びが思いのほか大きいのでとりあえず銀目指します」
って言ったら応援する気が萎えませんか??
憲法とは目指すべき理想なのです。
83 :
39=82:04/08/27 22:00 ID:fmFe8z5L
石原慎太郎先生の名言
「国会ですべきことは、今の憲法を歴史的に否定すること。(憲法前文は)醜悪。致命的な日本語の乱れがある。(前文や9条は)他国の人間が見たら皆笑う。」(00.11.30衆院憲法調査会)
85 :
39:04/08/27 22:18 ID:fmFe8z5L
石原は改憲ではなく廃憲論者ですからね。
美濃部さんに負けて以来のトラウマからまだ脱却できてない。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/27 23:12 ID:c3V1L15j
>>84 日本国憲法前文よりひどい法律の条文は、砂の数ほどありますが。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/28 00:20 ID:267M4Jux
>>19 うちの大学の教授何故かこれに思い入れがあるらしく
体ふるわせながらこの件について講義をやってた思い出がある。
もう冷静さを失ってた。
俺は実の親にレイプされようが何されようが親殺しはしちゃいかんと思うな。
穂積八束の民ポなんか作るから日本古来の美徳である忠孝がなくなっちゃうじゃんか
発言に同意します。
200条削減によって刑法典はその格調の半分は失われたと思えます。
俺は実の娘にどんなに欲情しようが何しようが娘レイプはしちゃいかんと思うな。
靖国参拝訴訟を起こす奴は日本人として屑。
だから父親を強姦罪で訴えればいいだけですよ
弁護士に相談すれば委員であって、殺しちゃいけないんですよ!
92 :
39:04/08/28 04:03 ID:ov9VhKxD
あれはレイプされたことで殺したのではないでしょう。
好きな人ができて結婚したいと言ったら反対され、さらに
レイプされたんです。
レイプされて即殺してたら子どももできない代わりに実刑
だったかもですよ。
>>88 事件が異常すぎましたね。不運なことです。
しまつた名前が残つてた。スマソ
>>92 最初にレイプされたのは中学生のときだけど
前に裁判官の自叙伝を読んでいたら、200条ノ2を作って
「父親として保護すべきでない場合は前条を適用しない」って加える案が出てたね。
元ネタは国会の法務委員会かな。
あの親父、そのまんまに放置しておいたら、娘の子供(孫+子供)にまで手だしかねんぞ。
このスレの左右の定義が一番分かりやすいですね。
うちのまわりなんかこうですよ。
左翼主張:
天皇は金正日と同じ独裁者だから、君が代を歌う右翼は北朝鮮に行け。
右翼主張:
左翼はまず法律を守れ。周囲と協調できないのなら同胞のいる北朝鮮に行け。
右翼=左翼=ファシストってことでいいんじゃねえの?
どっちもただのアホでしょ。
左翼がなにかやらかしたっていう事件の判例なら、刑事訴訟法の方が多いと思う。
「被告人は過激派グループに所属する者であるが・・・」
「政治闘争の一環として出廷を拒否し・・・」
「デモのために凶器を準備して集合していたところ・・・」
なんてのがウジャウジャ出てくる。
45年の危機迫る!国民よ決起せよ!大日本菊水会!
>>82 >理想ばかり掲げているのは当たり前。それが憲法ですから。
>その理想に向かって努力する。それがある意味憲法が我々に強力に負わせた
>義務なのではないでしょうか。
憲法は人権宣言部分において国家権力を制約して人権を保障し
統治機構部分において国家の統治機構を定めて授権するものであって
それ以上に国民に義務をおわせる類のものではない。
国民に理想を示して義務をおわせるとしたら、それは国民に対する
単なる思想や特定倫理の押し付けにすぎない。
>>102 法的義務ではなく精神的・理念的意味と考えればいいですけどね。
人権を保障するために、他人に義務を課せと騒いでる人がいっぱいいるじゃん。
自由とか権利とか義務とか利益とかわけわかりません。
原判決の確定した事実に法律を適用すると、被告人の所為は刑法一九九条に該当するので、
所定刑中有期懲役刑を選択し、右は心神耗弱の状態における行為であるから同法三九条二項、
六八条三号により法律上の減軽をし、その刑期範囲内で被告人を懲役二年六月に処し、
なお、被告人は少女のころに実父から破倫の行為を受け、以後本件にいたるまで一〇余年間
これと夫婦同様の生活を強いられ、その間数人の子までできるという悲惨な境遇にあつたにもかかわらず、
本件以外になんらの非行も見られないこと、本件発生の直前、たまたま正常な結婚の機会に
めぐりあつたのに、実父がこれを嫌い、あくまでも被告人を自己の支配下に置き醜行を継続しようとしたのが
本件の縁由であること、このため実父から旬日余にわたつて脅迫虐待を受け、懊悩煩悶の極にあつたところ、
いわれのない実父の暴言に触発され、忌まわしい境遇から逃れようとしてついに本件にいたつたこと、
犯行後ただちに自首したほか再犯のおそれが考えられないことなど、諸般の情状にかんがみ、
同法二五条一項一号によりこの裁判確定の日から三年間右刑の執行を猶予し、第一審および原審における
訴訟費用は刑訴法一八一条一項但書を適用して被告人に負担させないこととして主文のとおり判決する。
生まれてきた子もじいちゃんが父親だなんていやだろうなー。
「まったく無価値の人生だといえるほどまったく何も考えず無為に暮らす
人々がいるとしても,そのことから生ずる社会的コストは無視するに足る
ものであり,他方,無為に日々を過ごす人々から憲法上の利益を剥奪
しようとすれば莫大なモニタリングのコストがかかるので(価値の比較不能性
からすれば,無為に日々を過ごしているか否かを他者が判断しうるかも
問題である),結局は普遍的に人を個人として尊重するほうが安上がりであろう。
さらに,別の応答の仕方は,こうした人は非立憲主義的独裁の下でも
鼓腹撃壌の人生をつつがなく送る人であって,近代立憲主義の下で
憲法問題に直面することも無く,そのため彼(女)が憲法上尊重に値する
個人か否かを論ずる実益もさしてないというものである。」
長谷部「憲法学から見た生命倫理」樋口編『国家と自由:憲法学の可能性』p.349以下
松井『日本国憲法』第二版 p.42
日本の学説のリベラリズムは,一方で自然権としての自由の保障を
憲法の目的と捉えつつ,財産権や経済的自由については福祉国家実現
のために積極的な制約を容認し,しかも生存権をも自然権として認める
特殊日本的福祉国家型リベラリズムなのである。
しかし,その結果として一方では多くの競争制限的な規制が福祉国家の
名の下に許容され,他方では生存権保障の名の下に個人の自己責任を
問うことなく社会の問題について政府の責任を認める考え方が支配してきた。・・・
しかしプリュラリズムの憲法観では,憲法は市民の政治参加のプロセスを
保障したものであるから,政府がどのような役割を果たすべきかは,憲法に
よって定められる問題というよりは,政治の問題と考えられる。それゆえ本来
福祉国家への途は憲法の中で定めるにはふさわしくなかった事項であるし,
ましてや福祉国家の実現を裁判所によって執行されるべき国民の権利として
保障したことは不幸な選択であったと考えざるを得ない。
110 :
なぜと考えようね:04/08/31 12:21 ID:SsukN66j
なぜと考えようね
111 :
なぜと考えようね:04/08/31 12:22 ID:SsukN66j
なぜと考えようね
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/01 17:33 ID:lZ/+spdn
>>112 おー、すげー。判例を作った男ですよ。
> 共著『MEMOがとれない−最高裁に挑んだ男達』有斐閣(1991年)
なんてあるし。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/01 22:28 ID:HsHXe3o+
ざっとこのスレ見たけど中々興味深かった。
政治イデオロギーにおける左右の概念ってあくまで便宜的・相対的なものなんだよね
ま、分かりやすいから使い勝手が良いってのはあるけど
2chじゃあまりに軽率に使いすぎだよ。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/01 23:29 ID:IO8Svqff
本来サヨクは明確な概念なのだが、
法学だけが異常なのだ。
法学では、伝統的に講座派マルクス主義が力を持ち
日本を絶対主義天皇制の前近代社会と規定した。
そのため、まず反封建の民主主義革命をめざして、
社会主義を先延ばしにした。そして
民主化の統一戦線を追求したために、
戦後民主主義的で近代主義的・市民主義なリベラルと
癒着が生じた。たとえば民科・法社会学。
だから、経済学や哲学のように労農マルクス主義ならば、
社会法や福祉国家が目標となるだろうが、
日本のサヨク法学では市民・人権・民主主義の崇拝が生じる。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/02 06:51 ID:8yOll/bd
>>97 結局北朝鮮=悪ということで日本は一致してるんだな
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/02 14:53 ID:cMkgPkYD
なんと、北朝鮮にも成文法の憲法があるらしい!!
形骸化という点では日本国憲法と仲間だが・・・
>>177 近代立憲主義的意味の憲法かどうかはともかく
国家の基本法という意味での憲法なら
どんな国家にもあるだろう
119 :
117:04/09/02 16:32 ID:cMkgPkYD
>>117 北朝鮮が、金正日の言葉>>>>>>超えられない壁>>>>>憲法 だからね。
憲法違反だなんて言うだけで収容所行き。
形骸化ではなく、はなから無視。
>>118 めっちゃ近代憲法の体をなしてるよ。社会主義国だもん。
そもそも左翼思想自体がそういうもんでしょ。
伝統や宗教などの、理論で割り切れないものは全て悪。
社会主義国にせよナチスにせよ、一党独裁国家の場合
党が事実上国家機関より上なんだよね。
党が権力集中体制をとってメンバーを縛っているため
国家機関のポストについた人間(党員)も、
党の決定に準拠して動く。
しかも政権交代がありえないから、結局
実質的には国家の意思決定をするのは
党だということになってしまう。
仮に憲法で人権保護がうたわれていても、
それは国家をしばるものにすぎず(それも怪しいが)、
党をしばるものではない。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/03 18:37 ID:pecfuWv+
日本の平和主義って、日本に革命起こそうとしている極左な人々に利用された面もあるんじゃないの?
砂川事件などそうだが、恵庭事件、長沼事件などを見ると、庶民を煽って、強引に憲法論争に持ち込んでいるような気もしなくも無い。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/03 18:41 ID:ycnV0iLq
>>122 成田闘争のことかー!(平和主義とは無縁だが)
土地収用でもめていたのに、いつの間にかゲリラの花火大会会場になってしまった。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/03 18:42 ID:Mygb5lHg
>>120 個人の人権と権力分立を認めていないものは「近代憲法」
とはいえない。これ常識。
マルクス主義に基づく社会主義憲法は「近代憲法」とは
いえない。彼らは「現代」を僭称しているようだが。
近代憲法とは、立憲主義憲法のこと。
125 :
122:04/09/03 18:43 ID:pecfuWv+
生き証人の光臨キターー!!
>>124 「近代憲法」というと、単に「近代以降の時代につくられた憲法」というふうに
受け取られる恐れがあるから
「立憲主義的憲法」とか「立憲的意味の憲法」
というふうに言うのがいいと思う。
まあ、最後の一行と同じことだけど。
>>124,126
なるほど、それは知らなかった。教えてくれてありがとう。
だが、北朝鮮憲法に目を通されてからレスされてますか?
北朝鮮憲法(抜粋)
第64条
国家は、すべての公民に真の民主主義的権利及び自由、
幸福な物質文化生活を実質的に保障する。
第67条
公民は、言論、出版、集会、示威及び結社の自由を有する。
国家は、民主主義的な政党、社会団体の自由な活動条件を保障する。
第68条
公民は、信仰の自由を有する。
この権利は、宗教的建物をたてたり、宗教儀式などを許容することで保障される。
宗教を外部勢力を引き入れ、又は国家社会秩序を害することに利用することはできない。
第74条
公民は、科学及び文学芸術活動の自由を有する。
国家は、発明家及び創意考案者に配慮を払う。
著作権及び発明権、特許権は、法的に保護する。
第75条
公民は、居住、旅行の自由を有する。
第77条
女子は、男子と同一の社会的地位及び権利を有する。
第87条
最高人民会議は、朝鮮民主主義人民共和国の最高主権機関である。
第88条
最高人民会議は、立法権を行使する。
第89条
最高人民会議は、1般的、平等的、
直接的選挙原則により、秘密投票で選出した代議員で構成する。
第105条
国防委員会は、自らの活動について、最高人民会議の前に責任を負う。
第116条
最高人民会議常任委員会は、自らの活動について、最高人民会議の前に責任を負う。
第117条
内閣は、最高主権機関の行政的執行機関であり、全般的国家管理機関である。
第126条
新たに選拳された内閣総理は、内閣成員を代表して、最高人民会議において宣誓を行う。
第160条
裁判所は、裁判において独自的であり、裁判活動を法に依拠して遂行する。
第162条
中央裁判所は、自らの活動について、最高人民会議と、
その休会中には最高人民会議常任委員会の前に責任を負う。
こういうときこそレーベンシュタインの存在論的分類ですよ
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/04 13:10 ID:NqZmeiB0
>第64条
> 国家は、すべての公民に真の民主主義的権利及び自由、
>幸福な物質文化生活を実質的に保障する。
「国家は・・・保障する」「公民に」「真の」「実質的に」
というところが、「個人の自由」を核とした「人権宣言」とは言い難い。
立憲主義憲法は、人権宣言と、権力の分立を中心とする統治に関する規定
からなるもの。(アメリカは最初、人権宣言を省略していた。ただし、
独立宣言や、バージニア権利章典があったし、自然法思想もあったから
必要ないと思われたのか・・・この点は専門家じゃないのでわかりませんが。
「修正条項」が人権宣言)
>>130 共産圏とかマルクス主義者などが「『真の』民主主義」「『真の』自由」とか
「『実質的に』保障いうときの「真の」「実質的」ってのは、
特徴的なレトリックだよ。
つまり「近代立憲主義の民主主義や自由というのは
ブルジョワ自由思想にもとづく『偽りの』『形式的、表面的』な
ものだ」ということが前提になっている。
つまり「一見、民主主義や自由主義でないように
見えるけれども、実質的には真の民主主義や自由主義のために
なることを、国家権力がやってくれている。だから正しい」
というニュアンスが含まれているわけだ。
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/04 18:31 ID:L/Ja086u
>>131 社会主義国家だから仕方ないのだろうが、
マルクス主義の政治理論が強調されているために、
ローマ以来の法学の伝統が邪魔者扱いされているみたいだな。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 17:15 ID:1RZ+M5Wm
マルクス主義が表向きには民主主義、平等、人権尊重と言った
近代立憲主義と同じ理念を掲げているせいで、19世紀以降、議論が
非常に混乱している。その上第二次大戦でソ連もデモクラシー勢力
としたプロパガンダが撒き散らされたせいで、一層混乱に拍車が掛かってる。
マルクス主義と近代立憲主義の大きな違いは、法の下の平等と自由主義の
精神があるかないか。
日本の左翼系の言動を注意して追っていけば分かるけど、民主主義(といっても
彼らの言うのはプロレタリア独裁って意味だが)や平等という言葉は口にしても、
自由主義を擁護することは絶対にない。ブルジョワの財産権の保障は明確に
否定してるし、表現の自由は主張するが、あくまでそれは自分達の反体制活動
のための手段としてであって、自分達に敵対する言論に対してはアジ・プロや
訴訟などの手段を選ばず封じ込めようとする。
マルクス主義は近代の生み出した鬼っ子だよ。
134 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 17:50 ID:d5DzjdZz
>>133 我が国憲法の下でも共産革命は可能とする説もあることから
わかるように、共産主義それ自体と近代民主主義はそんなに遠い
ものではないな〜。例えば旧ソ連でも財産権が完全に否定されて
いたわけではなく、あくまで「生産手段の私有」「契約自由の
原則」が否定されていただけであるな〜。これは、わが憲法の
「公共の福祉に適合するやうに」の解釈いかんで取り得る構造で
あるな〜。これは逆に言えば、我が国憲法も一定の財産権の制約を
当然に予定しているということだな〜。
旧ソ連におけるデュープロセス、表現や参政の自由等の保障の
不完全さは、ロベスピエール、ナポレオン期のフランスや
ヒトラー期のドイツ、旧資本主義陣営の第三世界各所においても
広範に見られた事象であって、共産主義に特有のものでは
ないな〜。そして、共産主義に特有のものでないということは、
我が国が再びそこに落ちることが、我が国が共産主義を取らなくても
十分にありうるということを示しているな〜。
共産主義の特徴及び失敗は専ら経済面に着せられるものであるな〜。
135 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:04 ID:d5DzjdZz
なお、現行ドイツ基本法においては反民主主義的言論や活動は
禁止されており、その限りにおいて今のドイツは言論弾圧国家だと
いうこともできるな〜。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:11 ID:WKwzlFLT
全然違うよ。
わが国の憲法で共産革命は無理。
近代立憲主義は、個人主義の基づくもの。
個人主義の理念に基づかないものは、立憲主義とは異質なものになる。
共産主義の特徴及び失敗はまずもってその人間観に帰せられるもの。
たとえば、性善説=その裏に隠れた人間を同質なものと見る見方
=全体主義的平等主義、そして、人間が真理を認識できる=
真理はひとつである、という絶対主義的な認識論→知的エリートが
「真理」に到達しうるという発想→それ以外の民衆は知的エリート
の到達した「真理への道」に従うのが、幸福の実現であるという
考え。そのカリカチュアは「将軍様」だが、本質は同じ。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:13 ID:WKwzlFLT
138 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:16 ID:d5DzjdZz
さらに、完全なる三権分立が立憲民主主義の絶対的基準だとすると、
立法府と行政府が実質的に重なりあう議院内閣制を取るわが国は
立憲民主主義国家ではないということにもなるな〜。従って、
完全なる三権分立を立憲民主主義のメルクマールとするのは
難しいな〜。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:18 ID:WKwzlFLT
136を補足。
「幸福な人間はみな同じように幸福だけど、不幸な人間はいろんな
ふうに不幸だ」って言った文学者がいたが、
人間の考える善も、おなじように、だいたい同じところに帰着する
んだと思うよ。だから、性善説をとると、人間は皆同じ様なもの
という見方に陥りやすい。
しかし、人間の考える悪の態様はきわめて多様だから、人間の本性は
悪かすくなくとも悪性を常に持つと考えると、人間はそもそも
多様なものだということになる。
140 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:19 ID:d5DzjdZz
>>136 他説批判の際に自説を繰り返すだけってのは余りにセンスがないな〜。
法律家には向いてないな〜。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:21 ID:WKwzlFLT
>>138 メルクマールは「権力分立」。しかも、自由保障の手段としてだ。
いまは三権だけでない多元的な見方もある。
いい加減な中学生的でたらめ垂れ流すの止めたら?
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:21 ID:WKwzlFLT
>>140 法律家に全く向いてないのは君。
この板際立って水準が低いね。
143 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:27 ID:d5DzjdZz
例えば多くの共産主義憲法には「反動勢力=ブルジョアジーへの
敵対」が記載されていたりするわけだが、これは共産主義が完全なる
性善説に基づいていないことを意味するな〜。
また、中国は経済体制を資本主義化したがその政治体制に変化は
ないな〜。これは、経済体制と自由主義/管理主義にそこまで
強い相関がないことを示しているな〜。
144 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:33 ID:d5DzjdZz
>>141 例えば中国憲法やら上にあがっていた北朝鮮憲法でも司法権の
独立に係る明文があるし、我が国旧憲法にも同様の規定があるな〜。
また例えば戒厳令下の韓国では大統領令による人権制約が行われて
いたわけだか、その当時も今も韓国が共産主義を採ったことはないな〜。
>>142 司法試験管理委員会は「向いている」と言ってくれたわけだが(w
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 18:38 ID:WKwzlFLT
>>144 一生司法試験板から出てくるなや。
お前は予備校教師が関の山だろ。
法学が学問かどうか知らんが、ここは一応「法学」板であって、
トンデモやハッタリを書き連ねるところじゃないんだよ。
146 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:44 ID:d5DzjdZz
>>141 通常は用いない「三権分立」という言葉を使ったのは、まさに
「三権分立はメルクマールにならない」と示すためであって、
国民の権利保護の観点から最も重要なのは司法権の独立及び
それの行政・立法に係る審査権であるな〜。
我が国が共産主義を採ったことはないが、旧憲法では右の後者の
点につき不十分であったな〜。このことから、権力分立の不十分が
共産主義に特有の問題ではないということができるな〜。
>>144 だな〜は財務省のキャリアってどこか@経済板で読んだけど...ドロップアウト?
148 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:55 ID:d5DzjdZz
>>145 オレが諸々の具体例を挙げているのに対し、お前からは具体例の
提示は一つもないな〜。
まさにお前のいう通り人間は多様であって、従って同一の命題に
関し解釈が異なることもしばしばだな〜。それ故、主張における
具体例と論理性が重要となってくるな〜。
お前は、「人間は多様」といいつつ、自分と違う意見をも
少なくとも検討してみるという姿勢を凡そ持っていないな〜。
それ故、オレは「お前は法律家に向いていない」といったのだな〜。
149 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 18:58 ID:d5DzjdZz
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/08 19:23 ID:IWRvaMPw
ところで裁判所は資本主義(≠自由主義)を擁護することは可能なのだろうか?
経済分野の規制法の立法裁量を広く解するなら難しいような気もするが。
前段は、自由放任(市場)主義を前提としていて
後段は、福祉国家を前提としているから、誤解が生じているのでは。
152 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 19:43 ID:d5DzjdZz
>>150 まず、憲法に「資本主義」の文言はどこにもないし、仮にあったと
してもその定義が多義的あるから、「裁判所が資本主義を守る」と
いう事態は想定しがたいな〜。
憲法は完全な資本主義でも完全なる共産主義でもなく、修正資本
主義を採る趣旨と解されるところ、修正資本主義は限りなく
完全な資本主義から限りなく完全な共産主義の間のいかなる
経済体制をも含むから、法原理機関たる裁判所には判断がつかない
ってことだな〜。
153 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/08 22:58 ID:d5DzjdZz
>>151 文言上、第29条第1項を無産主義の否定以上の意味に解するのは
困難だな〜。
私有財産制度を保障していないと解するのも困難だな。
憲法制定権力が行使されれば、憲法を破棄することも廃止すること
もできるから、別に改正にこだわることもないよ。
ただ、制憲権の主体が望まなければ社会主義にはならないだけ。
>>152 「共産主義」って、国家が死滅した状態のことだよ。
少なくともマルクス主義の定義では。
一国社会主義というのはありえても、一国共産主義は
ありえない。
法が死滅するかどうかについては、マルクス主義法学者
の間にも異論があるようだが。
155 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/09 01:56 ID:4dAsin+X
>>154 凡そ私有財産権を否定した憲法は見たことがないな〜。最低限、
コモディティーに係る私有財産制度はどんな国にもあるはずだな〜。
であるから「無産主義の否定」としか解し得ないと書いたのだな〜。
つまり、私有財産制度の否定はできないが、その範囲がどこまで
及ぶか(コモディティーだけか、土地・企業までか、奴隷までか、
等)は29条1項だけからはわからん、という意味だな〜。
「共産主義」の定義は理解したな〜。通常の語法における意味
(いわゆる共産圏の国家運営理念)で使っていたと理解して
ほしいな〜。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/09 03:30 ID:Q4aAbAqn
「通常の語法における共産主義の定義」は、私有財産制度の否定だよ。
社会主義ですらそうだ。だから、治安維持法は「私有財産制度を否定し・・・」
ってわざわざあげたわけ。
「通常の語法における共産主義の定義」においても、「共産主義社会」という
のはあるが、「共産主義国家」というのはない。社会主義国家という語法は
あるが。このことはマルクス主義以前の、空想的社会主義の時代から同じだと
おもうが。
157 :
だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/09/09 09:11 ID:CydLJswn
>>156 治安維持法がそう規定されていたとしても、それも同様に
「無産主義の否定」としか解し得ないわけで、仮に経済体制の
ソ連型への変更までを否定する趣旨ならば起草者がバカだった
だけだな〜。
それと、マスメディアはずっとソ連や中国、東ドイツ等を共産
主義国家と呼んで来たわけで、それをもって「通常の語法」と
いっているわけだな〜。
「私有財産制度が否定された状態」とは凡そ消費財に関してまで
自己の所有権を主張できない状態であって、旧ソ連等でもそこまでは
行っていなかったから、旧ソ連でも私有財産制度が否定されていた
とはいえないのだな〜。我が国に比し著しく制限されていたとは
言えてもな〜。そう解さねば、ダャーチャで作っていた自己消費
用の大根を盗んでも窃盗罪が成立しなくなってしまうからな〜。
158 :
人民:04/09/16 20:42:26 ID:3XE4n895
>>157 なるほど、「コモディティ、消費財」の「私有」をおよそ否定した憲法は確かに
存在しないだろう。
しかし、政治体制論の文脈でいう「私有財産制」とは、「最低限、コモディティの私有を認める、
無産主義ではない制度」ではなく、はっきり「生産手段=資本の私有を認める制度」という意味
ではないのだろうか。
たとえば中国は2004年に憲法を改正し、はじめて「私有財産権の保護」を
憲法でうたうようになった。これ以前の中国でも、大根の類のような「コモディティ、
消費財」の私有が一切認められなかったはずはないから、わざわざ2004年の改正で
明言した「私有財産」とは、「消費財」ではなく「生産手段」という意味だろう。
また、別な例になるが、マルクスの『家族・私有財産・国家の起源』でいう「私有財産」も
「大根の私有」のレベルの話をしているのではなく、主眼はあくまで「生産手段の私有」だろう。
戦前の治安維持法も、立法時の社会的文脈から考えると、どこの国にも存在しえなかった
「消費財の私有すら否定する思想」を念頭においていたのではなく、「生産手段の私有を
まったく認めない思想=共産主義」を敵視して立法されたことは明らかだろう。
このような流れから考えると、日本国憲法29条の「財産権」は、生産手段の私有を原則として
認めたものと解する方が自然であろう。そのうえで、あなたの言うように、「修正資本主義」を
採用したと考えるべきである。
なお、修正資本主義という概念には確かに幅があるわけだが、
「修正『資本』主義」というからには、最低限、理念としては、「資本家」の存在、
すなわち資本≒生産財の私有の余地が(制約がありうるのはもちろん別として、理念としては)
残っていなければならない。
政策的制約のレベルではなく、理念・原則のレベルで資本家の存在を否定するなら、
そういう体制を呼ぶ名称としては、少なくとも「資本主義」とは呼ばないのが通常の語法だろう。
159 :
人民:04/09/16 20:48:24 ID:3XE4n895
>>153 >文言上、第29条第1項を無産主義の否定以上の意味に解するのは
>困難だな〜。
しかしながら、その困難なことをやってのけた例があるようだが・・・。
↓
伊藤正己「憲法」P36
「まず、(29条)1項は、私有財産制を制度として保障しているとみることができる。
・・・もっとも、その私有財産制度の中核をなすものが何であるかを明らかにしない
限り、その指導原則の意味は不明確なものとなる。それについて、人間が人間
らしい価値ある生活を営む上で不可欠な物的手段の享有であると解く考え方もあるが、
日本国憲法がそのような理解を導き出すための規定を他のどこにも特にあげていない
ことをみると、生産手段の私有を基礎とした資本主義の経済体制のことであると
考えるのが適当であろう。最高裁判所は、労働組合による生産管理が問題とされた
事件で、わが国の法律秩序が私有財産制度を基幹として成り立っていることを
明示している。そのようにとらえることは、また、22条1項の営業の自由の保障との
関係で、調和した理解を生むことになる。」
160 :
158訂正:04/09/16 20:51:14 ID:3XE4n895
×どこの国にも存在しえなかった「消費財の私有すら否定する思想」
↓
○どこの国でも存在しえなかった「消費財の私有すら否定する体制」
無産の思想自体は存在していたな。失礼。
「だな−」さんは間違いなく俺よりも優秀で博学だと思うが、口調がちょっと気持ち悪い…
無理にキャラ付けようとしている点がどうも…
何でまた特殊な口調にしてるんですか?
162 :
法の下の名無し:04/10/21 18:22:27 ID:R2aYqpNl
このスレ面白いからageて後で読もう。
163 :
法の下の名無し:04/10/24 23:17:10 ID:coK/2cyr
合憲判決もらうために最高裁まで何年も争うのかね〜
164 :
法の下の名無し:04/10/26 17:39:21 ID:auNRmUOM
今井君のような奴が中学校で暴れまくって
そのことを内申書に書かれて高校全部スベった事件にはワラタ
165 :
法の下の名無し:04/10/26 22:37:16 ID:E3bOQ+pQ
そのひとが、国会議員になったんだモんナ〜
でも前回落選したんだな〜
167 :
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:04/11/06 04:12:22 ID:C6EqVflG
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