自然法論 vs 法実証主義

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296法の下の名無し:2007/09/01(土) 20:46:54 ID:OnFNNGQl
それは違うだろ。ストア学派は自然法知ってるけど憲法なんて知らんぞ。
297法の下の名無し:2007/09/02(日) 21:52:26 ID:1lm5/LjH
ギリシャ哲学的・キリスト教的伝統に基づく理念
298法の下の名無し:2007/09/03(月) 15:02:59 ID:HHsNYxiR
広すぎるw
299法の下の名無し:2007/09/04(火) 22:29:01 ID:2VwCutHU
ならわし
300法の下の名無し:2007/09/22(土) 22:23:38 ID:XrmbIX8d
キリスト教信者でもなければ、自然法は理解できん
301法の下の名無し:2007/09/23(日) 00:23:18 ID:Dz11faM/
ローゼンの「隠れた変数(局所性)」の証明については、
自然法論が肯定で、実証法論が否定でおk?
302法の下の名無し:2007/10/02(火) 01:48:36 ID:e/q0P5/R
習慣法でいいんだよ
303法の下の名無し:2007/10/24(水) 11:13:58 ID:/AG9E3Cf
2004年09月17日
Natural Law とNatural Right
http://libertarian.seesaa.net/article/37254707.html

日本やヨーロッパなどの大陸法諸国、社会主義、共産主義諸国は、全てLegalPositivismであるが
制度を改革するうえで、まず乗り越えなければならないのは、思想としてのPositivismであり、また
(制度の根幹としての)LegalPositivismだろう。
だからこそ、Positivismに根本的に対立したハイエクーポパーの哲学が、現代的に未だに重要な意味があるのである。
社会主義、共産主義の思想は、ヘーゲルーマルクスに至るまで、哲学的にはPositivismであり、それに全面的に
対抗するリバタリアニズムの政治思想としての根本は、そのpositivismに対するアンチテーゼである。つまり
Natural Law,Natural rightsを主張することは反Positivismとイコールである。そしてポパーの場合は、それが
まさにCritical Rationalismなのだ。ハイエクはポパーの哲学を”我々の哲学”と呼んだが、彼らの哲学は
Positivismに対する徹底的な批判だ。これを絶対主義だなんだとさらにいいかげんなLabelingを
してはいけない。

ハイエクの後期の仕事が、初期の経済面におけるConstructivism批判を超えて、制定法の根源的批判として、
LegalPositivism批判へとフォーカスしていった事の意味が分からなければ、リバタリアニズムにおける
ハイエクのPerspectiveが見えていないことになる。
Positivism,Legal Positivismは、20世紀の負の遺産であり、設計主義とワンセットとなっている。そして、
社会主義=設計主義は、経済システムよりも、むしろその法システムの部分の影響が、はるかに強大なの
である。経済システムを政府コントロールで動かす権力の源泉が法律なのだから、これは当然のことだが。
304法の下の名無し:2007/10/25(木) 01:22:00 ID:gAQT3T7r
人間が登場したのは地球の歴史を一日にたとえると深夜0時数秒前
だというのに、

偶然のキッカケで恐竜の時代(人間の時代よりはるかに長い)が終わった
にすぎないのに、

自然法なんかあるわきゃーねーだろ。
305法の下の名無し:2007/10/26(金) 22:15:33 ID:SGNLpfIG
自然法VS法実証主義ってなんか意味無いよね。


結局裁判で争われるのは実定法であってそれ以外は
裁判規範性を有して無いしね。大体、正義の理論とかは
立法過程の中で解決されるものであって、裁判官が
勝手に想像するものではないと思う。

自然法論者には「絶対正義の概念が存在するからそれを
実定法よりも上位の規範とすることができる」とか言ってるけど
そこまで言い切れるものなら立法されてしかるべきでしょ。
されてないということは結局国民にとって「絶対的正義」ではないんだよ。
306法の下の名無し:2007/10/31(水) 17:46:30 ID:OFJcQ6hl
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307法の下の名無し:2007/10/31(水) 23:43:55 ID:g+KxkID4
ユス・コーゲンスはどうすんの?
いつまでも、お花畑の世界市民用語ってうっちゃって
おくわけにはいかんでしょう。
308法の下の名無し:2007/11/05(月) 00:29:56 ID:XhXp0bfI
うっちゃっておいてよい。ていうかユスコーゲンスなんかどうてもよくて、
鯨くいたいんだけど。
309法の下の名無し:2007/11/05(月) 16:29:31 ID:09QpRWzZ
人間の生物的諸制約と自然法が整合する
310法の下の名無し:2007/11/05(月) 19:53:03 ID:10FKT6uD
>>309

意味不明。
311法の下の名無し:2007/11/11(日) 06:47:42 ID:3RPCCvmb
欲望や痛覚的反応が自然法を規定する
312法の下の名無し:2007/11/11(日) 22:29:29 ID:pK/Klhen
やっぱり世界はオマンコだっぺ
313法の下の名無し:2007/11/28(水) 16:36:47 ID:o/v8pBY/
あげ
314法の下の名無し:2007/12/05(水) 07:51:21 ID:fZ+N5rS0
自然法ってよく学校のパンフとかに書いてあるリーガルマインドのこと?
ことばに出来ないけれど、大切なバランス感覚みたいな。
315法の下の名無し:2007/12/05(水) 18:13:51 ID:wCrFKTmO
自然法論=伝統・道徳・宗教といったもの
法実証主義=多数主義・弱肉強食

どちらも事実としてあるんだし、どちらが優れてるとか
対立させても有益ではないよな・・・悪魔で二大理論
として乗っけておくべきでしょ
316法の下の名無し:2007/12/06(木) 22:21:22 ID:wNerw4KN
正直、裁判所に正義は無いと思ったね。
この山川家とやらも滅びた方がいいよ。

http://life8.2ch.net/test/read.cgi/x1/1129388829/

706 名前:離婚さんいらっしゃい[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 04:33:34
一家もろとも滅びろ。
小松島市、山川家。


714 名前:離婚さんいらっしゃい[] 投稿日:2007/11/21(水) 15:22:02
>>706
これか?
http://divorce.txt-nifty.com/subemuko/


725 名前:離婚さんいらっしゃい[sage] 投稿日:2007/11/27(火) 20:10:16
>>706
>>714
これだ!
間違いない。

http://104.infoseek.co.jp/wtel/name?knj=%F1%D1%F1%CC&svp=&indata=%BB%B3%C0%EE%BE%A6%BB%F6&indata2=%BE%AE%BE%BE%C5%E7&indata3=&indata4=
317法の下の名無し:2007/12/07(金) 14:29:27 ID:JlnI6gjW
哲学とは、高い知能を持った人間が勝手に作ったものであり
そもそも自然界に存在するものではない。
論じるだけ意味を持たない。だからどっちでもいいのでは。
318法の下の名無し:2007/12/09(日) 15:45:48 ID:ly/QQ6qI
むずかしいな
319法の下の名無し:2007/12/13(木) 23:35:22 ID:RgI2Tv5P
そもそも人間も自然界がなければ生きていられないんで
他の人間が勝手に作ったと思うなら、哲学という知を
愛する度量が人としてないのは当然だろう。。。
320法の下の名無し:2007/12/16(日) 12:34:56 ID:XVRpXE//
おまえは何を言ってるンだ・・・
321法の下の名無し:2008/02/01(金) 20:02:00 ID:dMZ++Ton
結局日本の法律の議論は、自然のいいところは残し
悪いところを実定法で修正して・・・という美味しいところ取りになるんだろ
322法の下の名無し:2008/02/18(月) 18:03:17 ID:OxWS4a0B
法実証主義を自然法論で誤魔化してるだけでは?
323法の下の名無し:2008/02/29(金) 00:57:36 ID:QqHO1nun
「自然法」における「自然」とはnatureではない
それは伝統であり習慣だ
「法以前」を指す。より具体的には憲法以前。
324法の下の名無し:2008/02/29(金) 03:32:46 ID:plHsFElw
http://www.soejima.to/seminar/wd200107.html

さて、ここで注意していただきたいのは、「自然権」も、「人権」も大きくわければ「自然法」という立場に
属している、ということである。簡単にいえば、ある法について「道徳・正義・倫理が100%その法に反映
されていなければ法ではない」と考える人はとにかく「自然法派」に属すると考えて間違いない。
副島氏の「世界覇権国アメリカ〜」の276ページの図を参考にしてあらわしてみると以下のように
大柄な対立構造がわかる。

自然法(自然権・人権・アニマルライツ・フェミニズムを含む)

× ――――――――――――――――――

人定法(実証法)

このように法哲学では大まかに言えば「自然法」と「人定(実証)法」という二つの思想の対立があるのである。
例えば「自然権」と「人権」との争いでも、それは自然法という枠の中の争いである、ということがいえよう。

法哲学の議論は、今も昔も自然法と人定法の二大思想の争いの中で行なわれているのである。
325法の下の名無し:2008/04/25(金) 21:59:28 ID:WmT8jnGQ
「副島隆彦の学問道場」(気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板)
[852]下の「850」番の自文を 補足・説明しておきましょう。 投稿者:副島隆彦投稿日:2008/04/21(Mon) 07:23:02

さて、ナチュラル・ラー派(アリストテレスが一応こっち。エドマンド・バークがこっち。アメリカのリンカーンも、
こっちとされる)から分離したこのナチュラル・ライツ派(自然権派、日本の福沢諭吉はこれだろう)を更に微分して、
ヒューマン・ライツ(人権、human rights )派が生まれました。これが、現在のモダン・リベラル派(かつての
社会主義者も含む)だ。
そして、このヒューマン・ライツ派(現代人権派、国連憲章、日本国憲法などを生んだ思想)をさらに3回微分したのが、
現在のアニマル・ライツ派(自然環境保護派、動物虐待禁止派、動物だけでなく樹木にも意思があるとまで考える)である。
今も少数派である。

このほかに、ジェレミー・ベンサムが作った、ポジティブ・ラー(positive law 、 人定法)派がある。このポジティブ
(ポズィテイブ)・ラー派が、ユダヤ人のラチオ、リーズンの「合理と理性」の思想すなわち拝金と強欲の思想を源流として
持つ派である。ドイツでは、戦後に、「法実証主義論争」(ハーバマス・ルーマン論争)とかを自覚的にやった人たちである。
この「法実証主義(ほうじっしょうしゅぎ)」という悪い訳語で表される、リーガル・ポシティビズムlegal positivism
「法人定法派」の思想は、ナチス・ドイツの運動と共に、一応、敗れ去って、ドイツでも滅んだことになっている
(ラートブルフの反省、転向)。しかし、イギリス人の法思想家の「コンセプト・オブ・ラー」(「法の概念」)の著者の、
・・・などで、英米世界にも、実務の裁判官を含めて生き残って密かに繁栄している。
これが、ハーバード大学とシカゴ学派の融合である「ラー・アンド・エコノミックス」(法と経済)派である。マイケル・
ポスナーが今もこの派の指導者だ。

シカゴ学派を生んだひとりの、明らかにナチュラル・ラー派である、思想家フリードリヒ・ハイエクは、自分の弟子だった、
ミルトン・フリードマンが、「マネタリスト」という金融(金銭)中心の経済政策思想を作ったことを、警戒して、かつ、
実際にも、フリードマンを、激しく、「お前なんか、私の弟子ではない。お前の思想は、危険な、人間管理の思想だ。
まさしくポズィティビズムの再来だ。(お前は、シカゴ大学の創設資金を出した、ロックフェラー家に忠実であり、
デイヴィッド・ロックフェラーに魂を売った人間だ)」と論難している。ハイエクの激しい怒りの討論の場での、筆記録を
私は、昔読んだ記憶がある。
326法の下の名無し:2008/06/14(土) 18:42:53 ID:rYFG08WV
age
327法の下の名無し:2008/09/22(月) 01:42:18 ID:J8S7Rpco
>>305
>自然法論者には「絶対正義の概念が存在するからそれを
>実定法よりも上位の規範とすることができる」とか言ってるけど
>そこまで言い切れるものなら立法されてしかるべきでしょ。
>されてないということは結局国民にとって「絶対的正義」ではないんだよ。

無理だろ。
総括的な法律ならともかく。
細部に至るまで「これこれこう定める」なんてできるか?
そこら辺は(コモンロー的に言えば)エクイティ他で補っていくしかない。
328法の下の名無し:2008/09/22(月) 03:10:13 ID:9GcuECE6
自然法思想は所詮ブルジョワイデオロギー
329法の下の名無し:2008/12/30(火) 15:57:58 ID:EgNucQnE
自然法論と法実証主義の相違は、何ですか?
330法の下の名無し:2009/01/11(日) 12:33:09 ID:lfRT0/YA
>>329
実定法がないときに適用されるが自然法。
自然法論でも実定法優先は通説。
331法の下の名無し:2009/01/17(土) 07:15:04 ID:Oi7l5cz+
自然法は立法されて然るべき、とは言うが
抽象的過ぎる理念を立法する意義はあるんだろうか。
仮に立法したとて具体性が無いから倫理規定とか解釈されちまうだろう。
332法の下の名無し:2009/02/02(月) 13:48:12 ID:9Sa82YiQ
>>331
「自然法は立法されるべき」と言い出したのは最近。
実定法が制定されたら自然法は当然に失効する。
グロチウスも合意があったら変更されると言っている。
戦後の自然法の再生という論争の印象が強いけど、あれは
伝統的な自然法思想とは全然関係ない。
333法の下の名無し:2009/03/31(火) 02:50:04 ID:1GzEgnta
人権が大切であると根拠付ける際のいわゆる自然権思想に依る説明がかなり胡散臭く思えたら、
人権の根拠付けには松井みたいに論法しかなくなるんですか?
334韓日友好:2009/04/20(月) 06:15:57 ID:dBSP3Nlu
>>305
自然法は人類普遍の自明な法である以上、成文化する必要はない
むしろ、成文化することによって人類にとって神聖不可侵の自然法が歪曲される恐れがある
335法の下の名無し:2009/08/30(日) 22:48:49 ID:zehchp4T
>>328
おまえの考えは本当に19世紀的だな。現代の欧米の議論とか思想とか学んだ事ある?


「サッチャリズム」の原点である巨人ハイエク

ハイエクは、ロシア革命(1917年)からまだ日の浅い1930年代から1940年代に、社会主義はナチズムと同根であるとして、
社会主義批判を展開していました。
彼は、「ワイマール共和国時代の社会主義政策の反動がヒットラーを生んだという通説は全くの誤りで、むしろ、社会主義
政策の理想を追求する人々がヒットラーの登場を待望したのだ」としました。ナチスの登場を阻止できなかったのは、
「左翼がしっかりしていなかったのではなく、ブルジョアがしっかりしていなかったからだ」と指摘しました。
同じことは他の欧米諸国にも言えるというのが、当時のハイエクの主張でした。特にロンドン大学教授在任当時の同僚で
あった、英国労働党の理論的指導者ハロルド・ラスキ教授の次の言葉は、ハイエクの危機感を高めさせました。
「現在の英国議会は、社会主義政策を進めるのに適していない。議会は労働党政府にその権限を包括的に委任する法律を
立法化すべきである。社会主義化の過程が次の総選挙で覆されるのを座視すべきではない」

これは、ドイツ議会がヒットラーに全権を委任し、ナチス一党独裁政治を認めた「授権立法」と同じ考え方でした。
このような状況下で、自由主義経済の優位性を説き、社会主義化への警鐘を鳴らす目的で出版されたのが、この
「隷従への道」でした。1944年のことでした。戦後、社会主義が世界を二分する大きな勢力になる以前に、この
ような考えをまとめていたことは、大変な驚きです。
ハイエクは大変長生きし、晩年の弟子サッチャー女史が、それまでの英国労働党の政策を道徳的に完全に破産
させるのを見届けるとともに、あのソ連が解体されるのをもしっかり見届けた上で、1992年4月、92歳の生涯を
終えました。20世紀の巨人でした。



336法の下の名無し:2009/09/30(水) 23:42:08 ID:K646kKkM
ロールズやドーキンは自然法論ですか?
337法の下の名無し:2009/10/22(木) 18:06:43 ID:SRL55s+W
自然法的
338法の下の名無し:2009/12/16(水) 12:35:34 ID:0hL95FEP
ロールズやドーキン
339法の下の名無し:2010/03/07(日) 02:06:45 ID:wvwM4Jz1
340法の下の名無し:2010/03/07(日) 17:37:09 ID:eOJ3zA/3
矢崎光圀
341柳瀬良幹:2010/04/23(金) 22:51:26 ID:/qqeaHxz
age
342法の下の名無し:2010/05/09(日) 23:14:05 ID:eisDxulQ
http://soejimaronbun.sakura.ne.jp/files/ronbun085.html
■バークの思想―バーク自身がロッキアン
バークの主著は『フランス革命の省察』である。この本を読んで、またさらにブリタニカを読めば読むほど、
バークはロッキアンではないかとしか思えなくなる。読めば読むほどロックの主張「自然権を立法府に預けよ」
という思想をバーク自身が踏襲しているとしか思えない。
バークの思想を一言で言うと「先祖から受け継いだ生活習慣、言葉、そして財産はきちんと受け継げ。それが
自然の衝動だ」ということである。しつこいようだがバークをいくら読んでも自然法、ナチュラル・ローという
言葉そのものは出てこない。ブリタニカには「人間の感情と精神の生活は宇宙の秩序の中で調和する。
これがナチュラル・インパルス(natural impulse)である」とバークは述べたのだとだけ書かれている。

■バークは革命に大賛成である―バークはリベラルなのか保守なのかという議論に終止符を打つ
しかしバークは本質的に革命には賛成である。左翼、学生運動の嫌いな渡部昇一氏がいくらバークの
保守思想を評価しようとも、バークは革命支持者でなくてはおかしいのである。バークは反革命などではない。
バークは今で言う「(永遠の相のもとの)保守」ではあるが、本質的には自由主義者、リベラルズ
(Liberals )である。
ブリタニカにはバークが自然(nature)、 自然秩序(natural order) について触れていることが書かれている。
バークの自然秩序とは、歴史の過程と、時を経て積み上げられてきた慣習と社会的業績への深い尊敬の現れであるという。
よく分からない。これが「自然のまま、在るがままのものを認めよ」という部分である。「永遠の相の下の保守」は
ここに由来する。

343法の下の名無し:2010/05/12(水) 04:49:00 ID:2I0tF7UO
>>315
法実証主義と弱肉強食の結びつきは本質的と言えるのか?
弱肉強食でない法実証主義は存在し得ないという意味で。
344法の下の名無し:2010/05/20(木) 22:16:31 ID:1UQDJSlQ
思想と行動に本質的な結びつきはないんじゃない?
例えば人類が全員善良だったらそもそも法律がないだろうし。
その場合、法実証主義が正しかろうが誤っていようが弱肉強食は生じない。
345法の下の名無し
要するに>>315は間違いということだな