なぜ代ゼミは没落したのか?

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159名無しさん@お腹いっぱい。
259 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2008/06/30(月) 23:32:10 ID:PeDEpBCU0

労働組合東京ユニオン
ようこそ、代々木ゼミナールグループ支部へ
http://www016.upp.so-net.ne.jp/Yozemi-Union/

冬一時金の回答は「1.5ヵ月」
http://www016.upp.so-net.ne.jp/Yozemi-Union/bira/B051207.htm

去る12月1日(木),組合は学園と冬の一時金について団体交渉を行いました。この場で示された回答は,ご存じのとおり,
平成15年9月10日以前に本採用になった職員
  支給基準=(基本給×1.5)−(基本給÷20)×欠勤日数
というものでありました。

交渉内容の主な部分のみ摘記しておきます。

組合:冬季一時金の総原資は?
学園:分からない。

組合:なんじゃそりゃ。次回団交までに確認して説明できるか?あるいは説明できる交渉員を出席させるか?
学園:確認しておく。

組合:ちなみに,現在の代々木ゼミナールグループの職員数は?
学園:600名を少し超えるくらい。

組合:組合は,一時金とはあくまでも後払い賃金と考える。学園にとって一時金(賞与)とは何ぞや?
学園:経営者の判断にもとづいて支払われる「恩恵」である。いろんな要素を考え,業績に応じて支払う。

組合:「1.5」は,どのような理由・基準により決定したのか。
学園:(しばらく無言)。冬期直前講習会受講生が前年度比●●%減(交渉員は具体的数字をあげましたが,ここでは伏せておきます)。夏が「1」だったので夏と冬の割合からすると「1.5」という数字となる。

組合:事態打開のための展望は?
学園:新しい校舎(高層ビル)建設はその一つ。模試受験者はICプレーヤー導入で増えている。

組合:ビル建設について職員に対して説明がないが。総工費や具体的な利用のあり方などはどんな具合?
学園:代々木校の各校舎は老朽化しており,建て替えの時期になっているので……。

組合:夏・冬一時金の減り方は尋常ではない。経営責任は取っているのか?
学園:当然,報酬カットはしているはず。その額は言えない。

組合:一時金減額は,受講生減少の責任がすべて職員にあるとした上での懲罰的な措置なのか?
学園:………。

組合:再度求める。大幅減額の根拠を具体的に説明せよ。
学園:そういった話があったことは上に伝えておく。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/12(火) 22:41:49.02 ID:ERnvXJh90
月例賃金がこれのみでは世間並の生活を送るのも覚束ないほど低いため,代ゼミの夏冬の一時金に,理念ではなく実態として
「生活費の補填」「年間賃金の調整」といった面があることは否めないと思います。一時金に関する学園の考え方が12・1団交に
おける発言のようなものであったとしても,前年より50%以上もカットしようというのですから,「夏が1だったから,割合からして
冬は1.5だ」というような初めから減額ありきのいいかげんな回答が許されるはずはありません。生徒減少が著しいとなると,
真っ先に職員の賃金を抑圧する一方で,高層ビルを建てる資金は確保されている。もし業績悪化を理由として,学園がこの数字
で受け入れてもらうほかないというのなら,「なるほど,これでは職員に1.5カ月分以上のボーナスを支給することは不可能だな」
と納得させるべく客観的・具体的な資料を示すべきでしょう。実際に資料を見た組合が支払い余力はもっとあると判断すれば,
妥当な額を双方で詰めていく。それが誠実な交渉っていうもんです。


 ある程度の年齢に達した職員は,このままの収入では老後への蓄えどころか当面の生活すら不安定,若い世代の職員(今では
少数になってしまいましたが)は,定期昇給が前提の低い給与から出発したのに昇給はストップ,ボーナスは減りっぱなしですから,
これからの人生設計をすっかり狂わされてしまったというのが実情ではないでしょうか。次回団交では学園側に,そんな職員への
配慮を見せてもらわなければなりません。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/12(火) 22:41:58.65 ID:ERnvXJh90
 学園は,労働契約を通じて職員に貴重な時間と労働力を提供させているのです。今後の経営の展望を大いに語るとともに,
労働条件についても組合や職員と腹を割って話すべきです。
業績回復に向け,職員一丸となって闘う態勢をつくらなければならないときに,このままでよいのですか?

ボーナス交渉の再戦,2回目の団体交渉は本日12月7日(水)夕刻に開催される予定です。

おそらく倒産の危機に瀕した企業でなければ見られないような賃金の下落。最後に次の表を掲げます。これからも執念を込めて何度でも掲載していくつもりです。

         賃上率   夏期一時金     年末一時金
               月数  職階手当   月数 職階手当
1994年度   3.0%    3.3   61,900     4.0  186,600
1995年度   1.5%    2.8   55,700     3.6  167,900
1997年度   1.0%    2.5   53,000     3.6  167,900
1999年度    0%    2.5   53,000     3.2  150,000
2001年度    0%    2.5   50,000     3.2  150,000
2003年度    0%    2.5      0     3.1   75,000
2004年度    0%    1.0      0     1.5      0
162名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/12(火) 22:42:10.52 ID:ERnvXJh90
261 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2008/06/30(月) 23:36:55 ID:PeDEpBCU0
http://www016.upp.so-net.ne.jp/Yozemi-Union/bira/B_041216.htm

支部ニュース   2004年12月17日    東京ユニオン代ゼミグループ支部

冬ボーナス またもボーナス切り下げ!

「職階手当」、ついに全額カットに!!

 2004年も残すところあと半月になりました。職員の皆さんは,今年一年を振り返ってみていかがだったでしょうか? 多くの部署では,
数年前に比べて仕事の量は増え,それに伴って職員一人あたりの負担は重くなっていますが,待遇の方はよくなるどころか,
学園側の賃金カットによる労働条件の締め付けは年々厳しさを強めています。そして,今冬の一時金の支払いでは,ついに「職階手当」と「家族手当」が全額カットされました。

下表を見れば明らかのように,代ゼミでは,まさに目を覆いたくなるような賃金水準の低下が毎年のように続き,職員は生活水準の切り下げ
を余儀なくされています。2004年度には,「6年連続の昇給ゼロ」に始まって,夏一時金の「0.3カ月分カット」と続き,締め括りは冬一時金に
おける「職階手当」「家族手当」の全額カットというものでした。
特に職階手当の7万5千円の一律カットの痛手は大きく,昨冬の同額カットと合わせれば,それだけで年間15万円の賃下げということになります。
こうした賃金の一律カットは,支給額の低い平職員ほどカット率が大きくなるという矛盾に満ちたものであり,学園の賃金政策の不合理性を浮きぼりにするものといえます。

代ゼミの賃下げ、予備校業界で話題に!

ここ数年における代ゼミの賃金カットについては,他の予備校関係者の間でも話題になっているようです。先日(12月9日)開催された学園側との団体交渉でも,
学園側交渉員の話によれば,某大手予備校の営業マンが最近,営業先の高等学校で「代ゼミは近い将来,事業規模を縮小し,衛星と個別以外の事業から撤退するらしい」
などと言い回っているとのことでした
163名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/12(火) 22:42:20.04 ID:ERnvXJh90
262 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2008/06/30(月) 23:38:13 ID:PeDEpBCU0

代ゼミ経営陣は、「もっと経営努力を」

 代ゼミの将来にとって最も重要なことは,こうした業界の間で持ち上がっている噂を断ち切るためのビジョンとアクションプランを,
高宮理事長をはじめとする経営陣が持ち合わせているかということです。先日の団体交渉の席上においても,「生徒数が減ったから,
賃金をカットした」と毎度の主張をまた繰り返す学園側交渉員に対して,組合側の高井委員長は,「そんな短絡的な経営だったら誰
にでもできる。職員の生活のことを真剣に考え,賃金水準を下げないよう,責任ある経営者として努力すべきだ」と強く反論しました。

代ゼミグループで働くほとんどの職員が,賃金の現状に不満をもち,また,これからの学園側の労務・賃金政策に不安を感じている中で,
経営トップの高宮理事長には,それに対する説明責任があることは明らかです。

職員と向き合おうとせず,逃げてばかりでは,上のような業界の噂を打ち消し得ないことは言うまでもありません。裁判の証人喚問と同様,
団体交渉にもこれまで一度も姿を見せたことはない高宮理事長ですが,今こそ団体交渉に出席し,経営ビジョンや賃金政策について真摯
に説明する必要があると組合は考えています。

新高層ビル、来年着工、08年オープンの「謎」!

 先日の団体交渉の席上で組合は学園側に対し,現在の造形学校とその隣接地に建設が計画されている高層ビル構想についても問い質しました。
学園側交渉員の話によれば,その高層ビルは,「来年着工し,3年後の2008年度にオープンする予定」とのことでした。新ビル着工計画については,
すでに一部の高等学校の先生方には話を済ませているそうですが,内部の職員には正式なアナウンスは一切ありません。このような重要なことを,
内部の職員に対して未だ具体的な説明をしないのは実におかしな話ではないでしょうか。また,新ビルの使途は賃貸オフィスなどではなく,
代ゼミが予備校の運営に利用するとのことでしたが,生徒数が減少しているという理由で,毎年毎年賃金カットを続けている予備校に,そんな高層ビルが果たして必要なのでしょうか?
 大いに疑問です。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/12(火) 22:42:40.59 ID:ERnvXJh90
472 :就職戦線異状名無しさん :2009/09/09(水) 09:13:55

10年以上前から駿台、代ゼミは給料安いのは有名

駿台、代ゼミともバブル期に投資や経営の多角化を派手に行っていて
バブル崩壊後に莫大な負債を抱えるに至っている
校舎も賃貸ビルに入らず自社ビルを作って使いたがるしな

473 :就職戦線異状名無しさん :2009/09/09(水) 13:40:02
>>469

代ゼミのボーナス削減すげーな。10年で3分の1以下か。
まあ94年の7ヶ月はもらいすぎだけどな。

                       モデルケース
                   基本給20万  基本給25万   基本給30万

94年 7ヶ月分+248,500円     165万      200万       235万

04年 2.5ヶ月分+円          50万      62.万        75万

                    ▲115万     ▲138万     ▲160万