☆★☆★四谷学院ゴーゴーGoGo!★☆★☆

このエントリーをはてなブックマークに追加
274名無しさん@お腹いっぱい。
完全個別指導の講師です。
今日は、私のやりがい、について簡単にお話してみようと思います。

私が完全個別指導を請け負ったのは、真剣に志望校目指して勉強している高校生や浪人生の傍らで、
心中、熱い声援を送りながら、時には厳しくも、時には大きな学習パートナーとして指導に当たりたかったからです。

確かに、所詮は不定期な仕事、生徒が突然来なくなったり、受講を辞めてしまうこともあります。
それでも、授業の前夜の私は本当に真摯な気持ちで予習をし、当日の朝になっても再確認をして、
それから数人の生徒たちのために、四谷学院の個別ブースに出講するのです。

よく言われることですが、個別指導の講師というのは難関大志望の生徒にはまじめに接して、
底辺大を受ける生徒とはろくすっぽ口も聞かない、などと信じられる向きもあるようです。
しかし、これは難関大学対象の生徒を指導する方が受験に成功した際の評価が高くなるから、というわけではありません。
だいたい、どんな難関大学に生徒を合格させようが、それは四谷学院としての成果であり、
片隅の登録バイトに過ぎない個別指導講師の評価など、受験の成否とはまったく関係ないのです。

講師が真剣になる条件は、たったひとつ。
それは、最難関の国公立や早慶の受験対策指導などで、真面目に頭を使うからこそなのです。
頭の奥底からアドレナリンが心地よく噴出する、そんな難度の受験対策だからこそ、完全個別指導といえども真剣になるのです。
それこそが、そして、それのみが、完全個別指導のやりがいなのです。
275名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/24(日) 21:31:21 ID:j4GmP8fQ0
(つづき)

それゆえに、自己の講義能力から凄まじく逸脱した、どうしようもない底辺大の受験指導となると、
私は全く予習などする気になりませんでした。
正直、言いますよ。
そんな「どっちらけ」の底辺大学を受ける生徒などは、名前すら覚えておりません。
いや、もっと正確にいいます。
たとえ底辺大学の受験志望者でも、こいつは!?と思わせるようなキラリと輝く知性の片鱗を、
そんな素晴らしい素養を持ち合わせた生徒であれば、
私は本当に真面目に、何を話そうか、何を説明しようかと、毎日考え続けております。
このように、生徒の質に応じた自由裁量こそ、完全個別指導の最高の醍醐味なのです。

たとえば、美人タイプの女の子が来ると、私は全身が引き締まる思いで、一生懸命に指導します。
なぜ、その娘は美人なのだろうか?それは、うん、それは彼女がこの世界の美的領域を埋め合わせるべく求められているからです。
ですから、バッハやモーツァルトの音楽を慈しむに同じく、彼女の容姿や知性も慈しみながら、
私は言葉遣いにも極めて留意し、本当のアカデミズムの美しさも早く兼ね備えて欲しい、と切念しつつ語り続けます。

一方で、馬鹿顔、無気力、不真面目、の3拍子のいずれか、もしくは全てを兼ね備えた奴がブースで待っていると、
私の心は、真っ黒になります。
私の頭は、まっ白になります。
私は、何にもしません、だって、だって、そんな奴、何にも与えるべきじゃないから。
私は黙って、早稲田や慶應の赤本を読み続けます。
懸命に、モーツァルトやハイドンの旋律を頭で反芻しながら、知的な美学を、はかなきアカデミズムを、
取り戻そうとするのです。

ああ、完全個別指導。
あしたも、彼女を新たな知性のホライズンに誘ってやろう。
そして、あしたも、あいつは無視だ、むし、むし、むし。