806 :
内容量 774ml:
ヤクルト子会社、売れ残り回収し再納品 賞味期限の間際
2007年05月14日07時31分
乳酸菌飲料最大手「ヤクルト本社」(東京都港区)の販売子会社が昨年7〜10
月、いったん食料品店などの店頭に並べられ、売れ残って賞味期限が迫った飲料や食
品を回収し、短期間で大量に売れる別の取引先に再び納品していたことが分かった。
子会社内で「再利用」「使い回し」などと呼ばれて一部でルール化されていたが、再
納品先には説明していなかった。ヤクルト本社は「賞味期限内とはいえ、一度販売会
社の手を離れたものを回収して再び売るのは鮮度管理上、適切ではなかった」とし
て、こうした販売をしないように子会社を指導した。中央東京ヤクルト販売は昨年、
「他勘定」を減らす運動に取り組み、城南支社では社員の発案で商品の回収・再納品
を開始。同支社の販売員が管内の売店や食料品店、駄菓子店などを巡回し、賞味期限
が3、4日後に迫った商品を回収して、短期間で売れるパチンコ店や社員向けに大量
に消費する大手企業などに納品していたという。同支社は再納品先に、いったん店頭
に並んだ商品であるという事実を伝えておらず、小売店が商品に張った値札ラベルを
はがしてから納品していた。回収・再納品のやり方は手順書にルールを定め、値札ラ
ベルを水に浸してきれいにはがす方法や、はがすことに失敗した場合に「他勘定」と
することなどをチャートで記していた。回収・再納品は同支社内で「再利用」などと
呼ばれ、約4カ月続けられた。同支社は今年1月の社内発表会で廃棄ロスの減少につ
ながったと成果を報告。この席で「お客へのサービスとしてはいい方法ではない」と
指摘され、以後は行わないことにしたという。同社によると、回収・再納品された商
品の数量は把握していないという。
上記、記事が出るまで武蔵野ヤクルト販売会社も同様な形で朝霞のサンケン電気で
行っていた。中央東京ヤクルト販売との違いは、他勘定を減らす運動ではなく、社員
の成果配分給に採用、直販部主務者が役員等にも報告せず行い。また、社員に無理や
り強要していた。