イージス艦が無抵抗で轟沈!?

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1専守防衛さん
今、新刊で出ている徳間ノベルズの<僕はイーグルA>(夏見正隆著)という小説の中で、次のようなエピソードがあります。
1)尖閣諸島魚釣島に中国海洋調査船が接岸し、ヘリポートの設営工事を始める
2)海保十一管区の巡視船<くだか>が音声による警告をするが、中国船は無視、逆に「ここは中国領土だ」と主張して、乗船している人民解放軍兵士がRPG7をぶっ放してくる。<くだか>は炎上してしまう
3)そこへ、海自第二護衛隊群のイージス艦<きりしま>が偶然通りかかるが、海上警備行動が発令されていないので、救援できない
4)知らせを受けた内閣は、しかし「参院選が迫っているから」マスコミの反応を気にして内閣安全保障会議の招集を見送ってしまう
5)海上警備行動が発令されないので、<きりしま>は目の前で<くだか>がやられていても何も出来ない(艦長談「われわれに出来るのは黙祷することだけだ」)
6)そこへ、中国のものと思われる国籍不明機が急降下して襲ってくるが、正当防衛しか許されない<きりしま>は、『相手が攻撃してくるまで一発も撃ち返せない』ため、爆撃されるまで何も出来ず、無抵抗のまま結局轟沈させられてしまう

作者の自衛隊考証は、それなりに読んでいて齟齬がないように感じるのだが、本当に自衛隊法を厳格に摘要したら、こうなってしまうのだろうか。
詳しい方、この本のエピソードについて、検証してくれませんか。
2専守防衛さん:2001/06/16(土) 21:17
>中国のものと思われる国籍不明機が急降下して襲ってくる

この時点で艦長が独断で腹決めて撃ち落とすとかってことにはならないのかなぁ?
どうなんだろう。やっぱり無理?
3専守防衛さん:2001/06/16(土) 21:33
っていうかなんで空自のスクランブルがかかってないんだろう。
4海自がんばれ:2001/06/16(土) 22:45
あの辺はかかってからでは「遅すぎ」距離関係上間に合わない。
CAPやってれば別だけど上記のような状況では政治的に近寄れない。
頼むよ海自、P3でもこの場合意味がないし、でも状況的には米軍がイランの旅客機を落としたときより設定は楽だよ。
さぁ模範解答よろしく。
5専守防衛さん:2001/06/16(土) 22:50
俺はJ官でもないし<僕はイ−グルA>も読んでないけど、気になる点を指摘する。

>中国のものと思われる国籍不明機が急降下して襲ってくる。

これって急降下爆撃機のようだが現代ではこんな攻撃しないぞ。
アウトレンジ(知っていると思うが)でミサイルを使うのが常道。
いよいよとなったら2のいうとうりと思うが。
CIWSぐらいは使うだろう。
6専守防衛さん:2001/06/16(土) 22:54
>>5
おいおい中国だぞ、彼の国は何をするのか判らない。
というか人民の上に戦略戦術を立てている。意味判る?
ciwsでミサイル対応きついね。
7SH-60J陸上型は欠陥機:2001/06/16(土) 23:05
小説を読んでないので勘違いがあるかもしれないけど、国有財産(巡視船)および国民(その乗員)が危害を加えられているので専守防衛は成立していると思う。よって艦長は緊急避難で攻撃すべきである。
8専守防衛さん:2001/06/16(土) 23:26
>>7
緊急避難は国内法の定めであるが国際法上いかがか記せ。
いわゆる個別集団的自衛権の範囲か
9 :2001/06/16(土) 23:32
>2
多分、函館事件の際のように現場の判断で「やる」でしょう。
つか、海保の船がやられた時点で反撃しそう。
>5
爆撃すんなら急降下でなく反跳爆撃だと思う。フォークランド
でやってるし。
10エリート街道さん:2001/06/16(土) 23:35
きりしまが日本からの独立を宣言する。
11専守防衛さん:2001/06/17(日) 03:30
.
12専守防衛さん:2001/06/17(日) 06:36
急降下爆撃というのは、自衛隊法を逆手に取ったやり方だろう。
アウトレンジから対艦ミサイル発射したら、その時点で正当防衛されてしまう。
自衛隊を相手にするなら、至近距離まで何もしないで近づくことが有効なのでは。
13専守防衛さん:2001/06/17(日) 08:11
調別はどうよ?
攻撃するなら何か通常とは違う無線入るだろ?
中国本土から尖閣まで爆装で飛ぶなら空中給油するだろうし、対艦捜索用
レーダーの電波飛ばしたり、飛行方法、機数も通常と違うんじゃないの?
事前に攻撃の兆候を掴むのは容易と思われ。

>>1のような状況なら、中国機が爆撃コースに入っただけで正当防衛が
成立。CIWSの餌食だよ。巡視船が炎上なら海上警備行動ではなくて
防衛出動の対象。でなきゃ日本の中国ロビーが動いて海自も海保も
近づけないようにされてるよ。

俺的には>>7の「SH-60J陸上型は欠陥機」というほうに激しく興味が
ある。
14専守防衛さん:2001/06/17(日) 10:34
題材にされている小説の中では、北京ー上海の新幹線受注を人質に、内閣安全保障会議が開催されないようにされている。
内閣安全保障会議が招集されないと、防衛出動は不可能。
中国が尖閣を狙うなら、なるほどこういうからめ手からくるかな、と思わせる。
ところでSH60の陸上型とは着艦装備のない対潜ヘリ? そんなの意味があるの? それともUH60Jのことか。
15専守防衛さん:2001/06/18(月) 00:52
>>1
>>作者の自衛隊考証は、それなりに読んでいて齟齬がないように感じるのだが

読んだけど、ずいぶん齟齬があったよ
16専守防衛さん:2001/06/20(水) 17:55
つーか、そのイージス艦1隻で韓国海軍全滅できるって書いてあるけどそっちの審議の方が気になる。
17専守防衛さん:2001/06/21(木) 19:42
もう一つ、作中で正当防衛に関して。
空自スクランブル機が複数で国籍不明機に対処しているとき、編隊の一機が国籍不明機に襲い掛かられてやられそうになっていても、
僚機は援護して国籍不明機に対し武器を使用できないのか? 作中では航空総隊監理部長が『出来ない』と主張している。
なぜなら対領空侵犯措置においては、個人の正当防衛しか認められないので、僚機がやられていても自分は国籍不明機を撃てないという。撃てるのは、自分自身が攻撃されて命が危ないときのやむを得ぬ反撃のみだとか。
本当だろうか。ならばどうして二機編隊でバックアップしているのか。
もう一つ。日本海の不審船事件の時も、上空のE2CにF15は付き添ってはいたが、F15には『E2Cを警護する任務』が与えられていなかったので、もしホークアイがミグに襲われても、法的には手を出せない状態だったとか。
これも事実ですか?
18専守防衛さん:2001/06/21(木) 19:45
>16  テリ−伊藤の<お笑い大蔵省極秘情報>参照。本当にキャリアがそう言っている。
19専守防衛さん:2001/06/22(金) 03:06
読んでみたけど確かに齟齬がないね
話が矛盾してるところも数ヵ所あるし
20専守防衛さん:2001/06/22(金) 08:41
警察と自衛隊が仲が悪い、というところをちゃんと描いている。
教師の組合が、自衛隊員を目の敵にしている、ヒロインの女性パイロットが教師たちによってたかっていじめられる、というシーンはある意味画期的。今まで自衛隊物で、こういう描写はなかった。
TVのインタビューで、丸の内の街頭のOLが「自衛隊と結婚? 冗談でしょう」と答える画面を黙々と飯食いながら見ている護衛艦の独身幹部たち、というのもリアルだ。
21>1:2001/06/22(金) 17:35
実戦とゲームや映画は大違いである事を教えてやってよ、軍曹殿!!
全く軍事お宅ほど始末に終えない、お坊ちゃま君には徴兵制でシゴキ上げよう!!
22専守防衛さん:2001/06/22(金) 18:54
>>17
>作中では航空総隊監理部長が『出来ない』と主張している。
できるよ。
片方が攻撃されそうになったというのは、編隊そのもの、つまりもう片方
への攻撃と同じ。そのために戦闘機は編隊組んでる。
直接発砲しなくても攻撃のための専位機動やFCSレーダーのロックオン
でも正当防衛は成立。

>もう一つ。日本海の不審船事件の時も、上空のE2CにF15は付き添
付き添ってないはず。任務はCAP(戦闘空中哨戒)だったと思うが。
ミグがE2Cを攻撃するには嫌でもCAP空域を飛ぶからF−15が接近
してくるし、それ以前に北朝鮮のパイロットの技量とミグの航続距離考え
れば、ミグはE2Cまで飛んでいけるだけで御の字。
23名無しは無慈悲な夜の女王:2001/06/22(金) 19:14
しかしジェット機で急降下爆撃とは度胸ある。
24 :2001/06/22(金) 19:19
所詮脳内オナニー作家
25専守防衛さん:2001/06/22(金) 21:26
>23 降下角45度、300ノットと仮定すると、安全引き起こし高度っていくらくらいですか。
26専守防衛さん:2001/06/24(日) 05:49
 マア、この作品のコンセプトとしては・・・
「よく見ろ日本人!これが戦後50年間貴様達がないがしろに
してきたこと全ての代償だ!」と言う所でしょう・・・
 漆沢3尉の勤めていた証券会社を解雇されるシーンなんかま
んま日本の企業がやりそうなことだし、その他の描写も結構リ
アルに感じた。(この際、多少の齟齬は抜きとして・・・)
 マア、願わくば現実の世界がこの作品のようにならないこと
を望みたい。・・・・自衛隊員も防衛官僚も「いじめられて喜
ぶ趣味」なんて無いんだし!
27専守防衛さん:2001/06/24(日) 05:53
 それにしてもこの作品「キャラクター設定スケッチ」
なんてモンがあるんですが・・・
 とりあえずOVAあたりでアニメ化希望!って感じで
すね。(作るんだったらしっかり作ってね!)
28専守防衛さん:2001/06/24(日) 12:31
中華機は全部問答無用で落としてしまえ
日ごろの中国軍の動向を見てる国民はそれでも納得するさ。

現場は臨機応変でしょ?(部隊長および艦長が)
29現役・・:2001/06/24(日) 12:50
中国に侵攻作戦GO!
30専守防衛さん:2001/06/24(日) 13:12
韓国にもgo!
31専守防衛さん:2001/06/24(日) 13:16
>防衛庁長官があんなだから、実写ドラマ化は難しいだろう。
やっぱりアニメでしょうね。
「長官、キックバックは1・5パーセントでいかがでございましょう。ひひひひ」
「魚水屋、お前も悪よのう」
そこへ
「そうはいかんざき!」

すいません。書いててばかばかしくなりました。

しかし押井守監督で作ったら、面白いでしょうね。マジで。
32専守防衛さん:2001/06/24(日) 13:20
沖縄で自衛隊の若い隊員が成人式の会場へ入れてもらえなかった、というのはかなり前だが実話らしい。
現在では那覇基地の居心地ってどうなのだろう。やっぱり希望者少ないですか?
33専守防衛さん:2001/06/24(日) 13:24
>28  「現場で臨機応変」は、ROEがないから無理ではないか。
34専守防衛さん:2001/06/24(日) 17:52
>>33
超法規行動のことだよ。

>>32
昔ほどの事はねぇよ。腐れサヨが謝罪しないだけさ。
安心しな。
35専守防衛さん:2001/06/24(日) 18:58
>26  同意ですが、<亡国のイージス>のように大上段から大まじめにやらないところが
かえってリアルでいい。
DDGの幹部士官が、いかに世話になった恩師の誘いとはいえ、将来のすべてを捨てて
謀反に走るか、というと、その点で<亡国のイージス>は現実味が薄い。ダイスという、影で国を守っている秘密機関の
存在も、個人的にはあって欲しいが、現実に存在していれば予算もかなり食っているだろうし、都合が良すぎる感じもする。
かえって、<僕はイーグル2>で内閣安全保障室長が「そんな都合のいい機関はないんだ。おれたちで護るしかないんだ」
とうそぶくほうが、よりリアルに感じる。

ちなみに、<亡国のイージス>のダイスみたいな組織って、現実にはないでしょう?(あっても言えないかな)
36専守防衛さん:2001/06/25(月) 22:49
>27  SU24が可変翼を展張させながらクイックロールを
するところはセル作画では極めて難しい。CGでやるしかない。

GONZOの<戦闘妖精雪風>の次の作品として希望。
監督はやっぱり押井守か。
37専守防衛さん:2001/07/06(金) 20:27
この作品内で描かれている<文系艦長>って、海自に存在しますか?
『機関科技術幹部は100パーセント理系だが、航海士は三角関数の基礎が理解できれば資格を取れるので、
防衛大文系出身でも護衛艦の艦長になれる』と、もっともらしく書いてあります。
たしかに、空自の場合は『一般大学の経済学部卒の戦闘機パイロット』など珍しくないそうですが・・。
38専守防衛さん:2001/07/06(金) 23:54
>37
存在します。というか珍しくありません。

特に防大は文系の方が偏差値が高く。また並の防大出身者だったら
英語の出来不出来が序列に関係ので、結構艦長になる可能性は高い
と思います。

でもイージス艦となると非常に限定されますが・・・
39名無し(敬称略):2001/07/07(土) 01:20
ライトノベル板にもありました。
「僕はイーグル」
http://salami.2ch.net/test/read.cgi?bbs=magazin&key=969230590&ls=50
40専守防衛さん:2001/07/07(土) 21:41
TVなどで断片的に見る海自幹部の人たちは、英語凄くうまいですね。
やっぱり海自は語学レベル高いんですか。
部内で英語の検定とかあるのでしょうか。

ちなみに、地方隊でない第一線の護衛隊の護衛艦艦長は、英語かなりできないと
なれないわけですか?
41専守防衛さん:2001/07/07(土) 21:57
>>40
米海軍の補完としての海上自衛隊だから、護衛艦
戦艦の首脳同士が連絡を取り合わないと、機能しえ
ないのでは?
42motomoto:2001/07/07(土) 22:24
下っ端が言うのもなんですが、艦長は自分の知っている
限りでは、確かに英語は喋れます。
しかしそれで優秀とは言えないでしょう。
第一線の護衛艦だと、幹部もだいたい喋れますし、
海曹士でも幾人もおります。
検定はtoeicとか英検とかやっていたように
聞きました。英語が喋れるのは沢山いる筈ですし、
幹部によっては中国語等も喋れる人がいたのでは
ないかと思います。
しかしながら、それだけで優秀とは言い難い
ように思います。と言いますのは、軍艦は個人
もさることながら、組織力がものをいうからです。
つまり艦長の英語力よりも的確な判断力や指導力、
人間性が乗組員の士気に大きく関わるからです。
また地方隊であっても、素晴らしい艦長もおります。
ですから、まちまちなのではないかと考えます。
43専守防衛さん:2001/07/07(土) 22:31
艦長は、航海士からしかなれないのですか。
機関科とか、通信科はだめですか。
44motomoto:2001/07/07(土) 23:09
私の知っている限りでは、艦長は全て
の分野に回されます。ですから機関長
も水雷長もやっている筈です。
幹部はだいたいにおいて2〜3年で
転勤があります。ですから〜しかなれない
ということは無い筈です。しかし最低でも
一般幹候は出ていないと無理ではないかと
思います。幹候を終業する際に、ミニ遠航
というものがあります。その際に幹部候補
が、1日おきに各パート長をやります。
そしてその際に適性等をチェックされて、
後日の面談で進路が決定される、と聞き
ました。
45専守防衛さん:2001/07/08(日) 18:59
おおむね、最初に一艦あずけられるのって、何歳くらいでしょうか。
民間では、日本航空の機長の最年少は36歳だそうです。
46MA:2001/07/09(月) 00:18
>>45
艦長と機長じゃ、比較対象が違うんじゃないか?
艇長だったら、20代ぐらいでなるはずじゃないかな・・・
47専守防衛さん:2001/07/09(月) 08:56
このスレで話題にしている作中の、府中の航空総隊の中央指揮所の先任指令官が若手の二佐ということですが、
先任指令官(司令じゃないから現場の人でしょうが)って大体そのクラスなんですか。
48専守防衛さん:2001/07/09(月) 19:57
>44  艦長になってからも、定期的に
技量を査察されたりするのですか。
パイロットの場合は、半年ないし一年に一度は
必ず技量チェックがありますが。
49専守防衛さん:2001/07/14(土) 09:40
 この小説を見ていると「軍民共用空港」と言うのはある意味
危険なことだと思った。少しネタばれになってしまうかもしれ
ないけど作中の「太平洋航空」は恐らく「見えない敵」と繋が
っているだろう。このようなやり方で飛行場を使用不能にする
ことが出来るのだと思った。
 マア現実世界でこのようなことが起こらないのを祈りたい。
50専守防衛さん:2001/07/14(土) 09:57
 この本を見た方には浅生幾著の「宣戦布告」上下と
トムクランシー著の「合衆国崩壊」を読むことを勧め
ます。
 「国」に対し迫り来る「見えない敵」に対し当たり
前の対処が出来るアメリカと当たり前のことがタブー
となっていたずらに被害を増大させる日本・・・。こ
のギャップがわかると思います。
 「合衆国崩壊」では空母のエアカバーを外された輸
送船団をイージス艦隊が被弾しながらも無事護りぬい
ています。
 これらの本を見て「何とかしなきゃ」と思った方は
佐々淳行著の「危機管理マニュアル」(だったかな?
題名・・・)を読むと良いと思います。いざと言う時
の心構えを責めて頭の片隅にでも置いておければ良い
と思います。この本を見てると大東亜戦争時〜から現
代までの日本は政略や戦略がどうも苦手なんだと感じ
ます。
51専守防衛さん:2001/07/15(日) 14:57
麻生幾、実に惜しかったのは原発の内部の取材まで
手が回らなかったのか、北朝鮮ゲリラがついに
原発に突入せずに終わってしまった。
麻生氏の執筆ポリシーで、あえて突入させずに終わらせたのか
その辺のところは分からないが・・。

この本では、三巻目に新潟(と思われる県)の原発を<亜細亜のあけぼの>が
空襲するらしい。空自はどう対処するのだろう。
52専守防衛さん:2001/07/15(日) 15:19
>49  確かに、那覇の滑走路一本ってのは、脆弱性かなりやばい。
いざというときは(破壊工作等)嘉手納の滑走路を使わせてもらえるのか。
そういう協定などは、どうなっている?
53専守防衛さん:2001/07/15(日) 15:24
>13  遅レスですが、
護衛艦のCIWSの発射システムは常にアーミングされているのですか。
発射の権限は誰に? 艦長ですか。それともCICの当直士官みたいな人でも
必要と認めたら撃てますか?
54専守防衛さん:2001/07/19(木) 10:50
 佐々淳行氏の「危機管理マニュアル」のなかに
結構良い事が書いてあった。
 「政略の誤りは戦略では覆らず戦略の誤りは戦
術では覆らない・・・」
 逆を言えば少しくらい戦術の誤りがあっても戦
略・政略でどうにでもなるそうです。そう考えると
大東亜戦争時の日本軍は戦術にこだわりすぎてた
面が・・・(ガダルカナルなど)
この本では政略自体に大きな誤りがあるし・・・
現実の日本の政略も同じような気が・・・
政略に誤りがある現代日本って・・・
55専守防衛さん:2001/07/23(月) 14:29
読んでみたけど>>15 >>24が正解。
独自取材?雑誌や本でネタ拾ってるだけだろ?
この板見てる人ならわざわざ買うまでもない。
現職が見たら怒り出すって優香、藁うと思うよ。
56専守防衛さん:2001/07/23(月) 19:01
>>55
拉致問題あるのに不審船に何もできなかったのには失望している人多いからね。
日本以外の国ならばあんな警告無視続ける船は爆沈させるでしょ。
曖昧な法解釈できる状況で現場の自衛官が全て自身にも危険な橋渡るのかな。

この手の今後おきる得る問題に対して、統一的な意思決定はなされているの
だろうか。マスコミには公表できないだろうが
57専守防衛さん:2001/07/23(月) 23:46
>>55
この極限まで来た馬鹿っぽさを楽しむのがこのお話なんだって(笑)
58専守防衛さん:2001/07/24(火) 00:48
戯画的自衛隊小説 夏目正隆 『僕はイーグル』
http://yasai.2ch.net/army/kako/992/992763032.html
59専守防衛さん:2001/07/24(火) 08:34
>>55
よりによってその参照リンクかよ(藁
ゆとりが無いね。
俺の正解の参照リンクは>>57だけどな。
これで怒り出すような現職はカルシウムを採れ。
60専守防衛さん:2001/07/24(火) 09:23
>>55
これは小説なんですから…
ところでこの板の方々に聞きたいのですが、
>>15が言うような明確な間違いとかってあるのでしたら語ってくれないでしょうか?
煽りではなく、本当にあんなんだったら恐いので。
官僚やマスコミにデフォルメが入っているのはわかるのですが、
現行法規上では本当にあのようなことがおこるのでしょうか?
61専守防衛さん:2001/07/24(火) 10:54
>>15が言うような明確な間違いとかってあるのでしたら語ってくれないでしょうか?

・自衛隊入隊後、航空学生なら2年間航空学生教育課程、防大&一般大学出身なら6ヶ月?〜1年の幹部学校の課程を経て操縦過程に進む。
・機種転換終了時なら、航空学生なら23〜4位の曹長、一般大学出なら26〜7歳の2尉と思われ。
・内局は制服の上位機構ではない。それを「シビリアン・コントロール」と言ってる時点で終わり。
・1尉〜2佐までの昇進早すぎ&年齢若くない?
・階級で編隊長を決めるのは旧海軍だけ。自衛隊ではしない。
・スクランブルの時は当然自衛隊機の発進が優先。
・滑走路ふさがってるなら誘導路から離陸しろ。
・F−15Jのエンジン始動手順がプロペラ機のものと似ていないか?
・航空学生出身の1佐は、結構多い。CS出てるのも多数。
・パイロット出身の場合、技量が高くないと幕僚長にはなれないぞ。

>現行法規上では本当にあのようなことがおこるのでしょうか?

法解釈次第ではそうなるが、現実には起こりえない。>>13 >>22にがいしゅつ。

ちなみに55と57は別人。
楽しみたければライトノベル板に逝ってくれ〜
http://salami.2ch.net/test/read.cgi?bbs=magazin&key=969230590&ls=50
62専守防衛さん:2001/07/24(火) 12:52
他にもまだあると思われ。
63専守防衛さん:2001/07/27(金) 21:22
内局の要所に警察官僚が食い込んでいることについて、
どう思う?
64専守防衛さん :2001/07/27(金) 22:00
>>・階級で編隊長を決めるのは旧海軍だけ。自衛隊ではしない。

例外も有り。
65専守防衛さん:2001/08/02(木) 03:48
この本おもしろいアゲ
66専守防衛さん:2001/08/02(木) 09:54
>>63
防衛庁創設当初はもっとすごかった。
80年代以降は大蔵省、防衛庁プロパーの割合も高いよ。

>>64
小説のはデフォルメしすぎ。
67専守防衛さん
 CIWSのシステムについて
CIC当直士官のような人の対空戦闘の発動により戦闘が開始される。(または艦長が発動)
通常ならば艦長の攻撃始めの号令により、発砲の権限が射撃指揮官に委譲され。
攻撃指揮官の撃ち方始めの号令により発砲が開始される。
戦闘行動時であればボタンひとつで射撃が開始できるモードにある。
 もっとも戦闘行動時であればレーダー等の測的機器で探知しているであろうから
いきなりCIWSを作動させるのではなく、射撃指揮装置で補足追尾状態にあり
いつでもMSLなり砲が反応できる状態にあるのではないかと思う。
もろもろの状況によりMSLが発射できないとか、主砲が発砲できない状態であれば
いきなりCIWSってことも考えられるが。そんな状況はありえないと思う。