1 :
専攻侵略さん:
ttp://www.yomiuri.co.jp/01/20001201ia27.htm うまくいけばようやく防衛庁から格ageされる模様。
そもそも軍事を司る所が初めから庁だったのが間違い。
ほんとは国防省の方が格好がよいのだがこの際こだわっていられないね。
ただ野中元幹事長が反対してるので前途多難な模様。
公明党もきっといい顔はしないだろう。
野党は当然反対に回る公算が大きいだろう。
鳩山氏は賛成かも知れないが党内の旧社会党勢力とのしがらみで党として
賛成できないかも。
結局微妙な情勢。
2 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 13:19
庁でも十分
軍事は所詮、外交のカードのひとつ
政戦両略の一貫した外交政策が行えるように
総理府の一外局ではなく外務省の管轄にした方が良い。
3 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 13:22
国防省ニシヨウ
カコイイ!
>2
激しく不同意!
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/02(土) 13:39
ローマは一日にして成らず。
防衛省経由国防省行きです。
6 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 13:41
>>2 外務省は治安出動や災害派遣に関する権限が無いから不可。
7 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 13:45
>6
治安出動や災害派遣に関する法的根拠は自衛隊法にあるから
省庁とは無関係だよ、何処からそんな話を聞いたの?
8 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 14:10
>>7 6じゃないけど、
治安維持や災害の処理などは外務省の所管外(あずかり知らぬこと)ということが言いたいんじゃない?
権限なんて法律を変えればどうにでもなるんだし。
9 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 14:55
そもそも行政機関(行政法の枠内)であることが間違い。
シビリアンコントロールの原則からすれば、
国会が選出した総理大臣の直属でなければおかしい。
10 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 15:14
11 :
従軍記者:2000/12/02(土) 17:13
>2
>軍事は所詮、外交のカードのひとつ
>政戦両略の一貫した外交政策が行えるように
>総理府の一外局ではなく外務省の管轄にした方が良い。
いったい、国家存続の要である『国防(防衛)』をどう考えているのか?
この白痴的認識!!さすが軍事学部のない国だけのことはある(笑)。
外交・軍事は対外的な国家意志表明としての、車の両輪である、
どちらかが、どちらかの上位にあるという関係ではない。
平時・有事の区別で、どちらかに重心が揺れる事があるだけの話だ。
平時の外交感覚で国防構想する軍務官僚も危うければ、
軍事実力を背後に直接持つ外交官僚も、他国から危険視される。
場合によっては、軍人による政治介入の糸口にもなりかねない愚策、
外務・国防どちらにとっても、迷惑で危険な愚策でしかありません。
もちろん
治安維持や災害出動の所管という、局部問題ですむ話でもありません。
12 :
名無し:2000/12/02(土) 17:55
庁舎も新しくなったんだし、この際防衛庁もMinistryに格上げ♪
13 :
専守防衛さん:2000/12/02(土) 18:30
初代防衛大臣を野中に!
庁のままなら長官は総理大臣が兼務すべし。
これで名実ともに最高指揮官。
でもあの森が最高指揮官かと思うとちょと不安。
16 :
専守防衛さん:2000/12/03(日) 00:26
挙げます、上げます
17 :
専守防衛さん:2000/12/03(日) 01:05
兵部省のほうがいいなあ。
18 :
本当は、国防省昇格支持派ですが:2000/12/03(日) 01:11
>11
>外交・軍事は対外的な国家意志表明としての、車の両輪である、
窓口が一つではだめなの?
>平時・有事の区別で、どちらかに重心が揺れる事があるだけの話だ。
それを言うなら、交戦状態の時ほど外交交渉の重要性が増すと思うのですが。
>平時の外交感覚で国防構想する軍務官僚も危うければ
リスクマネジメントって言葉知ってます?
>軍事実力を背後に直接持つ外交官僚も、他国から危険視される。
直接と間接とどう違うの?
他国の外交って軍事力の影響を全く受けないんだ。
>場合によっては、軍人による政治介入の糸口にもなりかねない愚策
どんな場合?
明治憲法と違って今の政府は予算と人事を握っているのに。
結局のところ、この国で所管官庁など余り意味がないのかもしれません。
(例えば、海上保安庁って何処の所管でどんな事をしてましたっけ?)
それでも、安全保障政策を行う上では何らかの措置が必要ではないのでしょうか。
19 :
専守防衛さん:2000/12/03(日) 01:26
>>軍事実力を背後に直接持つ外交官僚も、他国から危険視される。
>直接と間接とどう違うの?
>他国の外交って軍事力の影響を全く受けないんだ。
「影響を受けない」事は無いとしても、現在の国防政策(例えば主要仮想敵)や
実際に進行中の軍事作戦を「知らん振り」して交渉を進めることはあるでしょうね。
一元化してしまうと、こういう芸当は難しいのでは・・・
20 :
専守防衛さん:2000/12/03(日) 01:38
>19
確かに、日本人には難しいかも、
でも他国にできることならそのうちできるようになるのでは?
21 :
従軍記者:2000/12/03(日) 03:12
>18氏
まず、2=18(同意見)という前提で、お話しします。よろしいでしょうか?
>>外交・軍事は対外的な国家意志表明としての、車の両輪である、
>窓口が一つではだめなの?
私は、外交・軍事が、国家の(対外的姿勢を示す)並列する2枚看板であって、
どちらかが他方の管轄下になる、というものではないことを言いたかった。
しかし、いずれにせよ、軍事・外交の窓口が一つではダメだ。
外交交渉は必然的に相手側との妥協を内含しているが、
軍事場面は原則的に、非妥協的な相手戦力の破砕を目的にしている、
妥結と破砕という、互いに全くなじまない目的を、単一の窓口にする事は、
国家意志の混乱を招き、不益と言うより有害ですらある。
>交戦状態の時ほど外交交渉の重要性が増すと思うのですが。
原則的に、交戦状態とは外交断絶状態が前提になって惹起されるものです。
むろん昨今の紛争は複雑化してきて、戦闘と交渉が同時平行する可能性もあります。
しかしその場合でも、
国防省がガンガン北爆をしている最中に、国務省がジュネーブでハノイと
和平交渉をする(ベトナム戦争の例)というふうになります。
ここでも軍事・外交の窓口が一つなら、相手国に間違ったメッセージを与え、
和平交渉の当事者の信頼を得ることが困難になるでしょう。
外交交渉の重要性が増せば増すほど、実際の戦闘行為から離れる必要があります。
>>軍事実力を背後に直接持つ外交官僚も、他国から危険視される。
>直接と間接とどう違うの? 他国の外交って軍事力の影響を全く受けないんだ、
貴殿は“砲艦外交”という言葉をご存じ無いようだ、直接と間接は大いに違います、
武官でなく文官が外交交渉をする事は、歴史的な意味があります。
(つづく)
22 :
従軍記者:2000/12/03(日) 04:33
(21のつづき)
>2=18
>>平時の外交感覚で国防構想する軍務官僚も危うければ
>リスクマネジメントって言葉知ってます?
私は言葉遊びをしているのではない、貴殿のこの切り返しは「平和惚け」の
臭いがします(笑)。
戦力は一朝一夕に構築出来る物ではありません、国家の防衛構想は、基本的に、
20年先30年先を見越して行われます。
現今の外交関係と切り離した構想が必要とされます、『意思より能力』の考え方です、
なぜなら国家意志は短期間で変わり得ますが、軍事能力は短期間で促成できないからです。
軍務官僚が、平時の外交感覚のまま、潜在的危険性を見落とせば取り返しがつきません。
>>場合によっては、軍人による政治介入の糸口にもなりかねない
>どんな場合?
21発言の“砲艦外交”のような場合が顕著ですね。
また、本来、外交交渉には高度な政治的判断が背景にあります。
イスラエルの「ゴラン高原撤退」のように、純軍事的に見て極めて不利益な決定を
する場合もあり得ます。プロの戦略家には信じられない結論でしょう。
外交政策と軍事常識は、正反対に対峙する場合が、ままあるわけです。
> 明治憲法と違って今の政府は予算と人事を握っているのに。
これは大きな問題です。軍隊の予算と人事権を支配していることが、
真の「シビリアンコントロール(文民支配)」ではありません。
シビリアンコントロールとは、文民が軍隊の全ての結果責任を負い、一方、
軍人は政争・雑事から解放され、軍務に専心し身命を賭す、そんな環境を
文民政治が用意することです。
そんな環境を整備せず、ただ予算と人事でもって、軍人と軍隊とを壟断する。
ここに、今の日本の持つ大きな危機があります・・・
まあ主旨からはずれますので、機会があれば別スレで意見交換ということに・・。
>結局のところ、この国で所管官庁など余り意味がないのかもしれません
極めて勉強不足です、この国の完成され‘硬直した’行政機構が、どれだけの影響を
国政に与えているか、思うだに恐ろしいものがあります。
貴殿は、運輸省管轄の海保を例に出して、何を言いたいのでしょう?
たしかに海保は洋上での警備行動をとりますが、ネイビーと比較するものではありません。
洋上戦力として、雲泥の差があります(役割が違うから当然ですが・・)。
23 :
次郎:2000/12/03(日) 08:16
「防衛庁」から「防衛省」(国防省)になることにより、どこが変わるのか。
誰かそこをご教示願います。議論する上で共通の認識が必要な気がしましたので。
かっこいいとか、志気があがるとかということではない違いが知りたいのです。
24 :
次郎:2000/12/03(日) 08:19
× 志気
○ 士気
25 :
太郎:2000/12/03(日) 08:42
>次郎
ぶっちゃけた話、かっこいいとか士気があがるとかしかありません。
金も看板の書き換えぐらいしかかかりません。
ただし、27万自衛官を要する国防をつかさどる組織として、威容、士気の高揚
というのは、非常に大切な要素です。
日々の訓練、警戒監視、万が一の場合の出動、災害派遣など、隊員の士気の高低
により、自衛隊の働きはものすごく変ってきます。
中央省庁再編により、主任の大臣が置かれる行政機関は一つを除き全て省となる中において
なぜ、防衛庁のみが外局として、庁とされねばならないのか。発足後約50年を経ても
なお、日陰者として扱われるのか。
27万人の隊員、とくに、第1線で体を張っているみなさんに、納得のいく理由が示さなけれ
ばなりません。
諸外国の反発?いったい、日本人の何人がDepartmentと、Ministry、Agencyの違いを説明できるでしょう。
漢字を使わない国の国防省は果たして、部なのか省なのか、はたまた委員会なのか?
これだけの実力を保持しながら、もし、諸外国に対して本気で、「日本は平和志向なので、国防組織は、
一段格落ちにしてあるんです」といった説明をしようものなら、それこそ、うわべだけをとりつくろう
信用できない国家と思われてしまうでしょう。
26 :
専守防衛さん:2000/12/03(日) 09:37
>次郎殿
確か先週か今週の週間新潮の目次欄下で触れてたような・・・
27 :
次郎:2000/12/03(日) 17:19
>太郎
まったく同意です。ただそうした見解では「不満の表明」で片付けられてしまう。
それが残念なのです。また一種の危惧も感じるのです。つまり
「日陰者」であることを強調せざるをえない。士気を高めるために議論した結果、
「俺達は日陰者だったんだ」と感じる者や再認識する者が部隊に蔓延するのではないか?
はっきりいう。
庁から省への格上げの問題が、何ら権限を伴わないステイタスの問題であるなら、
それは現自衛隊幹部のみの問題である。
そしてこれは幹部の士気の問題以上に、幹部の質を獲得する問題である。
ためにこの問題は依然防衛庁内だけの問題となり、国民的問題とならなくなってしまう。
再度
>>23を乞う。
>26
ありがとうごさいます。探してみます。
28 :
太郎:2000/12/03(日) 17:43
>次郎
なんか、技術的には、総理府令の制定がどうたら、細かい違いがあるんですけど、
実際、本当に何ら権限を伴わないステイタスの問題みたいですよ。
環境庁→環境省だって似たようなもんでしょ。
29 :
日陰者万歳!:2000/12/06(水) 09:29
「だが、壇上の夏目晴雄学校長の口をついて出た言葉は僕の予想とは
似ても似つかないものだった」
「その上で、防大の生みの親である吉田茂元首相が諸君の先輩にこう
言われたことがありますと前置きして、防大OBの間で長年にわたり
語り継がれてきたその言葉を紹介した。
『……君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎される
ことなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか誹謗ばかりの一生
かもしれない。ご苦労なことだと思う。
しかし、自衛隊が国民から感謝され、ちやほやされる事態とは外国から
攻撃されて国家存亡のときとか、国民が困窮し国家が混乱に直面している
ときだけなのだ。言葉をかえれば、君たちが「日陰者」であるときの方が、
国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい。』
……諸君の先輩は、この言葉に心を打たれ、自らを励まし、逆風をはね
のけながら、ひそやかな誇りを持ち、報われることの少ない自衛官としての
道を歩んだのであります。」
杉山隆男「兵士に聞け」新潮文庫、pp57-58.
30 :
専守防衛さん:2000/12/06(水) 09:47
で、結局、省になるのですか?新聞見てるんだけどなかなか載ってなくて
31 :
専守防衛さん:2000/12/06(水) 09:49
>>30 ならないみたい。
格上げ論が出て、防衛庁側が困惑してるらしい(藁
32 :
専守防衛さん:2000/12/06(水) 09:56
長官と大臣では閣議の時の扱いが違うとかゆう話を聞いたけど...
33 :
専守防衛さん :2000/12/06(水) 10:36
みんな、なんとか大臣もしくは、なんとか担当特命大臣とかなってるのに、
ひとりだけ、警察庁長官と同格っぽい、防衛庁長官では、選挙区向けにも、なんか
かっこつかないよね。
「ついにおらが村の先生も、大臣さまだっぺよ。あれ、一人だけ長官?がっかりだっぺ」
34 :
専守防衛さん:2000/12/06(水) 10:37
と、静岡5区の人は思うんだろうな、1月以降
>33
でも葬式は派手だぞ(w
36 :
専守防衛さん:2000/12/07(木) 08:46
防衛省なんて嫌じゃ!
国防省にせい!
37 :
専守防衛さん:2000/12/07(木) 09:09
>>27と
>>29は、おそらく現職。
そしていずれも真摯な奴。
しかしこの2人は絶対に相容れない。
38 :
必見:2000/12/07(木) 15:40
専守防衛さんに賛同!!
>38
専守防衛さんって、何番の?
40 :
専守防衛さん:2000/12/07(木) 19:44
防衛庁と国防省では、法律上やっかいな問題が出てくるよ。
防衛庁は総理府(来年から内閣府)の外局なので、長官は
総理大臣の指揮を受けるが、
国防省になると、国防大臣は総理大臣の指揮を受けづらくなる。
内閣法では、「閣議にかけて決定した方針に基づいて、行政
各部を指揮監督する」とあるので、いちいち閣議を開かなければ
ならないから。事前に包括的に閣議決定しておくというやり方が
とれるだろうが、問題がありそう。
最高司令官たる総理大臣と国防大臣の権限の切り分けが必要に
なるし、場合によっては、総理の権限を補佐する参謀本部みたい
なものが必要になるかもしれない。
41 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 04:57
>>40 なるほど。
現状では混乱が予想される。がしかし、
40の最終段こそが、制服の望みではなかろうか?
何年後、何十年後かに制服が国防大臣に任命される時、
自衛隊が国軍とよばれる時なのかもしれん。
ここの「制服」が「軍人」と記述されるときなのかもしれん。
これはアゲるべきだろう。
42 :
専守防衛さん :2000/12/08(金) 05:12
40は総理府の長と内閣の長の区別もつかない素人だね。
今も、自衛隊の最高指揮官たる内閣総理大臣は、内閣の
長としての内閣総理大臣なの。
だから、国防省になっても、その関係はかわらないの。
そんなだから、41みたいなとんちんかんなレスがくるんだよ。
43 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 11:02
40だが、
42は内閣の長たる総理大臣なら、なんでも出来ると考えている
ドキュソの素人。
君は行政法を勉強したことあるかい?
ちなみに、40に書き込んだ内容は、俺が自分で
中央省庁等改革推進本部に確認した内容だよ。
44 :
40:2000/12/08(金) 11:32
続き
42は以下の話を論破してみろ内閣法
第六条 内閣総理大臣は、閣議にかけて決定した方針に基いて、
行政各部を指揮監督する。
自衛隊法
第七条 内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の
指揮監督権を有する。
第八条 長官は、内閣総理大臣の指揮監督を受け、
自衛隊の隊務を統括する。
自衛隊法上の内閣総理大臣は、内閣の長たる総理と考えるのが妥当だが、
自衛隊法第七条、第八条の規定は、内閣法第六条に抵触する。つまり、
「行政権は、内閣に属する」と規定する憲法六十五条に違反するということ。
にもかかわらず、自衛隊法第七条、第八条が憲法違反にならないのは、
内閣総理大臣は同時に総理府の長だがら。(自衛隊法制定の昭和29年当時は、
内閣の長たる総理と、総理府の長たる総理が厳密に使い分けられていなかった)
防衛庁の所掌事務は、総理府の外局であるかぎり、大総理府の所掌事務となり、
総理は下位機関たる防衛庁長官を指揮監督できるが、国防大臣になってしまうと、
総理の総理府の長たる面は完全になくなってしまうので、自衛隊法第七条、
第八条は、このままでは憲法違反となる。
したがって、国防省設置の際は、自衛隊法のこの部分も改正が必要。
国防大臣が自衛隊の最高指揮権を有するなら話は簡単だが、引き続き
内閣総理大臣が最高指揮権を有するなら、国防大臣との権限の慎重な
切り分けが必要。
45 :
42:2000/12/08(金) 11:51
いまでも、自衛隊を指揮しているのは、内閣の長なんだって、
だから、自衛隊を動かそうと思うと大体閣議決定が必要なの。
不審船の時も、閣議決定したんだろ、
現在も総理府の長としての下位機関の防衛庁長官を指揮監督してるのなら、
自衛隊法の規定はいらないだろ。行政機関が下位機関を指揮監督するのは、
自明なんだから
国防大臣になっても、自衛隊法の規定を残すことにより、総理が指揮監督を
つづけることになるの。
総理府の外局であることで、総理府の長たる総理の権限のもとにあるのは、
行政財産の管理とかそういう細かいことだけなの。
それと、自衛隊法7条8条がどうして、憲法と抵触するの?
防衛庁長官と総理の権限の切り分けは内閣の中の問題だろ?
条文を持ち出して、理屈をこねれば、いいってもんじゃないの。
何も知らないひとたちの前で知ったかぶりしないでね。
46 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 12:20
興味深いお話が続いておりますが、防衛庁が国防省になったら
自衛隊法も国防軍法とかに作り変えなければならないだろうから、
枝葉の議論に思えてしまいますが…
47 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 12:22
うーん
どっちが正しいんだい?
48 :
42:2000/12/08(金) 12:31
自衛隊法はほとんど変えなくていいんですよ>46
防衛庁長官を防衛大臣にするくらい。
国家行政組織法系列の法改正の方がすこしめんどくさい。
49 :
40:2000/12/08(金) 12:32
>>45 >いまでも、自衛隊を指揮しているのは、内閣の長なんだって、
これは否定していないって。よく読めよ。
>それと、自衛隊法7条8条がどうして、憲法と抵触するの?
これも憲法違反だって言っていないだろ。
自衛隊法第八条の「長官は、内閣総理大臣の指揮監督を受け」を
「国防大臣は、内閣総理大臣の指揮監督を受け」と単純には改正
できないだろって言ってるんだよ。
50 :
42:2000/12/08(金) 12:59
>>40で
>国防省になると、国防大臣は総理大臣の指揮を受けづらくなる。
>いちいち閣議を開かなければ
>ならないから。事前に包括的に閣議決定しておくというやり方が
>とれるだろうが、問題がありそう。
っていってるじゃん。だから、今も、閣議決定してるんだって。
>これも憲法違反だって言っていないだろ。
>>44でいってるだろ。
自衛隊法の指揮監督は「行政各部の指揮監督」とは性格が別だから、
特に規定したんだろ。
自衛隊法の議論と国家行政組織法系列の議論を混同するのは初学者
にありがちな間違いだな。
51 :
40:2000/12/08(金) 13:06
(続き)
自衛隊法の総理が内閣の長の総理であることは否定してないよ。
しかし、現行において、その総理の権限を補佐しているところは
どこ?
防衛庁だろ。決して内閣参事官室あたりがやっているわけではない。
では、なぜ防衛庁が内閣の長の総理の権限を補佐できるのか?
例えば、中小企業庁が通産大臣を飛ばして総理を補佐できるのか
といえば、日本の法体系は、そうはなっていない。
防衛庁は総理府の外局として、その主任の大臣は総理府の長たる
総理であって、内閣の長たる総理と同一だからこそできるのだよ。
そこは一種の自衛隊法のごまかし。というか、昭和20年代には
総理府の長と内閣の長の違いが明確に意識されていなかったから。
国防省になれば、もう内閣の長たる総理の補佐機関足り得ないよ。
だから参謀本部(?)みたいのが内閣に必要になってくる。
(作れと言いたいわけでなく、法律から考えるとそんなっちゃう
けど、どうなのかな?と言いたいだけ)
52 :
40:2000/12/08(金) 13:09
44では
>にもかかわらず、自衛隊法第七条、第八条が憲法違反にならないのは、
と書いてあるんだが
53 :
42:2000/12/08(金) 13:13
現行法において、内閣総理大臣を防衛庁が補佐するなんてどこにも書いてないだろ。
だから、現行法上、総理の指揮監督を補佐する機関なんてないの。
防衛庁長官が総理の指揮監督を受けて、自衛隊の隊務を統括してるんだろ。そしてその長官を補佐するものとして、
内部部局や、幕僚監部が規定されているんだろ。
だから、国防省になっても、国防省が総理を補佐するなんてことはありえないの。
今とおなじで、総理を補佐する機関なんていらないの。
54 :
42:2000/12/08(金) 13:17
>>52
44では、内閣総理大臣が総理府の長だから憲法違反にならないって書いたんだろ。
あなたは、総理府の長としての立場がなければ憲法違反になるといってんでしょ。
でも、総理府の長という立場は、自衛隊法上は関係ないわけ。
55 :
40:2000/12/08(金) 13:47
>現行法において、内閣総理大臣を防衛庁が補佐するなんてどこにも書いてないだろ。
俺は、自衛隊法上の総理は、内閣の長と総理府の長が明確に区分されていないと考えるから、総理府の外局が総理を補佐するのは自明だから書いていないと思うが。
自衛隊法上の総理が内閣の長だけなら、自衛隊法8条の規定はおかしいと思わないか?
なぜ分担管理事務について主任の大臣をすっ飛ばして指揮監督できるんだ?
56 :
42:2000/12/08(金) 14:00
>55
だから、自衛隊法と国家行政組織法系列の議論を混同しちゃだめなんだって
いまでも、行政財産の管理、総理府令、政令の制定などは、総理府の長たる
総理大臣がやってるだろ。
補佐と、事務分掌は別物だからね。普通、補佐の場合は「補佐する」と明確に規定してあるよ。
外局というのは、補佐ではなくて、事務の分掌なの。違いわかる?
ちなみに2つの法体系は別物なので、以下は、たんなるほそくだけど、ではあるけ自衛隊
法第8条は、長官の指揮監督権を定めているのであって、長官が総理の指揮監督を受けて、
自衛隊の隊務を統括するというものだよ、総理が長官をすっ飛ばしてなんて書いて無いじゃん。
57 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 14:04
どっちが太郎なんだ?
58 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 14:15
太郎ってだれ?
59 :
専守防衛さん:2000/12/08(金) 15:05
おお、なんかおもろい!
ぬぉ、知識がなく参加できんのがつらい。
しばらくROMってお勉強。
ってことで
age
60 :
40:2000/12/08(金) 15:07
>56
>自衛隊法第8条は、長官の指揮監督権を定めているのであって、長官が総理の指揮監督を受けて、自衛隊の隊務を統括するというものだよ、総理が長官をすっ飛ばしてなんて書いて無いじゃん。
そういう意味じゃないよ。
42の解釈だと、「内閣の長」→「総理府外局の長」→「特別の機関」の順を指揮監督できるということだろ。
およそ行政事務は主任の大臣が分担管理するという憲法の原則からは、「内閣の長」→「主任の大臣」→「総理府外局の長」→「特別の機関」となるハズだろう。
にもかかわらず自衛隊法8条が「総理」→「総理府外局の長」の指揮監督を書いているのは、自衛隊法の場合、「内閣の長」=「主任の大臣」で同一だからこう書いているのであって、自衛隊法上の総理は総理府の長(主任の大臣)たる意味もあるのではないか、と言いたいわけ。
それとも自衛隊への指揮は行政事務ではないと42は言いたいのかな?
61 :
42:2000/12/08(金) 15:25
>60
>42の解釈だと、「内閣の長」→「総理府外局の長」→「特別の機関」の順を指揮監督できるということだろそれ
それは、どちらかというと、内閣の長と総理府の長を同一人と見ているあなたの解釈にちかいだろ。
だから、自衛隊法上は、総理府の長っていう概念は関係ないんだって。
自衛隊法第7条にも、内閣を代表して、指揮監督するって書いてあるだろ。
あなたが良く使う内閣法における行政各部の監督というのは、国家行政組織法の世界で
総理府の場合、内閣の長たる総理が総理府の長たる総理を監督するということだよね。
内閣→総理府→防衛庁っていうのはあっても、内閣→総理府→自衛隊っていう組織の関係を
規定した法律はないの。
よく、防衛庁と自衛隊は同じ組織だって言われていて、実際そのとおりなんだけど。
その拠って立つ法体系は別個に考えなきゃいかんのよ。
その意味では、内閣の行政事務の分掌という観点からは、国家行政組織法の体系に基づく
内閣→総理府→防衛庁という処理がなされるのであって、内閣総理大臣の自衛隊に対する
指揮監督というのは前者とは、性格を異にするものといえるんだよ。
62 :
42:2000/12/08(金) 15:43
ちょっとでかけます。
1週間くらい戻らないかもしれません。
帰ったら続きをやりましょう。
というわけで、みなさん、sageないで下さいね。
63 :
40:2000/12/08(金) 16:01
>その意味では、内閣の行政事務の分掌という観点からは、国家行政組織法の体系に基づく内閣→総理府→防衛庁という処理がなされるのであって、内閣総理大臣の自衛隊に対する指揮監督というのは前者とは、性格を異にするものといえるんだよ。
ここがよく分からんのよ。
総理の自衛隊に対する指揮監督は、主任の大臣が分担管理する行政事務ではなく、合議体たる内閣に留保されている事務。それを総理が内閣の長として行っている。
しかし、その総理を補佐する機関は存在しないという整理に本当になっているの? 最高指令官たる総理の意思決定をサポートする参謀役は防衛庁ではないのか?
もちろん、法文上に「補助」するという言葉がないことは分かりました。が、講学上の補助機関は存在するのではないか。存在するなら、総理府の長の概念を持ち出さないと説明がつかないのではないか、と自分は考えているわけです。
これ以上は堂々巡りになってしまうかも。42さんのカキコはとても勉強になりました。
上の方で、ドキュンとか書いてしまってごめんなさい。
64 :
42@出掛け:2000/12/08(金) 16:10
総理の補佐機関としては、安全保障会議がありますね。
防衛庁と総理の関係は、防衛庁長官と総理のいわば、
biの関係になるんでしょうね。
それではさようなら
>>42 まだかえらないんすか?
勉強不足なのでROMっていましたので続けて貰いたいです
66 :
専守防衛さん:2000/12/27(水) 10:54
age
67 :
専守防衛さん:2000/12/27(水) 13:45
素直に国防省にしたら、自衛隊も国軍にして
言葉遊びばかりしている方が近隣諸国に疑念を与えると思うんだけど
侵略を進出、有事を周辺事態と言う様に
もし日本から戦争をしかけても別の言葉でごまかすに決まっているって
68 :
42:2000/12/30(土) 17:19
どうも42です。
防衛庁が省になると、自衛隊も軍に名称変更すると考えられておられる方が多いですが、
防衛庁設置法と自衛隊法は別の法律ですから、両者の名称変更は必ずしもリンクしてません。
今回は軍への変更というのはないはずです。
さて、40のこだわっている総理の補佐ですが、現行法上内閣総理大臣の補佐というのは、
どこの省庁もやってません。しいて言えば、内閣官房において、具体的には内閣5室において各政策の総合調整を行い
その内閣官房を束ねる官房長官が総理の補佐をしているといえば、しているといえますかね。
安全保障政策については、安全保障・危機管理室がやってますね。ですから、内閣総理大臣の補佐機構としては、安全保障・危機管理室
が既に存在してますから、防衛庁が省になっても、現行となんらかわらないことになりますね。
ちなみに、67のいっている、有事は日本が武力攻撃を受けた場合、周辺事態は、日本は直接武力攻撃を受けてないけど、
周りでドンパチやっていてなんとなくいやーな感じの時ですから、全く別物ですね。
69 :
SUS:2001/01/03(水) 05:21
自衛隊は軍令と軍政の指揮系統を分けていなかったんでしたっけ?
軍令で総理を補佐するのは統幕議長だと思っていた・・・。
どうせなら軍令の部分は内局を経由しないように統幕や3幕にいくようにするとよいな・・・
70 :
専守防衛さん:2001/01/06(土) 22:51
できないじゃん
71 :
専守防衛さん:2001/02/23(金) 07:34
結局できませんでした
72 :
専守防衛さん:2001/02/23(金) 12:50
あげ
防衛省とか国防省とかいってないで、陸軍省、海軍省にしよう。
階級も1〜3はやめて、大中小に戻そう。
74 :
専守防衛さん:2001/02/23(金) 13:41
ついでに、空軍と宇宙軍、海兵隊もよろしく。
75 :
専守防衛さん:2001/02/23(金) 15:02
>73
少兵、中兵、大兵、少曹、中曹、大曹か?
76 :
専守防衛さん:2001/02/23(金) 17:51
普通科、施設科、特科、とか言う変なのも止めて。
>>75 なんかそれは嫌。今の自衛隊のままでいいや
財務・外務・自治と警察(旧内務)が絶対に認めない。
陸軍省に煮え湯を飲まされた連中の末裔だから。
陸自バッシングの原点はここにある。
大将とか中将って響きがすごくいい。
かっこいい。
将官はカコイイかも知れんが、陸軍二等兵とか三等水兵と呼ばれる連中は、
とっても哀れだと思ふ(涙
山本元帥って海軍出身だっけ?
元帥ってのも超かっこいいね。
82 :
専守防衛さん:2001/02/24(土) 00:57
外務省、総務省、財務省とくれば軍務省しかない。
83 :
専守防衛さん:2001/02/24(土) 07:14
>78
じゃ海軍省ならOK?
84 :
海の人:2001/02/24(土) 08:05
>82
兵務省なら、平安時代みたいでよいかも(笑)
やっぱり国防省できまり。
86 :
専守防衛さん:2001/02/25(日) 13:42
警備保省
昨日この件で、防衛省昇格に野中さんが異を唱えたらしいね。
88 :
専守防衛さん:2001/03/01(木) 07:01
野中は赤だからね。
首相にはなってもらいたくない。
まぁやり手のイメージがあるからいつまでも当選するんだろうけど。
89 :
専守防衛さん:2001/03/04(日) 13:01
できてねーぞ!
90 :
専守防衛さん:2001/03/04(日) 14:05
省昇格したら、引き替えにS設庁を廃止される可能性があるので絶対反対!
91 :
専守防衛さん:2001/03/09(金) 00:26
あぐぇ
92 :
おーべるしゅたいんさん:2001/03/09(金) 02:16
93 :
専守防衛さん:2001/03/09(金) 02:34
人民武力省
94 :
専守防衛さん:2001/03/09(金) 19:15
兵部省
95 :
専守防衛さん:2001/03/09(金) 23:22
「国防省」昇格「最大限の努力」
森首相は六日の参院予算委員会で、防衛庁の「国防省」への昇格問題について、「主要な諸外国の中で国防を担当する組織がエージェンシー(庁)という形を取っている国はない。引き続き(自民)党内外で議論を深め、国民に十分な理解を得られるよう最大限の努力を続けていくべきだ」と述べ、積極的に推進する考えを表明した。
この問題については、自民党政務調査会が省昇格のための法案骨子を了承しているほか、同党内には省昇格を推進する議員連盟も発足している。しかし、同党の一部や公明党内に慎重論がある。
また、首相は有事法制の検討のあり方に関し、「多数の省庁にかかわり、検討内容も多岐に渡る重要な課題だ。内閣官房を中心に関係省庁で鋭意検討していくことになろうと考えている」と述べ、省庁横断的に早急に検討を進める意向を示した。
(3月6日18:51)
ま、さ、もうすぐ辞める人なんだけどね。
96 :
専守防衛さん:2001/03/12(月) 04:01
とにかくまず、憲法改正をやってほしい。憲法を骨抜きにするのが一番大問題。
一度骨抜きにすることに慣れちゃって、なんでもするようになってるからね。
これじゃあどんなに憲法改正が難しい手順を含んでいても、危ない流れを止める
何の抑止力にもならなくなっていっちゃうよ。
97 :
人民解放軍でよい:2001/03/12(月) 17:23
自衛隊とは道路作りの失業者と認識している。
むかしは延々とブルドーザーと作業員が斜面に張り付いて道路作りをしていた。
いまじゃ、コンピューや莫大な予算のおかげででかい面しているが。
なんのこたないだだの失業対策部隊
存在根拠法が日米相互防衛援助協定でしかない
違憲不要組織が省に昇格する必要はありません。
せいぜい、米軍を支援するエージェンシーを名乗って
いなさい!根拠法日米相互防衛援助協定ならびに
日米安保条約に従って!
99 :
貢献:2001/03/14(水) 23:11
>97と98は、勉強を良くされているのでしょうね。自衛隊の存在根拠から
考えておられるようですが・・。しかし、あなたたちの考え方ではもう現在の
国内外情勢では生き延びることができないのです。存在根拠より、存在価値の
観点からお考えになったほうがいいとおもいます。道路作りは何らかの目的で
実施されていたのをご覧になったのでしょうが、それを失業対策部隊と考えて
おられるようでしたら、もう一度そこの場所に行って現状がどうなっているか
ご覧になってください。
100 :
専守防衛さん:
後悔してからでは遅いのが軍備である。