一般幹部候補生スレ・その34

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151専守防衛さん
紀州の南高梅といえば、六尺一丁の暇人が、我を忘れて仕込み合う、
薫り高い梅として、全国に知られている。
仕込みのあと、野郎達は集会所に集まり、去年の仕込み酒を持ち寄り、飲み合う。
南高梅は、梅酒にとてもよい青梅の旬の後、すぐ黄色や赤色になるから、
投売りでセール品として出される。俺はいつもそれが狙いだ。
投売られている南高梅の、出来るだけ肉付きのいい青めの奴を1kgほど、
こっそり購入して家に持ち帰る。
そして、深夜、俺一人の祭が始まる。
俺はもう一度熟した南高梅の身を摘み、流しの桶にばら撒き、
ウォーッと叫びながら、桶の中に流水を落とし回す。
汚れた南高は、日本古来より親しまれて来た臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。
ザルに上げた南高は、もうすでに痛いほどアクが抜かれている。
梅の中に顔を埋める。臭ぇ。
梅臭、山臭や、南高独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ。
臭ぇぜ、ワッショイ! 梅仕事ワッショイ!と叫びながら、ペーパータオルごと梅を扱く。
嗅ぎ比べ、一番梅臭がキツイやつを主食に選ぶ。
その南高には、虫食いの染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。
その南高を食べてた奴は、里で一番威勢が良かった、五分の魂で一寸の、無脊椎の、
幼虫野郎だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、
思いきり嗅ぎながら、南高野郎臭ぇぜ!俺が仕込んでやるぜ!と絶叫し、梅のヘタをいっそう激しく穿り取る。
仕込んだ南高は、兵馬俑のようにガラス容器に並び付け、
南高野郎のデカ梅を口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながら氷砂糖を置きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は戸袋からブランデーを引き出し、南高野郎の容器の中に、思いっきりブチ撒ける。
どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら1.8リットル程注ぎ込み続ける。
本当に美味しい梅酒を仕込んでる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
ガチムチ南高梅の容器は、俺の雄酒でベトベトに浸される。
南高梅、貴様はもう俺のもんだぜ!
俺の祭が済んだあと、他の容器とまとめて、ラベルを張って押し入れにしまい込む。
また来年、梅雨頃に南高梅を手に入れるまで、オカズには使えない。
押し入れにはそんな梅酒がいくつも仕込んであるんだぜ。
152専守防衛さん:2012/09/08(土) 12:48:47.65
紀州の南高梅といえば、六尺一丁の暇人が、我を忘れて仕込み合う、
薫り高い梅として、全国に知られている。
仕込みのあと、野郎達は集会所に集まり、去年の仕込み酒を持ち寄り、飲み合う。
南高梅は、梅酒にとてもよい青梅の旬の後、すぐ黄色や赤色になるから、
投売りでセール品として出される。俺はいつもそれが狙いだ。
投売られている南高梅の、出来るだけ肉付きのいい青めの奴を1kgほど、
こっそり購入して家に持ち帰る。
そして、深夜、俺一人の祭が始まる。
俺はもう一度熟した南高梅の身を摘み、流しの桶にばら撒き、
ウォーッと叫びながら、桶の中に流水を落とし回す。
汚れた南高は、日本古来より親しまれて来た臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。
ザルに上げた南高は、もうすでに痛いほどアクが抜かれている。
梅の中に顔を埋める。臭ぇ。
梅臭、山臭や、南高独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ。
臭ぇぜ、ワッショイ! 梅仕事ワッショイ!と叫びながら、ペーパータオルごと梅を扱く。
嗅ぎ比べ、一番梅臭がキツイやつを主食に選ぶ。
その南高には、虫食いの染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。
その南高を食べてた奴は、里で一番威勢が良かった、五分の魂で一寸の、無脊椎の、
幼虫野郎だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、
思いきり嗅ぎながら、南高野郎臭ぇぜ!俺が仕込んでやるぜ!と絶叫し、梅のヘタをいっそう激しく穿り取る。
仕込んだ南高は、兵馬俑のようにガラス容器に並び付け、
南高野郎のデカ梅を口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながら氷砂糖を置きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は戸袋からブランデーを引き出し、南高野郎の容器の中に、思いっきりブチ撒ける。
どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら1.8リットル程注ぎ込み続ける。
本当に美味しい梅酒を仕込んでる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
ガチムチ南高梅の容器は、俺の雄酒でベトベトに浸される。
南高梅、貴様はもう俺のもんだぜ!
俺の祭が済んだあと、他の容器とまとめて、ラベルを張って押し入れにしまい込む。
また来年、梅雨頃に南高梅を手に入れるまで、オカズには使えない。
押し入れにはそんな梅酒がいくつも仕込んであるんだぜ。