446 :
ちせ:
そんな事よりお前ら、ちょいと聞いてよ。今の話題とあんま関係ないけどさ。
この間、G訓練空域行ったんです、Gエリア。
そしたらなんか、第6航空団の戦闘機がめちゃくちゃいっぱい飛んでいて入れないんです。
飛行開発実験団所属機が、Gコリドーの北端で旋回しながら待機しているんです。
で、兵器管制官に聞いたら、戦競の訓練が長引いているっていうんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、戦競の訓練ごときで普段来てないGエリアに来てんじゃねーよ、ボケが。
戦競だよ、戦競。
なんか派手な塗装機とかもいるし。地上勤務員まで巻き込んでお祭騒ぎか?おめでてーな。
教官機が「お前ら相手にAB使う必要なし」とか言って燃料投棄してるんです。もう見てらんない。
お前らな、ガソリンやるからその空域空けろと。
訓練空域ってのはな、もっと規則正しく使うべきなんだよ。
事前に使用者に使用計画を通知してるんだ、時間も守れないへっぽこはすっこんでろ。
で、やっとRTB始めたと思ったら、例の教官の奴、「キャンセルIFR」とか言ってるんです。そこでまたぶち切れですよ。
あのな、低気圧張り出しててお前らが帰る小松飛行場は降水現象のせいでIMCなんだよ、ボケが。
得意げな声で、何が、キャンセルIFR、だ。
お前は本当に飛行場が見えているのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
お前、帰りの燃料まで棄てたのと違うんかと。
雷に当たると弱い私に言わせてもらうと、今、小松飛行場への帰投方式の最新流行は、
GCI−RAPCON、レーダーベクタートゥダウンウインド、穴アプローチ。これだね。
穴アプローチ、これが通の頼み方。
穴アプローチってのはオントップコンディションを維持しながら雲の切れ目(穴)めがけて降下を開始する、これ。
飛行場がIMCならインディビジュアル・PAR。これで確実に降りられる。
しかしこれらを要求すると、次から航空管制官にマークされるという諸刃の剣。素人にはお勧め出来ない。
まぁお前、燃料棄てた香具師は、キャンセルIFRしてスペシャルVFRの許可を要求するか、タカン進入でもしてなさいってこった。