海外派遣隊員16人が自殺 インド洋やイラクで任務
政治/2007年11月13日 13:21
インド洋やイラクなどへの海外派遣任務に就いた延べ約1万9700人の自衛隊員のうち、16人が在職中に自殺していたことが13日、政府が閣議決定した答弁書で明らかになった。
社民党の照屋寛徳氏の質問主意書に対する回答。
答弁書によると、テロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣された海自隊員は約6年間で延べ約1万900人。
イラク復興支援特別措置法に基づく陸、海、空自隊員の派遣人数は約4年間で延べ約8800人に上る。
このうち在職中の死亡者は計35人で、内訳は海自20人、陸自14人、空自1人。
うち自殺者は海自8人、陸自7人、空自1人で、それ以外は病死が計7人、事故死・死因不明が計12人という。
答弁書は派遣と死亡の因果関係に関し「一概には申し上げられない」と指摘。
退職後の自殺者数については「把握していない」としている。
http://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/politics/CN2007111301000357132150.shtml