不審物、県警爆発物処理班が出動 金沢駐屯地、通行止めなど規制
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20071018002.htm 十八日午前四時八分ごろ、金沢市野田町の陸上自衛隊金沢駐屯地で、南門付近の外柵センサーが作動し、敷地内に段ボール箱一個が落ちているのが見つかった。
同駐屯地は不審物として金沢中署に通報、県警の爆発物処理班が処理に当たり、約五時間半後、箱の中身は作業服で危険性はないことが判明した。
同署は何者かが敷地外から箱を投げ込んだ可能性もあるとみて、調べを進めている。
金沢中署と金沢駐屯地によると、センサーが作動したため警衛隊の隊員が付近を捜索したところ、外柵の内側約二メートルの敷地内にガムテープで閉じられた段ボール箱が落ちていた。
箱は幅約四十センチ、高さ約二十センチ、奥行き約三十センチ。
中には陸上自衛隊で使用されているような作業服で、使い古したものが入っていたという。
同署は同日午前九時十七分から約三十分間、駐屯地前の県道約五百メートルを通行止めにし、箱の処理に当たった。
同駐屯地に近接する金大附属小中高校をはじめ、付近住民にパトカーのマイクなどで注意を呼び掛けた。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20071018002.jpg 段ボール箱の処理に当たる県警の爆発物処理班=18日午前9時50分、陸上自衛隊金沢駐屯地