パラシュート開かず陸自空挺団3曹死亡 東富士演習場
http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY200702050296.html 2007年02月05日17時12分
5日午前10時半ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市)で、
陸自第1空てい団(千葉県船橋市)所属の3等陸曹(24)が落下傘で地上に降下訓練中、傘が正常に開かず地上に落下。
3曹は全身を強く打ち死亡した。陸自によると、同種の訓練中に隊員が死亡したのは72年以来で、4人目。
陸自によると、3曹は同日午前9時半から、高度約2千メートル付近のCH47ヘリから飛び出し、
空中で自分で傘を開いて降下する「自由降下」の訓練を受けていた。1回目の降下を終え、
同10時半ごろ、この日2回目の降下でヘリを飛び出した後、傘が正常に開かない状態でそのまま地上に落下したという。
部隊で捜索したところ、同11時すぎ、同演習場南東部で倒れているのが見つかり、
正午すぎに死亡が確認された。傘が全く開かなかったのか、半開きだったのかを陸自で調べている。
装着していた予備の傘も開いていない状態だったという。
訓練では、空てい自由降下課程に入校中の隊員12人と教官12人がペアを組み、
交互に降下していた。3曹は降下と同時に傘が開く「空挺降下」は25回経験していたが、「自由降下」はこの日が初めてだった。
3曹は01年3月入隊。1月上旬から2月中旬の予定で空てい自由降下課程に入校していた。
3曹が装着していたのは、「MCー4」と呼ばれる落下傘で05年7月から使われており、これまで16回使用されているという。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1170690399/