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海上自衛隊岩国基地(山口県岩国市)に所属していた自衛官(42)が1996年12月から
97年1月にかけて、北朝鮮に無断渡航し、減給処分を受けていたことが28日、分かった。
防衛庁によると、この自衛官は岩国基地の救難飛行艇のパイロットだった96年12月30日
から97年1月4日までの間、無許可で北朝鮮に渡航していた。関係者によると、
宗教上の理由で、宗教団体のツアーに1人で参加して渡航したという。
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その後3等海佐に昇任。
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ソース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000060-jij-soci オペレーショナル・インテリジェンス―意思決定のための作戦情報理論
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9980446129 第2章 どんな情報が欲しいか、を決める−情報の要求 より一部引用
事例7 的を絞って北朝鮮軍の実行能力を判定
筆者は朝鮮半島担当幕僚の時に、北朝鮮軍の作戦実行能力を「短期間の内に判定せよ」
と要求されたことがありました。そこで筆者は、
1.北朝鮮空軍の訓練飛行時間 2.北朝鮮軍のトラックの予備タイヤ
3.軍事休戦線の偶発砲撃戦における北朝鮮軍砲兵の砲撃精度
4.冬期訓練における戦車部隊の交信傍受
5.米軍の電子情報と画像情報 6.日米両軍による通信防御
に絞って情報収集しました。(中略)
その結果、北朝鮮軍は全く戦闘遂行能力が無いと断定しました。冬期に北朝鮮軍の戦車は
凍り付いた道路でスリップ事故を続発させ、トラックにはスペアタイヤも滑り止めチェーンも
夜間暗視機器もなく、戦闘機のパイロットはほとんど満足に戦闘肥厚できず、砲兵は射弾観
測レーダーも機能せず、対空監視レーダーは予備装備が無く、整備・修理している期間は
レーダー網に穴が出来る状態でした。一日の或る時間は平壌の防空レーダーも働かないという
状態でした。このような状態は今でも続いていると思います。
余談ですが、もし、拉致家族の救出を政府が決断すれば、自衛隊はかなりの救出作戦を
実行できるでしょう。ヘリコプターであっても、欠陥だらけのレーダー網の隙間を狙って北朝鮮
の領域に飛び込む事が出来ると思います。