--- 富士樹海 清掃作戦 ---

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69専守防衛さん
不法投棄:地上と空から監視−−富士山ろく /山梨
1月11日11時2分配信 毎日新聞

富士吉田署と県、5市町村などは10日、後を絶たない富士山ろくでの不法投棄を防ごうと合同パトロールを実施した。
この日は、車による地上とヘリコプターによる上空から計約30人が監視。
新たに2カ所で、ソファや古タイヤ4本など一般廃棄物の不法投棄(計約50キロ)が発見された。
県富士・東部林務環境事務所によると、同地域には、昨年12月末現在で、96カ所(約85トン)の不法投棄が見つかっている。
家電製品や家庭ごみなどの一般廃棄物が増えているのが最近の特徴で、発見されている不法投棄のうち93カ所(約11トン)とほとんどを占める。
富士河口湖町内の県道脇斜面では、大量の本の不法投棄が発見されている。
段ボール箱ごと投げ捨てたと思われ、8箱(約100キロ)分の本が散らばっていた。【藤野基文】
1月11日朝刊 最終更新:1月11日11時2分
70専守防衛さん:2008/01/18(金) 20:13:59
ハクチョウ:雪の富士望む多々良沼に100羽飛来 /群馬
1月18日13時0分配信 毎日新聞

館林市と邑楽町にまたがるハクチョウ越冬地の多々良沼で17日、秩父連山後方に綿帽子をかぶった富士山がくっきりと浮かび上がった。
同市と富士山は直線で約120キロ。強風の日や雨上がりの澄んだ空気の翌朝にしか望めないという。
市民らは夢中でカメラのシャッターを切っていた。
一方、この日、同沼に飛来したハクチョウが100羽を超えた=同<下>。
同沼と近くの城沼を行き来しているとみられる。多々良沼への今季初飛来は昨年10月23日の5羽。
最近の厳しい寒気で飛来数が増えている。初飛来は78年で、毎年100羽以上が飛来する。
ピークは今月下旬とされ、3月中旬にはシベリアへの北帰行が始まる。
同沼の「ガバ沼」で27日に「白鳥まつり」を開催。豚汁800食が振る舞われる。【中野秀喜】
1月18日朝刊 最終更新:1月18日13時0分
71専守防衛さん:2008/01/18(金) 20:15:24
現場から:4道県タッグ、世界遺産再挑戦 県から大湯と伊勢堂岱 /秋田
1月18日14時0分配信 毎日新聞

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を目指し、秋田、青森、岩手3県と北海道は昨年12月、国内候補の暫定リストへの登載を求める提案書を文化庁に提出した。
秋田県は06年度にも県単独で応募したが、結果は「継続審査」。今回は4道県でタッグを組み、約8カ月間の協議を経ての再挑戦だ。
遺跡を原状に近づけるため県道移転も検討するなど、登載に向け意欲を燃やしている。【馬場直子】
提案したのは縄文時代草創期〜晩期の計15遺跡。県内の大湯環状列石(鹿角市)と伊勢堂岱遺跡(北秋田市)を含む。
県内の2遺跡はいずれも石を環状に並べたストーンサークルで縄文時代後期につくられた。
大湯は直径約45メートルと50メートルの2種類。祖先を祭る墓の集合体とされる。
伊勢堂は直径30メートル以上の四つの環状列石が主体の遺跡で、大規模な祭祀(さいし)場とされる。
二つの遺跡は06年度も暫定リスト登載に挑戦したが、わずか2カ月程度の準備期間やプレゼンテーションの力不足がたたり登載には至らなかった。
だが文化庁から、縄文遺跡群を提案した青森県に加え、北海道、岩手県と共同提案するよう指導があり、4道県の担当者が4月から毎月1回の連絡会を開催。
計15遺跡を紹介する提案書の内容の協議を重ねた。
県教委によると、世界遺産登録を目指す上で重要な要素の一つが、世界史上の意義を明確にすることだという。
担当者は、縄文研究の第一人者、国学院大の小林達雄教授(考古学)ら有識者に助言を求めながら提案書を作成した。
72専守防衛さん:2008/01/18(金) 20:16:49
>>71つづき
◇県道移転も検討
また、「当時の状況に近づける」ことも大切だという。伊勢堂は周囲に建築物などはないが、大湯は遺跡の間に県道66号が走っている。
県は縄文時代の景観に近づけようと「大湯環状列石魅力アップ調査検討委員会」を設立し、県道の移転も含めて周辺住民らの意見を聴く予定だ。
12月28日に締め切られた暫定リスト登載申し込みには、全国から32件の応募があった。可否は今夏にも決まる予定。
文化庁は「応募のなかからいくつ登載されるかは決まっていない」と話すが、県教委は「縄文時代を網羅する遺跡がそろい、その時代を特徴づける遺跡もある」と登載に自信をみせる。
◇ライバル多く険しい道
暫定リスト登載は、日本国内の候補の一つになったことを意味する。
次のステップは「日本代表」になることだが、周辺環境の整備、国内外の有識者による提案書作成を経て、
文化庁から「世界遺産一覧表に登載する準備が整った」と認められた遺産だけが「日本代表」としてユネスコに推薦される。
県教委文化財保護室によると、暫定リストには既に、富士山や長崎の教会群など世界的にも有名な遺産ばかり8件が登載されており、中には92年に登載され、16年も「代表」推薦を待ち続けている遺跡もある。
ユネスコへ推薦された後は、ユネスコの下部組織の「国際記念物遺跡会議」などが現地調査し、ユネスコ世界遺産委員会の最終審議を経て、ようやく世界遺産として正式に登録される。
世界遺産は昨年7月時点で851件を数えるが、ユネスコは全体で1000件程度に抑えたい考えだという。
さらに、登録数が増えることで似たような特徴や年代をもつ遺跡も増え、登録への道は年々厳しくなっている。
とは言え、暫定リスト登載が長い道のりへの第一歩であることは間違いない。
1月18日朝刊 最終更新:1月18日14時0分
73専守防衛さん:2008/01/20(日) 15:36:01
富士山:山頂の「石文字」やっと消えた!! 「禁止」作戦が奏功 /山梨
1月20日12時1分配信 毎日新聞

◇ポスター、チラシや撤去活動
富士山に登頂した記念に石を並べて字や絵を描く「石文字」。
環境省が07年夏、石文字禁止を訴えるポスターを初作製したほか、ボランティアが撤去活動を行った結果、ほとんどなくなったことが分かった。
関係者は「今後も引き続き、石文字廃絶に向けて取り組んでいきたい」と話している。【藤野基文】
石文字は、山頂の歩道脇にある噴火口周辺の斜面に「みか」「ココナッツ」など、石を置いて描いた絵や名前などが数え切れないほど並び、後を絶たなかった。
景観を損ねるだけでなく、石を動かすことで周囲に生息するコケ類や地衣類に悪影響を及ぼすことが指摘されていた。
同省は07年夏、「STOP!石文字」と書いたポスター(約100部)とチラシ(約1500部)を作製。
全山小屋や同省設置のトイレなど登山者の多く集まる場所で掲示・配布し、石文字の禁止を呼びかけた。
石文字を崩す作業も06年夏から、静岡県のボランティアや山頂の山小屋関係者らが行ったという。
同省富士五湖自然保護官事務所(富士吉田市)は「石文字が残っていると、自分も作りたいと軽い気持ちでやってしまう登山者が多い」と指摘し、
「なくなったことで後に続く人がいなくなるのでは」と期待している。
1月20日朝刊 最終更新:1月20日12時1分