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63専守防衛さん
街の環境守るヒーロー 仮装の若者、名駅周辺で毎月ごみ拾い
10月30日10時28分配信 中日新聞【愛知県】

「ア∞ス(アース)戦隊ゴミ拾いレンジャー」と称した仮装の若者たちが、名古屋市中村区の名古屋駅周辺で月1回、ごみ拾いをしている。
仮装という遊び心で若い社会人らを引き込み、参加者は増え続けている。

呼び掛けているのは非政府組織(NGO)のア∞ス。
代表を務める会社員玉川幸枝さん(23)=岐阜県瑞浪市=の「無関心な社会を変えたい」との願いがきっかけだった。

昨年、仕事を休んでNGOピースボートの世界をめぐる船旅に参加。アフリカの小国エリトリアで貧困に衝撃を受ける一方、助け合う人々の温かさも感じた。
帰国してギャップを感じ「みんながもっと周りを気遣うきっかけに」とごみ拾いを決意した。
仮装は「ごみ拾いを『仕方なくする』のではなく、面白く」という工夫。
通行人の関心を引くことで、ポイ捨てを抑止する効果も狙った。

活動は原則、第1日曜日。初回の5月に十数人だった参加者は、10月には県内や岐阜県から20代の社会人を中心とした61人に膨らんだ。
テレビや映画のヒーロー、動物に扮(ふん)して「こんにちは」と通行人に声を掛けながら駅西地区を歩き、空き缶や弁当容器をごみ袋に。17袋がいっぱいになった。

初参加の千種区の市邨中学校1年、岡村篤志君(13)は好きな映画の主人公姿で「まちなかで堂々と着られてうれしい」と気合たっぷり。
「わいわいやるから楽しい」という自営業手伝い神谷寿さん(27)=岡崎市岡町=も「先月拾ったばかりなのにたくさん捨ててある」と真剣だ。

玉川さんは「きっかけがなかっただけ。『実は何かやってみたかった』という熱い人がたくさんいた」と手応えを語る。活動日時はホームページhttp://www.earth-infinity.com/で案内。貸衣装もある。
(太田鉄弥) 最終更新:10月30日10時28分