どうして自衛隊は竹島を取り戻さないの?part2

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671専守防衛さん
例の海保が行おうとした竹島の海洋調査は”海保のクーデター”だという話がある。
実は調査船を出すことを官邸は知らなかったそうだ。
この計画はある海保の若手官僚が描いたシナリオに沿って進められようとしていた。
警察機関である海保は、政府の許可無しに独自に行動出来る。
そこで竹島へ調査船を出し韓国をわざと刺激して、国際社会に日韓の間には領土問題が存在することを印象付けようとした。
あえて巡視船の警護は付けず、調査船の乗員も丸腰にさせたのは、日本政府に危機感を持たせ揺さぶろうとした為。

ここで不思議なのは、実はあの時期、舞鶴には数十隻の海自護衛艦がその搭載ヘリとともに沖合いに仮泊していた。
すぐに緊急出動出来る体制にあった。
海自は、海保からのSOSを受信すれば、政府の許可を得ずとも救難目的で活動が出来る。
巡視船もいない、丸腰の調査船の乗員を海自の護衛艦が救出に向かう、当然、紛争となることが予想される。
海保と海幕の上層部で、その話が出来上がっていた節がある。

考えてみると、韓国大統領は海保調査船を拿捕するだけの目的に、まるで戦争でも始めるかのような体制をひいた。
海洋警察だけでは無く、海軍の艦艇まで出動させていた。
韓国大統領はひょっとすると、そんな海保のシナリオを情報筋から聞いていたのかもしれない。いわく、これは戦争であると。

結局、日本政府の予想以上の弱腰、韓国政府の騒ぎに調査船の出港に待ったをかけ、韓国をなだめて調査活動自体を政府命令で中止させてしまった。
この日本は完全に韓国に負けたのだという自覚が、元政権に無いまま幕が下りた。