お馬鹿なことを報告せよ

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59専守防衛さん
悲惨なPKO
 作詞  田中2曹

私はかつてあの様な 悲惨な光景を見たことがない それは何年も前の ゴラン高原の話です 片やエリートの誉れ高い陸幕防衛の山本2佐と 片や地獄の料理人、外務官僚渡辺女史が 両者見合って待ったなし テープルをはさんでにらみあったその額からは
玉の様な汗がダラリンコンと流れ出して来て 渡辺女史のワイシャツを透かし出すのだったのだ この透けたワイシャツがいずれ あの不幸な事件を巻きおこすとは誰しも あの 世にも恐ろしい戦いになるとは 誰しも思わなかったのだ 全く光と水は恐ろしいもので
水にぬれた布は下の物を透かしてしまうのだから アレヨ アレヨと思うまに渡辺女史のブラジャーは 透けた さすが天下のNHK 生放送中継だったからすぐにテレビカメラを消せと命じたが 折も悪くも現地のスタッフを使っていた為に アップで放映してしまったのだ
キャスターが又、キャスターで 何も言わなきゃわからなかったものを 現地の気温は大変暑いです 関係者一同も玉のような汗ですといったものだから 見なくていい人まで見てしまったのだ さすが天下の陸上幕僚監部 すぐに照明を消せと命じたが
折も悪くも陸士を使っていた為に スポットライトをあててしまったのだ 全く全国数万人のテレビ視聴者達は 意外な事実を知ってしまったのだ デカイ乳には黒い乳首がつき物だと そういう事実を知ってしまったのだ さすがお茶汲みの高橋2佐 あの ソウ 
ベレー帽でかくそうとしてやったが 彼も非常に興奮していたもので 渡辺女史のムネをイヤという程 握り締めてしまったのだ さすが広報の佐藤1尉は 大変気が利いてるもので すぐに転用毛布を持って現れて来たが 彼もまだ、心の準備が出来ていなかったのだ
会議テーブルへ会議テーブルへと一直線に進み 床のめくれにつまづいてしまったのだ 全く慣性力とは恐ろしいもので 止る体も止らなくなってしまったのだ その時の彼の脳裏には 一つの言葉しか浮かばなかった その時の彼の頭の中には 一つの言葉しか浮かばなかった
何か体をささえる物はありませんか 何かつかむ物はありませんかと 何かつかむ物はありませんかと目をこらして見たら 目の前にワイシャツから透けて見える 乳首の黒い乳房があった
私はかってあの様な 悲惨なPKOを見たことがない