■自衛隊刑務所4■

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21専守防衛さん
自衛隊刑務所では衰弱死する者が多いが、
遺体は無論家族に引き渡される。
ところが、ほとんどの家族が、自衛官で、
しかも犯罪人である上番者の身内であることを恥じ、
遺体の引取りを拒否する。
(これは一般の刑務所で死者が出た場合でも同じらしい)
一般の刑務所ではそのような遺体は大學病院などに「献体」された上で、
無縁佛となることが多いが、
自衛隊刑務所では臓器が売り捌かれ、防衛費の足しにされる。
遺体の残りの部分は、刑務所内にあるゴミ焼却場で焼却され、
灰は不燃物ゴミとしてそのへんに破棄される。
これはわが国では政治・行政と宗教が分離されているわけであるが、
死者の尊厳を保護する行為のほとんどが宗教観によって成り立っているため、
このように無機質に遺体を破棄するより他にないのである。