イラク人A「おい、イキオイで日本人誘拐しちまったけど、これからどうすんだ?」
イラク人B「冷静に考えたら俺達ヤバイことしてんのかも…。」
イラク人C「やっぱ、解放する?」
高遠 「ちょっとアンタ達!その情けない態度は何よ!
テロリストならテロリストらしく堂々と国家に反逆しなさい!」
イラク人A「で、でも俺達、銃持ってるだけの民間人だし…。」
今井 「そうだ!僕名案思いつきましたよ。このまま日本政府に自衛隊撤退を
要求するんです。」
イラク人達『ええええーーーー!?』
郡山 「おお、名案だな!それなら脅迫文とビデオをアルジャジーラに
送りつけよう。世界中に公表するんだ。」
高遠 「なるほど、政府に直接交渉したら揉み消されるかも知れないものね。」
イラク人B「あ、あの〜、話が凄い事になってません?」
今井 「日本政府は卑劣なクズですから隠蔽くらい当然でしょうね。
よし、イラクの皆さん、このビデオカメラで僕達を撮影してください。」
郡山 「それから脅迫文の執筆も宜しく。文面は俺達が考えるから。」
イラク人C「だ、だから我々はそんなつもりじゃ…。」
高遠 「だまらっしゃい!アンタ達は悪の政府に立ち向かう英雄になるのよ!
もっと毅然としなさい!」
イラク人達『は、はいいい〜』
(ヤベー!!この人目が逝ってるぅぅぅ!!)
今井 「それじゃ早速撮影に入りましょうか。
まずは皆さんこのマスクを被ってください。」
郡山 「こちらの手際の良さをアピールしたい。出来るだけ急いでくれ。」
イラク人A(なんで俺達こんなの誘拐しちゃったんだろ…。)
イラク人B(確か、最初は金目当てだったよな…。)
イラク人C(やっぱマジメに警察官続けてりゃよかった…。)
高遠 「ほらそこ!男同士で内緒話してないでさっさとする!」