そろそろ自衛隊の構造改革しねぇぁ?

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2001年3月21日 水 11:37
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驚愕と苦悩の防衛庁/自衛官少女暴行
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2001/2001_03/010321d.html

防衛庁は県内で航空自衛隊の幹部自衛官が少女に暴行したとして逮捕されるという
「言語道断」(佐藤謙事務次官)の事件発生に「驚愕(きょうがく)」(幹部)、
影響を最小限に抑えるため組織を挙げて必死の対応を続けている。事件が発覚した
16日には、深夜に幹部を緊急招集し対応を検討。翌17日に石破茂副長官と航空
自衛隊トップの竹河内捷次幕僚長が急きょ同県に飛んで稲嶺恵一知事らに直接謝罪
する異例の措置をとった。さらに斉藤斗志二長官が参院予算委員会で「国民からの
信頼を裏切り申し訳ない」と言葉を詰まらせながら陳謝したのをはじめ、幹部が
再三謝罪。航空自衛隊は上級部隊の南西航空混成団(那覇市)司令が、離島にある
基地まで巡回し再発防止を徹底したほか(1)グループ討議(2)自己啓発会議―など
効果が疑問視される措置まで検討している。

 防衛庁のこうした動揺の背景には、二尉という指揮官クラスの幹部自衛官が当事
者となったことへの危機感がある。もともと県民には、旧日本軍への反発などから
自衛隊に対しては米軍に対する以上に拒否感情がある。加えて「不祥事の再発防止
を一方的に求めていた在日米軍に合わせる顔がない」(幹部)という事情も拍車を
かける。

 ただ幹部が「暴行はしてはいけない、と当たり前のことを言うぐらいしかない」
と漏らすように、有効な防止策が打ち出せないのが実情。「もう一回あったら沖縄
県との信頼は完全に失われてしまう」(同)ともささやかれる中で防衛庁の苦悩は
大きい。