慣性の法則に負けた……自衛隊の榴弾砲がトラックごと転落
http://response.jp/issue/2002/0306/article15448_1.html 5日午前、大分県湯布院町の県道で、日出生台(ひじゅうだい)演習場に向かって
いた陸上自衛隊の大型トラックが運転を誤り、けん引していた155ミリ榴弾砲と
ともに4メートル下の路外に転落する事故を起こし、乗員5人のうち1人が軽傷を
負った。事故が起きたのは5日の午前11時ごろで、湯布院町の県道を陸上自衛隊
第八特科連隊(熊本市)所属の大型トラックが『FH-70 155ミリ榴弾砲』をけん
引しながら走っていたところ、対向してきた大型トレーラーがわずかに車線を
逸脱してカーブを曲がってきた。これを避けようと隊員がトラックのブレーキを
踏んだところ、けん引していた榴弾砲に押される形で路外に転落してしまったと
いう。当時、トラックや榴弾砲に弾薬は積まれておらず、爆発や暴発などの危険
はなかったとされる。