【女坂】やっぱり京都女子大学【京女】part2

川本学長は、長年つきあいのあった私の父が死んだとき、その戒名を、「テン狂院」にしろと言ったのである。
精神科医だった父を揶揄してのことである。こんな失礼なジョークを、息子の私が笑えるか。頭がおかしいのか。
私が察するに、これは私や私の母に、わざと嫌わせようとして言ったのかもしれない。
そういうことを平気で出来る人だ。真面目な私たちの家族は、自分らの奔放な暮らしの
邪魔だと思ったのかもしれない。いずれにせよ思い出すだけでも不快だ。こう考えると
ほかにもいろいろ嫌がらせのような言葉があった。こういうひとが大学長でいいのか。
すぐさま辞任されることを求めたい。すぐさま辞任されることを。これが日本社会
なのか。嫌がらせの応酬。ほかの掲示板で書いた私の家の間取りの問題も、嫌がらせなのか。

西向きの土地に西側全面開口の家。これが彼らが私に進めその通りに建ってしまった家だ。
住むまではここまで暮らしにくいと予想していなかった。彼らは「家具を変えれば」
『ブラインドを付ければ』『そのうち慣れるよ』『風水など私は信じません」と不平のたびに
いい加減な気休めを繰り返した。だが5年住んでもまったく慣れない。住みにくさは変わらない。
私はこの五年我慢を繰り返してきた。彼らからは一度も、一言も謝罪のような言葉はなかった。

裁判はしたくなかった。煩雑だしストレスだ。だがさすがにそうせざるを得ないと思い始めている。
彼らは「私たちには自分らなりの感受性がある。我々にはあれがよいと思われたのだ」
などと抗弁するかもしれない。いかにも言いそうだ。しかしわたしも実際住むまでは
彼らの言葉もあってそんなに悪くはないのではないかと思っていた。彼らは多分
いまだに自分たちの書いた間取りがどういうものかイメージできないのだ。簡潔に
条件をまとめた「西向きの土地で西側全開」という状況は、誰もが普通は
あり得ないと思うだろう。だが庭を広くとる、とか、西に広い見晴らしがあるとかいう
細かい条件下で、そんな風に彼らがしてしまったのだ。だがひとが住むのは
どんな場合でも同じ生理に基づく。朝は光を浴びたいし、午後や西日の強い日差しは
不快だ。そんなことを彼らは考えなかったのか。私に一言も注意はなかった。
『言わなくてもわかるだろう』というのは勝手な言い分で、提案した以上
デメリットもきっちり説明する義務があった。
こうした内容で裁判を行おうと思うが、裁判は賠償金だけで、謝罪は勝ち取れない。
だから彼らには裁判とは別に謝ってほしいと思う。

世間の人は、彼らはうっかりしたところはあるが、以外に面倒見はいい人だから
仲良くして面倒見てもらったほうが得なんだよと言うかもしれない。世間はだいたい
そう言う。私も一度そう考えたことがある。だがそんな気になれなかった。
彼らの言動や行動はあまりに軽い。その都度善意かなにかしらぬが不具合が生じた場合
ーしゃっちゅうだーすぐ話題を変え逃げる。そういう弱さが魅力かもしれず、そういう
人種もありうるかもしれないが私は好きでない。そうやってすべてをなあなあで
あきらめ合う連帯は、断る。さらに彼らは自体が悪くなった場合あらゆる手段で
私の口を封じようとした。仕事でうつを病んでいる弟になんども電話をし
自分らは絶対私に向き合おうとせず、他人を使って封じようとした。
そういうところは好きになれない。さらにこの先いわゆるプロをやとい
私を脅したり『消す』可能性もある。そういうことも想わせるひとだ。
私は怖いから友人に行方不明などになったら警察に言うよう頼んだ。

もう家はなおらない。残念だが仕方がない。しかし何より嫌なのは、彼らの心の
あり様なのだ。彼らは全く反省していない。私がこれだけ、五年にわたりあやま
ってと訴え続けても一向にその様子はない。
善意で人を車に乗せて、事故で重大な怪我を負わせれば、ドライバーは謝るだ
ろう。家の間取りも同じことだ。彼らは私がどんなに苦痛を訴えても、私たち
は知らない。責任はないの一点張りだ。桂子夫人は二つの洋間をつなげて大き
な部屋にすることの提案者で、この奇妙な間取りの最大の責任者なのにもかか
わらず、私に「お気の毒さまとしか言えない」と言った。自分が提案者なのに
。これが彼らの心だ。こういう人たちだ。こういう人が平気な顔をして、わた
しのことなど知ったことかという顔をして生きていくのがたまらないのだ。

彼らは単に、「こういうこせこせした子は嫌い」とかその程度の感覚なのだ。
だが、これは家の問題なんだぞ。何千万もした家だぞ。おれの家がおかしな間取りなのは
いったい、いったい誰が悪いんですか？？