858 :
名無しなのに合格:
私立大学古文に関して・・・・
センター試験古文とは対照的に、
数ある古文作品の中でも名文とされた出典がよく選択され、文章量はセンター試験古文よりはずっと少ない。
短い文章中に、古文の各学習項目が、なるべく高密度に凝縮しているような、“名文中の名文”が出典となりやすく、
他大学で過去に出題された文章であっても、出題者は構わず選定して出題してくる。
この点で、センター試験古文とは出典の選定基準が決定的に異なる。
これは実際に、志望校以外の他大学の過去問や、日常の古文修練書の中で学習した文章が、そのまま入試本番で問題文として登場してくることが実際に少なからず起きている、
という現実に繋がっている。
大学受験における出題古文の実情としては、実際にそのような形で“的中”した試験が、少なからず存在する。
流石に設問は他大学過去問や修練書とは違っているが、もし、本番で出題された古文の問題文の口語訳が内容が頭の中に入っていれば、
その古文問題では、満点、または満点に近いスコアを叩き出すことが十分可能となり、非常に大きなアドバンテージとなる。
実際、国語の偏差値がオワっている受験生には、古文力、そして漢文力が共にがオワっているため、それに引きずられて国語の全体偏差値がオワっている受験生が少なからず見られる。
現代文は先述した通り、現代文自体の勉強をしなくても受験に至るまで日本語と向き合ってきた修練分や、
他科目をやる過程で鍛えられ、点数はある程度取れることが多い。
「マドンナ古文」著者の上智大国文科卒の荻野文子氏は、
古文力の不足を、「浪人の大きな原因」として、著書の中で指摘している。
受験生は皆、英語と社会を頑張って勉強し、古文は現代文や漢文と合わさった国語の一分野に過ぎないとして軽視することで、
古文を軽視してきた者は古文配点の分だけ古文習熟者に競り負ける、ということに荻野氏は警鐘を鳴らしている。
実際に、ワーチム挑戦者であっても、「英語に自信がある。古文で負けている分は挽回できる」などと啖呵を切って、入試本番に逝くケースが散見される。
859 :
名無しなのに合格:2011/11/29(火) 05:24:07.20 ID:E+tJSsJ/0
では、古文配点の影響を数値にして考察してみよう。
まず、最初にワーチム各大学の国語、および古文、漢文の配点を説明する必要がある。
先述した通り私立大現代文は努力であまり差をつけることができないが、私立大古文は、努力の差が大きく影響する。
漢文は、馬鹿田以外のワーチム内他大学では、原則として文学部にしか出題されない。
よって、馬鹿田以外のワーチム文学部以外を志望する者は、まず漢文を学習科目から消去できる。
現古漢の比率は公表されていないことが多いが、公表されているワーチムのC・中央大学や、ワーチムに匹敵する学習院大学の配点から、原則としては、
現代文・古文の試験では
現代文7割:古文3割 〜 現代文2/3:古文1/3
程度の比率であると推定される。
大問数としても、中央・立教・青山学院・学習院など大抵の大学で、現代文が大問二つ、古文が大問一つの割合で出題される。
現代文・古文・漢文の試験では、
現代文45%:古文30%:漢文15%か〜現代文50%:古文30%:漢文20% などである。
いずれにせよ、古文は最低でも国語のうち三割の配点があるということである。
では実配点にするとどうか。
ワーチムでありがちなパターン
英語150点:国語100点:選択科目100点の350点満点・・・・中央法学部法律学科/政治学科、立教社会学部全学科、立教経営学部両学科、
中央文の大抵の学科、中央経済学部全学科、中央商学部全学科、明治法学部、明治商学部、明治政経学部、明治経営学部、
青山学院経済学部全学科A方式、青山学院法学部A方式、青山学院経営学部全学科A方式、法政の複数学部の数え切れない方式・・・及び、上智大学の大抵の方式が該当
英語200点:国語100点:選択科目100点の400点満点・・・・中央法学部国際関係法学科、青山学院文学部英米文学科A方式/フランス文学科A方式、他に多数
英語200点:国語200点:選択科目100点の500点満点・・・・立教文学部全学科/コミ福全学科/観光両学科/法全学科/異文化、青山学院教育人間科学教育学科などに該当
英語150点:国語150点:選択科目100点の400点満点・・・・学習院文全学科/法両学科、馬鹿田文化構想/文、中央文国文科、立教現代心理両学科、立教経済全学科などに該当
英語100点:国語100点:選択科目100点の300点満点・・・・青山学院文史学科/比較芸術学科、馬鹿田人科、明治文全学科、学習院経済両学科、中央文情報/社会情報/心理/史学科などに該当