四浪でワーチム受かった陽春が女子の家庭教師やる2

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851名無しなのに合格
志望大学の長文過去問・・・・
これは、センター試験のように難易度は必ずしも統一されていない。
ワーチム上位の某大学を例にとってみても、問題によって、難易度に大きな幅がある。
語彙・構文、および設問のいずれか、あるいは全てで相当難しい問題もあるし、簡単な問題もある。
難しい問題ではボーダーラインはかなり低くなるし、簡単な問題では、ほとんど失点が許されないことにもなる。

基本的には問題難度に対しての、自分の相対的な実力が点数になるが、問題との相性もある。
また、運もある。


まず長文はウダウダ悩んだり警戒せず、スパっと読んで設問を解いてみる。
結果が良好なら、現時点での実力への自信もつく。
明らかに難しい難易度の高い問題では正答率がある程度落ち込んでも仕方がない。
ただ、どの年度の問題を試しても、簡単そうな問題に対しても、一向に良い正答率が得られない場合は、基礎的かつ根本的な長文力が不足しているとみられる。
この場合は、夏頃から長文力を育ててきていない場合に中々伸びないこともある。
ただ、ワーチム大学入試の英語長文というのは、原則としては、速単必修編の本文をある程度暗記し、語彙や構文をマスターしている者にとって、難解なものではない。
長文力の不足を感じたら、速単必修編のマスターを急ぐこと。
もっと早い時期なら「出る!出た!英語長文30選」もよかったが、あれは十一月最後の今からでは、間に合わないことが濃厚である。


また、解答への注意点として、
脳科学的に、脳の一時記憶容量に入る限度の英文量は、700wordsが限界だと言われている。
このために、明らかに長い超長文は、全部読んでから一通り設問に答える、という方法は通用しないことになる。
ある程度のパラグラフごとに読んでから設問に答えるなどの、工夫を要する。
超長文の読解では、設問内容は問題文中の登場順に並んでいることがほとんどのため、心配する必要はない。


「ある程度(半分?)暗記し、ある程度(半分?)理解する」という、暗記と理解の両面からのアプローチは英語だけでなく、
古文、漢文、世界史においても要求される能力である。

暗記だけでも、理解だけでもダメである。両方を合わせた力が要る。

基本的に、入試本番で出題されるような英語長文を、見てすぐにスラスラと完全なる意味が得られるというのは、大学受験のレベルよりもずっと上のレベルにいる者である。
要は受験生にはそのようなことはムリである。長文は読み終えた後に、解説にある和訳と英文を対照させながら、どういう英文構造でそのような意味になっているのかを、半分暗記、半分理解するようにして復習する必要がある。
特に難易度が高いと見られる長文は、暗記の比重を高めて、最悪の場合は丸暗記に近い比重にしてでも覚えて、学習の成果を最大限に高めよう。
一応暗記しておけば、それなりの力にはなる可能性がある。
また、過去問の和訳の最後にはその長文で登場した主要語彙がまとめられていることがある。これは、速単やDUOで出てきたのと同じものであることが散見される。
ここではDUO3.0を辞書的に用いて、それに載っていない語彙ならば、“知っていることは求められていない高度な語彙”であるとしてよい。

よく勘違いしている者が多いが、(大学によって語彙難度には差があるが)いたずらに出題頻度の低い、高度な語彙を多数知っていることが武器になると勘違いしている者がいる。

基本的には、そのような知識が得点に結びつくことは少ない。

大学受験での英語の長文は、ある程度よく知られている、標準難度の構文や語彙の知識をいかにして駆使して読解できるか、という思考力を問うのが主眼である。
問われているのは暗記語彙量ではない。むろん、標準程度の量の語彙暗記は必須ではある。

基本的には、出題英文として選定されるのは、受験生が知っていない語彙や、構造を見抜くのがやや難しい構文を、いくらかは含んでいる英文である。
出題者は、それらの語彙を知っていることや構文を即座に理解できることを受験生に要求しているのではない。
求めているのは、理解のできる比較的平易な部分の流れや繋がりから、どのようにしてその未知の語彙の意味を類推して、
なんとかして構文を少しでも解析し、文章の大意をつかむ能力である。
例外的に試験で辞書が使用できる慶應文学部においても、辞書の使用を最低限に抑えることのできる上記能力を要求しており、
辞書の利用できない他のあらゆる英語の試験においては、更にそうである。
852名無しなのに合格:2011/11/29(火) 02:24:57.21 ID:E+tJSsJ/0
英語長文読解・・・

速単の英文を暗記したものを維持トレして維持し、最終的には全部暗記している状態に持っていくというのは、先述した通りだが、
志望校の英語長文についても、全年度を合わせた英文量が、15や20題程度なら、暗記してモノにしてみる、というのも実力を高める一つの方法である。

100の英語長文を5%ずつ覚えているよりは、
15の英語長文を50%ずつ覚えている方が、力になるだろう。

たまに覚えても力にならないだろうと思われる、異常に難易度が高い英文の場合は、スルーしても構わない。


また、志望校の過去問では、長文以外にも、文法/語彙/会話問題について当たっておくこと。
センター試験大問2と、たまに類似した問題が出題される。
むろん、これらの問題には、DUOおよび速単から得た知識が有効である。


英語については、上記でやることは全部である。
やり方の骨組みは上記で全てであるが、実際に実行することは多大な時間を要し、英語はよく言われるがことだが、現段階でそれまで蓄積してきたものがないとすぐには伸びてくれない。


自由英作文や、和文英訳については、私はできるようにならなかったし、
重点的に出題される大学は受験せずスルーしたため、アドバイスはできない。



また、「毎日違う長文を一題やれ」と主張する者がいるが、それは現段階で既に、慶應ワーチムの長文問題に対して健闘できるかなり優れた英語力を持つ者が更に伸びるための手段であると思っている。


英語が特に優れてはいない者が、英語を及第点までなんとか持っていくためには、
選ばれた既知の英文を、繰り返し維持などして暗記して行く方が近道であると、私は考えている。