>>728 場所はとある地方都市。海沿いの小さな街。
鐘ヶ崎市初音町の「初音小路水族館」。
今年で創立五十年を迎えるこの老舗水族館は、廃業の危機に瀕していた。
そんな時、主人公の少年飛島薫は、街の伝説になっている人魚を捕まえて、
それを公開することで水族館を守ろうとする。
幼馴染の夏姫まことと、時に対立し、時に助け合い、なんとか人魚を生け捕りにしようとする二人。
そんな二人の想いは、水族館長であり、街の生き字引的な存在だった老人西村岬の
心を動かし、やがて満月の夜、奇跡が起きる。
とまあ、こんな感じです。