早稲田大学入試における成績標準化を語ろう・3

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21名無しなのに合格
★★★★   早大全学部の成績標準化に対する対応一覧・C   ★★★★

★教育学部         配点50+50+50=150
理系も文系も、3科目全てを標準化し、その合計値に対して、大学側が用意
する13個の「合格最低点」で合否判定する。13個用意するのは、教育学部
に学科・専修が13個あるためだ。 学科・専修によっては、「標準化後の得点」
を1.5倍するとか、 2.0倍するとかの調整があるので、その学科・専修の「合格
最低点」は「10〜20」上がるようなので、要注意!しかし教育は毎年「受験者
平均点」等を公表しない。しかし、毎年6月の「成績開示」で「受験者平均点」の
データを入手出来れば合否発表前の自己判定が可能になるだろう。

★社会科学部       配点 50+40+40=130
成績標準化するのは選択科目だけだ。外国語、国語は素点で行い、3科
目の合計値に対し、大学側が用意する1つの「合格最低点」で合否判定
をする。

★文・文化構想学部    配点 75+75+50=200
3科目全てを標準化し、その合計値に対して、大学側が用意する1つの
「合格最低点」で合否判定する。

★理工3学部       配点 120+120+120=360
理工3学部は全て3科目の素点合計で行われる。基幹理工には6学科あ
るが、「合格最低点」は1つで合否判定している。一方、創造理工は5学科
あるので「合格最低点」は5つだ。 先進理工は、6学科あるので、「合格
最低点」は6つある。 創造理工の建築学科だけは3科目以外に「デッサン」
の実技試験があり、配点・120+120+120+40=400 となり、 実質
4科目のようだ。 この3学部だけ、成績標準化と無縁の学部である。しかし
3学部の全ての科目に対し、毎年「受験者平均点」を公表しないため、受験
生は受験後に達成感を味わえず受験するので気の毒に思う。
                                        ( 続く )