学習院大生だけど質問ある?Part23

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430嘉一朗代行
>>428
それ、結構骨のあるご質問だと思います。

思えば明治期から、日本近代小説の父ともいうべき漱石に始まり、
森鴎外、川端康成、太宰治、三島由紀夫…と続く日本文学の主流が
あるわけですが、一方京大をはじめとする地方のいわゆる旧帝には、
井上靖と小松左京ぐらいしか存在感のある作家っていないですよね?
そして早稲田、慶応は(どちらも東京にある)遠藤周作、佐藤春夫、
などやはり日本文学の主流をなす作家を輩出しています。

恐らく東京という、人種の標本みたいな場所で、時代とベッドをともにする、
三島の言葉でいえば、「時代と寝た」経験を持つということが、
創作意欲の喚起や醸成に大いにかかわってくるのではないかと思います。
梶井基次郎とかも京都から東京に来てますしね(すぐに死んだけど)。
やはり東京という都市の魔法というか、首都としての機能が作家に
必須なのかも。
431嘉一朗代行:2010/01/19(火) 23:14:52 ID:2g1VM62B0
>>414
誤解のないように申し上げておきますが、別に地方を蔑視しているわけでは
ありません。
良い悪いは別として、文学のメインストリームは東京発のものが多いと
言っているんです。
でもライトノベルや文学賞の受賞者を見ると、地方出身の方はもちろん
たくさんいます。でも出版社とか、本社はみな東京にあるし、
いろいろネタになりそうなものがゴロゴロしているという点で、
やはり東京の存在が大きいのかなと思います。

>>429
タイトルつけが出るんですか。
本文を読んで、消去法でけしていけばいいんです。
「これは〜に言及していないから×」「これは前半しかカバーしていなから×」
「これは底流に流れる思想を表しているから○」という風に。