>>225 ★★ 「標準化の数式」から分かる「数式の本質」とは何か?・回答1 ★★
E君は「数学(配点40点)」選択で素点「19点」を取った。標準化後はA方式で
「24.478」 となり、B方式で「23.476」となった。A君は4人中、最低得点だった
ため悲観 していたが、受験者平均点が「15.524点」で配点の半分以下だった
ため、標準化後の数値は、素点に「4〜5点の+アルファー」の上乗せがあり数値
が算出された。ここに「数式の本質」が現れている。
F君は「世界史(配点40点)」選択で素点「23点」を取った。標準化後はA方式
で「25.147」となり、B方式で「24.708」となった。F君は4人中、下から2番目
の低得点だったため悲観していた。しかし受験者平均点が「18.292点」、つまり
配点の半分より低かったため、素点から「1〜2点の+アルファー」の上乗せを得
て数値が算出された。ここに「数式の本質」が現れている。
G君は「政経(配点40点)」選択で素点「24点」を取った。標準化後はA方式
で「24.138」となり、B方式で「24.115」となった。G君は「+アルファー」を期待
していたが、受験者平均点が「19.885点」、つまり配点の半分と変わらぬ点だっ
たため、素点からの増減が差ほど無く数値が算出された。ここに「数式の本質」が
現れている。
H君は「日本史(配点40点)」選択で素点「27点」も取った。標準化後はA方式で
「23.867」となり、B方式で「24.375」となった。H君は、4人中、素点でトップの
得点だったので喜んでいたが、受験者平均点が「22.625点」、つまり配点の半分
より上回っていたため、素点から「3〜4点の減点」という数値が算出された。ここに
「数式の本質」が現れている。 ( 続く )
>>225 ★★ 「標準化の数式」から分かる「数式の本質」とは何か?・回答2 ★★
標準化の過程を通し、E君とF君の事例で「素点<標準化後の数値」を、G君の
事例で「素点≒標準化後の数値」を、H君の事例で「素点>標準化後の数値」
を算出したことになった。この3つの形態を分析するのが「数式の本質」だ!
総括すると、「標準化の数式」から分かる「数式の本質」とは以下の様になる。
受験者平均点が高い科目において、素点で高得点を取っても標準化後の数値
は素点からある程度引かれてしまうという事であり、平均点前後の素点しか取
れなかった時は、標準化後には差ほど変わらない数値が算出されるということだ。
そして、受験者平均点が低い時に高得点を取ると、素点にある程度の「+アルファ
ー」が期待出来るという事が判明した。受験生としては、問題の難易度に拘わらず、
平均点を突き抜けて限りなく高い高得点を取るべきだという事が重要になる。
(終わり)