受験を舐めてたアイツの受験失敗をﾋﾟｴｰﾙするスレ　3

俺は全国でも屈指の進学校、神奈川の栄○学園に通っていた。

当時彼女がいた俺は「同じ大学に行こうね」という話をしていて、出願先も全部同じだった。
キリスト教系の大学に憧れていた俺たちは上智・立教（ここだけ彼女と違う学部）・明治学院を受験した。

試験が終わり、合格発表の日になって彼女から1本の電話があった。
「どうしよう…明治学院おちちゃった…」

レベル的に1番下の大学に落ちてしまえば、もう残りの結果は絶望的だ。
しかし俺としては彼女と一緒に浪人はしたくない。が、
「一緒の大学…えぐっ…行こうって…言ったじゃん…」と電話ごしに大泣きされ、
彼女の母親に電話がかわってしまう、なんてことが起こってしまってはどうしようもない。

その後結局、俺は上智に落ちてしまい、各々の予備校の資料も集まり「まあ浪人でもいいか…」なんて
思っていたらまた彼女から一本の電話があった。

「上智補欠合格したよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


つづく。
バイト終わってから続きを書きます。

ﾋﾟｪｪｪｪｪｪ

ほんとﾋﾟｴｰﾙできるんだろな・・？

随分長いバイトじゃないか・・

待たせてごめん
つづき

「え、マジか…おめでとう。じゃあ来年はもっと上の学部狙うか」
「うん？」

このとき一瞬にして悟った。あぁ、この女、自分だけ進学する気だ、と。
同じ紙でも合格証明書と予備校のパンフレットでは重みが違った。

その後はこれ以上ないというくらい大喧嘩した。
結局、彼女は上智に進学し、やはりどうしても浪人はしたくなかった俺は先に入学金を納めていた
明治学院（立教と違って希望の学科だったため当時はあまり悔いがなかった）に進学することになった。
そして俺たちは自然と別れた。俺にとって初めての彼女だった。



夏休みが始まり、高校時代の友達たちと遊んでいたらこんな噂話が飛び出した。

「（元カノ）がどっかの大学の医学部の3年と付き合ってるって知ってた？」

大学に入ってからは連絡を取り合っていなかったため当然知らないし、ましてや興味関心すらなかった。
俺は「さすが上智、スイーツだなｗｗ」と切り返し、友達も「女なんてそんなもんだろｗｗｗ」と綺麗に流してくれた。


夏休みも終わり10月中旬、やっと涼しくなってきたと思いきや一本の電話がきた。

「…久しぶり。元気？」

元カノからだった。しかし特に気負いするわけでもなく、ただの友達として接し、会話をした。
大学のこと、夏休みのこと、高校時代の友達のこと…とりとめのない会話がそこにはあった。
しかし事態は急変した。

「…あたしね、最近フラれたんだ〜…」

急に涙声で訴えてきた。もしかして噂の医学部の人か。ざまぁｗ俺には関係ねぇｗｗｗ
なんてことを思いながら適当に相槌を打っていると

「やっぱり身体目当てだったのかなぁ…」などと言い出した。

俺はまだ童貞だ。高校時代に彼女に手を出したことはなかったし、彼女の方がそういうことに対して抵抗があった。
「え、お前…？ちょっとよくわからんから詳しく話してくれ」

話を聞く限りはこうだった。
医学部の彼とはバイト先で知り合い、彼の方から彼女に告白したそうだ。
さすが医学部と言ったところか？車で好きなところに連れて行ってもらったり、食事もよくご馳走になったそうだ。
そんなことをされては彼を拒むことは出来なく、むしろ彼女からお礼の意味もあり身をゆだねた、と。
徐々に身体を求められる回数も増え、会うたびに誘われたらしい。

そんなある日、彼が突然「好きな人が出来たから別れよう」と言い出し、何も出来ないまま捨てられた、とのことだ。

大泣きしながら説明してくれた彼女に対し俺は
「マジでひどいな…大丈夫か？勉強できても人の気持ち考えられない奴が医者になっても困るっての…
誰か周りに相談できる友達とかいないのか？絶対誰かに相談にのってもらったほうがいいって」

と口では心配してるフリをした。


内心は「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ医学部やってくれたなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」と歓喜の渦だった。
マジでひどいのは俺の方であった。
つづく。

栄○でて明学ってほぼ最下層レベルじゃねーの？

興味関心がないとか言っておきながら、実際は彼女を恨んでいる自分がいた。
俺を裏切ったこと、大学生活を楽しんでいやがったこと、受験に失敗したのも全部彼女のせいにして、
俺の心の中では彼女を苦しめてやろうといろいろな考えや感情がめぐって混沌としていた。

…1つの案が浮かんだ。

「その医学部の奴は何なんだ。マジでそんな奴が医者になるのか？ありえんだろ。
お前もそんな酷いことされてよくもまあのうのうとしてられるな。見返してやれよ。
もっと良い女になるとか、もっと良い男と付き合うとか、お前も医学部に入って医者になるとか！」

とにかく俺は「お前も医者になれ」と言い続けた。医学部の彼を貶し、比較し、立派な医者が必要だと。
彼女は苦笑いした。恐らく自分を慰めるために言ってくれているんだろう、と勘違いしてたに違いない。
いつの間にか彼女は泣き止んでいた。
しかし俺は本気だった。冷静にならずとも、これがどれだけ馬鹿な案かは理解できる。
「医者になれ」と同級生に言われて医者を目指すような馬鹿はいない。そして馬鹿は俺の方だった。

結局、「今日はありがと」などと彼女に礼を言われ、電話を終えたあとの俺は「何やってんだ俺…」と
激しい虚無感に襲われた。


11月も終わりに近づき、忌々しいクリスマスをどうしようか男たちと話していると一本の電話がきた。
彼女からだった。


「あたしね、大学辞めちゃった。あれから考えたんだけど、困ってる人を助ける仕事をやりたいし
（中略）〜どこまで出来るかわからないけどお医者様を目指してみようかなって…」





ﾋﾟｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴﾙｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

つづく
ちょっと外に出てくるので帰ってきてから続きかきます

>>335
はい、最下層です
卒業式に進路指導の先生に「Shine＾＾」って言われました。
ですが話は続いて今は明治学院をやめ、違う大学に通っています。

じゃあ一緒に医学部目指してがんばろう！
彼女落ちる俺受かる
彼女悪態つく
ﾋﾟｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ

で終わりか・・・

>>338
おまえ読解力なさすぎワロタｗｗｗ

気になーる

>>339
吠え面かくなよ？ｗｗ

喧嘩する暇あったら336待って単語でも覚えようぜ！

栄○で上智落ちるって…
…まさか神学部じゃないよね？新聞学科？

戻りました。

>>343
上智は外語、立教は観光、明治学院は英文を受験しました。
ちなみに元カノは同じ高校ではありませんが、偏差値は大した変わらない高校に通っていました。
彼女との出会いは予備校の夏期講習だったのですが、高校時代は一応予備校にも通っていました…。

高校に合格することがゴールになってしまったパターンです。。。


ではつづきを書きます。

これで>>338の言うとおりだったらどうしようもないなｗｗｗ

これは良スレ

「あたしね、大学辞めちゃった。あれから考えたんだけど、困ってる人を助ける仕事をやりたいし
（中略）〜どこまで出来るかわからないけどお医者様を目指してみようかなって…」

馬鹿だこの女ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ真正の馬鹿だｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
その日の夜、俺は生まれて初めてアルコールを呑むほどに興奮していた。


月日は流れ、センター試験後に今度はこっちから電話をかけてみた。
「あ、もしもし、俺。中略〜でどれぐらい点数取れたんだ？」
「え…だって、でもヤバいよ…。絶対笑うもん」
「いいから言ってみろって」

「６４％」

ﾋﾟｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
任天堂かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

しかしすぐに冷静になって考えてみた。
…え？2ヶ月そこらの受験勉強で５−７で６４％？…逆に笑えん。あと1年したらマジで合格するかもしれん。


「お前すげぇじゃん！！！2ヶ月で６４％とか、来年絶対受かるだろ」
「でも3科目だよ？」


ﾋﾟｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

その年、当たり前だが彼女はどこの医学部にも合格しなかった。


更に月日は流れ、俺は2年次に進級してから編入試験を受けることに決めた。
俺の変なプライドが原因でもあるが、なんといっても学びたい分野が変わったことがきっかけだった。
1年間貯めたアルバイト代を全て使って京都、筑波、神戸などの全国の国立を受験してまわった。
結果として京都や筑波には軽くあしらわれたが、なんとか神戸や名古屋には合格することが出来た。

冬休みも終わり、来年度から違う大学に行く楽しみは当然あった。
しかし、その楽しみを遥かに上回るのが彼女のセンター試験の結果を聞くことだった。

中略
「あ、もしもし、俺。中略〜で、どれぐらい点数取ったんだ？」
「7割くらい…」

ふははははｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗざまあああああああああああｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
そして俺はトドメに一言浴びせてやった。


「医学部目指すのやめたら？お金かかるしさ」


「…え、な、んでそんなこと言うの…だって頑張れ、って…おうえ…んして…う、うぅぅっ
（嗚咽交じりでこの後はなんて言っていたのかよくわからなかった）

さすがに俺の中にかろうじてあった小さな良心がはたらいた。「あ、やりすぎた…」と悟った。
「ごめんなさい」
素直に謝った。

2分ほど小さく鼻をかむ音と、沈黙が流れた。

彼女の反撃が始まった。（つづく）

wktk

これは期待できるwwwwwww

栄光でも名大や神戸ならそこそこだよな？
それにしてもムカつくビッチだ
それはともあれ合格おめでとうございます＾＾

>>347
え？

編入で神戸と名古屋受かったってマジ？しかも明学からってお前何気にすごいなｗｗｗ

私学から宮廷へ編入とか都市伝説だと思ってた

>>351
元々頭いいんだしやればできるってことでしょ
中学受験失敗した俺からしたら地方旧帝や早計受かるより栄光受かるほうが数段凄いと感じるよ

たしかに

ここから先は既にあがっているような内容です。
罵倒、国立批判、私立なら余裕だしｗｗｗｗみたいな感じです。

「…ってかさぁ、昔から思ってたんだけどあんたウザいよね。
なに、大学生って偉いの？あんた暇じゃん？こっち受験生なんだけど？
だいたいさ、あんたどこ大学だっけ？明学でしょ？バカじゃん。偉そうに説教できる立場じゃないよね？」

「え、でもお前…うちの大学落ちたよな…」

「は？上智受かったし。落ちたのもマークミスが原因とかでしょ？
例えば開成の高卒とＦラン大学生なら高卒のほうがまだマシだよｗｗｗ
あんた絶対勘違いしてるでしょ？チョーうけるんだけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

チョーうけるのはお前だよ。

「それに国立じゃなくて私立なら今のあたしの実力でも受かるよ？
心配してくれてありがとね＾＾　余計なお世話だけどｗｗｗｗｗｗ」

結局、意味不明な彼女に言い負かされるかたちで電話は切れてしまった。
胸糞悪い日が続いた。


4月になり、引っ越した俺は新生活を始めていた。
広々としたキャンパスは憧れだった（明学のキャンパスは狭いｗ）
最初は友達ができるか心配だったが、編入生同士でつるんだり、友達を紹介してもらったりして
そこそこ大学生活にも慣れ楽しみができてきたときのことだった。

高校時代、一緒によく予備校をサボった友人から一通のメールがきた。
「お前の元カノのそっくりさん…てか多分同じ奴だと思うけど、キャンパスで見かけたぞ」


…そうか。彼女も大学に合格できたのか。いろいろ言い争ったりしたけど、お互い大学に受かったんだ。
よかった。本当によかった。それぞれ別の道を歩むけど、共に頑張っていこう…。


俺は友人にメールを返した。
「マジで？あいつ結構受験勉強頑張ってたみたいだからな。今年入学ってのは俺と変わらないし。
人生何が起こるかわかったもんじゃないねｗ　ところでお前どこ大学だっけ？」






「理科大」









ぴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ




終わり。

客観的に見てつまらない話だと思いますが長々と書いてしまってすみません。
ですが俺にとって最後まで爆笑せざるを得ない経験でした。

>>350
そこそこと言わず、十分おつりがくるレベルだと思います。
ありがとうございますｗ

>>351
編入試験はほとんど英語で決まってしまうことが多いんですよ。
で、俺は英文学専攻だったので英語に関わっていて運良く合格できただけですｗ
神戸、名古屋よりも格下の大学（試験科目が英語でない大学）にもきちんと落ちてますｗ