ゼロの院生<どん底からの国立医学部再受験>Part 5

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441447@再受験合格 ◆L2sKD00GPo
このまえ藤田衛星保険大学医学部の面接に行ったのね。もうこれで私立医は20校目。
今まで全部駄目だった。
それで、その日は車でしか行けないところだったんで、
母親が仕事を休んで付き添ってくれた。
駐車場の車内に母を待たせて面接した。
出てきたのは教授と准教授。教授が絵に書いたような悪人顔でさ。
鼻くそほじりながら「あんたもう27だろ?」「センターで540点?」
「うちでそんなの入学させるわけないだろ?もう帰ってくれ。用はないだろ。終わり終わり」

車に戻ると母は面接には触れず、「また寒くなるんだって、今ラジオで云ってた」
「ごはん食べて帰ろうか」って。
無言のままうどん屋に入ってカツ丼食べた。
そしたら母親が「受かるといいねー」って言うからさ、俺答えに困っちゃってさ。
で、いろんな言い訳考えた末に正直に「いや、駄目だったんだ、今日も」といった。
母親、「また次も送っていくよ、カツ丼、あんまりおいしくなかったね」だってさ。
今頃になって泣けてきたよ。情けねーなー。合格してーなー。
今まで何やってたんだろうな、俺は。
医学部受験なんてやって貴重な青春を棒に振って、結局得るものは何もなかったんだ。

俺は人生の選択肢をどこかで間違えた気がする
442447@再受験合格 ◆L2sKD00GPo :2009/01/26(月) 21:46:49 ID:8O9ffn9s0
以上 るーりーどさんからの伝言でした