ゼロの院生<どん底からの国立医学部再受験>Part 5

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217名無しなのに合格
特発性血小板減少性紫斑病、遺伝性球状赤血球症で脾臓とるんですね。
特発性血小板減少性紫斑病では血小板に対する自己抗体が脾臓ででき、
抗体と結合した血小板はマクロファージに食われてしまうんですね。
さらに抗体と結合した血小板は脾臓でトラップされて脾臓の碑索で壊される。
つまり血小板にとって二重の障害になってしまうようですね。なるほど。
わざわざ勉強中のところに関係するところを引っ張ってきていただいたようでスミマセンです。
下降大動脈は横隔膜を境に上位が胸大動脈、下位が腹大動脈なので、
>>212での下降大動脈はさらに詳しくいうと腹大動脈でした;
218名無しなのに合格:2008/09/26(金) 03:44:15 ID:LyzVlker0
門脈は腹腔内の消化器と脾臓からの血液を肝臓に送り込む静脈系の血管で、
 腸から吸収された栄養物を肝臓に運び込む働きがある。



 門脈は肝臓内で分枝を繰り返し毛細血管となり、これらは再び合流して肝静脈となる。



 門脈を形成する血管のうちの一つ、脾静脈は脾門部から膵尾部の背面を膵頚部に向けて走行し、
 通常、下腸間膜静脈と左胃静脈が流入する。



 さらに、脾静脈は膵頚部の背面で上腸間膜静脈と合流して門脈本幹を形成する。



 下腸間膜静脈は、左結腸静脈、S状結腸静脈、上直腸静脈などが合流して形成される。



 上腸間膜静脈は主として、右結腸、中結腸、回結腸静脈などが合流して形成される。



 門脈本幹は肝動脈と総胆管の背面を走行し、肝門部で右枝と左枝に分枝する。



 門脈本幹の長さは6cm程度で、前後径は1cm前後である。