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名無しなのに合格:
何故、立正大学が熊谷に移転したかと申しますと、熊谷市や大里郡江南村(私が在学してた
頃村だったのです。)が手放したい理由がありました。
今から40年以上も前、昭和34年ごろ立正大学熊谷校舎の敷地内(大里郡江南村字野原)で
若い女性のバラバラの白骨死体が発見されました。当時の熊谷署の懸命な捜査により、熊谷市
万吉内の無職男性を逮捕しました。犯人の供述によると、自転車に乗った地元の女子高校生に
声をかけ、松林の中に連れ出し、強姦したあと首を締めて殺してしまったのです。その後死体
をばらし、林の中に埋めてしまいました。男が取った行動は女子高校生の生徒手帳から住所を
割り出し、「娘を誘拐した、指定の場所に○○万円持って来い。さもないと娘の命がないぞ。」
と脅迫状を新聞の活字を切り抜いて作り、被害者宅の郵便ポストに投函したとのこと。
この記述は『狭山事件』(文春文庫)に掲載されていました。
その遺体発見場所は現在の立正大学の体育館の裏のほうだったらしいです。そのため、そこに
プールを作る計画も断念せざるえを得なかったのです。