■題名
勉強嫌いではないのに勉強できないく悩んでいる人へ。
■対象者
・学校休学中の人 ・学校退学しようか考えている人 ・退学してしまった人
・勉強不能に陥っている人 ・勉強は嫌いではないのにどうしても勉強ができない人
・ヤル気が起きない人 ・モラトリアムに陥っている人 ・対人恐怖の人
・漠然とした不安に陥って何も手につかない人 ・引きこもりの人
・雑念が沸いて集中できない人 ・周りが気になって集中できない人
・記憶ができない人 ・読書困難の人 ・現在無気力の人 ・確かめないときがすまない人
・神経症(不安障害)の人 ・抑うつの人 ・完全主義から抜け出せない人
以上の人で、勉強不能から脱したいと希望している人
■治療法
1:病の本態(原因)を知る。一番良いのはまず病院に行ってきちんと正確な診断してもらう
なぜなら、脳の病気なのでその状態に陥っている可能性も否定できないからです。
2:まず病院ではこう診断されます
からだに明らかな原因が見つかる病気があるかチェックします。
内臓などの病気(症状性精神障害)やアルコールなどの症状(薬剤因性精神障害)や
脳の病気(脳器質性精神障害)でないことをチェックします。
3:上記でないことが判明したら次に、
性格や環境などが原因ではなくおもに、
脳内の神経伝達物質の異常(生まれつきという意味ではない)があるかないかをチェックします。
つまり、精神分裂病や躁鬱病などの精神科固有の病気(内因性精神障害)でないことをチェックします。
4:それにも当てはまらなかったら最後に
以上の症状でないことがわかって初めて不安障害(旧名:神経症)と判断されます。
これは、性格や環境が原因(脳内の神経伝達物質の異常も若干含まれるらしい)と考えられているようです。
5:不安障害(旧名:神経症)と診断されたら、金銭的余裕のある人は
さまざまな治療法がありますが、その中の方法として
病院に通い、薬物療法で治します。しかしこれは副作用があることを覚悟してください。
副作用がない方法としてはさまざまな方法がありますが以下のような方法もあります。
病院に通い認知療法(認知行動療法)を学んで治すか、
または入院森田療法などで治療します。
6:薬物療法の副作用に耐えられない人や、金銭的余裕がない人は 自分で治す療法がお勧めです。
具体的には本を読んで、認知療法(認知行動療法)
あるいは森田療法で有名な森田正馬の森田思想(あるがまま)を習得して治療したりします。
7:重症の勉強不能の場合、さまざまな手順を覚えなければならない認知療法は難しいかもしれません。
もしそのような場合は森田療法の森田思想(あるがまま)を本により習得することをお勧めします。
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http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/news_book_ryouhou.htm ■
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※森田正馬について
1874年1月18日(明治7年) 高知県香美群富家村兎田(現野市町)に生まれる。
1894年7月(明治27年) 21歳 神経症で中学5年過程を8年かかって卒業
1898年9月(明治31年) 25歳 熊本第五高等学校卒業 → 東京帝国大学医科大学(現:東京大学医学部)入学
1902年9月(明治35) 29歳 東京帝国大学医科大学卒業
1925年(大正14年) 51歳 慈恵医大精神神経科教授
1919年(大正8年) 45歳 森田療法確立
1937年(昭和12年) 63歳 慈恵医大名誉教授
1938年4月5日(昭和13年) 64歳 肺結核で死去