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名無しなのに合格:
いつもありがとう、まったくゼロからの2年間、頑張ってくれてありがとう
小中と田舎の中で好成績だったけど、サボっちゃったよな
工業高校並の学力からの受験生活スタート
自分、よく頑張ったよね
模試の偏差値で言ったら30くらい上がったかな
センター、滑り留めで失敗しちゃったよね
くやしかった
ホントにくやしかった 誰にも分かってなんか欲しくないくらい悔しかった
まだ二次は先だけど絶望だよね
「すごいね!」「頭いい!」
その一言が欲しかった
スポーツもルックスも並。特に得意なことは書道くらい
でも、テストの度にみんなにちやほやされてたよ
またあの時に戻りたかったんだ
またあの中に戻りたかった
褒めてくれた時が嬉しかった
「よく頑張ってるな。
父さんはラサールで本当に凄い奴を何人か見たが、お前の頑張りはそれに負けてないぞ。」
嬉しかった
倒れそうになるくらい頑張った
認めて欲しかったから
でもダメだった
「お前の頑張りなんてのはザラだ。まだまだ甘い。もっと必死になれ。」
裏切られた気分だった
一番自分を見てくれてると思ってた父親だった
なんで嘘をついたんだろう
なんで喜ばせたんだろう
もうみんな死んじゃえばいいのに