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115我ながら青臭くて恥しい文章になってしまった・・・
今日、某中堅大学の試験だった。法学部を受験したのだけれど、
冬に文転したこともあって、歴史・古文はまったくの知識0、英語も基礎がぐらついてるからボロボロだった。
そんな何も、ほとんど対策もない状態で受けて、ボロボロなのは試験受ける前から火を見るより明らかだったけど、
いざ試験受けてボロボロに負けると、ものすごく沈むものだな。
こう言っちゃ反感買うかもしれないが、受験失敗して自殺する人の気持ちも、
なんとなく少し理解できるかもしれないと思った。自分を全否定された気分になるんだろう。
後先考えずにこの世からの脱出を図る人の気持ちも少し分かるような気がする。
もちろん受験で自殺するなんてバカげてる、あとに残された人の気持ちをまったく無視した、
自分勝手で最低最悪の逃げ道だ。でも、実際そのを片鱗に触れてみると(何の対策もしてない俺だが)、
重い溜息をつかざるをえない気分になった。俺がそういう逆境に弱すぎるだけかもしれないが。
それで意気消沈して、家に帰って何をするわけでもなく、ボーっとしてた。
そもそも俺は何をするために大学へ行くのか。まさに原点だ。
大学受験、受験勉強をするにあたっての原点だ。なぜ大学に行くのか。
そこがぐらついていると改めて思った。冬に文転した、と書いたが、
俺はもともと理系クラスで、将来はIT系の企業で活躍できたらいいかな、と考えていた。
小6の頃から、パソコンをいじってきて、人並み以上のスキルは持ち合わせていると自負している。
俺が唯一、人より抜きんでた技術だ。それを活かそうと理系クラスで学んできたわけだが、
数学・物理・化学、この3教科が大の不得意だった。
理系クラスでこれは致命的だ。早急に何とかせねばと勉強すべきだったのだが、
バカでどうしようもない俺はそれで理系科目に嫌気がさして、文転。
要するに、理系科目から完全に逃げたわけだ。もちろん、国語・英語・歴史の、いわゆる私立文型科目では、
目指していた情報学部には入れない。どうしたって数学・理科が必要だ。
しかし逃げるばかりの俺は、国語のほうが面白い、歴史のほうが面白い、と
目の前にあるこの難題を直視しなかった。そのため、「なんとなく興味のある」法学部に行こうと
挑んだ今日の試験であったが、結果は、最初から分かっていたがボロボロ。
はじめから浪人を覚悟していた。ならば、今この瞬間から、さぁ来年頑張るぞ、と
意気込むべきなのだろうが、ここにきてふと思うわけだ。「なぜ大学へ行くのか」。
文転する前の俺には、漠然とだけど目標というものがあった。
情報学部へ行ってIT系の企業で活躍したい。
目標があったが、それに伴う努力が出来ずに逃げた。しかしそれでも
他の道(なんとなく興味のある、法学部)に完全に目を向けることも出来ずに、
今こうして原点に立ち返ってしまう。
理由を取り繕うことは可能だ。しかし、どんなに取り繕ったところで、人を納得させることは出来ても結局、
自分を納得させることはできず、心の内は「なんとなく」でしかない。
ならば理系の大学を今から目指すか?と自分に問いただしても、
現実的に考えて今から浪人して一年間で数学・理科を克服できるのか、という恐れを抱き、
その一歩を踏み出せずに、かと言って完全に見切りをつけることも出来ず、
まさに中途半端な立ち居地でおどおどとしているばかりだ。
さっき、久しぶりに(2年ぶりだろうか)、小・中学生時代お世話になった塾(小・中学生を対象とした塾だ)の先生に会ってきた。
笑いながら、冗談を織り交ぜながらも、身の内の思いを打ち明けた。
普段、友人らにこういうことを話すことはあっても、
大の大人に話を聞いてもらうという機会はなかなかないものだ。
よく話を聞いてもらった。アドバイスももらった。とても有意義なアドバイスだった。
普段友人らと話すような、出口が見えずに愚痴に始まり愚痴に終わるような会話ではなく、
解決の一端を掴ませてくれるような話をしてくれた。
奇麗事ではなく、真っ向から、世間はこういうものだ社会はこういうものだ、こういうシステムになっているのだという話をしてくれた。
よく考えてみようと思う。これから自分がどうあるべきか、将来に向けてどう動くべきか。
青臭くて恥ずかしい話になってしまったが、
自分らはまだ18やそこらの年代で、個人差こそあれ誰にでもまだ「生き詰る」ということもあると思う。
なかなかこれだという答えを出せずにいるのなら、歳同じの友人ではなく、
親でもなく学校の先生でもない、信頼できそうな年配の人に教を乞うのもいいかもしれない。
最後まで読んでくれた人、こんな恥しい愚痴を読んでくれてありがとうございます。