BUMP OF CHICKEN 風に受験を語るスレ

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255名無しさん@お腹いっぱい。
試験会場で 錆びたシャーペンを持って
まるで戦うように 問いを解く人
赤く燃える日の丸が ズレ落ちても
必死で 這い上がろうとする
愛する人の 合否が決定した
そこらじゅうに頭を下げても 足りなくて
「替え玉受験でもする以外 無いんじゃないの?」って
皮肉を 本気にして飛び出した

でも 一番の問題は 悪い頭

「試験監督、アンタ、人の合否を転がして たいそう楽しいだろう?
笑えよ 見てるんだろう? この俺がジタバタもがいてるのを」

死んだ様に 夜の予備校通い続けて
作り話の様な夢 追いかける人
模試の結果がたとえ とても悪くても
心はただ一校を目指す
愛するあの人はは優しく嘘をついた
「僕なら大丈夫 合格を信じて待っていてくれ」
「信じられる要素なんて どこにあるの?」って
思いながらも その言葉を おまじないのように

呟き続けた 短い時間

「Sir Teacher、アナタでも この結果は変えられないでしょう?
幾度目の受験も 変わらず 優しいあの嘘を 思い出してる」

問いを解く人 それを待つ人
合格すると 互いを信じてた

(中略 すまん思いつかん)

「試験監督、アンタ、俺を見てるか
「もうばれてる」なんて 言わせないぞ
今にも ここに合格して 見事悔しがらせてやる」
「試験監督、俺の受験番号って何だったっけ?
何で ここまで俺が怒られているんだっけ?
大事な誰かと替え玉したような・・・」

問いを解く人 それを待つ人
幾つもの壁を 乗り越えられなかった