八乙女光愛な人あつまれ〜★

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453ユーは名無しネ
思春期のある日、八乙女光は風呂場でちんぐり返って天に向かって唾を吐き自分のアナルに入れようとしていた。

しかし何度挑戦しても唾は自分のフトモモや顔にかえってくるだけでミッションの難易度は熾烈をきわめた。
それからまた20分くらい経っただろうか…再度唾を吐いた瞬間、気付けは八乙女光はガッツポーズを作っていた…完璧な軌道だった……美しい……あたかも虹の掛橋のようなそれを描いた八乙女光の唾は最高到達点を越えゆっくりと降下していく。

そのときである…勝利を確信した八乙女光はこともあろうにそれまで上手く自己を律し程よくリラックスしていたことによりパックリと開いていたアナルを瞬間的に閉じてしまったのである。
唾は……八乙女光の閉じたアナルに小さな音を立てて落ちた。

慢心である……慢心が自己を最後まで律することを許さなかったのだ。
八乙女光は30分ぶりにちんぐり返しを解き前進唾にまみれた体をゆっくりと横たえ目を閉じた。
そこに残ったのは絶望、そして虚無感…
自己のアナルをコントロールすることなど子供にすらできる…気付けば頬を一筋の涙がつたっていた…

八乙女光はもう一度己を奮い立たせ再度ちんぐり返しの体制に…戒めに先程アナルに付着した唾を手ですくい口に戻した。
鼻をつくような香りが全身を痺れさせる…その唾をゆっくりと喉の奥へ運ぶ……渇ききっていた体は久しぶりの水分を待ちきれなかったのだろう。全身に力が漲る…

再び八乙女光は唾を天に向かい吐きはじめた…

それから10分ほど後。それは先程の唾をリプレイしたかのような軌道を描く…
目を反らさずその唾の行き先を追う。
唾は音も立てずアナルに吸い込まれた…体の皮膚以外に落ちたからだろう八乙女光は何も感じ取ることができなかった。

しかしその後アナルを閉じた瞬間「ぷぎりゅ…」と音を立て八乙女光のアナルから泡だった液体がでてきた…
成功である。自己を律することに成功したのである…その瞬間過度の疲労と一種の満足感から八乙女光はちんぐり返しの体制のまま気を失った。

夢を見ていた…まだ見たことのない未来の嫁と食卓を囲んでいる。嫁が抱えてる子供は誰だろう…ハハっ…八乙女光の子か…おいおいそんなにがっつくと喉をつまらせるぞ。
ほら…言わんこっちゃない…この水を飲みなさい。ほら……………………………

その瞬間…ガチャっと風呂場のドアが開いた。その音に目を覚ました八乙女光は前者唾にまみれたちんぐり返しの体制でドアの方向に目をやる…そこには母の姿があった。後で聞いたところ呼んでも返事がなかったので心配になり見に来たらしい…

焦った八乙女光はちんぐり返しを解こうとしたが体が硬直していたため頭の裏に回していた足が取れない…
無言のまま10秒ほど見つめ合っただろうか…
母は崩れ落ちるように泣き出した…

八乙女光はただ虚空を睨み続けていた…