バトルロワイアル＠関西Jr限定Part2

sage進行でお願いします。
職人募集中。
地図や名簿は>>2-10のどこか

前スレ
バトルロワイアル＠関西Jr限定Part1
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/jr/1007161910/

設定
・バトル地は孤島（国外らしい）
・開始時間は2001/12/25　12：00
　タイムリミットは2002/12/28（３日目）12：00（トータル72時間）
・優勝賞品はデビュー権の獲得。
・進行役　内海光司（33歳11ヶ月）＆　大石恵（28歳09ヶ月）

伏線
・１日目12：00〜18：00間に降雨。
・D-05:酋長の屋敷跡は安田が家捜し済み。
　しかしこの建物は高床式で床下に扉が存在し、その下に何かが隠されている。
・首輪のデータ送受信は深夜0時から5分間だけ止まる。
　（管制室から首輪の位置が捕捉できなくなる）
　ある方法（ハッキング？）により、「空白時間」が30分延ばせるがやり方は不明。

地図　ttp://page.freett.com/akanishi/br_west/map.gif

　１２３４５６７８９10
Ａ■■■□□□□□■■
Ｂ■■□□□□□□■■
Ｃ■□□□□□□□□□
Ｄ□□×□□□□□□■
Ｅ■□□□□□□■■■
Ｆ■□□□□■■■■■
□=島（陸地）、■=海（禁止エリア）×=シアター

・A-07:草木でカモフラージュされた防空壕（シェルター）
・D-03:シアター兼管制室（内海、大石、他10数名）
・F-02:船着き場と太平洋戦争の米軍上陸記念碑。
・E-04:村の共同物置小屋。
・E-03:村の診療所跡。ここには池がありそこから流れる小川はE-02を通って海に注いでいる。
・D-05:酋長の屋敷跡（大堀治樹がバス亭と間違えたのはここである）。
・C-10:岬/灯台。
・C-08:山頂/日帝時代の旧護国神社（その前は精霊の社）
・C-07:大きな池がありそこを源とする川はD-07、D-06を通りE-06の河口へ注いでいる
・B-08:鍾乳洞があって地下を通ってE-06そしてC-08の洞窟までつながっている

禁止エリア
1日目 　14:00=F-03 16:00=A-04 18:00=E-07
　　　　20:00=A-07 22:00=C-02 24:00=E-06

02:伊藤政氏（17歳02ヶ月/果物ナイフ）
　落合の死体のそばに内がいるのを目撃。水野にこのことを伝え、移動中。
03:今川晴司（20歳11ヶ月/タバコ1カートン）
　マッチを持っている牧山と合流。
04:今山透（16歳10ヶ月/中華鍋・ゴマ油・鉈・マッチ棒20本）
　大倉と共に南部の建物にいたところを福原に襲撃される。
05:魚谷輝明（21歳02ヶ月/ツルハシ）
　山中にて後藤を殺害してしまい、混乱。
06:内博貴（15歳02ヶ月/オートマ拳銃（残り10発/弾丸のみ呉村が所有、内は知らない）・モンキーレンチ）
　落合を殺害。高黒の殺害を試みるが失敗。森の中に潜伏。
14:菊岡正展（16歳08ヶ月/濃硫酸入り特殊ファインセラミック製水鉄砲）
　混乱・興奮しながら移動中。
15:北山純一（20歳00ヶ月/突撃銃（ライフルの先で刺して殺傷できる））
　村上・横山を警戒。田中（純）を探して移動中？

17:呉村哲弘（19歳04ヶ月/9mm口径弾カートリッジ（24×10の240発））
　E-06エリアの鍾乳洞に潜伏中。禁止エリアの設定により移動の必要あり。
22:高黒徹（19歳07ヶ月/防弾チョッキ）
　内に襲撃され、食糧と水をなくしてしまう。C-06へ移動、福原との合流を目指す。
25:田中純弥（20歳05ヶ月/手榴弾9発）
　村上・横山を警戒。北山・野中を探してE-05エリア辺りを移動中。
26:田中大樹（18歳00ヶ月/双眼鏡・ブーメラン（丸山と共有））
　方針が定まらないまま、丸山と共に灯台にいる。
31:女寺豊（21歳11ヶ月/手裏剣・毒？）
　雨が降る前は手裏剣の練習をしていた。
32:野中和久（20歳03ヶ月/首輪探知機・S&W M-19）
　A-07を出て田中（純）・北山を探す。村上と福原が要注意人物であることを知っている。
33:福原一哉（19歳06ヶ月/日本刀・ワルサーP38・青酸カリ・鎌）
　自分も死ぬつもり？行動に矛盾点が多い。やる気。

35:牧山雄亮（21歳08ヶ月/ダイナマイト7本・100円ライター）
　ゲームをつぶす協力者を探しいて、今川と合流。
37:丸山隆平（18歳01ヶ月/ブーメラン・双眼鏡（田中と共有））
　方針が定まらないまま、田中（大）と共に灯台にいる。
38:水野清仁（17歳09ヶ月/鉄アレイ）
　伊藤から内の話を聞き、灯台に立ち寄った後、内を捜索中。
39:三宅将馬（16歳00ヶ月/登山ザイル）
　海へ移動中。
40:村上信五（19歳11ヶ月/トマホーク・ショットガン・ライフル銃・サブマシンガン・スタンガン）
　渋谷から裏技を聞き出す。やる気。
41:安田章大（17歳03ヶ月/青龍刀）
　粟島の襲撃を交わし、移動中。

死亡順リスト

29:永田剛司（17歳02ヶ月/妻夫木聡の写真集）
　【大石（仕掛け側）により死亡】
13:落合兄丞（14歳03ヶ月/モンキーレンチ→内）
　【内により死亡】
10:大西由郎（21歳03ヶ月/ジャックナイフ→粟島）
　【粟島により死亡】
11:大堀治樹（17歳10ヶ月/青酸カリ→塩田→福原）
　【塩田により死亡】
16:木村廣太郎（19歳00ヶ月/金槌）
　【清水により死亡】
27:土山俊樹（22歳09ヶ月/S&W M-19・予備弾丸6×2の12発→横山→野中）
　【横山により死亡】
36:松尾祐樹（22歳09ヶ月/メリケンサック）
　【横山により死亡】
09:大堂祐史（17歳11ヶ月/鉄鎖）
　【横山により死亡】
28:中嶋慶介（19歳03ヶ月/サブマシンガン→錦戸→村上）
　【錦戸により死亡】
23:高杉政治郎（15歳11ヶ月/火縄銃→錦戸→A-07に放置）
　【錦戸により死亡】

24:武藤雅博（19歳04ヶ月/9mm口径ワルサーP38→福原）
　【福原により死亡】
19:塩田修（21歳01ヶ月/鎌→福原）
　【福原により死亡】
42:横山裕（20歳07ヶ月/ショットガン→村上）
　【村上により死亡】
30:錦戸亮　（17歳01ヶ月/スタンガン→村上）
　【村上により死亡】
20:渋谷すばる（20歳03ヶ月/ライフル銃→村上）
　【村上により死亡】
33:浜中文一（14歳02ヶ月/ボウガン）
　【福原により死亡】
07:梅阪剛司（15歳04ヶ月/火炎放射器）
　【自殺により死亡】
12:小川修平（19歳00ヶ月/ピアノ線・革手袋）
　【村上により死亡】
21:清水大輔（19歳09ヶ月/槍）
　【村上により死亡】
18:後藤大祐（20歳11ヶ月/毒吹き矢）
　【魚谷により死亡】
01:粟島瑞丸（20歳03ヶ月/特殊警棒）
　【後藤により死亡】
08:大倉忠義（16歳07ヶ月/金属バット・蝋燭3本（小屋で発見））
　【福原により死亡】

以下に前スレラスト投稿を転載します。

「あーあ、食べてもうたな…」
大倉はあきれた口調で呟いた。
目線の先にはおにぎりの袋が３つ。
最後の一口をまだもぐもぐと噛みながら今山はそれを片付けた。
「あとどーすんねんな」
「…いざとなったら、木の実とか採ったるわ。そんでこの鍋と油で旨いもん作ったらええねん」
ペットボトルの水を飲み、投げやりに言う。
「そんなん…」
「だいたいなあ、この年の青少年の食事にこの量はないやろ！？
　コンビニのおにぎりと乾パンで３日過ごせなんて、ほんまよう言わんわ！」
できるんかいな、と大倉が言う前にキレた今山が叫んだ。
腹立ち紛れにペットボトルを叩きつけるように机に置く。
灯した蝋燭の火が、ゆらりと揺れた。

昼間いた建物からだいぶ歩いて、小さな集落を見つけた。
粗末な小屋（と言ってもいいような家）を何軒か覗いてみたが、今度は何も見つからなかった。
武器になりそうなものも、役立ちそうな道具も、…死体も。
日も沈み、出歩くのが困難になってきたのでその中の一軒に落ち着くことにした。
もちろん電気は通っていないので、蝋燭をひとつ机の上に立てている（懐中電灯は部屋の灯りには向かなかった）。
本当にわずかな灯りだが、無いよりはかなり救われる。

>10

「しっかしなあ、今山」
「なんや」
まだ不機嫌そうに返事をする今山に、大倉はこらえきれなくなって笑い出した。
「なんやねん」
ますます不機嫌になる今山の肩を叩く。
「やってお前、最初に比べてずいぶん余裕やんけ」
「……」
「食い物のことでキレられるんやったら、ええわな。なあ？」
くっくっく、と肩を震わせながら言う大倉を押し返しておいて、今山はふっと笑った。
そうだ。自分ひとりだったら、今こんな風にはなれなかっただろう。
非現実的な現実、殺し合い、銃を放つ内、頬の傷…。
もしかしたら呆然としたまま死んでいたかもしれない。
そうなったらおにぎりの数なんてまったく関係なくなるのだ。
目の前にいる仲間にすごく感謝したい。
しかし、それを言うのは気恥ずかしく、おどけた顔で大倉を見る。
「お前かて普段ヘタレのくせに余裕やん？」
「ええやろ。ほんまは頼れる男なんや」
「言うとけ」
ぼんやりとした光の中、顔を見合わせて笑った。

>11

「！？」
ふいに、耳が何かを捉えたような気がした。
今山は体をこわばらせる。
「？どうした？」
「しっ！…今何か音せえへんかったか？」
「え？」
大倉も慌てて耳を澄ます。
時折吹く風と、お互いの息遣い。それだけがやけに大きく聞こえる。
全身が緊張して、息苦しい。
自分が立てた衣擦れの音にも心臓がはねた。
しかし、しばらくそうしていたが、何もそれ以上は起きなかった。
大倉はゆっくりと息を吐いて今山を見る。
「…何も無いみたいやで」
「そんならええねんけど…」
「ま、神経が過敏になるんはしゃあないわな」
「うーん、そうなんかなあ…」
自分がビクついているのが気恥ずかしくて、ぽりぽりと頭を掻く。
「大丈夫かな…」
しかしまだ不安そうに周囲の気配を探ろうとする今山に、大倉は少し苦笑する。
…ほんま、普段とキャラ交代してへんか、俺ら。
なんとなく面白くて、なんとなく楽しくなった。

>12

「え、何？」
いきなり立ち上がった大倉に、今山は驚いて声を上げる。
「ちょお表、見てくるわ」
にっと笑って手を振り、出入り口に向かう。
「え？」
「まわり誰もいいひんか、確認してくる」
「ちょ、そんな、危ない」
「けど、このままビクビクしとっても気ぃ休まらんやろ…」
な？と戸を開けた。もう一度手を振る。
今山は何か言いたげだったが、それは聞かずに外に出た。

外は満点の星空だった。
しばしそれを見上げ、思いっきり伸びをした。
…ああ、気持ちええな。
そう思い、辺りを見回そうと体の向きを変えたとき、ヒュッ、と音が風を切った。
「え…？」
一瞬後に、猛烈な痛みが大倉を襲った。
「ぎゃああぁっ！！」
体の前面から勢いよく血が噴出した。
熱いような冷たいような感覚が体を濡らす。
ドサッという音と衝撃で、自分の身体が地面に倒れたのがわかった。
暗闇の中、何故か襲撃者が刀を振り上げたのが見えた気がした。

>13

…あかん、逃げられん……
そう思い、目を閉じたとき。
「大倉あっ！！！」
ガアアァァァン……
突然まぶしい光と、大きな音が飛び込んできた。
目の前で、中華鍋が振り下ろされた刀を止めたのだと大倉が認識できたかどうかはわからない。
「おらあっ！」
懐中電灯の光をいきなり浴びてひるんだ相手を、今山は中華鍋を振り回して攻撃した。
ガッッ…！
何度か鍋が空を切ったあと、鈍い音がして襲撃者の手から刀が飛んでいった。
やったか！？
今山は荒い息をしながら、それが宙を舞い、地面に落ちたのを見た。
「くっ…」
襲撃者は手首を押さえ、一歩身体を引く。
その顔を思い切り懐中電灯で照らした。
「！　福原く…！」
意外な人物に、今山は目を見開いた。
福原は飛んでいった刀と、今山たちの距離を測るように両方を見ている。
そして、くるりと背を向け、走り去っていった。
「福原……」
今山は危機が去ったのと、意外な襲撃者に一瞬呆然とした。

>14

「今や、ま…」
「大倉っ」
しかし苦しげな大倉の声に慌てて駆け寄り、大倉の身体を起こそうと抱きかかえる。
大倉は苦しそうに今山を見た。
「今…山、ごめんな…ありがと…」
手の先に力が入らない。感覚が遠くなる。
ああ、これで死ぬんやな…と、大倉は意外に冷静に思った。
「お前、…片手で鍋…振り回す…ん、すごい…なッ」
笑って見せようとし、こみ上げてきた何かに咳き込む。
地面にまた新たに赤いしみができた。
「大倉っ、しゃべったらあかんわ！血ぃ止めるし、ちょお待て…」
今山が血止めできるものを探そうと、離れかけたのを大倉が止めた。
そして…微笑んだ。
「お前がいたから…、よかったよ…。がんばって、生き…残れ、な…」
「そんなん言うなや！ええから喋んな！」
今山は自然と溢れ出してきた涙を拭きながら首を振る。
違う、泣くなんて、まるでこいつが…死、ッ…！
嘘や、嘘やっ！！
「ちょ、と…、調…子、乗ったわ。へ、へッ」
再び、大倉の口から血が溢れ出した。

>15

大倉は、また何か言いたげに口を動かした。
しかし、それはもう声にならなかった。
力なく、目を閉じる。
今山の腕の中の体が、急に重さを増した。
「大、倉…？」
力を失った体を揺さぶる。
「大倉、大倉…！」
頬を叩いてみる。
しかし、大倉が再び目を開けることはなかった。
「嘘、や…、嘘やああぁぁっ！」
さっきまで、一緒に笑ってたやないか。
飯食って、愚痴言って、そんで、笑って…
「大倉…！」
あふれる涙を、今度は止めなかった。

何で…何でなんや。
何でこいつが死ななあかんねん。
何で殺さなあかんかってん…！

なあ、福原くん…。

【エントリーNo.08　大倉忠義　死亡　残り20人】

前スレを1に貼り忘れてごめんなさい…。

乙彼サマー！

乙です。
ついでに順番がなおって嬉しい…（ぼそっ）

乙彼です。
いつもロムなんですが。
職人のみなさま楽しみにしております。

ビデオで見てみます。

何を？　　　　　　　　　
　

このスレは残したかったので。

j

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

ID:o2zeOzds

俺、本気で村上信五を殺したい。
人を騙すような奴は最低だ！

あいつは俺の好きな女を騙してる！！
女を騙す男はムカつかないのか？
俺のむかつく気持ち聞いてくれ！！

>27
聞かないので去りましょう。

>28
冷静なあなたがステキ！
騙されたいわ議長になら〜

信五の字がちゃんと書けてるのが(　ﾟдﾟ)嬉ｽｨ…

保全さげ

同じく。

>前スレ695

「う、わあ…めっちゃすごいわ……」
ふと空を見上げた水野は、思わず感嘆の声をもらした。
満天の星空。夕方まで雨を降らせた雲はすっかり姿を消してしまったようだ。
日本にいたら考えられない程の星の光が空から注がれている。
「だから何や明るかったんやぁ」
日はとっくに暮れ、街灯もある訳ではないのに歩くのに支障がない。よく考えたら不思議な話だった。
いつもなら夜でもなんらかの灯りがある。それが当たり前で気付かなかった。
「こんな時やなかったら、めちゃ嬉しいんやけど…」
ついつい、独り言を声に出してしまう。
これが雑誌の取材とか、普通の仕事としてみんなで来てるのだったら、きっと心いくまで楽しんでいい思い出になっただろうに。
「今やったら、ＶＷみんなでここらで写真撮影やなー」
辺りを見回して、その状況を想像する。
―透は、今の俺と同じ感じに感動するかな。
―やっさんなら、あそこらへんの草むらに寝転がって見てみようとか言い出すかも知れへん。
―丸なんて、詩人にでもなったつもりでくっさい台詞のひとつでも吐いたりして。
―内も、夜が暗いから怖いなんて言わへんやろう。
くす、と自分の想像に笑みがこぼれた。
と同時に、自分をとりまく現実も思い出される。
―内…内なあ、まーしーが言っとったのがほんまやったら、こんなん見る余裕もないんやろうな。
伊藤を疑うわけじゃない。まだ半信半疑なのだ。
しかし放送で告げられた死亡者はあまりにも多かった。ひょっとしたら、と思う。
内に会ったらどうするか。色々想像はするが、まだわからない。
水野は、また空を見上げた。現実離れした現実に、少し目が背けたかった。

「あっ」
安田は思わず声を出してしまった。
慌てて自分の口を押さえ、周りを見回す。
たいしたことはない音量だったが、用心に越したことはないと思う。
襲われて以来、安田は周りを警戒しながら動くのが癖になっている。
それは、今の状況では大事なことだと思うが、疲れることでもあった。
しかし…今安田が見付けた人物は、そんな彼とはどうやら正反対のようだ。
何もさえぎるものがないところで、ぼーっと突っ立ったまま空を見上げている。
―ちゅうか、無防備すぎやろ、みっくん！
遠目でもわかる仲間の姿は、無用心極まりなかった。
慌てつつも笑いが込み上げてくる。
確実に殺し合いはこの島の中で行われているのに。
自分はずいぶんビクビクしながら行動してるのに。
そんな状況の中でさえ危機感が薄いような、のんびりとしたその姿に、彼はいつもの水野だと確信する。
―大丈夫や。みっくんはみっくんや。
とりあえず、周りへの警戒を怠らないようにしながら水野に近づく。
きっと水野は、声をかけたらすごく驚いて、でも自分を見つけたら笑顔で。
「おーっ、やっさん！どうしたんやあ？」
想像どおりの水野の反応に、安田もにっこりと笑い返した。

「みっくん、とりあえずどっか移動しようや。ここもっのすごい無用心やで」
「あそっか、そやな」
素直に頷く水野を連れて、安田は木陰に移動する。
どこに行っても安全ということは無いが、とりあえず狙い撃ちされることだけでも防ぎたかった。
「何であんなところでぼーっと上見てたん？」
道すがら、安田が聞く。
「いやー…星空が、きれいやなーって…」
「星空？」
水野に言われて見上げると、確かに普段では見られないような数の星が空を埋めていた。
「うわー…ほんまきれいや…」
安田は感嘆の言葉を漏らす。全然気がついていなかった。
けれど。水野に目線を戻し、苦笑する。
「みっくん…こんな時に、余裕やなあ？」
「え、いやーなんちゅうか…きれいなもん、見んとやってられんやろ？」
水野が肩をすぼめ言う。
ただ単にのんびりしている訳ではなかったのか、と安田はちょっと驚いた。
―そりゃそっか。
水野を見、同じように肩をすぼめて見せる。
「確かに、やってられんなあ」
また空を仰いだ。木々の間から見ても星空はきれいだった。
―こんな時でなかったら、広い場所で寝っころがって見たいところやなあ。
安田は水野の想像通りのことを考えたが、それはお互い知らないことだった。

「そんで、みっくんはどうしよ思てんの？」
しばらくして、安田が聞いた。
いつまでも星空を眺めているわけにはいかない。
何をするにしろ、とりあえず現状を打破しなければ。
けれど、ひとりではどうしようもない。なんとかできるなら、今までふらふら歩き回ることもなかっただろう。
自分の無力がよくわかった。そして誰かに、ずっと相談したかった。
「俺は…人殺す気も、殺される気もないよ。けどだったらどうしたらええんかも、思いつかんねん」
あかんなー、頭悪いわ、と安田は笑って言った。
水野は首を振る。意志を持って考えている分だけ、安田は自分より偉いと思う。
最初は死ぬ気だった。けれど伊藤の話を聞いて、内を探そうと思った。ただそれだけだった。
その後は―さっぱり想像も付かない。
「な、みっくんこれからどうするん？」
再度聞かれて、水野はうーん、と唸りながら切り株に腰をかけた。
安田もそれに倣って、座る。
水野はちょっと躊躇しながら口を開いた。
「俺は…とりあえず、内探してる最中やねん」
「内？あいつどうかしたんか？」
安田が心配そうに問う。
水野は迷っていた。
伊藤に聞いたことを安田に話してみるか？
内が人を、落合を殺したかもしれないということを。
もしかしたらやる気になっているかもしれないということを。
―やっさん、ショック受けるやろうな…。
自分もショックを受けた。しかし、安田は先輩として、リーダーとして、内を１番かわいがっている…と思う。
安田を動揺させたくないし、それに…あまり広めたい話でもない。
―誤解やったとき、内に悪いよなあ。

「どうかっていうか…な、あー、し、心配やん？」
水野は詳細は伝えないでおこう、と決めた。
心配だから探しに行く…大意はそれであっている。
けれどやはり隠し事をするのは苦手なので、少ししどろもどろになってしまった。
しかし安田はそれに気付かず、そっか、と頷いた。
「そやな〜…こんなんなってなあ、泣いとる可能性大やな。体は大きゅうなっても、中身はヘタレやしなー。
…せやったらみっくん、俺も一緒に行くわ。一緒に内探そ？」
「えっ…」
な？という安田の言葉に、水野は戸惑う。
「あ〜…うん…」
どうしよう。黙ったままで一緒に行くか。―いや、それは危険だろう。
何も話さないでここで別れるか。―それは後味が悪し、したくない。
何とか安田には別の場所に行ってもらうか。
―別の場所？
水野は自分が思い浮かべた言葉にぽん、と手を打つ。
「あっ、なあやっさん、それよりも灯台に行ってや」
「灯台？」
突然の水野の言葉に、安田は首を傾げる。
「そこに丸と大樹がおんねん。やる気ないやつをそこで待っとんねん」
「丸と大樹が？そうなんや…」
「やっさん、灯台行きつつ人集められん？な、人集めは別々でやった方がええやろ」
集めてどうするかは決まってへんかったみたいやけど、と付け加える。

「そっかー…そやなあ、皆で集まったら…何かできるかもしれんなあ…」
安田は考え込む。ひとりずつの行動はよくないと思う。けれど…。
「俺も内見つけたら、そこに戻るし。な、やっさんそうしよ」
「…わかった」
水野のどうしてもそうしたいという意思が伝わってくる。
ひょっとして、自分が信用できないのか？そういう考えが浮かんだが、すぐに違うと否定する。
そうだったら、会ったときすぐにそういう態度をとるだろう…水野なら。
―きっと、何か言われへんことがあるんや。
「俺、丸と大樹のとこ行くわ。みっくんは…内のこと、頼むな」
安田はそう言って、水野が何かを言う前に地図を懐中電灯で照らして確認する。
大体の方向を頭に入れ、立ち上がった。荷物を担ぐ。
「みっくん…気ぃつけな」
「…やっさんもな」
水野も立ち上がり、ナップザックを持った。
ふと目線を交わし、笑いあう。
「灯台で、待ってるからな」
「うん。…またな」
握手かなにか、しようかと思ったが、安田はやっぱりやめておいた。
いつものように別れよう。
…いつものように再会できるように。
軽く手を振って、２人は別方向に歩き出した。

今日は穴座行かないからこれ読もうかな・・・

このまま消えると悲しいので保全sage

保全sage

ﾎｯｼｭ

sageでも保守はできるそうだよ

ﾎｾﾞﾝ

保全。

ﾎｯｼｭ

【板対抗】バトロワ　N速　【板対抗】
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1032355401/l50

初心者ですが、書いてもイイかな？

飛んでいった刀の軌跡を見つめながら、
自分が何をしているのかもわからなかった

ただ、目の前には見知った二つの顔があったらしく
それはきっと、青白いであろうものと
対照的に高揚しているであろうもので...

どれだけ思考回路が滞っていたのだろうか、
本能なのか、決断なのか、刀の煌めきが自分を呼んでいるような気がして
走り近寄ってみた。

俺はどうしたらいい。

大堀もいないのに...
武藤を殺ったのに...
高黒には会えないのに...

もう、自分が誰なのか、何をしているのかもわからないよ。
この血生臭いのは大堀のなのか？浜中のものか？それとも今の大倉のか？


ダレカタスケテヨ...

職人さんｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
更新産休でつ。がんがってください。

48-49デス。

初心者なのにでしゃばってスミマセヌ。
久々に読破したら、感極まってしまって...勢いのみの文章ですわ
ちなみに
＞16
になりますね。

自担は麗しく逝っているので、残された彼の心情を辿らせて頂きました。
本職人さまの降臨をお待ちしている1人です。
長々と失礼したの。

保全sage

職人さんどこに行ってしまったのかのぅ
自分で書けないのが歯痒くてたまらん

1：速報：02/10/04 15:40 ID:ooepz3rn
　東久留米市の篠原重信市議（共産）が、市民に運動会で国旗を掲揚した
市立六小校長の自宅へ抗議文書を出すよう呼びかけていた問題は
「主義主張のためなら他人の人権を侵害してもかまわない」という市議の
身勝手な姿勢を浮き彫りにした。識者からは「教育現場への不当な
政治介入で個人攻撃を煽（あお）るやり方は許されない」と議員としての
資質を問う声も出ている。
　文部科学省の学習指導要領などは「学校行事においてはその意義を
踏まえ国旗を掲揚する」と明記している。
　六小では昨年まで国旗を正門に掲揚していたが、今年は新しく赴任した
今直樹校長の方針で国旗掲揚を式次第に入れ、君が代のテープ伴奏と
ともに実施。教員らは異を唱えたが、最終的に校長判断で行われた。
　都教育庁によると、運動会での国旗掲揚も今回の六小だけでなく都内の
多くの小中学校で実施されており、六小同様、式次第に入れて掲揚している
学校もあるという。
　篠原市議はこの今校長の正当な職務行為に反発。自分の活動報告ビラの
中で「国民の間で評価の分かれていることを強制し押し付けた。基本的人権を
侵害するもの」と批判し、「抗議と要請先」として、今校長の自宅住所と名前を
掲載した。今校長の自宅には２００通以上もの抗議文書が組織的に
送り付けられた。
　多摩地区のある小学校長は「校長の自宅を掲載してまで抗議を煽った
市議の行為こそが人権侵害にほかならず、悪質極まりない」と話す。
（以下略）

(　´�D｀)ﾉ＜引用元:Sankei Web(産業経済新聞社)
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/tama/html/kiji01.html
※5日以降はこのソースが見られなくなる可能性があるれす。

依頼:http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1033437089/690ほか

こんな地下にいるのにコピペ荒氏来るのね。
職人さんかと思ったのにな…。

あげ

ﾎｼｭ

ジュニアの妹が被害者だそうです。

下校中の小２にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕

　浦和署は１４日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者（２６）をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月２８日午後３時ごろ、さいたま市内の路上で、
下校途中の小学２年の女児（７）を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約３０分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。

　高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。

　高久容疑者は約１時間前にも、近くの路上で小学１年の女児（６）を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。

まわんないね・・・

新参者ですが、書いてもいいでつか？

がんがんいっちゃって！ｗ

>60
щ（ﾟДﾟщ) ｶﾓｰﾝ

お待たせしますた。
何回になるやら…？

どれくらい歩いたのか自分でも分からなくなるほど歩きつづけた水野は、
少しずつ森の奥深くへと入って行っていた。

　どこにおんねん、内…。いい加減足疲れるよ俺かて…。

心の中でそう呟きながら、足を進める。
先程別れた安田が無事灯台に着けただろうか、なども気にしながら。

夜といっても、月が出ていてしかも大阪や東京とは違い、空気が澄んでいるのだろう。
深夜の森の中だというのに明るい。
懐中電灯を使うと誰かに見つかり襲われるかもしれない危険性のあるこの状況では
その明かりが救いだ。
それと同時に、慎重に動かないとある程度人間が近くに居れば…

　見つかる。

少し息切れがしてきて、立ち止まってナップザックを漁ろうとした瞬間。


ガサッ！！

明らかに自分が立てた音ではない音が、水野を凍り付かせた。
右側の草むらから、膝立ちくらいの人影が見える。
拳銃でも構えているのだろうか。手が少し前に出た不自然な形の影。
自分の武器は鉄アレイ。
相手が余程馬鹿な武器でない限り、勝ち目はない。

　勝ち目…？

この期に及んで、まだそんなことを考えている自分が居て、水野はフッと笑う。

　内やったら勝たんくてもええよな。


「そこにおんの、誰？」

返事はなく、怖いくらいの静寂が辺りを包む。

「ええよ、俺誰か殺す気ないから」

ナップザックを出来るだけ遠くへ放り投げ、
両手を挙げ、降参のポーズを取る。
草むらに居るのが内なのか、そうじゃないのか。
やる気のある奴なのか、脅えている奴なのか。
鼓動がそいつにも聞こえているのではないかと思うほど、
激しく音を立てる。
俺は、殺される？

互いに黙ったまま、緊張の時間が流れる。

　構えてんのに撃ってこんってことは。

「内やよな？」
「……」

肩が少し揺れるのが分かった。
それでも腕はこちらを向いている。
「そっち行くで？嫌やったら出てきて」
「あ…あかん！来たら…来たら撃つ！」
「…俺は何もせーへんって。せやからそれ下ろしいな」

声を聞き内だと確信し、体を草むらに向け足を進めようとした瞬間、
バァンと言う音が静寂の森に鳴り響いた。

「っ…アホ…誰か来たらどないすん…の……」

腹が、焼かれているような感覚。
熱い…。
服に血が滲んでいくのが分かる。
内が放った弾丸は水野の腹に穴を空けた。
いっそ倒れてしまいたいほどの眩暈の中、必死に草むらに入り込む。

「内…ぃ……」

か細い声で内を呼ぶ。
あっ…と、足元の小枝に足を取られ倒れ込む水野に、
必死に抑えていた人間本来の感情が内の心を揺さ振った。
自分自身が放った弾丸で苦しむ水野に近寄り、体を起こし、支える。

「めっちゃ痛いし……」
「…みっくん！！」
「内…迎えに来たんや……」

迎えに…？

「なんで…？なんで迎えなんか…！殺されるかもしれんのに？！」
「だってお前…怖がりやし…っ…泣き虫やん…？」
「…んなことない！怖くないし泣き虫やない！！」
「泣いて…るやん……」

水野が震える左手で内の頬に触れる。
泣き虫じゃないと否定したのに、少しずつ溢れる内の涙に水野は微笑む。
そういうとこは…やっぱり子供やな…。

「…もう傍に居てやれん…から…泣いたらあかんよ…ぐっ…！」
水野の口から血が吐き出される。内の服に、染みる紅。
「…や！嫌や！そんなこと言わんで！！！」
「あんな…殺すの…なし、な…？内を大事に信じてる奴が居んねんから…っ！」

内は返事を出来なかった。殺さなくては殺されてしまう。
自分はもう落合を殺してしまった。そんな状況で殺すな…？

「ム…ムリや！もう殺してしもたもん…！」
「ええか…ら…」

もう、殺すなよ…。



水野の唇がかすかな声と共にそう動き、

内の頬に添えられていた指先が音もなく滑り落ちた。


【エントリーNo.31　水野清仁死亡　残り19名】

訂正です。

>67

関西リレー262＠書けんくてｺﾞﾒｿ
は
関西リレー263＠書けんくてｺﾞﾒｿ

の間違いです（鬱

連続投稿規制でハネられてたので訂正遅くなってｽﾏｿ。

みっくん｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

みっくん…。なんか辞めた後だし
余計感動だ…。

職人さん乙ｶﾚｰ。

あげ

保守。
もうみんな居ないのかなぁ…

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/9043/c-song-e.swf

いるにはいます。
続き…書いてみます。

おお！お待ちしてます！

>前スレ802

―誰もいいひん…
野中は手にある探知機を眺めながら溜息をついた。
最大範囲が映るように設定されている画面には、点が１つしかない。自分だ。
ずっと探知機の画面はその状態だった。
結構長い間歩き回っているが、探し人どころか、他の点も見つけられない。
―暗くなったから、皆そんな動き回らへんのかな
疲れもするし、ちょっと先もわからない暗闇の中はこんな探知機でもないと歩き回れないだろう。
―それに
野中の頭に暗い考えが浮かぶ。
―そんだけ人が減ったってことか…
また溜息をついたとき、画面の端に何かが映った気がした。
「！」
間違いない。緑の点が、画面上に２つ。
久しぶりに見る、自分以外の緑の点。
番号を確かめる。
25番…田中純弥
―純弥や！！
方向を確かめ、念のため周囲を調べる。他に探知機が示す点はない。
野中は仲間の下へと、一気に駆け出した。

少しの月明かりの中で、安田は足を進めていた。
灯台まであと半分と言ったところか。周囲に気を払いながら歩く。
―不意に、自分が立てる音以外の音が聞こえた。
体中に緊張が走る。
誰かの足音だ。安田は青龍刀を握り締めた。
「自分…誰や？」
「まーしー？」
しかし、掛けられた声が親しいものだったので、少し緊張を解く。
「俺は安田や…まーしー、やんな？」
「やっさん？うん、俺や。…なあ、やっさんは、大丈夫、やろ？」
前方の木陰に隠れたシルエットが見える。暗くて表情まではわからないが、こちらを覗いているようだ。
伊藤の問いかけに、何が？なんて聞くまでもなく安田は答える。
「俺は人殺す気あらへんよ。まーしーも、やろ…？」
友達だ。信じたい。だけど一抹の不安もある。
それを振り切るように、安田は一歩伊藤が隠れている木に近づいた。
「俺は灯台に行くとこやねん。な、まーしーも一緒に行かん？」
「灯台…？」
「うん、丸たちがおるんやて。一緒に行こ？」
「一緒に…」
しばらく沈黙が続く。
伊藤も悩んでるのだろう。自分の中の不安と信頼の間で。
やがて、伊藤のシルエットが完全に木陰から姿を現した。
「一緒に行くわ。行ってもええか？」
「当たり前や。…ありがとう、まーしー」
「あ、言うとくわ。俺の武器は果物ナイフや。使う気はないけどな」
「俺は…」
「やっさんのはそのでっかい刀やろ。見たらわかるわ。この暗いとこでちょお反射しとるから、気ぃつけたほうがええんちゃう？」
「マジで？」
「結構うかつや、やっさんは」
ははっ、と伊藤が笑った。安田もつられて笑う。
こんな物騒なものを持っているのをわかっていながら信じてくれた、それを嬉しく思いながら。

ﾔｻｰﾝは>38、伊藤は>前スレ822です。
改行多すぎエラーが出たのでここで。
現在最大31行みたいです。>職人さん

職人さん乙ｶﾚｰ！

見せかけの優しさ（偽善）に騙されるな！
A型の特徴

●とにかく気が小さい(臆病、二言目には「世間」）
●ストレスを溜め込んでは、キレて関係ない人間を巻き添えにして暴れまくる(小心者のくせに短気）
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする（ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けている）
●他人の忠告を受け入れない、反省できない、学習能力がない（自分の筋を無理にでも通そうとするため）
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている（日本の常識は世界の非常識）
●権力、強者（警察、暴走族…ｅｔｃ）に弱く、弱者には威張り散らす（強い者に対してはへりくだり、弱いものに対してはいじめる）
●あら探しだけは名人級（例え10の長所があってもほめることをせず、たった１つの短所を見つけてはけなす）
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため、性格がうっとうしい（根暗）●一人では何もできない、女は連れションが大好き（群れでしか行動できないヘタレ）
●多数派（注・日本では）であることをいいことに、少数派を馬鹿にする、排斥する
●異質、異文化を排斥する(差別主義者）
●集団によるいじめのパイオニア＆天才(陰湿＆陰険）
●悪口、陰口が大好き（性格極悪）
●他人からどう見られているか、体裁をいつも気にしている（「世間体命」、「〜みたい」とよく言う）
●ＤＶ夫が多い（特にＢ型やＡＢ型の女に対して、世間体を気にするあまり）
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい（同じことを何度も言う、知障）
●頑固で融通(応用）が利かず、表面上意気投合しているようで、腹の中は各自バラバラ（しかも考えていることは驚くほど幼稚）
●人を信じられず、疑い深い（自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う）
●自分は常に自己抑制しているもんだから、自由に見える人間に嫉妬し、徒党を組んで猛烈に足を引っ張ろうとする（ねたみが人一倍強い）
●おまけに執念深くしつこい（「一生恨みます」タイプ）
●自分に甘く他人に厳しい（自分のことは棚に上げて、まず他人を意識する、しかも冷酷）
●女々しい、あるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い

>前スレ712

あーもう、めっちゃけったくそ悪いわ！
内海さんも、大石さんも、ほんまどうにかなっとるわ！
俺はもう、何度目かわからんような悪態を吐いた。
時計を確認する。そろそろほんまにタイムリミットや。
この鍾乳洞を出て、エリアを抜け出さへんかったら、この首輪が…。
ああ、考えただけでぞっとするわ。
早よ出んと、ここ出てまたどっかにいかんと、どうにもこうにもならへん。
そんで１２時の放送の時には、ちゃんとどっかでメモ取れなあかんし…。
決心して、荷物をまとめ、鍾乳洞の入り口まで移動する。
けど、一歩外は真っ暗で、ほんま未知の世界。
鍾乳洞の奥も怖いけど、外はもっと怖い。
何回も何回もここを出ようとして、そのたびにもうちょっと、ってなって、大分時間が過ぎてもうた。
ああ〜、こんなことなら明るいうちに出とけばよかった。
でも明るかったら誰かに見つかりそうで怖かったんや。
どっちにしろあかん〜、嫌や〜〜！！
…けど、もうほんまにタイムリミット。
「大丈夫。いける。大丈夫。いけるいけるいける……」
呪文のように声に出し、足を一歩踏み出してみる。
もう一歩。
「いけるいけるいけるいける…」
泣きたい気分になりながら一歩一歩足を進める。
いつしか走り出してた自分に、俺は気付いていなかった。

職人さんｵﾂｶﾚ。

「もうすぐ12時やなあ」
じっと時計を見て今川がつぶやいた。
暗闇でも文字盤と針がぼんやりと光っている。
わざわざ蓄光タイプのものを用意してくれるとは、このゲームの仕掛け側は妙なところで親切だ。
「そうやなあ」
同じく時計を確認して牧山が頷いた。
ふたりは今川が寝こけていた場所で夜明かしすることを決め、適当に辺りを整え座っていた。
食事を取ったり、地図を確認したり（牧山のおかげでようやく位置がわかった）、口に合わない外国タバコをふかしたり。
そんなことをしながら時間を過ごしていた。
ちなみに、作戦や行動方針はまだ決まっていない。
「てことは放送があんなあ」
「そうやなあ」
また死亡者が増えているのだろうか。それを考えると陰鬱な気分になるが、聞き逃すわけにはいかない。
「放送終わったら、仮眠取らなな」
牧山は大きく伸びをしながらあくびをした。
体力と精神力とを大幅に使ったので、徹夜は絶対に無理そうだ。
「ひとりずつ寝んのか？」
「当たり前。俺先寝るし、晴司は見張りな」
「なんでやねんっ！ずるいわ、ジャンケンしようや」
今川が手を出す。暗闇で当然牧山には見えなかったが。
「お前なあ……あんだけ寝といて足りんのか？」
「うっ」
「俺が先や。決まってるやろ？」
「うう…」
どうにも、牧山に助けてもらった状態の今川は立場が弱い。
言い返せずに口を尖らせていると、不意にノイズ音が響いた。
「放送や…」

>77　>前スレ714

ガガガッ
嫌なノイズ音がした。
「純弥、放送や・・・」
「おう」
無事に会えた田中と野中は、北山を探すべく探知機をチェックしながらさらに歩き回っていた。
0時前になってようやく落ち着くところを探し、一息ついて放送を待っていたところだ。
地図とペンを手に、昔懐かしい、しかし今は聞きたくない内海の声を聞く。
「夜の12時になった。定時放送の時間だ。お前ら皆起きてるよな？
さてまずは死亡者の発表だ。12番:小川修平、21番:清水大輔、18番:後藤大祐、01番:粟島瑞丸、08番:大倉忠義、38番:水野清仁。以上6人、残り19人だ。
おいおいどうしたんだ〜？さっきまでのペースはどこ行った？今のうち頑張っとかないと後がつらいぞ！
次に禁止エリアの発表だ。地図の用意はいいな？
まず2:00にC-05、4:00にB-06、6:00にC-04だ。夜中だからって寝ぼけて入るんじゃないぞ。爆発するからな。
それじゃ頑張れよ〜」
ノイズ音の後再び島に静寂が訪れる。
ペンをしまった田中が舌打ちをした。
「また6人か…ほんまどうかしてんで」
「もう残りは半分以下ってことやな…」
野中が探知機に付いていた名簿の名前にチェックをいれる。
「これみんな…ヒナと一哉がやったんかな」
「それはさすがにないやろ。事故とか…他にやる気になってるヤツがおるか…まあ、色々や、きっと。
でもまだ北山は生きてる。さっさ探したらんとな」
野中を、そして自分を励ますように田中が力強く言う。
「禁止エリアで島の範囲が狭なった。6時には南半分になるな。
俺らをぶつけるつもりやったんやろうけど、その分あいつを探しやすなったってことや。
3人で、脱出できる方法を見つけて帰ったるで」
頷きあい、仲間がいるという事実にお互いほっとした気分を感じる。
そして、信じられる人間がいない状況だろう村上や福原の孤独を、少し思った。

保全

dat落ちしそうなのでage

ショック人さんや―い

今日感極まったら、書けるかな？

（＾＾）

hoshu

保全

hoshu

おお、全然職人さん来てないねー
さすがにメインどころ早く殺し過ぎたかな？（ｗ

そうでもない気がするけど。

おしまい

前ｽﾚ見つからない･･鬱

ttp://tv.2ch.net/jr/kako/1007/10071/1007161910.html
愛藻から見れるかはしらないが。

>98
産休です。最初から読みます

100

101だ！

じゃあ102

age

初心者ですが書いてみます。
野中と田中が出ているので北山を1〜2逝く予定です。

前ｽﾚ>345-346

北山は田中(純)からもらった紙屑をまたひろげた。
「ヨコヒナヲマークシロ」
何らかの原因で、あいつらが仕組んだのはわかるんやけど･･･。
日本では見れない綺麗で吸い込まれそうな星空を見上げ溜息をつく。
次々と死んでいく仲間･･･名前も知らん奴もおるけど人が死ぬっちゅーのは
ドラマや漫画の中だけでええよ･･･。
純弥とかの名前はなかったけど、ヨコやすばるの名前聞いた時一瞬腰抜けたわ。
あいつらは残るもんやと思っとったし・・・せやったらヒナとかどないしたんやろ?
怪我とか、その前に無事なんかな?
虫嫌いで怖がりで泣き虫で･･･。
北山の頭の中では自分の事を見上げる村上の幼い顔が浮かぶ。
今は随分しっかりしとるみたいやけど、仲ええ奴が死んで寂しいんちゃうか?
こんなアホくさい所に連れて来たヒナ達に言いたい事は山ほどあんねん。
正直、見つけたら一発ガツンと･･･
そう思っとったけどな、もうそんなんええわ。
ヒナが今何考えてるか知りたい。
こんな状況やし、もしかしたら真相言うてくれるかもしれんし。

>269

まぁ言うてくれなくてもええわ。
俺が１人なのがイヤなだけやから。
せやけど、今やったら純弥や野中に福原もおるしな、こんな事
終わらす事出来るって考えてまう･･･。
目を閉じると昔一緒に踊った仲間の顔が浮かぶ。
金髪の野中とヨコが一緒におって、すばるとヒナが騒いでる隣で笑ってる
大堀に福原･･･。
あの頃は良かった何て言いたないねんけど･･･。
俺の知り合いで人殺しなんて居てへん。
みんな、ええ奴ばかりやねん。
純弥にはいつでも会えるけどな、他の奴･･･
特にヒナなんてこの先会えるかわからへん。
「ヒナ･･･どこおんねん?会えたら昔話でもしよか?」

北山には知る術もなかった･･･。
自らの手で仲間を亡くした村上の事や
村上に会わせたくない今の「仲間」の田中や野中の心情を･･･。

北山は再び歩き出した。
あの星が近くに見える場所を目指して･･･。

105-106書いた者です。
読みにくい文ですいません。
時間空いてるのはPCが突然止まってしまい･･･(鬱)
また書いてみて改めて職人さんの凄さ感じました。

>107
職人さん乙です。

agedama

>264

ずっとずっと、泣いていた。
5分？1時間？そんなのもうわからない。
全部知らない。

「みっくん…っ、みっくんっ、」

好きやった。
兄ちゃんみたいで、優しくて。
少し困ったように笑いながら、いっつも優しくしてくれとった。
喧嘩してたら味方してくれたし、泣いとったら慰めてくれた。

『泣き虫やなぁ、内は。』
『いくつになっても。でっかくなっても。変わらへんわ。』
『あんな…殺すの…なし、な…？内を大事に信じてる奴が居んねんから…』

一番好きやったみっくんを、自分は殺してしもうて。
他に誰が、自分をこんなに信用してくれとった？
他に誰が、俺を探しに来てくれるんや？
みっくんだけや。

「もう…なにも。見たくなぃ……っ！もうイヤやぁ！！」

才能がない。

>110
職人さん乙です！
最近書いてくれるからここ見るのが楽しみ