嵐1.【自殺により死亡】大野智
嵐2.【提箸により死亡】桜井翔 松本から(良知→生田)の探知機
(生田から(草野→秋山→米花→松本)の拳銃 弾切れ捨てました)
加藤→服部→牧野のカッターナイフ 提箸から手榴弾(残1個)
(提箸から(中丸→秋山→萩原)の拳銃 屋良に渡しました)
嵐3.相葉雅紀 懐中電灯 (ノートパソコン 壊れました)
嵐4.【提箸により死亡】松本潤 (良知(→生田)の探知機(桜井に渡しました))
(草野(→秋山→米花)の拳銃(斗真に渡しました))
嵐5.【崖から落ちて死亡?】二宮和也 ドライバー (自作のガス爆弾?)
1.【自殺により死亡】町田慎吾 ジャックナイフ(→今井→萩原)
2.【森により死亡】風間俊介 拳銃(小)(→五関→風間→森→生田)
宮城の手裏剣 伊藤の全身タイツ
3.生田斗真 (拳銃(大)捨てました)(今井のボーガン(小屋に置いてきました))
今井達作の爆弾 松本から(草野→秋山→米花)の拳銃
(風間→五関→風間→森)の拳銃(小)
4.【秋山により死亡】中丸雄一 拳銃(→秋山→萩原→提箸→桜井→屋良)
5.【牧野により死亡】横山 裕 ピストル(→すばる)
6.【森により死亡】五関晃一 ブーメラン(→森) 風間の拳銃(→風間→森→生田)
7.【牧野により死亡】良知真次 探知機(→生田→松本→桜井)
8.【屋良により死亡】福原一哉 鎌
9.【牧野により死亡】山下智久 マシンガン(→牧野)
10.【桜井により死亡】萩原幸人 (ダーツ1ダース(残11本)提箸に奪われました)
(亀梨のバタフライナイフ(提箸に奪われました))
(秋山から中丸の拳銃(提箸に奪われました))
((赤西→東新→亀梨)のクマのぬいぐるみ(投げて爆発しました))
救命胴衣 ((町田→今井)のジャックナイフ 米花に投げました)
(牧野の銃 弾切れ 捨てました)
11.【提箸により死亡】赤西仁 クマのぬいぐるみ(→東新→亀梨→萩原)
12.【福原により死亡】大堀治樹 例のゴム製品
13.【秋山により死亡】橋田康 香取慎吾の公認うちわ
14.【五関により死亡】伊藤達哉 全身タイツ(→風間)
15.【今井により死亡】長谷川純 拳銃(小)(→今井→すばる)
16.【爆弾により死亡】今井翼 ボーガン(→生田) 村上の煙玉 自作の爆弾
町田のジャックナイフ(→萩原)
17.【長谷川により死亡】村上信五 煙玉(→今井)
18.【秋山により死亡】田口淳之介 妻夫木聡の写真集
19.【牧野により死亡】石田友一 瓦10枚(残り数枚)
20.【山下により死亡】ジミーMackey 花火(→今井たちの爆弾に使われました)
21.【爆発により死亡】提箸一平 (手榴弾(残1個)桜井に奪われました)
萩原からダーツ11本 福田の双眼鏡
萩原から亀梨のバタフライナイフ
((中丸→秋山→萩原)の拳銃(→桜井→屋良))
灯台にあった使えそうなもの 持ち物すべて捨てました
22.【秋山により死亡】福田悠太 双眼鏡(→提箸)
23.渋谷すばる パチンコ 今井から長谷川の拳銃 横山のピストル 自作の爆弾
ライター 消火器 工具一式 灯油
24.【秋山により死亡】島田直樹 日本刀(→秋山)
25.秋山純 爆竹10個 島田の日本刀(もう持ってないかも)
(服部の太いロープ 落としました)(塚田の謎の液体捨てました)
(草野のピストル 米花に奪われました)(中丸の拳銃 萩原に奪われました)
26.【自殺により死亡】辰巳雄大 ロープ
27.【五関により死亡】宮城俊太 手裏剣(→風間)
28.【萩原により死亡】亀梨和也 バタフライナイフ(→萩原→提箸)
東新から赤西のクマのぬいぐるみ(→萩原)
29.【禁止エリアにより死亡】田中聖 調理用ハサミ
30.【五関により死亡】滝沢秀明 フリスビー
31.【牧野により死亡】小山慶一郎 エアガン
32.屋良朝幸 (ビニール傘 捨てました) 米花のピストル
桜井から二宮の作ったガス爆弾
桜井から(中丸→秋山→萩原→提箸)の拳銃
33.【牧野?福原?により死亡】内博貴 マッチ1箱
34.【山下により死亡】東新良和 糸付き5円玉 赤西のクマのぬいぐるみ
35.【牧野により死亡】上里亮太 お面(ぴ○ちゅー)
36.【爆弾により死亡】牧野紘ニ (銃 弾切れ(→萩原)) 山下のマシンガン
加藤から服部のカッターナイフ(→桜井)
37.【風間により死亡】森雄介 (サブマシンガン(ウージー9mm)弾切れ)
五関のブーメラン ((風間→五関→風間)の拳銃(小)(→生田))
38.【森により死亡】上田竜也 ?
39.【森により死亡】安田章大 バレーボール
40.【森により死亡】丸山隆平 魔法のキノコ
41.【萩原により死亡】米花剛史 (ピストル(屋良に渡しました))
(草野(→秋山)のピストル(松本→桜井))救急セット
42.【牧野により死亡】加藤成亮 六法全書
43.【秋山により死亡】草野博紀 ピストル(秋山→米花→松本→桜井)
44.【秋山により死亡】服部将也 太いロープ カッターナイフ(→加藤→牧野→桜井)
45.【秋山により死亡】塚田僚一 謎の液体が入った薬瓶(→秋山)
・参加人数42名+3名。
・41名死亡。(+進行役3名死亡1名不明)
・生き残りは4名(+進行役1名)
・7/20ゲーム開始。
・ゲーム開始から36時間以上が経過(現在時刻は二日目7/21の正午過ぎ)
・残り約35時間。
生存者の現在の状況
秋山 氷川村へ移動中 (肩に怪我)
屋良 同上 (腹に怪我)
生田 スーパーカブを押して平瀬村へ移動中 (肋骨骨折)
渋谷 台車を押して鎌石村探索中
相葉 鎌石村にて渋谷と合流
一日目
08:00・・・D−01(北西の海沿いの一角)
10:00・・・B−02(北の岬)、E−04(ホテル内のみ)
12:00・・・H−03(南西の海沿いの一角)
14:00・・・I=5(氷川村の左側)I=7(診療所周辺)
16:00・・・F=9、G=9(東の海沿いの道周辺)
18:00・・・I=4(南の海沿いの一角)I=6(氷川村中心部)
20:00・・・C=05(鎌石村消防分署周辺)D=05(鎌石小中学校西側隣接区域)
22:00・・・C=03(鎌石村役場周辺)
24:00・・・C=04(鎌石郵便局周辺)
二日目
02:00・・・G=03(平瀬村付近)
04:00・・・C=02(島の北西の一角)
06:00・・・D=02(島の北西の一角)
08:00・・・G=08(島の東部)
10:00・・・E=05(神塚山の北西部)
12:00・・・I=10(南東の灯台)
14:00・・・C=06(観音堂周辺・学校裏付近)
16:00・・・H=07(氷川村北東部・焼場付近)
18:00・・・E=02(菅原神社周辺)
地図
ttp://blue.ribbon.to/~mcharge/020000/brmap24_00.jpg
>1
お引越し三級です。
お疲れさまでした!
>1
お引越しありがとー。
何のミスもなく、すごい!
>1
お引越し、ありがとうございます〜。
それでは続きを行かせてもらいます。
台車を押した相葉と渋谷は、鎌石村役場の方角に向かっていた。
「あとなー、火炎瓶用の瓶が欲しいねん。10本位もあったら十分やろう」
「うーん、平瀬村でも見つけられそうだけどなぁ」
「それと布。綿やったらサイコーやな。何てったって燃えやすい!」
「綿?それだったらTシャツとかでいいんじゃないの?」
何気なく前方に視線をやった相葉は、道の上に何かが置いてあるのに気が付いた。
よく目を凝らしてみると、それは置いてあるのではなかった。
人が、いや、かつて人だった物が、大量の血溜りの中に横たわっている。
だいぶ時間が経っているという事が、どす黒く変色した血から伺えた。
2人は思わず、その死体に向かって駆け出していた。
「上田・・・!?」
体中穴だらけで悲惨なものだ。
マシンガンでやられたのだろうという事が、容易に想像がつく。
不幸中の幸いと言ってもよいものか、首から上は綺麗なままで残っていた。
ただし、双眸は見開かれ、口もだらしなく開いたままになっている。
相葉はそっと手を伸ばすと、その目と口を閉じてやった。
これで少しは穏やかな死に顔に見えるだろう。
「なぁ、あそこに転がっとるナップザック、上田のと違うんか?」
すばるは少し離れた所に無造作に置かれていたナップザックを取りに行く。
ナップザックの口が開いているのは、中が荒らされているからだろう。
水と食料がなくなっているのがすぐ分かった。
だが、上田の“武器”は無事のようだ。
見慣れない巾着袋が残されている。
「何が入ってるんや?」
少しの期待を抱きながら渋谷が袋を開けてみると、中から出てきたのは鏡とブラシと
ヘアスプレーの「身だしなみ3点セット」だった。
「何つーか・・・その・・・上田らしい武器っつーたらええんかなぁ?」
思いっきり脱力しながら、渋谷はその武器を元のナップザックに戻そうとした。
そりゃあ殺したヤツも、こんな武器やったら捨てていくわなぁ・・・。
そんな渋谷とは正反対に、相葉の目は輝いていた。
「これ、結構スゴイ武器が手に入ったかもしんないよ!」
「どーゆー事や?こんなんが何になんねん?」
「このヘアスプレーだよ!」
渋谷の手からヘアスプレーを奪うと、スプレーのある一ヶ所を見てニヤリと笑う。
「これってね、火気厳禁なの。何でか分かる?」
渋谷はぶんぶんと首を横に振る。
「スプレーしてるところに火を近づけると、火炎放射器になっちゃうからだよ!」
渋谷が先ほど見つけた100円ライターに火をつけると、ヘアスプレーのノズルを押す。
すると、炎が勢いよく前方に向かって真っ直ぐ飛び出した。
辺りが一瞬にして真っ赤に染まる。
「ね、スゴイ武器だろ?」
ポカンとしてる渋谷に向かって、相葉はパチンとウインクしてみせた。
スプレーにきちんと蓋をして台車の上に乗せると、上田に「サンキュな」と小さく呟く。
お前が使えなかった分、俺たちが有効利用してやるからな。
早速進んでますね〜嬉しいです。
ロバの武器にワラタ。
夜中に進みます。
前スレ784-786
生田からの情報を元に小屋でボーガンを回収してから南下する。
屋良と秋山は禁止エリアに接触しないよう神塚山を右に見ながら進むルートを選択した。
建物のない場所で武器を探すという事は、死体を探さなければならないのだという事に
気付いてからは互いに口数が少なくなる。
特に秋山は今まで自分の辿って来た道筋を戻る事にもなる。
忘れたくても忘れられない何人もの顔が浮かんでは消えていった。
さしたる収穫もないまま南下を続け、氷川村に近づいた。
目印にしていた水路を辿って行くと、流れに繋がって池が見えてきた。
「池だよ、あっきー」
「源五郎池だね」
地図を見ながら歩いていた秋山は、隣で急に屋良が止まったのに気がついて足を止める。
「どうしたの?」
と言って見た屋良の顔は固くこわばっていた。
池のほとりに倒れている二つの人影。片方はオレンジ色のベストを着ている萩原。
そしてもう片方は。
「・・・ヨネ・・・」
屋良が呟いてよろよろと歩き出す。仰向けに倒れている米花の隣に座り込んだ。
そっと手を伸ばして鳩尾に生えているナイフの柄を触る。
熱い物を触ったように一旦手を引っ込め、もう一度今度は両手でしっかり掴むと
力を入れてナイフを抜いた。
「屋良っち」
抜いたナイフを握ったまま、放心状態で米花の顔を眺めている屋良に秋山が声を掛ける。
ぴくりと肩を動かして反応した屋良がゆっくりと秋山の方を向いた。
「・・・大丈夫。うん・・・大丈夫だから・・・」
笑おうとした顔が徐々に泣き顔に変わっていく。
屋良はうつむくと小さな声でヨネのバカと呟いた。
しばらくして落ち着いた屋良がこぶしで顔を拭いて立ち上がる。
じっと待っていた秋山を振り返ってうなずいた。
「ごめん。この辺にある使えそうなもん、さっさと集めちゃおう」
「・・・そうだね。」
秋山と二人で落ちていたものを集める。
ダーツの矢と双眼鏡、縄梯子、懐中電灯、ろうそくとマッチ、発炎筒が数本。それから。
「・・・ナイフが一本」
ひとつだけ落ちていたリュックの中に確認しながら入れていた秋山の前に
米花の血に染まったナイフが差し出された。
「二本」
屋良が訂正する。秋山は何も言わずに受け取ってもう一本のナイフと一緒にリュックに入れた。
回収が終わって秋山が立ち上がったとき、屋良はもう一度米花の横にしゃがんで
何かごそごそとやっていた。
何をしているのか気になった秋山が近づくと、何かをポケットに突っ込んで立ち上がる。
「・・・行こうか」
「俺さ、帰ったらピアスの穴増やそうと思うんだ。」
しばらく歩いた後で突然屋良が言い出した。
何だろうと秋山が思っていると、これ見て、とポケットから何かを取り出した。
「こっちはヨネので、こっちが町田さん。」
掌の上にシルバーのピアスが二つ乗っている。
「二つ開けてこれするの。そしたらMA四人、いつも一緒でしょ?」
「・・・そうだね。」
笑っている屋良の目はまだ赤い。秋山も涙をこらえて屋良に笑って見せた。
ありがとう〜!
久し振りに私以外の人が更新してくれたのを読めたよっ!(ニガワラ)
ああ、泣ける・・・。MAマンセー!!
ひさしぶりにここ見て涙が…
秋山、屋良、頑張ってくれ!
ピアスが切ないのう。
屋良、強くなったな・・・。
いつもピアスの穴をあけてくれた人もいなくなってしまったね、屋良。
次の穴は秋山に開けて貰うのかい?
泣いたよ・・・
二人のピアス大事にしてね。
16-17書いたものですが訂正をひとつ。
発炎筒を発煙筒に。うっかりしてました。
秋山・屋良コンビの話で続けます。
米花の亡骸と分かれた後、秋山は何かを考え込んでいる様子だった。
暫く続いた沈黙の後、秋山は屋良に向かって「行きたい所があるんだ」と告げた。
「だから屋良っちは先に氷川村に行っててくれる?」
「何だよソレ。俺が一緒にいたらダメなのかよ?」
不満気な顔で屋良は言う。
もちろん、屋良は別行動を取る気はサラサラない。
そんな屋良に秋山は苦笑した。
「ゴメン。でも見せたくないから。俺一人で行かせてよ」
理由が分からない拒絶で引き下がれるほど、屋良は聞きわけはよくなかった。
「見せたくないって何を?」
なおも屋良は食い下がる。
出来る事なら言いたくなかった。
だけど言わなければ納得してくれないのなら仕方がない。
溜め息をつくと秋山は諦めて重い口を開いた。
「俺が殺したみんなの所。島田に橋田、田口、中丸、福田。
あと服部に塚田に・・・草野って言うんだっけ。あまり知らない子もいたよ」
名前を挙げる秋山の顔は苦痛に満ちていた。
「会いに行ったからってどうなるわけでもないんだけど・・・。でも謝りたいんだ」
謝ったからといって許されはしない。
死んだ者が生き返るわけではない。
分かっているがどうしても詫びたかった。
それがただの自己満足に過ぎないとは分かってはいたが。
だが屋良は、首を縦には振らなかった。
それどころか、秋山の胸倉を掴んでこう言った。
「行かせない」
「屋良っち・・・」
「行って、謝って、それでどうするつもりだよ。
自己満足して自己嫌悪するのがオチじゃないのか?そうだろ?」
言い返せなかった。
確かに屋良の言う通りだろう。
自分の行いを改めて見せつけられ、そして深い後悔に陥るに違いない。
「アッキーがいくら謝ったって、あいつらは絶対に生き返ったりしないし
許すとも言ってくれないんだよ」
屋良の脳裏に福原の顔が浮かび上がる。
「謝って済むんだったら、俺だって福原にいくらでも謝るさ。
でも、福原はそんな事望んじゃいない」
「でも福原は屋良っちのおかげで救われたんだ。俺の場合と違う」
「一緒だよ!殺した事には違いない!」
掴む屋良の手に力が篭る。
「アイツらが恨んでるのは俺たちじゃなくて、こんな状況に追い込んだ黒幕の奴らだ。
俺たちがアイツ等にしてやれる事があるとしたら、謝罪じゃなくて復讐だよ!」
復讐。
そうだ、俺たちは復讐するんだ。
残った俺たちがみんなの無念の思いを背負って!
「・・・そうだよね。いくらみんなに謝ったって、黒幕にせめてカウンターパンチの一発でも
食らわせてやらないと報われないよな。それこそ無駄死にさせた事になっちゃうや」
秋山は静かに微笑んだ。
「俺、みんなの死を無駄になんかさせやしない」
屋良は無言で頷いた。
この島に連れて来られたJrのみんな。
彼らの生きていた証を俺たちの手で示してやるんだ。
憎むべき黒幕の命でもって。
自担殺された時は激しくあっきー恨んだけど
今は応援してるよ。
自担の分まで頑張ってくれ!
続きを更新します。
またしても氷川村です。
源五郎池から南下すると、すぐに氷川村がある。
首輪は禁止エリアに引っかからないように気を付けて置いて来た。
中途半端な場所なだけに、長時間動かないのは不自然だろう。
素早く手に入れる物を探し出さなければならない。
ポイントを絞っていかないとダメだという事で、二人が真っ先に向かったのは診療所だった。
何せ相葉以外は全員かなりの怪我人なのだ。
薬は絶対に必要に決まっている。
ドアには鍵がキッチリとかけられていたので、仕方なく窓を割ってそこからお邪魔する。
まるで空き巣になったようで複雑な気持ちだったが、背は腹にかえられない。
診察室に入ると秋山は、ガーゼ、包帯、消毒液、シップ、塗り薬、鎮痛剤・・・などなど、
必要だと思われる物を片っ端からカバンに詰め込む。
「アッキー!」
隣りの部屋を見に行った屋良が大声をあげた。
「何っ!?どうしたんだよ!」
慌てて行くと、そこには村上と長谷川の死体が横たわっていた。
二人分の血が床にペンキをぶちまけたように侵食している。
その独特の鉄の匂いと死臭に、秋山は思わず眉をひそめた。
「長谷川の身体にぶち込まれてるヤツ、あれってボウガンの矢じゃねぇの?」
屋良はそう言って、長谷川に何本も突き刺さっている矢に手をかけると
力任せに引っこ抜く。
血は流れきってしまったようで、そこからは新たに溢れ出しはしなかった。
抜いた矢を手近にあったタオルで拭うと、屋良は先ほど手に入れたボウガンにつがえてみた。
「やっぱりコイツの矢みたいだな」
確認すると「悪いな」と小さく呟いて、また身体に刺さっている矢を抜いていく。
抜くたびに、長谷川の身体が小さく跳ねる。
バタンバタンと床が立てる音と、矢を抜く時に出る肉を擦る音だけが部屋に響きわたった。
一方秋山は、村上の死体に近付いて傍らにしゃがみこんだ。
一緒にする仕事はそれほどなかったが、たまに見かけた村上はいつも笑っていた。
それが今は、青白い顔に無機質な表情を乗せているだけだ。
もしかすると数時間後の自分の姿がこれなのかもしれない。
それでもいいと思う。
屋良が怒るに決まっているから決して言わないが、生きて帰るつもりはなかった。
この先待ち受ける黒幕との戦いで、きっと誰かは死ぬ羽目になる。
それは俺だ。
俺に与えられた役割なんだ。
俺がみんなの盾になる。
屋良や、相葉や、生田や、渋谷や、死んでいったみんなの為に。
それが今の自分にできる精一杯の償いなんだ。
秋山は拳が白くなるまで力一杯握り締めた。
屋良が矢を回収し終えると、部屋の反対側のドアを開けてみた。
するとそこは外に出れるようになっていた。
カギがかかってなかったので、このドアから死んだ二人は出入りしたのだろう。
二人は知らないが、翼が出て行ったのもこのドアからだったのだ。
そして秋山と屋良は翼と同じように、この診療所を後にした。
過去ログ読んだんだけど、翼・ヒナ・ハセがいた建物がどこかっていうのは
書いてなかったんで、都合上、診療所にしてしまいました。
間違ってたらスマソ。
誰も続きを書かなかったら、また今夜にでも氷川村の続きを書きますね。
ちょうど12時間前から過去ログ読み始めて、やっとここまで辿り着きました・・・
職人さん、ラストスパート頑張ってください。
診療所って橋田・萩原・提箸がしばらくいたとこよね?
隣の部屋にそんな死体があって気づかないかなぁ?
表のドア鍵かけて行ったのか・・・?いっぺーちゃん。
>33さん
すっかり忘れてました。
普通気がつきますよねぇ・・・。ううう。
改訂版でアップした方がいいかも。
今からちょっと手を加えてきます。
今から改訂版をアップします。
あまり内容は変えずにフォローできたと思うんだけど・・・。
>29−30については、各自脳内削除願います。
源五郎池から南下すると、すぐに氷川村がある。
首輪は禁止エリアに引っかからないように気を付けて置いて来た。
中途半端な場所なだけに、長時間動かないのは不自然だろう。
素早く手に入れる物を探し出さなければならない。
ポイントを絞っていかないとダメだという事で、二人が真っ先に向かったのは診療所だった。
何せ相葉以外は全員かなりの怪我人なのだ。
薬は絶対に必要に決まっている。
診療所の近くには民家が集まっていたので、秋山は診療所を、そして屋良は民家へと
二手に分かれて探索する事にした。
診療所のドアには鍵がキッチリとかけられていたので、仕方なく窓を割ってそこからお邪魔する。
まるで空き巣になったようで複雑な気持ちだったが、背は腹にかえられない。
診察室に入ると秋山は、ガーゼ、包帯、消毒液、シップ、塗り薬、鎮痛剤・・・などなど、
必要だと思われる物を片っ端からカバンに詰め込む。
「アッキー!」
あらかた物色し終わったあたりで、屋良が大声をあげて走ってきた。
「何っ!?どうしたんだよ!」
「長谷川と村上が死んでる・・・」
慌てて屋良に付いて行くと、診察室の奥にドアがあり、そこから外に出れるようになっていた。
屋良に後から聞いてみたところ、カギはかかってなかったらしい。
二人は知らないが、橋田・提箸・萩原が出入りしてたのもこのドアからだったのだ。
そして秋山と屋良は、この診療所を後にした。
そこには村上と長谷川の死体が横たわっていた。
二人分の血が床にペンキをぶちまけたように侵食している。
その独特の鉄の匂いと死臭に、秋山は思わず眉をひそめた。
「長谷川の身体にぶち込まれてるヤツ、あれってボウガンの矢じゃねぇの?」
屋良はそう言って、長谷川に何本も突き刺さっている矢に手をかけると
力任せに引っこ抜く。
血は流れきってしまったようで、そこからは新たに溢れ出しはしなかった。
抜いた矢を手近にあったタオルで拭うと、屋良は先ほど手に入れたボウガンにつがえてみた。
「やっぱりコイツの矢みたいだな」
確認すると「悪いな」と小さく呟いて、また身体に刺さっている矢を抜いていく。
抜くたびに、長谷川の身体が小さく跳ねる。
バタンバタンと床が立てる音と、矢を抜く時に出る肉を擦る音だけが部屋に響きわたった。
一方秋山は、村上の死体に近付いて傍らにしゃがみこんだ。
一緒にする仕事はそれほどなかったが、たまに見かけた村上はいつも笑っていた。
それが今は、青白い顔に無機質な表情を乗せているだけだ。
もしかすると数時間後の自分の姿がこれなのかもしれない。
それでもいいと思う。
屋良が怒るに決まっているから決して言わないが、生きて帰るつもりはなかった。
この先待ち受ける黒幕との戦いで、きっと誰かは死ぬ羽目になる。
それは俺だ。
俺に与えられた役割なんだ。
俺がみんなの盾になる。
屋良や、相葉や、生田や、渋谷や、死んでいったみんなの為に。
それが今の自分にできる精一杯の償いなんだ。
秋山は拳が白くなるまで力一杯握り締めた。
やがて屋良が矢を回収し終え、二人は先を急ぐ為に立ち上がる。
部屋を出て行く間際、秋山は振り返って横たわる仲間の為に短く黙祷をささげた。
初書き込みです。ずっとロムっ子でしたが。
久々に来てみたらお引っ越ししてるくらい進んでる!
そして現在涙目です・・つか泣いてます。
あと少しで終幕でしょうか?
職人の皆さん、頑張ってくださいね。
亀レス?ですけど屋良のピアスで号泣です。
どんどん話進んでるね。
職人さんガンバレ!
生田で動かします。
>前スレ790
生田は平瀬村に向かって、スーパーカブを押して歩いていた。
道として舗装されていない上を進むのは、思った以上に体力が要求される。
おまけにバイクを押しているのだから消耗は激しい。
いくら体力がある高校生とはいえ、かなり辛いものがあった。
だからといって、ここで放り出すわけにはいかない。
額ににじむ汗を腕で拭うと、生田はカブを押す手に再び力を込めた。
木々の間から木漏れ日がおちる。
それが葉や枝の影で地面に模様を描く。
その中に、周りと溶け込まない異彩を放つ存在が現れた。
大木の根元で背中を向けて誰かが座り込んでいる。
その後姿に見覚えがあった。
忘れるわけがない。
忘れられるわけがない。
カブをその場に置き、ヨロヨロとまるで吸い寄せられるように生田は近付いた。
正面に回りこみ、足元から徐々に視線を上げていく。
そして顔に辿り着いた時、生田の口からその名前が自然にもれた。
「…イット」
伊藤の周りに血だまりが出来ているところを見ると、相当な出血があったのだろう。
それはつまり大怪我をしているという事になる。
恐らくTシャツで隠れた下に、無残な痕を残しているハズだ。
なのに。
伊藤の表情はとても苦痛に耐えて死んでいったものとは思えなかった。
なぜなら彼は笑っているのだ。
とても満足そうに。
中途半端なところで申し訳ないが限界。
頭がうまく回らないんで寝ます。
中途半端で止めてしまってましたが、もうちょっとしたら更新します。
もちろん、斗真とイットの続きです。
「イット…何やってんだよ?」
生田は伊藤の血の気が失せた頬に手を伸ばす。
「お前なんでTシャツしか着てないんだよ?パンツくらいはいとけって。
ワケ分かんねーよ…」
冷たい頬に触れた瞬間、生田の目からは涙が溢れた。
ほんの数時間前まで生きていたのに。
生きているお前と、この島で会ったのに。
まだ覚えている。
真っ黒の全身タイツ着てたんだ。
ふざけた格好だったのに、お前は俺を怖がって引きつった顔をしてた。
お前の言ったセリフ、いくらだって再生できる。
『来るな!来ないでくれっ!俺は、死にたくない・・・っ!』
『嘘吐け!知ってるんだ、聖を殺したくせにっ!!』
脇腹の、田中のつけたハサミの傷がズキン・・・と痛む。
「俺さ、聖の事を思い出すと、最期の顔しか思い出せないんだ」
ハサミが脇腹に突き刺さった激痛で、思わず田中を突き飛ばしてしまった。
一体何が起きたのか理解できずに、驚きで丸められた目。
そして岩肌を転がり落ちていく姿。
「でもさ、お前は違うよ。こうしてここで会えたから。
お前、笑ってるから・・・」
感謝する。伊藤が微笑みながら逝けた事に。
そして、そんな伊藤を見る事ができた偶然に。
「イット。俺、ちゃんと仇を討ってくるから。
お前の分も、聖の分も、風間やみんなの分も」
こんな所に連れてこられて、ワケが分からないままに死んでしまったみんなの為に。
流れる涙を生田は手で乱暴に拭う。
「俺、聖を殺す気なんてなかった。今でも殺したなんて思いたくない。
でも今度は違う。ちゃんと俺の手で黒幕を・・・やる」
できれば誰も殺さずに済めばいいだなんて、この期に及んでもまだ甘い考えでいた
イイ子ちゃんの生田斗真にサヨナラだ。
俺は俺の意思で、これからアイツらを殺しに行く。
そんな俺に「人殺し」ってお前はやっぱり言うのかな、イット?
それでもいいよ。
俺は望んで人殺しになる。
おおぉ!職人さんマンセー!
すごいすごい。進んでますね。
泣かせてイット〜
最近回らんね、ここ
終盤に来て、主に書かせてもらっていた職人です。
個人的事情でしばらく更新してませんでしたが、
ようやく落ち着きましたので、また復帰したいと思います。
ただ、リレー版と銘打ってるので、できれば他の職人さんにも
書いて頂きたいなーと思うのですが…。
このままラストまで一人で突っ走ってしまってもいいのでしょうか?
>48 いいのですよ。
私も事実リレーしてたものですけれど
後半戦になってからは人物を少し動かすのにも
エライ時間かかりまして。
それにへたに動かすとあとあと大変で。
もしよろしければ職人サマのお力でここもそろそろ終幕を…
>48
できるのであればお願いしたいです。
やはり最後は多人数で書くのは難しいと思うし…
最後をどうするかで相談も必要になってくる。
そうなるとどうもなぁ…って感じだったので…
他力本願でスマソ。お願いします。
>48
よろしくお願いします。
でも、もちろん、他の人が書いてもいいんだよね?
>49,50,51
レスありがとうございます。
では、拙いながらも頑張ってみようと思います。
でもリレー版に変わりないので、書きたいと思われた方は
いつでも参加して下さい!
続きを始めます。
ついに平瀬村に突入!
生田が平瀬村に着いたのは、もうそろそろ5時になろうかという頃だった。
だが夏の日はまだ高く、辺りではまだセミが激しく鳴いていた。
ムッとした暑さが肌に纏わりつき、体中から汗が滴り落ちるのを感じる。
暑さに加え、腹に刺し傷があり肋骨は骨折という体でカブを押して歩いてきたのだ。
かなりの体力を消耗しているのが自分でも分かる。
できれば水を頭からかぶりたい気分だが、そんな贅沢が許されるはずがない。
ペットボトルを取り出すと一口だけ口に含み、残りはまたナップザックにしまいこんだ。
「さて…と。みんなはもうココに着いてるのかな?」
民家の軒下でカブのスタンドを立たせると、生田はその傍らに座り込んだ。
そしてポケットに忍ばせていた森の拳銃を手に握る。
硬く冷たい感触。
これが今後は自分の身を守り、黒幕を討つための唯一無二の武器になる。
ブルっと身震いがした。
武者震いなのか、それとも怖じ気ついてなのか。
生田は頭を振る。
もう立ち止まれない。立ち止まってはいけないのだ。
誓ったのだ、死んだ仲間の亡骸に。
人道に反する行為だと分かっていても、もはや誰にも止める事はできない。
残った仲間達と一緒に黒幕に一矢報いてやるのだから。
ナップザックから拳銃と一緒に回収した予備の弾丸を取り出し、ゆっくりと装填した。
自分を守る為に。
そして、人を殺す為に。
そうだ。これは人殺しの準備なのだと、生田は下唇をきつく噛みしめた。
おおっ!待ち侘びましたぞ!
そういや夏だったね
昨日進めようと思ったんだけど、書き上げた瞬間に
データがぶっ飛んでしまいました。
書き直したら、全く違うものになっちゃったよ…。
てなワケで続きです。
装填し終わった拳銃をポケットにしまうと、生田は膝を抱えて小さくうずくまった。
今、生と死のボーダーラインに自分は立っている。
この先、どちら側に進む事になるのか全く分からない。
残ってる仲間も、全員生きて帰れるという保証はないのだ。
どうしようもなく怖かった。寂しかった。悲しかった。不安だった。
そんな思いが生田の心を埋め尽くす。
目頭が熱くなり、涙が瞳を潤した。
その時、生田の体は乱暴に揺すられた。
「斗真っ!斗真っ!?」
驚いて顔を上げると、そこには真っ青な顔で自分を見つめる相葉がいた。
「相葉…ちゃん?」
「良かった…死んでるのかと思った」
生田の両肩を掴む手の力が一気に抜け落ちる。
「ご、ごめんっ!ちょっと疲れてただけだって!」
もう大丈夫と、生田は慌てて立ち上がった。
「それよりすばるは?一緒に動いてたんだろ?」
「ああ、別の所で火炎瓶作ってる。俺は瓶の調達に出てたんだ」
そう言って、相葉は自分の後ろを指し示す。
指の先を追うと、少し離れた所に台車に乗せられたビール瓶ケースが見えた。
そしてその上に乗せられたダンボール箱も。
「そのダンボールはなんなの?」
「コレね。武器と同じくらい大事なものが入ってるんだ!」
ダンボール箱を開けると中に手を突っ込む。
「俺、酒屋を見つけたの。そしたらお茶とかミネラルウォーターなんかが置いてあってさ」
手を抜き出すと、2Lのペットボトルがしっかりと握られていた。
「今の俺たちには武器も必要だけど、生きるためにはこーゆーのも必要じゃん」
夏の最中に限られた量の水しか与えられなかった自分たちにとって、
それがかなりのプレッシャーになっていたのは確かだった。
これらの物資は、心にほんの少しだけだが余裕を与えてくれるだろう。
「相葉ちゃん、スッゲー!」
「ほんと、俺ってエライよね」
2人は声を立てて笑った。
話が進んでる〜!!
自画自賛する所はひらっぽくてワロタ。
そういや夏だったのね・・・忘れてたよ。
相葉に連れられて一軒の民家に入ると、渋谷が何本かの瓶に灯油らしき物を
移し替えている様子が生田の目に入った。
「すばる、ただいま」
「おう」
渋谷が顔を上げると、相葉の横に生田の姿を見つけて笑顔を見せた。
「何や、斗真も一緒か。お疲れさんやったなぁ」
「すばるこそ。もう武器を作ってたんだ」
「早いうちに準備してまわなアカンからな。グズグズしとって何かあったら大変や」
隣りの相葉がビール瓶ケースを抱えて渋谷の傍に行こうとするのを見て、
慌てて生田はケースを運ぶ手伝いをしようと近付いた。
「いいよ。お前怪我してるんだからそこにでも座ってろって」
「これくらい我慢できるよ。何か俺にも手伝わせて」
見かけによらず生田が強情なのを知っている相葉は、仕方なくダンボールを指した。
「じゃあさ、あの中のペットボトルを出しといて。あと、この家のどっかからグラスも」
「分かった」
嬉しそうにペットボトルを取り出す生田を見て、渋谷はクスクスと笑う。
「はい、ビール瓶。1ケース分あったら充分でしょ?」
「充分すぎるくらいや。それだけの灯油が無いかもしれんし。ほれ」
渋谷は灯油を入れた瓶とタオルを相葉に渡した。
はいはいと返事をした相葉は、タオルを細く裂いて瓶の口に詰めていく。
「ねぇ、秋山くんと屋良くんはまだ着いてないんだ?」
グラスをどこからか見つけ出してきた生田は、ペットボトルの傍に置きながら2人に尋ねた。
「そうみたい。この家って分かるようにしておかなきゃダメなんだけどなー」
「どうするねん?どっかに『俺たちはココに居ます』って看板でも出しとくか?」
渋谷が冗談交じりに答えた時、直後に「その必要は無いよ」と声が聞こえた。
その突然の声に、3人は一斉に同じ方向を見た。
自分の頭の中には青木さん家の奥さんの
ビールケースがでてきたわ。
データぶっ飛んじゃったのに、お疲れ様でした。
何だか着々と進んでてうれすぃ。
飛んだデータはリレー版だけだったんで、大した痛手もありませんでした。
心配して頂いてありがとうございます。
てなワケで、今夜も進めます。
3人の視線が向けられた先には、秋山が立っていた。
「秋山くん!」
「やっ」
秋山は両手いっぱいに提げていた荷物を下ろすと、右手を上げて生田に答えた。
「何や、大漁やなぁ」
感心した渋谷は口笛を吹いた。
「武器だけじゃないからね。こっちの袋の中は薬とか治療に使えそうなもんだし」
その袋を相葉に向かって投げ渡す。
「シップも入ってるよ。相葉くん、あれだけ走りまわってたんだから筋肉痛じゃないの?」
「んな事ねーよ!」
と言いつつ、しっかり袋の中を漁ってる相葉の言葉には説得力の欠片もない。
早速シップを取り出すと、ふくらはぎに貼りつけた。
「それより屋良くんはどうしたんだよ?一緒に来たんじゃないのか?」
「俺ならここにいるぞ」
秋山の後ろから、屋良がひょっこり顔を出す。
その腕には、何故か大鍋を抱えていた。
その鍋は何故かかなり重そうだった。
何か入っていると容易に見て取れた。
「何なの、その鍋?」
「コレに湯を沸かすの。ちゃんとカセットコンロも調達してきた」
ヨロヨロと屋良が片手でカセットコンロとガスが入っていると思われる紙袋を差し出すと、
生田は慌てて傍に駆け寄ってその袋を受け取った。
「湯なんか沸かしてどないすんねん?」
「そんなの、メシを食うに決まってるだろ」
鍋を下に置いて蓋を取ると、中にはレトルトのカレーや真空パックのご飯や缶詰が詰まっていた。
相葉、生田、渋谷の口から、思わず歓声が漏れる。
「何っ!?どうしたの、コレっ!!」
「みんなと合流する前に屋良っちの首輪をどこかに置いておこうと思って、
平瀬村に着いた時点で人様のお家にちょっとお邪魔させてもらったんだ」
「そしたらさ、そこの台所で備蓄してる物を結構見つけちゃってさー」
早速屋良は桃缶を缶切で開けると、中の白桃を口の中にほおり込む。
「戦う前にはしっかり食わなきゃね。じゃなきゃ力も知恵も出てこないよ」
秋山は堂々とつまみ食いをする屋良の頭を軽く叩くと、いくつかの缶詰を運んできた。
「この際、好き嫌いは言いっこなしだよ」
「ちゃんとしたメシを食えるだけありがたいってもんや!なぁ?」
うんうんと生田は素直に頷く。
「水もちゃんと持って来たぞ。途中で荒らされてる酒屋があってさ、そこで取ってきた」
「あ、それ俺だわ」
「やっぱりお前らだったのかよ。多分そうじゃないかなーって、アッキーと話してた」
笑いながら屋良は、白桃をもう一切れ口に運んだ。
久しぶりにのぞいたら、進んでてうれしー!
桃缶つまみ食いする屋良っちか○いい…(w
おお〜!!久々に全員集合だ!!(喜
決戦前のマターリって感じだねぇ・・・
進んでる!嬉しいです。
このまま上手くいくことを願う…
もう一波瀾があって誰か逝った方がおもしろいと思ってる自分は
逝った方がいいでしょうか?
>69
誰か逝くのも良いと思いますよー。
でも今のところ、黒幕が来るまでは一波乱はないような…。
誰か書いてくれますか?(ニガワラ
では今夜の分を進めます。中途半端ですけど…。
秋山から缶詰を受け取った相葉は、その中からパイン缶を取り上げた。
「ところでさ、何でこの家に俺たちが居るって分かったんだ?」
特に目印を付けておいていたわけでもない。
相葉の疑問は当然のものだろう。
だが、秋山の返答はあっさりしたものだった。
「ああ。酒屋の前からずっと台車の跡が残ってたんだよ。その後をつけてきたわけ。
途中からバイクのタイヤ跡が合流してたし、これはビンゴかなってね」
生田がバイクの在処を知っていたのだ。
だとすると、この跡をつけたのも生田だと推理するのはそう難しくはない。
前にバイクに乗っていた誰かがつけた跡だという可能性もあったのだが。
「何にせよ、無事に全員集合したってワケや」
「思っていたよりも早めに集まれたよね。かなり収穫もあったみたいだし」
パイン缶を開けながら、相葉は満足そうに笑った。
「今の内に武器の確認しちゃおうか?暗くなると困るでしょ」
下に置いていた荷物を秋山は取り上げた。
「じゃあ、まずは俺から。元から持っていた爆竹10個と…日本刀。それからボウガン、
ダーツの矢と双眼鏡、縄梯子、懐中電灯、ろうそくとマッチ、発煙筒が数本とナイフが2本。
そっちの袋には薬とかね。ガーゼ、包帯、消毒液、シップ、塗り薬、鎮痛剤とかが入ってる」
「それとボウガンの矢もだろ、アッキー。あとは俺が持ってたヨネと翔くんのピストルと、
二宮が作ったガス爆弾だっけ?でもって食料。俺たちは以上」
かなりの品目が秋山と屋良の口から出てきて、生田は思わず拍手をした。
「2人ともスゴイよね。俺はこの拳銃と予備の弾とスーパーカブ。翼くん達が作った爆弾もあるよ。
あ、マツジュンからも拳銃もらってたっけ。みんなの食料も残ってた分は貰ってきた」
ポケットの中から拳銃を取り出し、そしてナップザックをひっくり返して中身を広げた。
「あ、それとコレ。俺とすばるの首輪」
カラン…と乾いた金属音が小さく響いた。
72 :
ユーは名無しネ:02/03/14 10:49
>72
ねおまと厨か…
ニ度とくんなヴォゲ!!
乾いた金属音…怖い、なに?バクハツしちゃうの?
猫はまだ、嵐、というか傘にこだわりを持っているのかな?
解消してもらえたら嬉しい・・・。
お願いだ、秋山。
76 :
ユーは名無しネ:02/03/15 16:05
ゲーム開始
77 :
ユーは名無しネ:02/03/15 16:19
バトルage!!
>74さん
爆発しませんよー。
床の上に置いた音の表現ですのでノープロブレム。
では、間があいちゃいましたが続きです。
そのうち>75さんの希望にも応えられるといいのですが…。
渋谷は部屋の隅を指差した。
「俺らの見つけたのはそこに置いてあるヤツや。パチンコやろ、翼くんとヨコのピストル、
爆弾、 ライター、懐中電灯、工具一式。それと灯油は火炎瓶になる途中やな」
10本くらいは作れると思うんやけどなぁ、と腕を組む。
「懐中電灯は俺が持ってたのもあるから2つだよ、すばる。あと消火器は重いから玄関先に
置いてある。水とお茶のペットボトルはこの部屋。それからヘアスプレー」
「ヘアスプレー?そんなのが武器になるの?目潰し用ってこと?」
生田は首を傾げる。
「うん。噴射してる最中に火を近づけたら立派な火炎放射器だ。上田に感謝だね」
「上田?」
突然出てきた名前に、生田は更に首を傾げた。
「だって上田の武器なんだもん。あんまりらしくて笑っちゃうよ」
「上田の武器…」
ここは笑った方がいいのだろうかと、リアクションに悩んでしまう生田だった。
「使えるのも使えないのもあるんだろうけど、これで何とかするしかないよな」
屋良は白桃の果汁で濡れた指を舐めながら言う。
「とりあえず懐中電灯とろうそくは、暗くなったらすぐに使うやろ。まとめて置いとこか」
「それを使う前に火炎瓶を全部作っちゃわなきゃ!」
相葉はパイン缶を傍らに置くと、いそいそと瓶にタオルを詰めていく作業を再開する。
「じゃあ俺たち3人はこの荷物を一ヶ所にまとめて、それから晩飯の用意をしようか」
「そうだね、お腹ペコペコだよ。屋良くん、鍋の中身出しておいてね」
「オッケー」
秋山と一緒に生田は荷物を移動させようとして、ふと首輪に目がいった。
拾いあげようとしたら、一瞬早く屋良が首輪を取り上げていた。
「屋良くん?」
「こんなものまで運ばなくていいって。こーゆー危ないのは外にでも出しておくの」
そう言って、家の外に持っていく。
「なんか屋良っちがお兄ちゃんに見えるよ」
秋山はクスクスと笑って、荷物を持ち上げた。
そろそろスピードを上げていこうかと思います。
途中で力尽きちゃわないといいんですけどねぇ。(ニガワラ
柱にかかっている時計が午後6時を告げる。
同時に何度聞いても決して慣れることのない放送が、沖木島に響き渡った。
『諸君、午後6時だ。どうやら大した進展はないようだな。まぁ、あと30時間も
残っている事だし、せいぜい頑張ってくれたまえ』
「しっかり進展してるっちゅーねん」
レトルトのカレーライスを食べながら、渋谷は姿の見えない相手に向かって反論する。
「そうそう。俺たち、ちゃんと頑張ってるもんね!」
相葉はその傍らで、コーンスープをすすりながら相槌を打つ。
「しっ!黙って!危険エリアが聞こえないってば」
生田が小声で注意すると、相葉は肩をすくめた。
『…20時がD=3、22時がE=1、そして24時がG=4だ。
敵は案外、近い場所にいるかも知れないぞ?油断のないように臨んでもらいたい。
では、午前0時にまた』
プツリと放送が切れると、5人は揃って大きく息を吐いた。
この定時放送が入ると、どうしても緊張してしまう。
相葉以外の4人は特にだ。
沖木島に来てからずっとそうだった。
それを告げるのが、嵐であっても黒幕であっても同じ事なのだ。
「平瀬村の周りを固めてきたな…」
秋山は禁止エリアをチェックした地図を睨んで舌打ちをした。
「どうする相葉くん?このままだとこの村を囲まれちゃうけど」
「んー…やっぱり今夜の内に行動した方がいいと思う」
それはみんなも同じ意見だ。
あと丸1日も待たされるなんてたまったもんじゃない。
「優勝者が決まった時点で、何時だろうと迎えにやってくる事になっているんだ。
だったら深夜の方が見通しが悪い分、まだ有利に動ける」
空になったカップを握りつぶすと、まるでシュートのようにゴミ箱に投げ入れた。
初参加でかなり変な文章ですが、
とりあえず黒幕でいきます
「‥では18時にまた」
私はそこまで言うと早々にマイクのスイッチを切り、
何杯目かのコーヒーを口にする。
もう少し連中をあおってやろうかとも思ったが、
その必要もない事は現状から明らかだった。
「しかし1日半で残り3人とはな…」
この状況は正直私達の予想を遥かに上回るハイペースさだった。
どうやら私は奴等をかいかぶっていたようだ。
所詮奴等もただの醜いケモノだという事か。
あんな奴等に…
「‥そろそろお時間ですが」
傍らで部下が時計を気にしながら言う。
「あぁ、わかっている」
私にはこのゲームの表の進行役も任されている。
私は立ち上がると、客が待つホールへと向かう…。
短い上にかなり変…
>83さんは>82さんの書いたものより1個前の放送の黒幕の様子であってますか?
そうです。やっぱりちょっと戻りすぎでしたね
もうちょっと空気を読んで書いてホスィ…
黒幕は初心者さんが書かないほうが…(以下自粛
すいません…
これはこれでもよろしいかと。<12時
・・・18時の黒幕、書いてもよろしいでしょうか?
83さんが複線張ってらしたら、ちょっと違っちゃうかも知れないんですが。
>83さん
私は書いて下さって嬉しいですよ。
89さんと同じく、これはこれでいいと思います。
>89さん
ぜひお願いします!
黒幕サイドじゃない5人の方を書きたいんですが、89さんはまだかな?
一応89さん終わってから書こうかと思ってんですが。
89さんいないようなので、書いちゃいます。
5人サイドだから黒幕サイドとはかぶんないでしょう、多分。
>81
立つ鳥後を濁さず、ということわざがある。
そうしようと誰かが言ったわけではないけど、皆、久しぶりの落ち着いた食事を終えた
後は不意に無口になって、黙って食器を片づけ、レトルト食品の紙パックやカップなどを
ゴミ箱に放り込み、空き缶などもまとめて土間の隅に寄せた。
最後の晩餐だね、とは誰も言い出さなかった。
綺麗になった板間の上に生田が禁止エリアチェック済みの地図を広げ、相葉が完成した
火炎瓶を並べる。それは全部で11本あった。秋山が空っぽになった鍋を丁寧に洗い、乾か
す為にシンクにたてかけて戻ってきたところで、おもむろに相葉が口を開いた。
「まず、すばると屋良くんがどうやって"死ぬ"か、なんだけど」
皆は黙って頷いた。
相葉の考えたストーリーはごく単純だった。
今、黒幕の目には、ずっと一緒に行動をしている渋谷と生田のペア、そして単独行動を
していた屋良の二組が偶然同時に平瀬村に潜伏しているように見えているだろう。
まず『屋良』が食料を求め平瀬村をうろつき、隠れている『渋谷』と『生田』を偶然見
つける。見つかった二人は慌てて海の方へ逃げる。逃げる途中で『渋谷』と『生田』はは
ぐれ、『渋谷』が海辺まで来たところで『屋良』が追いつき、恐怖で混乱した『渋谷』は海
辺を逃げるうち迂闊にも禁止エリアである海へ踏み込んでしまい、首輪の爆発で"死亡"
する。ほっとしてしばしそこで座り込む『屋良』を、様子を伺っていた『生田』が、遠く
から手榴弾ないしは爆弾で"殺す"。
そして勝者は『生田』。
「……すばるが死ぬのは、適当なところを選んで海に首輪を投げ込んでしまえば簡単っし
ょ? そんでそれが上手くいったら、すぐに屋良くんはその場に首輪を置いて離れて。もち
ろんすばるもね。そしたら斗真が大体安全な距離からその首輪を狙って爆弾投げればいい
んだよ」
「爆弾使ってまうんか?」
黒幕との対決に備えて武器を減らすのは、と渋谷が異議を唱えたが、火炎瓶があるじゃ
ん、と生田に諫められた。
「仕方ないだろ! だって二人とも海に突っ込んで死亡だったらさすがに怪しいっしょ。こ
れでもなるべく怪しまれないストーリー首ひねって考えたんだよ俺は!」
「いいよ、それで行こう」
やっきになる相葉に屋良がぼそりと言ったので、それで決まった。
三人が不自然でない動きをしなければならないので、もう一度言葉で軽くリハーサルを
して、さて、と一同は立ち上がった。屋良の首輪は少し離れた民家に置いてあるので、秋
山と屋良はそれを取りに外へ出ていった。
二人が帰ってきたら作戦開始だ。
生田と渋谷はそれぞれ自分の首輪をこわごわと指先で掴み上げ、生田は爆弾とライター
をつめこんだサックをしっかり背負った。
「これで俺が"生き残っ"たら、本当に黒幕はこの島に来るのかな」
「来るやろ」
「来なきゃ困るよ」
生田の言葉に渋谷と相葉が即答する。
「来るとしたら、朝や。ヘリコプターは夜は着地できへんしな」
「じゃあこの後また作戦会議だね」
どうやって黒幕を殺すのか、と生田が呟いた。
沈黙と一緒に、殺す、という言葉の重みがずしりと部屋に落ちた。
89です。
では18時の黒幕行きます。
>90
お気を使わせて申し訳ありませんでした。
マイクのスイッチを切って立ち上がる。
男はモニター前に置かれたソファーに腰掛けると、動きの止まった画面を眺めて口を開いた。
「あと30時間・・・生き残りのオッズは?」
音もなく近づく部下が資料を確認する。
「高い順に言いますと渋谷、屋良、生田の順になっております。」
「パチンコ、傘、拳銃か。生田はともかく、後の二人が良く生き残ったな。
まあ単に運が良いというだけでは済まされんだろうがな。」
背もたれに深く寄りかかって煙草をくわえると横から火が差し出された。
深く吸い込んで煙とともに言葉を吐き出す。
「・・・船の方はどうなった」
「準備は既に」
「ほう。」
「簡単に説明させていただきますと、まず高速艇で沖まで向かい、そこから迎えの者が
漁船を模した船で島に上陸し、勝者の確保に当たることになっております。」
「私も島に行こう。」
「は?」
聞こえなかったのかね、と驚く部下を振り返る。
「ジャニーズジュニア45名の頂点に立つ者を私が出迎えなくてどうする?」
「危険です。」
「そんなことは武器を用意した段階で分かっていることだろう。
危険ならば危険のないようにするのが君達の仕事ではないか?」
「しかし・・・」
「相手はたかが子供一人、先に武器を奪って拘束してしまえば良いだけのこと。
それに私も立ってみたくなったのだよ、バトルが行われたあの場所に。」
「・・・では、そのように迎えの者に伝えておきます。」
そう言って部下は指示を出すために部屋を後にしようとした。
「ああそれから」
男がその背中を呼び止める。
「マスコミ各社に匿名で発信する文書の方は出来ているのか?」
「こちらに」
資料の中から抜き取った用紙を男に渡す。
「勝者の回収作業が済み次第、一斉に発信するよう手はずは整えてあります。」
「待ち遠しいな」
返事など最初から求めていないような態度で男は再び背もたれに寄りかかった。
部下はその背中に向かって一礼すると部屋から出て行く。
「・・・名鑑撮りのために用意した船がエンジントラブルで爆発炎上。乗っていた嵐を含む
49名が死亡し、唯一生き残ったジュニアが近くを通りかかった漁船に救助された。
撮影スタッフの人数および生死は現在のところ不明・・・か。」
少々出来すぎだがまあ良いだろう、とテーブルの上に用紙を放り出した。
しばらく書かない間に名前欄が短くなったような気が・・・
バトル書きさんと黒幕の到着方法変わっちゃいましたね。
でもせっかくなら夜のうちに黒幕を上陸させて
生き残り全員との全面対決が見てみたかったので。
見てみたいって・・・他力本願スマソ。
久々にドキドキしてきたぞ
次行きます
>94
午後8時を少し過ぎた頃だったろうか。
ふいに男は顔を上げ、モニターを見た。
無数に散らばる赤い光点の中に、近い距離で緑の光点が三つ。しばらく動く
ことのなかったそれらのうちの一つがちらりと揺らいだのだ。
男は素早く指を伸ばし、キーを叩いた。
拡大された画面の上でその緑の点はするすると動き出すところだった。
場所は平瀬村。
水か、食料か、何を求めて動き出したのか、ふらふらと彷徨う光点は…着実に
残り二つの光点に近付く。
(――いよいよか)
男は薄い笑みを浮かべた。
平瀬村は狭い、この光点――屋良が何を求めているとしても他の二人とブッキ
ングしない確率は非常に低い。この夜で決着はつくだろう。
乗り出すようにして画面を見つめる男の前で、果たして三つの光点は固まった。
一瞬の静止。
弾けるように三つの光点が動き出す。
男はそれを眺め、やがて堪えきれないように笑い出した。
その声だけが部屋の中に響き、闇に飲み込まれて消えた。
軽いノックの音。
「失礼します。お呼びでしょうか?」
部下の男が部屋の中に滑り込んできて、丁寧な礼を一つした。
モニターの前のソファに深々と沈み込んでいる男は満足げな表情で部下を
見やり、船の用意をしろ、と短く告げた。
「は」
「決着はついた」
びり、と手の中の書類、45人の氏名が並んだ紙を破り捨て、男は宣言した。
ひらひらと舞う白の紙片の中、部下はかしこまりましたとまた隙の無い一礼を
して、部屋から出てゆこうとしたが、何かを思いだしたようにふと振り返る。
「もう関係のないことかもしれませんが、一つ報告が――」
「なんだ?」
「少年隊というグループがいたでしょう」
「ああ、厄介なのが一人いたな。東山とか言ったか」
「ええ、彼はジャニーズ事務所の核として重要な位置を占めている。行動力も
あり、要注意人物だとして、我々も今回のゲームにおいて彼にはずっと監視を
つけておりました。動くならば奴しかいないだろうと…。しかしその影で、
錦織と植草という残りの二人がどうやら動いていたらしく」
「なんだと?」
「申し訳ありません。彼ら二人はほぼノーチェックでした。どうやら彼らは首輪
の情報を手に入れていたようです。しかしご心配なく。今現在、三人とも我々の
監視下にあります。もう奴らには何も出来ません」
「…ほう」
わかった、と犬を追い払うように手をふって部下を下がらせると、男は黙り込み、
ちらりと目の前のモニターを見た。
44個の赤点、たった1つの緑点。
まさかな、と男は呟いた。
一瞬だけ思考を引っ掻いた気に入らない考えをすぐに放り捨て、男はまた愉快そ
うに笑い、マイクのスイッチに手を伸ばした。
勝者を労う言葉をかけてやらねばならない。
もう「諸君」という呼びかけは必要ないだろう。
マイクに口を近づけると、男はゆっくり口を開いた。
『御苦労だった…君が勝者だ、生田くん』
104 :
ユーは名無しネ:02/03/24 03:41 ID:crWScGR2
いよいよですね・・・
結局黒幕は誰なのかしら?(ドキドキ
5人の方で進めます。
時間的には黒幕サイドより少し遡りますのでヨロシクです。
>94
時計が時刻を告げる。1回2回3回・・・そして8回目が鳴り終えた。
「8時だ」
相葉は確認するようにそう呟くと、静かに立ち上がった。
それに続いて後の4人も立ち上がる。
「じゃあ始めるよ。段取りはさっき決めた通りにね」
余っていたナップサックに詰め込んだ荷物を、相葉は肩に提げる。
それほど重いわけでもないナップサックが、ひどく重く感じた。
武器は不公平の無いように振り分けた。
相葉は、懐中電灯、ヘアスプレー、今井の拳銃、双眼鏡、火炎瓶3本、この家で見つけたチャッカマン。
渋谷は、パチンコ、横山の拳銃、火炎瓶5本、100円ライター、爆弾、懐中電灯。
生田は、爆弾、森の拳銃、予備の弾、松本の拳銃。
屋良は、米花の拳銃、ナイフ、ボウガンとその矢、二宮の作ったガス爆弾、発煙筒3本。
秋山は、日本刀、桜井の拳銃、爆竹10個、ダーツの矢、懐中電灯、マッチ、ナイフ、火炎瓶3本。
消火器、縄梯子、ろうそく、スーパーカブは荷物になると考え、このまま置いていく事にした。
「すばる、ライターはすぐに返すからね」
生田は渋谷に、そう声をかけた。
爆弾に点火するために、一時的に渋谷から借り受けたのだ。
「ねぇみんな、これから先は予測不可能の事態があると思うんだ」
日本刀を腰に差しながら、秋山はみんなを見回した。
「でも、最後まで諦めないでやろう。黒幕に一矢報いるまで」
無言で全員が頷く。
ここまで来て無駄死になんて考えられない。
死ぬとしたら黒幕も道連れだ。
「ほな行こか、作戦開始や!」
こうして休息の時は終わり、最終バトルが開始した。
うぁぁ・・・
凄いドキドキしてきた・・・。
職人様、最後のひとふんばり頑張ってください!
いよいよだなぁ〜
職人さん、ラストスパート頑張って下さい!!
5人とも頑張れ!
職人さんも頑張って下さい!
すげードキドキする・・・・
みんな頑張れ!
職人様も、大変だとは思いますが頑張って下さい。
続きはもうないの?
>111
職人様を信じて待ちましょう。
頑張って下さい〜
忙しい時期ですしね〜。
>113
そうそう。舞台やコンのシーズンはどうしてもね。
会話の前にいちいち○○(誰々)って書いてあるのみて読む気が失せた。
リア厨か・・・
お待たせしました。
だいぶ間があきましだが、バトルサイドを再開します。
遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
それほど離れていない場所で、光点が一つ灯った。
小さかったそれは、だんだんと近付いてくる。
そして、オレンジ色の灯りと共に現れたのは屋良だった。
「お待た」
そう言って揚げられた手には、例の首輪が鈍く光っている。
光っているのはオレンジ色の灯り…つまり反対側の手に握られている懐中電灯のせいだ。
「別に待ちたくて待っとったワケやないねんけどなぁ」
苦笑しながら、屋良の持つ懐中電灯の本来の持ち主である渋谷は一歩前に出た。
後ろには、同じく懐中電灯を照らしている相葉と生田が立っていた。
「じゃあ始めよっか。俺と斗真はこのままグルっと迂回して海に向かう」
相葉の言葉に、屋良と渋谷は頷いた。
「俺たちは予定通り一足先に海で首輪を爆破して待ってる。お前ら、気を付けて来いよな」
「屋良くん達こそ。秋山くんが目印で立っててくれてるから、間違えて海に踏み込まないでよね」
心配そうに自分たちを見る生田に、屋良は眉をしかめた。
「そんなバカじゃねーよ。ほら、とっとと行くぞ渋谷」
「おぅ。かっぺ、斗真、後で会おうな」
屋良と渋谷の2人は並んで立つと、せーのと言う掛け声で揃って走り出した。
その後姿をほんの少しだけ見送ると、相葉と生田もすぐに反対方向に向かって走り出した。
職人さんお待ちしてました。
もうちょっとで結末迎えますね。
短いですが続きです。
少しでも先を進めますね。
真っ暗な道を懐中電灯の灯りだけを頼りに疾走する。
今夜は闇夜だ。
行動を起こすのにはもってこいだといえる。
だんだんと強くなる潮の香り。
穏やかな波の音。
それが間違いなく目的地へと近付いている証拠だった。
屋良がずっと足元に向けていた視線を上げる。
すると、ライトが点灯しているのが目に入った。
「アッキー!」
走りながらだと叫びにくかったが、それでも声を張り上げた。
その声に気付いたのだろう、灯りは大きく円を描き始めた。
「やっぱりアッキーだ!」
「て事は、もう浜辺が近いって事やな。下に降りる所を見つけよ」
懐中電灯で少し先の道を照らすと、なだらかなスロープが目に入った。
そのスロープを駆け下りると、足元の感触がいきなり不安定なものになる。
砂浜だ。
靴を踏みしめる度に、キュキュキュと砂が鳴る音が聞こえる。
「2人とも、こっちこっちーっ!」
声はもう間近だ。
弧を描く灯りと共に、ぼんやりと秋山の姿も確認できる。
屋良と渋谷はただでさえ歩きにくい砂の上を、それでも懸命に走った。
秋山の所に到着した屋良と渋谷は、そのまま倒れこむように座り込んだ。
全力疾走してきたせいで息が上がりきっている。
上手く呼吸ができないので、渋谷は咳き込んでしまっていた。
「2人とも大丈夫?はい、水」
最初に支給されたペットボトルを、秋山はナップサックの中から取り出して
2人に差し出した。
サンキュ、と屋良がそれを受け取り、ゴクゴクと喉に流し込む。
一息つくと、そのまま隣りの渋谷に水を渡す。
渋谷も受け取った水で喉の渇きを一気に潤した。
「スマン、めちゃ飲んでもうたわ」
申し訳なさそうに渋谷は中身の少なくなったペットボトルを秋山に返す。
「気にしないでよ。残しておいても全部飲むとは限らないんだし」
受け取ったペットボトルをナップサックにしまうと、秋山は背後にある
真っ黒い海を指差した。
「ここから5メートルもすれば、禁止エリアの海だよ」
渋谷は無言で頷く。
自分のすべき事は分かりきっている。
ナップサックに手を突っ込むと、首輪を無造作に取り出す。
それを掴んだまま、渋谷はゆっくりと立ち上がった。
初夏の熱気を帯びた生暖かい風が、渋谷の髪を嬲る。
それを邪魔そうに払うと、右手を大きく振りかぶった。
それから、海に向かって首輪を力をこめて投げた。
首輪は大きく弧を描くと、パシャンという小さな音を立てて着水し、
次の瞬間、水面は大きな水飛沫と爆音を立てた。
「…これで渋谷すばる死亡やな」
塩の香りに混じって、爆破で生じた独特の異臭が辺りに漂う。
あとは相葉と生田が到着するのを待つばかりだった。
124 :
123:02/04/10 03:49 ID:???
「改行が多すぎます」って注意を受けてしまった…。
何回もこの指摘を受けるとアクセス規制がかかるみたいです。
…ヤバイかも。(汗)
できるだけ小出しであげていくように気をつけますね。
125 :
123:02/04/10 04:00 ID:???
× 塩の香り
○ 潮の香り
塩の香りって何だよ自分…。
この時期、職人さんもお忙しいとは思いますが、
続き楽しみにしてます。
頑張って下さい。
126さんを始め、皆さんの温かいレスが書く力になってます。
本当に感謝です。ありがとうございます。
では続きを…。
背後から「おーい」と相葉と生田の声が聞こえてきた。
3人揃って振り向いたが、まだそこに姿は見えない。
秋山が再び懐中電灯を掲げて、ライトを点灯させる。
「相葉くーん!生田くーん!こっちだよーっ!」
舞台で鍛えたよく通る声で2人の名を呼ぶ。
自分たち以外は誰もいない海辺で、その声はより遠くまで聞こえているだろう。
間もなくして、その声を頼りにしてやってきた相葉と生田が現れた。
「首輪、もう爆発させたんだよね?爆発音が聞こえてきたんだけど」
スロープの上から相葉は声を投げかける。
「ああ、俺のを海に投げ捨てた。次は屋良の首輪を爆破する番や」
背後の海を指し示すと、渋谷はスロープを駆け上がった。
渋谷が2人の元に着いたのを見てから、屋良はずっと握りしめていた首輪を
砂の上に放り投げた。
すると秋山がその首輪に近付いて膝をつくと、ナップサックの中から何かを取り出した。
「アッキー?何やってんの、早くどかないと危ねーって」
「蝋燭をね、立てておこうかと。目印がないと生田くんも爆弾投げれないでしょ」
首輪のすぐ脇に蝋燭を立てると火をつけた。
仄かな炎がユラユラと揺らめく。
「蝋燭は置いてきたんじゃなかったのかよ」
「そのつもりだったんだけど必要になるかもと思って1本だけね」
火が消えないのを確認すると、屋良と一緒にスロープに向かって走り出した。
この気配りが秋山!って感じでイイ!
はぁ〜、ドキドキします。
スロープを秋山と屋良が駆け上がると、そこにはすでに爆弾を手にする生田がいた。
「あの炎を狙って。そこに首輪があるから」
秋山は闇の中に浮かび上がる柔らかな灯りを指差す。
「ありがとう、秋山くん。すごく助かるよ」
礼を言うと、大きく深呼吸した。
失敗は許されない。この1回で決めてしまわなければならないのだ。
自分達には武器の余裕なんて無いのだから。
プレッシャーが生田の肩に重くのしかかる。
本当は亀梨が生きていて、ここにいてくれたら…などという無理を思わず願ってしまう。
J2000のエースである亀梨であれば、コントロールに問題は無い。
こんな遠投くらい、どうって事なかっただろう。
だが自分は亀梨ほどの技量なんて持ち合わせていない。
小刻みに足が震える。
怖い。どうしよう。無理かもしれない。
どうしてもマイナスのイメージしか湧いてこない。
そんな生田の肩に、相葉は後ろからその両手を添えた。
「大丈夫。成功するから」
その一言は、不思議なくらい生田の緊張を簡単に解いてしまった。
「爆弾投げるの失敗したっていいよ。そしたら火炎瓶があるじゃん?
ほかにもいろいろ手はあるしさ」
「相葉ちゃん…」
「斗真がそんなに気にする事無い。なんだったら俺が代わってやるけど」
その申し出に、生田は首を横に振った。
「ううん。これは俺がやらなきゃ。俺の役目だから」
ゆっくりと相葉を、渋谷を、秋山を、屋良を見る。
そして爆弾に点火すると、力を込めて目標に向かって投げた。
生田の手を離れた爆弾は、綺麗な放物線を描いて砂浜に落ちていく。
その先には蝋燭の灯りが待っている。
そして、たいした誤差もなく爆弾は首輪の近くに落下した。
5人は息を飲む。
果たして、爆弾は上手く爆発してくれるのだろうか。
爆発したとして、首輪の爆破まで誘発する力はあるのだろうか。
不安ばかりが胸に募る。
やがて導火線の全てを焼きつくした火は、一瞬の静寂の後に破裂音を辺りに響き渡らせた。
「やった!!」
ハモらせたように、全員の声が重なる。
あとは首輪がどうなっているのかと、黒幕がどう出てくるかだ。
待っている時間がどうにもじれったい。
それは時間にすれば僅かだったのだが、その僅かな時間が5人には何十分にも感じられた。
我慢も限界に差しかかろうとした時、スピーカーから電源の入る音が聞こえてきた。
黒幕の放送だ。
全員に緊張が走る。
ここが自分達の運命の分かれ道なのだから。
いよいよですね。楽しみにしています。
職人さん頑張ってください!
間もなく、すでに聞きなれた黒幕の声がスピーカーから流れてきた。
『御苦労だった…君が勝者だ、生田くん』
確かに黒幕はそう告げた。
つまり、それは作戦の成功を意味する。
俺達は賭けに勝ったんだ!
そんな思いで、5人の表情は明るくなった。
だが、まだ安心は出来ない。真の勝負はこれからなのだから。
『この瞬間をもってゲームは終了だ。もはや君を脅かすものは何もない。
今までの苦労と引き換えに、今後は様々な恩恵が君に与えられる事を約束しよう』
「恩恵?何なのか知らないけど、そんなもので誤魔化されると思ってるのかよ!」
屋良が吐き捨てるように言う。
そんなもの、欲しいとも思わなかった。
普通の生活でよかったのだ。今までと何ら変わる事のない普通の生活で。
『…とりあえず、そこへ迎えに行かなければならないね。
1時間ほどで船が着くだろう。君はそのままそこで待機してくれたまえ』
では後ほど…と黒幕が言うと、放送はそこでプツリと途切れた。
そして、再び静寂が浜辺に広がる。
海からの風に吹かれながら、5人は良く見えない水平線を睨んだ。
「…ゲーム終了?冗談じゃない…ここから延長戦だ!」
相葉は拳をきつく握り締めた。
いよいよラストバトル!?
生田はライターを渋谷に返すと、空いたその手に拳銃を掴んだ。
いつまで経っても慣れない重みに、少しだけ眉をひそめる。
「斗真」
顔を上げると、そこには辛そうな表情の相葉が立っていた。
「何、相葉ちゃん?」
「…ゴメン。お前に一番危険な役を引き受けさせちゃって…」
「ううん。気にしてないから」
確かに、黒幕達に最も近づくのだから危険度も最も高い。
怪しい行動を少しでも見せれば、すぐに消されてしまう恐れは充分にありえる。
「この中では俺が一番の適役なんでしょ?だったら期待に答えるよ」
たとえ殺されるとしても、ただでは死なない。
何らかのダメージを与えてみせる。
それが仲間に残してやれる唯一の形見だ。
そう考えた時、自分が生きて帰ることを考えていない事に気がついた。
「ダメじゃん、俺…」
ついつい最悪のパターンを考える癖がついてしまっている。
そんな弱気じゃダメなんだ。
俺達5人でこの島を後にする気で立ち向かわなくては。
「じゃあ、みんな隠れて待機しておいてよ。
いつまでもこんな所にかたまっていたら、簡単に見つけられちゃうしね」
秋山が手を叩くと、生田を残して4人は物陰に身を潜めた。
ドキドキしますね〜。
ちょっと気になったので・・・斗真、首輪つけてます?
読み落としてたらごめんなさい。
黒幕が来た時に外れてたら怪しまれるかと・・・。
もう一度つけるのも恐いですけど。
>136さん
ご指摘ありがとうございます。
すっかり忘れ去ってました。(ニガワラ <斗真の首輪
その辺りをフォローしつつ、続きを…。
どれくらいの時間が過ぎたのだろう。
30分かもしれない。1時間かもしれない。
もしかすると、もっと経っていたのかもしれない。
時間の感覚がハッキリしないなか、生田はじっと我慢して立っていた。
神経だけが擦り切れていく感じがしてならない。
軽く頭を振ると、これから先の行動をシュミレーションしてみる。
それが全て上手くいくとは思わないが、スムーズに事を運ぶ手助けにはなるだろう。
「あっ!」
何もなかった水面に突然現れた灯りを見つけ、生田は小さく叫んだ。
「あいつら来たみたいだ!」
海を見据えたまま、生田は隠れている4人に報告する。
いよいよだ。
生唾を飲み込むと、その場にしゃがみこんだ。
ナップサックの中から自分の首輪を取り出すと、少し躊躇したが再び首に取りつけた。
ヒヤリとした感触に、思わずぞっとする。
本当ならこんな物二度と着けたくなかった。
しかし、着けていないのはどう考えても不自然なのだから仕方ない。
立ち上がって、どんどん大きくなる灯りを睨む。
足が震えているのは恐怖からなのか、武者震いのせいなのか分からない。
だが、ここから逃げ出すわけにはいかなかった。
自分の為にも、仲間の為にも、死んだやつらの為にも。
灯りだったものは、だんだんとその姿を現してきた。
船…漁船のような感じだ。
船上に人影も見える。少なくても4〜5人はいるだろうか。
もう、背後の4人に話し掛ける事は出来ない。
黒幕達にとって生き残っているのは自分だけなのだから、
ヘタな真似をして仲間がいる事を気付かせるわけにはいかないのだ。
やがて船は、生田がいる浜辺から少し離れた所にある岸に到着した。
サーチライトを搭載しているのか、その一角だけ妙に明るい。
目を細めて見ていると、何かのスイッチが入る音が聞こえてきた。
放送だ!
『…生田くん、随分と待たせてしまったね』
今までスピーカーを通して聞いてきた声が、あの船から聞こえている。
それだけで心臓がまるで早鐘のようにドクドクと打つ。
『さぁ、早くこの船まで来たまえ。この船に乗り込めば、島での出来事は
全て過去のものになる。いや、全て無かった事になるのだよ!』
過去のもの?無かった事?
――――何ヲ言ッテルンダ、コイツハ。
生田は憎悪の瞳を船に、いや、まだ見ぬ黒幕に向けた。
この2日間の出来事は全て、胸の奥でいつまでも膿んだ傷のように治りはしない。
ジクジクと痛む傷は、一生忘れる事を許しはしないのだ。
黒幕の船が近付いてくるのを、相葉は双眼鏡で観察していた。
船上に3人。どうやら武器らしき物を各自持っているようだ。
そして船室に2人。
「陰になっててなっててよく分かんないけど、中にいるの、多分あれが黒幕」
双眼鏡を渋谷に渡すと、小声でそう伝える。
「ようこそお越し下さいませや。どうなるかも知らずになぁ」
いい気になっているのも今のうちだ。
思いもかけないカウンターパンチを食らって、不様に慌てふためくといい。
ぼんやりと映る黒幕をはっきり見ようと、渋谷は霞む目をこすった。
「何?やっぱりまだ調子悪い?」
「ん、大丈夫や。さっきよりはだいぶマシやし」
「できるだけ休ませとけよ。いざという時になって困るぞ」
相葉はポケット中を探ると、目薬を取り出し渋谷に放った。
「何でこんなモン持ってるねん」
「さっき秋山くんが薬くれたじゃん。その時にね」
「それやったら他に役に立つヤツがあるやろ。そっちを持って来いや」
「いーの!俺、疲れ目なんだよ」
プイと横を向く相葉を見て、渋谷は小さく笑った。
「ありがとな。使わせてもらうわ」
点した目薬は冷たくて、心地よく目に染み渡った。
はぁ・・・かなり緊張してきた。
ここ数日間毎日更新されてて、読むのがとっても楽しみです。
読んでいるだけで職人さんのお力にはなれませんが、頑張って下さい。
私も毎日きて最後の時がくるのも見守ってます。
>141さん、142さん
毎日ありがとうございます。
そう言って頂けるだけで、書く気力が湧いてきます!
ヘタレな文ではありますが、あと少しお付き合い下さい。
なのに、本日は更新なしで申し訳ないです…。
明日はちゃんとあげますので…。
目薬を相葉に返して、渋谷は壁にもたれかかった。
「なぁ…。うまいこと黒幕をやったとしてや、それから俺らどないなるんやろ」
首尾よく船を奪って5人で東京に戻ったとしても、今まで通りの生活を
送れるとは到底思えない。
殺人犯扱いで刑務所行きか、もしくは黒幕の息のかかった組織に消されてしまうか。
薔薇色の未来はそこにはきっと待っていないだろう。
それでも、動き始めてしまった時を止める事は出来ない。
黒幕を殺すという行為が、すでに自分たちの存在意義になってしまっているのだから。
そうする事でしか、今生きている意味を証明できなくなっている。
それがたまらなく悲しくなってしまった。
「すばる、泣いてるのかよ?」
「違うわ…。さっき点した目薬や」
渋谷は乱暴に頬を伝うものを拭う。
「あのさ、この先どうなるかなんて誰にも分かんねぇよ。
でも、一生この島にいるわけにもいかないだろ」
だったら、少しでも選択肢を広げていこうと思う。
追われても、いつかは逃げ切れるかもしれない。
そこでやり直せる日が来るかもしれない。
そのためにも、ここで頑張らないとダメだ。
例え今は進む先が見えなくても、必ず出口はあると信じて。
そして今、その出口へと向かうための船が島に到着したのを相葉は確認した。
相葉たちから少し離れたところで、秋山と屋良は様子を窺っていた。
闇夜のおかげで、自分たちの姿は海上からは見つけにくいだろうが、油断は禁物だ。
用心深く身体を物陰に潜めて、秋山は闇の中に浮かび上がった光を見つめていた。
「アッキー、ちょっといい?」
背後で屋良が呟くように尋ねてきた。
「うんいいよ。どうかした?」
「ずっと考えてたんだ。今言っておかないと、もう機会が無いかもしれないから」
「…そうだね。あの船が着いたら、ゆっくり話をする余裕なんてないだろうし」
屋良の言う“機会が無い”の真意は分かっていたが、あえて秋山は気付かないフリをした。
「この島に連れて来られてきてさ、ゲームをコントロールしてるのが嵐だって知った時、
俺、裏切られたと思った。だって、翔くん友達だって思ってたのに。
こんなの絶対許さないって」
下向きかげんのせいもあって、屋良の表情は読み取れない。
「嵐が俺たちを助ける為に動いてるって知った時、何を今更って感じだったよ。
周り中敵だらけで、俺にとっての味方はMAだけだった。ヨネと町田くんとアッキー、
3人がいればそれだけで良かった。例え…ゲームにのったヤツがMAにいても、
この島にいるどんなJrよりも、MAのメンバーの方がよっぽど大切だった。
信じられるのはMAしかなかった」
この島に来て、どれだけMAが自分にとって大切なのか認識できたのだ。
こんな形で分かりたくは無かったが。
職人様
ずっと楽しみにしてました
あと、もうちょっとですね
よろしくお願いします
>146さん
あともうちょっとのつもりですが…
本当にもうちょっとで終わるのか不安です。(w;
中途半端で終わらせた、屋良の続きをいきます。
秋山は黙って屋良の独白を聞いていた。
いや、かけるべき言葉が見つからなかったのだ。
町田と米花が死んだ後、屋良は異常なほどに秋山に対して執着をみせていた。
それは、屋良の世界の全てだったからなのだろう。
MAを失う事は、すなわち自分自身を失う事に繋がっていたのだ。
「でもさ、思ったんだ。俺にとってMAが一番大切なのと同じくらい、翔くんにとっても
嵐が一番大切だったんじゃないかって。翔くんは何よりも嵐を守りたかった。
俺もMAの為だったら、仲間だったJrを殺したっていいって正直思った。
…同じだったんだ、俺と翔くん。そしたらさ、何かスッキリした」
ようやく上げた顔には、何の暗さも無かった。
「確かに俺たちの事は、嵐の次だったかもしれない。けど翔くん、一生懸命に
頑張ってくれた。それこそ、自分の命まで捨てるハメになっちゃったのにさ。
だったら俺も、残った4人の為に頑張ろうって思った」
そこには強い意志の宿る顔があった。
「4人とも、俺の一番大切な仲間なんだ」
もう、拘らない。グループだとかそんなものは一切関係ない。
今ここにいるのがこの4人という事実が、何よりも強い絆を生み出したのだから。
「それさ、相葉くん達に言ってあげなよ。絶対喜ぶって」
小さい子供を誉めるように秋山が屋良の髪の毛を撫でてやると、照れくさそうに屋良は笑った。
その時、岸の方から生田の名を呼ぶ、黒幕の声が聞こえてきた。
それこそ、いよいよ決着をつける時が訪れたという合図だった。
ありがとうございます〜〜!
ああ・・・猫・・・傘・・・。
>149さん
もしかして>75さんですか?
私なりに、屋良の気持ちを整理させてみました。
これでMA依存症だった屋良も、少しは大人になったかな?
で、いよいよご対面です。
本日はだいぶ早いのですが、今から更新しますね〜。
生田はことさらゆっくりと足を進めた。
一歩進むごとに、少しずつ船影も大きくなっていく。
心臓の鼓動は相変わらず早いままだ。
だが、それとは正反対に不思議なまでに落ち着いている自分がいる。
―――みんな、見てて。もうすぐ終わるから。
この島に連れてこられた、かつての仲間たちの生前の姿が脳裏に浮かぶ。
そう、もうすぐだ。
首尾よく黒幕を倒すにしろ、返り討ちにあって不様に倒れるにしろ、
自分たちの戦いはもうすぐ結末を迎える。
まるでドラマのようだ。現実感がまるでない。
だが、波の音も、潮の香りも、初夏の熱気も、髪を嬲る風も、背中の荷物の重さも、
踏みしめる地面の固さも、眩い光の中に見える船も、全て現実のものだ。
全てのものが、生田の五感を通してこれは現実だと教えている。
あと100メートル、50メートル、30メートル…。
10メートルにまで近付いた時、船の前にいた迷彩服を着た兵隊らしき者が2名、
生田対して敬礼をした。
「…ようこそ生田くん。ウィナーに乾杯だ」
船の奥から、スーツを身に纏った男がシャンパングラスを掲げて現れた。
ライトで逆光になっているせいで、男の顔ははっきりと分からない。
しかし、その声を聞き間違えるなんて絶対にありえない。
目の前に立つこの男こそが、憎むべき黒幕なのだ!
いよいよですね。黒幕って誰なのかドキドキします。
職人さん頑張ってください!
楽しみにしています。
期待カキコ
是非最後まで書いてください。
忙しい時期が終わったらで良いので、
ぜひ続きをお願いします。
どうなるのかドキドキしながら待ってます。
今、リレー版を続けている職人です。
いろいろあって更新できませんでした。すみません。
更に3日から5日まで横アリに行っていますので(笑)
暫く続きを書く事ができません。(ネット環境が無いので)
週明けからの更新になりますが、最後まで続けるつもりでいますので
宜しくお願いします。
もし、続きを書きたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお願い致します。
>155
お待ちしております。
頑張って下さい。
ここでミドル版を書いてくれてた職人さん、その後プロの作家になったらしい。
でも正体明かしてはくれないんだろうな。
どの人だろう?気になる…
2chのズニア板からプロ作家か〜、スゲーな。
>157
ソースは?
正直そんなレベルには思えなかった
本人のサイトに書いてたから>159
>160
三級。サイト知らないわ
タッグ版が終わった時、『修行に出る』等たわけたことを
言っておりましたが、実際管理人はその修行を実行しておりました。
バトルロワイアルや、ジュニアとは全く関係の無い
自分のオリジナルの小説を書いてみよう、良い経験になるだろうと思い、
いろいろ細々とやっておりました。チーム版の更新ペースが遅かったのも、
詰まる所これに起因していたのですが・・・。
徐々にその、オリジナルの方でささやかながらに成果を挙げることが
できるようになり、ご縁があって僅かばかり報酬を頂きながら小説を書く、
というある程度恵まれた環境に至る所までこぎつける事が出来ました。
某掲示板に突然狂ったように小説を書く、という無謀なチャレンジから
始まった私の小説ですが、何気に真剣味を帯びてきた様子です。
仕事にかまけて、更新という意識を保てなかったことも否めません。
オリジナルという、自分でイチから作り上げる世界に魅了されていたことも否めません。
ぶっちゃけた話、金に目が眩んでしまった・・・ことも否めません。
本当に、このサイトに足を運んで下さった方に申し訳無いです。
おいおい、勝手に甜菜はまずいでしょ。最低。>162貼りつけた人
元ここの職人さんとはいえ、個人サイトなんだよ。
プロになるとは一言も書いてなくない?
オンラインでウェブ作家まがいのことやってる程度だと思われ。
でも3つもバトロアを完結させたことは空前絶後で凄いことだと思うよ。単純に。
ここも頑張れ。もう少しだ。でも黒幕1人倒しても終わらないような気がするけど。
ミドル版さんを見習って、リレー版も早く終了させないとね。
でもそれって私の頑張り次第なのかも…。
はっきり言って、どうやってまとめたらいいのか悩んでます。鬱。
>165さん
私もそれだけで終わらないような気がしますが、どこまでできるか…
とりあえず再開しました。続きどぞです。
目が眩むほどのライトに手をかざして見た黒幕の顔は、生田には覚えが無いものだった。
「あんた誰?」
不躾に生田は問う。この男に対して払う礼儀など、微塵も持ち合わせてなどいない。
黒幕はそんな生田を気にした様子もなく、薄い笑みを浮かべて見下ろしていた。
「私の名など、君には何の意味も持たないものだと思うが」
「そうかもね。でも、俺たちが誰の手の上で踊らされていたかくらい知りたいって
思ってもいいんじゃない?」
それはもっともだろう。優勝者である生田に、その権利があってもおかしくは無い。
だが、生田は首を横に振って自らを否定した。
「やっぱりいいや。聞いたってすぐ無駄になるし」
「どういう意味だね、それは」
返事をする代わりに、生田はポケットに差し込んでいた拳銃を握って黒幕に銃口を向けた。
生田の行動を予想していたのか、男は特に慌てた様子を見せなかった。
「愚かだな。私を殺して一体何になる?君もすぐに後を追う事になる。
このまま大人しく、私と共に東京に戻った方が賢明だぞ」
「戻っても、もう何にもないんだよ!風間も、山下も、滝沢くんも、翼くんも、嵐も、
ほかのみんなも…もうどこにもいないんだ。俺のいた場所はもう存在しないんだ!」
トリガーにかかる指に力がこもる。
「ふ…残念だが、君が私を撃つよりも先に、私の部下が君を射殺する方が早いだろう」
船の下の2人、そしていつの間にか黒幕の両隣りに2人、あわせて4人がそれぞれに
生田を的にして銃を構えていた。
とうとう対決ですね!
何だがドキドキしてくるな〜。
職人さん、がんばってください!
698さんと697さんの物語の辻褄があってないような・・・
>ライトで逆光になっているせいで、男の顔ははっきりと分からない。
>しかし、その声を聞き間違えるなんて絶対にありえない。
>目の前に立つこの男こそが、憎むべき黒幕なのだ!
>目が眩むほどのライトに手をかざして見た黒幕の顔は、生田には覚えが無いものだった。
697さんの斗真は黒幕の声を聞いて誰だか分かってしまったんですよね?
けど「覚えが無い」ってヤッパリおかしいと思うんですけど・・・
折角書いてくださったものに対して愚痴をこぼすのは悪いとおもうのですけど、
最後の場面だし・・・しっかりストーリーが繋がってるものを読みたいです。
長々とすみませんでした。
170 :
ユーは名無しネ:02/05/10 18:08 ID:7wfPVWrM
>169
声に聞き覚えがあるということで
顔を知ってるとういことではないんじゃないかと・・・
声は放送で聞いてるからね。
あげんなヴォケ。
>170
西5キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
うんち
170さんの言う通り、放送の時にイヤっていうほど聞いてた声って事だと思われ。
あは
放送の時はボイスチェンジャーを使っていたので、放送の時と違って
「聞き覚えがない→意外!」ってなことでは如何でしょう?
直接、黒幕の肉声を聴いているのは嵐だけなんでしょ?
177 :
176:02/05/10 21:52 ID:???
176ですけど、まるっきり読み違えて変なこと書き込みました…。逝ってきます…
とにかく職人さんたち頑張れ!
ぴたりと自分に向けられた4つの銃口。
それを生田は冷めたような気分で眺めていた。
はじめから思っていたのだ。黒幕が自分を無事に家に帰すわけはない。
そんなことをしたら、いつかは自分の口からこの島での出来事が世間に
知れてしまうだろう。一生自分に監視をつけて生かしておくよりは、
さっさと殺してしまったほうが楽に違いない。
生きて帰り、この島で行われた凄惨な出来事と、そして仲間たちが確
かにここで生きていたことを日本中の皆に伝えて回りたい気持ちはあっ
たが、それよりも今は…
こいつに思い知らせてやりたい。
そのためなら自分は死んだって構わない。
銃を降ろさない生田を見た男はにやりと嫌な笑みを濃くした。
「誰の手の上で踊らされていたか知りたいと言ったね?」
「…教えてくれんの?」
「冥土の土産にね。すぐに天国でみんなに教えてあげるといい」
その台詞でわかった。
やはり男には生田を生かしておくつもりなどないらしい。
自分に向けられた4つの銃はいつ火を噴いて生田を蜂の巣にするかわか
らないのだ。
生田は用心深く男を伺いながら、それでも、このゲームの黒幕の正体を教
えるという男の言葉に、ひどく興味をひかれていた。自分たちをこんな目に
合わせた男だ。知りたくないわけがない。
無言で睨み付けると男は笑った。
「君たちもよく知ってる男だよ」
「…何?」
生田の目が見開かれた。
その一瞬の隙を狙ったのだろう。弾けるような銃声と共に生田の手の中
の銃がはじけ飛ぶ。
(しまった!)
生田の手から鮮血が飛び散り、はじけ飛んだ拳銃は遠くまで転がった。
取りに行こうとしてもその前に、まだ銃の構えを降ろさない他の男たちに
撃ち殺されることはあきらかだ。
激痛に生田は耐えきれず膝をつき、うめく。
「甘いね、こんな簡単な手にひっかかるとは」
そんな生田を男は小馬鹿にしたように笑った。
「誰の手の上で踊らされていたかって? 私の手の上に決まってるだろう。
うちの事務所にとって君たちの事務所は邪魔なんだ。だけど君たちの事務所
は大きくて、なかなか排除するのが容易でない。だからこのゲームを考えて、
多少強引に君たちの事務所に提案させて頂いた。…君たちの社長は言ったよ。
あっさりと、『仕方ない』とね。わかるかい? 君たちは捨てられたんだ!」
「…人を、ゴミみたいに」
視線で人を殺せれば、と睨み付ける生田を嘲笑うかのように、黒幕は懐
から小さな箱を取り出した。何かアンテナのようなものがついている。
「それとね、この光景は、中継されている。どこかは言えないが、とある
外国の高級ホテルの地下室にある会場では、このゲームの結末を見届けよ
うと、世界各国の財閥のオーナーや政治家の皆さんがかたずを飲んでいる
はずだ。…君はあまり強くなさそうだったから大穴だね。君に賭けていた
人たちは大もうけだ」
はっはっは、と嫌な高笑いが生田の耳を刺す。
怒りと出血と、色んな要素が混じって、ひどい目眩がする。
黒幕は動けない生田を見て、にやりと笑うと、さてゲームセットだ、と
手の中の小さな箱のボタンを押した。
と、ピ、ピ、ピ、と小さな音があたりに響きはじめる。
何? と思ってから生田ははっとした。
自分の首の首輪が、鳴っているのだ。
「さようなら、生田くん、我々は避難させてもらうよ。その首輪の爆発
力、見たことがあるだろう? 案外強いんだよ」
黒幕は素早く身を翻して甲板に駆け上がる、続いて兵士たちも。
「じゃあ、天国で愚かな仲間と楽しく過ごせることを祈っているよ!」
「愚かなのはあんただよ」
馬鹿にしたような低い声は、生田だった。
高笑いをしようとしていた黒幕が、凍り付いた。
生田は躊躇せずに自分の首にひっかかっている首輪に指を指し込んで
剥ぎ取った。つけたのは自分だから一瞬で外すことが出来たそれを、
大きく振りかぶると黒幕に向かって放り投げる。
ピピピピピ、と早くなった音が辺りに鳴り響く。
黒幕が、驚愕に目を見開いた。
大爆発が起きた。
あまり大きくもない船は、爆発で激しく揺れ動く。誰かの絶叫が聞こ
えた。
「ようやった斗真!」
叫んだすばるが物陰から飛び出てきた。屋良も相葉も秋山もだ。
間髪入れず、皆で火炎瓶に火をつけては放り投げ、爆弾に火をつけて
は放り投げる。一瞬のうちに甲板の上は火の海と化して、オレンジの
光がまるで夕焼けのように5人を染めた。
やった!
よくやった!!
なんか感動した。
ようやくここまで・・・すごいです。
職人さんありがとう!
え、これで終りなんすか・・・?
嫌味に聞こえたらスマソ。
>183
まだ・・・でしょ。
黒幕に反撃開始、やった!って意味かと。
がんばれ五人。 がんばって下さい職人さん。
いよいよ終わりか、と感慨深く過去ログを読み返してしまったよ
・・・いろいろあったなぁ
>178-180さん
すごい!私が書こうとしてた展開と結構近い感じでビックリ!
特に斗真の首輪の辺りが。
何となく自分が書いたようなデジャブになっちゃいました。
この先はどーなるんでしょうか?ドキドキ。
遅くなりましたが>169さん、書き方が悪くてすみません。
>170さんと174さんと書かれていた通りです。
斗真は黒幕の声は今までの放送で知っていたけど、顔は知らないので
ああいう表現にしたんです。
もうちょっと分かりやすく書けばよかったですね。
>187
あんたウザイ
>188
そんな事言うなよ
自分もこれからの展開、期待してます。
職人さま、頑張ってください。
投げ込まれた火炎瓶や爆弾が更に引火し、船のあちこちに火柱が立つ。
暗闇の中に、真紅の炎が鮮やかに浮かび上がる。
パニックに陥ってる兵士達を無視して、黒幕は船の縁につかまり生田の姿を探した。
頭に怪我をしたのか、顔に血が滴っている。
「…!?お前達、死んだはずじゃあ!!」
生田に駆け寄る、相葉・渋谷・秋山・屋良の姿に黒幕は驚愕した。
「残念やったなぁ!」
渋谷はすかさず拳銃を撃ったが、それは黒幕の顔をギリギリをかすめただけだった。
チッと、渋谷は舌打ちする。
うずくまる生田に真っ先に辿り着いた秋山は、手の傷を見るとハンカチを素早く手に巻きつけた。
「ゴメン、たいした手当てできなくて」
「俺の方こそ…。これじゃ足手まといにしかならないよ」
「そんなこと無い!生田くんはよくやったんだから。あと少し頑張って」
秋山は生田の右手をそっと握る。
そして生田の弾き飛ばされた拳銃を拾った相葉が、応戦しながらこっちに向かっているのを確認する。
「生田くん、もう一つの銃をすぐ出して!」
その声に、慌てて背中に隠していた拳銃を取り出した。
生田がセーフティを解除すると秋山は、二人が狙い撃ちされないように傍らで発砲している
屋良の肩を叩いた。
「屋良っち、援護頼むよ」
「OK!」
二人はそのまま船に向かって走り出す。黒幕の姿はいつの間にか消えていた。
船に身軽に飛び乗ると、目の前にいた兵士が撃つよりも早く、秋山は体当たりをかました。
バランスを崩して兵士は甲板に転がった。そこを屋良は銃で撃ち込んだ。
パァン…という甲高い音と共に、形容しがたい叫び声があがる。
更に、屋良の背後で絶叫が上がった。
驚いて振り向くと、そこには足を打ち抜かれて床に転がる兵士と、その向こうに煙の上がる
拳銃を構えている渋谷の姿があった。
「早うとどめさせっ!」
渋谷の叫びにハッとして、屋良は引き鉄をひいた。至近距離なので外しようが無い。
兵士の身体は2、3度バウンドするとピクリとも動かなくなった。
ホッとしたのも束の間、急いで秋山の後を追う。
さっき秋山が体当たりした兵士は、肩からの出血と喉からの出血で絶命している。
喉に開いた穴からは、ドクドクと真っ赤な血が溢れ出していた。
恐らく秋山が止めを刺したのだろう。
そんな死体を見ても、もはや何とも思わないし、Jrをその手にかけたことに比べたら、
こんな奴らを殺す事など虫を殺すのと一緒だ。
すぐに出来上がった血溜りの上を走り抜け、屋良は次の敵の姿を求めた。
「ようやった斗真!」
すのセリフがいいなぁ…。
黒幕、どこに逃げ込んでるんだ?
1対5の対決、早く見たい脳。
うわ〜、クライマックスですね!
5人とも頑張れ…
久々に覗いたら進んでる〜〜〜!!一気に読めてとっても楽しい!
職人さんがんばってください!
船の裏側に屋良は回りこんだが、そこに秋山の姿は無かった。
まさか殺されて、海に落ちたのか?
慌てて海へ身を乗り出そうとした時、船室の中から銃撃の音がした。
「アッキー!?」
急いでドアに駆け寄ると乱暴にノブを回す。
しかし、ノブはガチャガチャ鳴るだけで、ドアが開く様子はなかった。
はめ殺しの小さな窓から何とか中を窺うと、炎と煙の合間に人影が動いている。
「アッキー!アッキー!」
力任せにドアを叩く。だが、ドアはびくともしない。
それでも屋良は秋山の名を叫びながらドアを叩き続けた。
「屋良っち、俺の事はいいから!」
その声に、屋良はドアを叩くのをやめた。
「何でだよ!このドア開けろよ!」
「ダメ。開けたら中のヤツが逃げる」
「出てきたら俺がやったらいいじゃん!」
「いいから!ここは俺に任せて!屋良っちは早く黒幕を追って!」
秋山の声とかぶって、再び連続した銃撃音が響く。
「アッキー!?」
「…大丈夫、まだ生きてる!」
秋山から返事が返ってきて、屋良は胸を撫で下ろした。
だがホッとしたのも束の間、すぐに渋谷の怒号と撃ち合う音が聞こえてきた。
すげー、白熱してきた。
生き残れ!5人!!
最後がきになってしかたないな。
200
ミドル版のほうHP閉めちゃうんだね。
3作も書き上げて本当にお疲れさまってかんじだが何だか寂しい脳。
そういえば、二宮がまだ生死不明だったような・・・・。
>202
そういえば・・・
本当は生きてて突然船の中に現れ、
敵倒し出したらビクーリだ。
相葉と生田は燃える船には直接乗り込まず、その隣に停泊してる船に飛び乗った。
その2人に気付いた兵士が撃ってきたが、2対1では攻撃力に差がある。
2人が同時に放った弾丸を避けきれず、兵士の身体は大きく跳ねた。
その様子が、生田の目にはまるでスローモーションのように映った。
初めて自分の意思で人を殺した。
覚悟はとうに決めていたが、やはり実際にその手にかけると、何とも言えない
後味の悪さを感じずにはいられない。
だが、感傷に浸ってる暇など無いのだ。
すぐに気持ちを無理やり切り替えて、船の裏側が見える位置に移動した。
「えっ!?」
一足先にまわり込んだ相葉は、目を大きく見開いた。
船の裏側にモーターボートが止まっていたのだ。
闇夜だったのが災いした。
炎に照らし出されて、初めてその存在に気付く。
そしてそのボートには、今まさに脱出せんとする黒幕とその護衛らしき兵士の
計4人が乗り込んでいた。
「逃がすかぁーーーーっ!!」
同じくまわり込んできた渋谷は、すかさずトリガーをひく。
相手が密集していた事もあり兵士の1人に命中し、悲鳴があがる。
それと同時に、ボートからの攻撃も始まった。
間もなく生田もモーターボートを発見した。
驚く暇もなく、相葉と並んで攻撃する。
だが、兵士を楯にしている為に、黒幕にはどうしても当たらない。
気持ちだけが焦るがどうしようもなかった。
ふと気付けば、渋谷の向こう側で屋良が加勢をしていた。
その時、モーターボートのエンジン音が大きく響き渡る。
逃げられる!
生田がそう思った瞬間、渋谷の身体が宙に舞った。
そしてそのままボートに着地する。
「渋谷ーーーっ!!」
「すばる!!??」
「…すばるっ!!」
その行動が信じられずに叫んだ3人の声が綺麗に重なる。
渋谷はすぐさま銃を構えて標的を探した。
しかし、その僅かなタイムラグが明暗の分かれ道だった。
構えられた銃から、何発もの銃弾が渋谷の身体に撃ちこまれる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
叫び声と共に、渋谷の身体が大きく傾いで倒れこんだ。
その位置が良かったと言うべきなのか、倒れこんだ先には兵士がいた。
突然の覆い被さられて反応が遅れた兵士の身体に向けて、最後の力を振り絞って
トリガーにかける指に渋谷は力を込めた。
すーーーー!!!ウワーン
す、最後の最後まで戦って・・・
>202
そういえばだわ。
すが死にそうな今、二宮が生きていたら嬉しい。
一人でも多く生存して欲しいものだ・・・。
「まだ生きてる」発言の秋山もビミョーに気になる
屋良もこっち来ちゃったから、一人だけでいるんだよね?
>208
か・・・いても良いのか・・・な?
生きてるとかはともかく、小僧を。
>210
お!
思わぬ角度だ。
書いて下さい、是非。
>210さん
お願いします!楽しみに待ってます!
じゃあ、続き書くの少し待った方がいいですね。
210さんの後に>205の続きをあげます。
>210
私からもお願いします!出来れば生きてたら嬉しいです・・。
210>212
えらく時間が戻ってしまうので、追い付くのに時間が掛かりそうなんですが・・・
とりあえず出来た所まで載せた方が良いんでしょうか?
途中までですが小僧編書かせていただきます。
まだ日のあるうちの話でスマソ。
オレンジ色の光に飲み込まれる。
そう思って目を閉じたのに、次に目を開けた時には何もない闇の中に居た。
視界も方向感覚も全て失った世界で自分がどんな姿勢をしているのかも分からない。
そもそもここは一体どこなんだ?俺はどうしてこんな所に居るんだ?
聞こうとしても誰も居ない。
辺りを見回すと目の前をゆっくり登って行くきらきらしたものが見えた。
何だろうと思って左手を伸ばそうとした。
「うわっ」
突き抜けるような痛みに襲われて声を上げる。自然に体が縮こまった。
何だよ、何なんだよ、これ。俺が一体何したってんだよ。
歯を食いしばって悪態をつく。
「ニノ」
不意に覚えのある声に名前を呼ばれた。
「誰?翔君なの?」
「…こっちだよ」
庇っていた方の腕を取られて二宮は悲鳴を上げる。
「痛い!マジ痛いって!やめてよ翔君!」
痛まない右手で必死になって離そうとしても、桜井の手の力が緩む事はない。
あまりの痛みに二宮が気を失いそうになった時、後ろから近付いてきたもう一人が
桜井の反対側から体を支えてくれる。
「…誰?」
二宮の問いに答えはない。
それでももう一人の支えのお陰で左腕の痛みが弱くなってほっとした。
そのまましばらく引き摺られて行くと上の方がぼんやりと明るくなってきた。
次第に視力を取り戻した二宮は、自分を連れている二人を確かめようと
まず左側を向いた。
自分の左腕を右腕で引っ掛けるようにして引っ張っているのはやはり桜井翔だ。
「翔君、ここどこ?俺何やってたの?」
桜井は振り向かず、見えている右側だけで笑う。
「笑ってないで教えてよ。」
「そのうち思い出すよ。」
「ああそう」
二宮は桜井から教えてもらうのを諦めて反対側を見る。
「米花君?」
びっくりした。
バトル前は挨拶程度しかした事のない米花がこんな風に
自分を支えたりしてくれるなんて。
翔君に頼まれたとか、そんな所かな?と二宮は勝手に見当をつけた。
そんな事をしている間にも明るい天井はどんどん近付いてくる。
もう少しで天井にぶつかる。
そう思って両脇の二人に何か言おうとした瞬間、勢いをつけて
放り投げるように押され、二宮は頭から思いきり天井に突っ込んでいった。
二宮の頭が天井を突き抜けた。
途端に腕の痛みなどどこかに吹っ飛んでしまうぐらいの苦しみが
一気に襲ってきて闇雲に手足を動かす。
隣りの二人に助けを求めようとしたが、いつの間にか自分一人になってしまっていた。
涙と鼻水、それから訳の分からないものを盛大に吐き出しながら、
二宮は意識を失った。
どれぐらい意識がなかったのだろう。
ふと二宮は自分を軽く揺さぶるような動きに気が付いた。
「ニノ」
この声は松潤だ。松潤が揺さぶってるのか。
「ねえニノ、起きてよ」
もう良い。もうこんな苦しいのはたくさんだ。頼むから俺を起こさないでくれ。
「早く起きてよ。そうじゃないと」
そうじゃないと何だってんだよ。
「相葉ちゃんが…」
相葉?相葉がどうした?
「…松…潤…?」
掠れきった酷い声が出る。
口を開いた途端に苦しさがぶり返してきて二宮は激しく咳き込んだ。
肺と胃に入り込んだ苦い液体を気の済むまで吐いてようやく目を開けた。
「あ…れ…?」
目の前にあるのは湿った砂。予想していた松本の姿はない。
打ち寄せる波が体に当たるせいで揺さぶられていると思ったようだ。
松本も、さっきの桜井と米花の事も全部気を失っている間に見た
夢のようなものだったのか、そう考えながら手を突こうとすると左肩に激痛が走り、
自分の意志では指一本動かせない。どうやら骨が折れたか何かしたらしい。
うめきながらやっとの思いで体を起こして周囲を見回した。
「ここは…」
砂浜と岩場、そしてその向こうに見える崖。
「…思い出した…俺、あそこから落ちたんだっけ…」
多分自分は運が良かっただけだと思う。
もしかしたら途中に生えている木か何かに引っ掛かって勢いが弱まったのかもしれないけど、
ちょうど岩のない場所に落っこちて、沖ではなく砂浜に流れ着いて。
「一生分の運、使い果たしたかもな」
ふと左手の中の何かに気付く。
骨を折り、気を失っても離さなかったものは何だろう。
右手を添えてゆっくり掌を開いた。
「これ、ドライバー?だよね?」
まるで自分の身代わりのように砕けたドライバー。
その小さなプラスティックの破片を見つめて呟く。
「…大野君が…守ってくれた?……なーんてね」
そういえば秋山はどうしてるんだろう。
それから他の皆の首輪はどうなったんだろう。
それからバトルは?黒幕は?
…早く皆に合流しなくては。
ドライバーの破片をポケットに突っ込んで立ち上がると全身から海水がしたたり落ちた。
「服重てー」
軽口を叩いて体がバラバラになりそうな痛みを堪える。
二宮は崖の位置から今居る所の見当をつけ、合流場所を目指してよろよろと歩き始めた。
かなり都合良い話になってしまいました。すみません。
本筋に追い付くよう先を考えます。
って、こんなの書くなとか言われたらどうしましょう・・・
(・∀・) イイ!
「都合良い話」なのかもしれないけどチョト泣けたyo・・・
都合の良い話と言われようと自分は良かったと思いますよ。
やっぱりここまで来たからには残った人みんな幸せになって欲しいし…。
小僧にも明るい未来が待っている事を願ってます。
しばらく歩くと学校の周囲に張り巡らされた塀が見えてくる。
塀に沿って回り込み、集合場所に向かおうかと思ったが、
正門の丁度反対側辺りに塀が途切れた場所があった。
近づいてみるとどうやらそこは通用門になっているらしい。
隙間から向こう側の様子を伺っていた二宮は、右手を突っ込むと苦労して閂を外す。
門を開き、中に入ると、校舎を目指した。
爆発のせいで荒れた校内を注意しながら進み、かつて司令室だった教室に入る。
何も映っていないモニター類をしばらく眺めていたが、
やがて転がっていた自分の荷物を拾い上げて中身を漁る。
着替え用のシャツを引っ張り出すと今度は置いてあるダンボール箱から一部を破り取る。
痛みをこらえて濡れた服を着替えると、文房具の入れられた箱の中から
ガムテープを探し出し、ダンボールを添え木に使って折れた左腕を固定した。
肩はどうしようかとしばし悩んだ末に、シャツの上からぐるぐるとテープを巻きつける。
「はいおしまい。」
痛みがなくなるわけではないけど、少しだけ気分が楽になる。
「みんなまだあそこに居んのかなあ…」
本当は今すぐにでも駆けつけたい気分だけれど。
酷使し続けた体がそこここで悲鳴を上げている。
その声を完全に無視することは今の二宮には出来なくて。
ちょっとだけ、ちょっとだけ休んだらここを出よう。
そう思いながら桜井に掛けてやっていた寝袋を引き寄せて横になった。
スピーカーからハウリングのような音が聞こえて一気に覚醒する。
身構えた二宮の耳にあの忘れようもない男の声が聞こえてきた。
『ついに生き残ったのは君たち3名に絞られたようだね。
あえて名前を読み上げるまでもないかな?生田斗真くん、
屋良朝幸くん、渋谷すばるくん』
良かった、と思う。
良かった、あの3人が生きているということは、みんなもきっと無事でいるはず。
『3人一緒に行動していたようだが、ここに来て進展したようだな。
タイムリミットまであと36時間もある。せいぜい私を楽しませて欲しいものだ。
さて、お待ちかねの禁止エリアの発表といこうか。14時・C―6、16時・
H―7、18時・E―2の3エリアだ。せいぜい気をつけたまえ。では18時にまた』
落ちていた地図を拾って禁止エリアを確認する。
「鎌石村と氷川村はほぼ閉鎖。…となると向かう先は…」
地図を辿る指が一点で止まる。
「平瀬村」
黒幕に対抗するためのものを探しに行くなら家のある場所だろう。
行った事がない場所ならなおさら。
「決めた」
まずは合流場所に戻ってみて、行き先の分かりそうなものを探す。
それが見つからなかったらとりあえず平瀬村を目指してみよう。
方針を決めた二宮は残っていた缶詰と飲み物で腹ごしらえを済ませると立ち上がった。
バッティング防止に寄り道させました。
矛盾が出ないよう勤めますが、もし見つけた際には
脳内あぼーんを。
212です。>205の続きをアップします。
小僧の生存で、どこまで書いたらいいのかちょっと悩んでますが、(ニガワラ
210さんの様子を見ながら、差し障りのないい程度に進めてみますね。
ああ、小僧はどーやって絡んでくるんだろう?楽しみです!
銃声と共に渋谷の身体は糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた。
同時に屍が一体、渋谷の手により作り上げられる。
「すばるーーーっ!!」
相葉は力の限り叫んだが、渋谷からの返事は返ってこなかった。
その時、3人の攻撃が止んだ隙をついて、モーターボートのエンジンがかかる。
モーターが勢いよくまわる音で、相葉たちは我に返った。
「ま、待てっ!!」
動き始めたボートに焦って生田が銃を構えると、視界を何かが横切った。
つられて飛んで来た方角を見ると、屋良が腕を振りぬいた姿勢でいる。
一体何を投げたのだ?生田はその何かが向かった先を探した。
それは、モーターボートの後部座席にコロンと転がった。
次の瞬間、大きな破裂音が響き渡り、鼓膜をビリビリと振るわせる。
「二宮が作ってくれたガス爆弾だよ」
屋良は誰に問われる訳でもなく、そう呟いた。
ちょうど自分たちは風上にいる。
託されたこの爆弾を使うには、何の申し分の無い状況だ。
しかし、相手の動きを封じるにはいいが、これには殺傷能力はほとんど無い。
屋良はそれを知っているから、下唇を思い切り噛みしめた。
「これじゃ…渋谷の仇取れないや…」
コントロールを失ったボートが船体を左右に揺らしながら、それでも
ヨロヨロと岸を離れていく。
その動きを止める手立てを、彼らは何一つ持ってはいなかった。
ガス爆弾はそんな効果じゃない・・・・
毒ガスを発するんだよ・・・過去ログ読んでよ・・・おながいだから
盛り上がってるとこ悪いが、下がりすぎage
>227
やっぱりあんたウザイ
>231
そんなこと言うなよ。書いてくれているのに。
なんなら自分で書け!!
職人さん間違いは訂正でおながいします。がんがってください。
小僧サイド行きます。
それは突然、目の前に現れた。
「…な…んだよ…これ…」
こんなものを見るために自分は必死になって生き残ったっていうのか?
「松潤…翔君…」
こんなものを見せるために二人は自分を起こしたっていうのか?
「…何やってんだよ…あんた達…」
二宮は全身の力が抜けて膝をついた。
首筋の傷さえなければ眠っているようにも見える松本。
そちら側から爆風を受けたのだろう、左半身全体が傷ついているのは桜井。
二宮は夢を思い出す。
あの時桜井は右側しか自分に見せてくれなかった。
どんなに痛がっても折れた左腕を掴み続けたのは、右腕しか使えなかったから?
放送で呼ばれなかったのは首輪を処分したからだと思っていたけれど、
あの時一緒に自分を助けてくれた米花も…?
夢と現実が交差してわけが分からなくなってくる。
そして一番損傷のひどい遺体は。
「これが…?」
…違う。米花とは体格も服装も違う。
「じゃあ、萩原か…提箸?」
分からない。どうしてこんなことになってしまったんだ?
首輪を外すのに失敗したっていうのか?
だって秋山の首輪はきちんと外せたじゃないか。
3人は生きてるって放送が入ったじゃないか。
「一体何があったんだよ?首輪を外す方法があるんだとか、黒幕を倒すとか、
合流出来なかった奴に説明しなかったのかよ…?」
桜井の肩を掴む。
「こんなとこで死んでちゃ、黒幕ぶん殴ることも出来ないじゃん」
先に死ぬのは自分じゃなかったのか?
「俺が生きてたってのに、何勝手に死んでんのさ…」
張り詰めていた気持ちが一気に萎える。もうこの先のことも、
必死になって生きているだろう仲間のことも何もかもがどうでも良くなってきた。
もうみんなを追いかけることも黒幕を倒すことも、いっそ生きることもやめてしまおうか。
その時、桜井のズボンの尻ポケットから細長いものがこぼれ落ちた。
反射的に拾い上げた二宮の目が丸くなる。
「これは…」
手の中にあるのは、乾いた血の跡も生々しい大振りのカッターナイフ。
「翔君…俺に…?」
どうしてみんながこれを見落としてしまったのかは分からない。
でも武器として使えそうなものは何一つ持っていなかった二宮のために、
桜井が残してくれたように思えて仕方なかった。
じっとカッターナイフを眺めていた二宮が立ち上がる。
本当は分かっていた。
崖から落ちて助かったのも、ここで武器を手に入れたのも、全てはただの偶然。
でもその偶然のベクトルが自分を戦いへと導いているのなら。
俺も、戦う。
ウザイとは言わないけど、ちゃんと過去ログは読んで欲しい
イソジンに何か入れるだけで爆発が起こるとでも思ったのか脳…
世の中犯罪者だらけだなヲイw
うがい薬が爆発するなら洗面所にもおちおち行けない(ワラ
あの、生き残り3名って…秋山はリタイアなんですか?(泣
>239
時間軸が逆行してるためと思われ。すが生きている時点で。
>237−238
うがい薬イコールイソジンではないのじゃ。
化学反応をネタにしとるのだよ<爆弾
風呂場で洗剤混ぜて使って窒息死なさった方がおるじゃろ。
「混ぜるな危険」の文字はそこからつけられたのじゃ。
初登場の時はきちんと「塩素ガス」と書いとるんじゃが脳。
もうずいぶん長いので過去ログ読むのは大変だとは思いますが
やはり過去に出てきた物というのは当時の職人さんが
ちゃんと設定とか考えて登場させたものなので
後から違う物になってしまったりすると過去の職人さんの書いてたことが
無駄になってしまうので、きちんと使ってあげないと。
243 :
228:02/05/26 02:54 ID:???
過去ログはちゃんと読み直しました。
もちろん塩素ガスが発生する事も知っていました。
塩素ガスがどういったものかという事も調べました。
ですが、言い訳かもしれませんが、どうすればガスを噴出させられるかは
知識不足の為にどうしても分かりませんでした。
そこで、安全ピンのようなものを引き抜いてから着弾させると、
そのショックで破裂してガスを噴出するといった構造の爆弾にしました。
決して爆破の勢いで殺傷するといったものだとは考えていませんでした。
ですが、私が到らないばかりに誤解を生んでしまい、大変申し訳なく思っています。
これから>228の続きをアップしますが「これは違う」と思われる点がありましたら、
どのようにすればよいのかを教えて頂ければと思います。
長々とすみませんでした。
モーターボートに落ちた爆弾は、破裂音と共にガスを噴出した。
屋外の為に拡散してしまい、吸引しても致死量には到らなかったが、
それでもダメージを与えるには充分だった。
運転している兵士と黒幕は発生した塩素ガスを吸い込み、激しく咳き込んだ。
急激に襲う灼熱感、息切れ、咳、頭痛、吐き気、めまい。
諸々の症状が一緒に攻め寄せる。
ボートの操縦など、まともにできるわけがない。
真っ直ぐ進めることも出来ず、かろうじて前進しているといった感じだ。
それでも少しずつ岸から、島から、生き残ったゲームの駒たちから離れていく。
…渋谷を乗せたまま。
力なく横たわる渋谷は、まだ死んでいなかった。
だがそれは、ただ、その命が尽きるのを待っているだけの状態だった。
ガスを吸い込んでも、多少の息苦しさや咽頭の痛みを感じるが、
黒幕たちのようにはならない。恐らく麻痺してしまっているのだろう。
何にしても、そのうち死ぬ事には間違いない。
しかし、混沌とする靄のかかった思考の中で渋谷はふと思った。
これが最後のチャンスかもしれないと。
今ならあの2人は、自分自身の事以外などきっと目に入らないだろう。
仲間が与えてくれた反撃の時間。どうしても無駄にはしたくなかった。
渋谷は途切れそうになる意識を必死で繋ぎ止め、腕の神経に集中した。
――――動け…動け…。
腕が動けへん。なんでやろ。簡単なことやん。いつもやってることやん。
ほら、こうやって動かしてみ。持ち上げるねん、腕を。今、今やるんや。
なんでやろ。動かし方がわからんようになった。阿呆やな、俺。
眼ぇもよう見えへんな。ああ、右眼を瞑ってるからや。左眼も瞑ってるんか。
まあええわ。ボンヤリ見えてたらそれでええねん。それより、腕や。腕やろ。
この腕を上げるんや。ほら、しっかりせえよ。頼むから、上がってくれや。
もう二度と動かんでもええ。このまま消えてなくなってもええ。
一生女とやれんでもええ。オナニーも我慢する。頭丸めてもええ。
そやから、今だけは、頼むから今だけは動いてくれや。
俺はアイツを倒すんや。撃つんや。殺すんや。ブチ殺したるんや。
あそこでゲロ吐いてるアイツを、俺らをナメくさったアイツを、
俺の大切なモンを奪ったアイツを、絶対殺したる。殺したる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
「死ねやボケぇぇっっっ!!!」
>243
たびたび突っ込んですまないけども、
「安全ピンのようなものを引き抜いてから着弾させる」
ような構造のものをあの状態の材料のない二宮が作れたとは思えない。
というかはっきり言って意味がわからない。
普通に二種類くらいの薬品を混ぜたらガスが発生する、と考えるのが普通。
まあ、材料不足は根性でカバーしたってことで。
大和魂ですよ、大和魂。
ガス爆弾という名称が悪かったのか脳
通し番号がズレてきてるのが気になる。
気にするな
武器を登場させた職人さんの考えていたものと、
武器を使用させた職人さんの考えているものが同一職人で無い限り違いがあって当然。
確かに噴出す形式のガス爆弾を作るのは難しいかもしれないが、
ただ単にガスが発生するだけのものだったら密室で無い限り意味が無いのでは?
展開にあわせて使える設定をプラスしていくのも職人さんの技だと思う。
そんなに受け入れ難い事だとは思えないけど・・・。
つまんなくなってきたね。
職人も鏝半状態だし。
じゃ、オメーが書けよ!
( ´,_ゝ`)プッ
この後、竹原の口から信じられない言葉が!
アフォ…
クラブ生を「アフォ」呼ばわりして挑発する竹原。
さあ、オマエ等の本性を見せてみろよ。
その仮面の下にある野獣の顔を見せてみろ。
俺が叩き潰してやるよ。
そう言わんばかりに竹原はクラブ生を睨み付ける。
と、その時!
沈黙を守っていたクラブ生の一人が、ついに口を開く。
>251
いや受け入れがたいって、あきらかにおかしいよ。
> ただ単にガスが発生するだけのものだったら密室で無い限り意味が無いのでは?
だからと言って好きに武器をねつ造するのではなく、例えば密室で戦う
ような展開を作り出すのが職人の腕とちがうの?
どうでもいいけどな。もう書いちゃっんだし。
いいから、早く続き書けよ。
いやん
ファイトクラブになってるやん。
>258
そこまで偉そうに言うなら、代わりに258が書けって話。
小説なんだからそんなにこだわらなくていいんじゃないの
それより小さなことにこだわって空気こわしてる方が問題だって。
職人さんが書きやすいようにマターリね。
終了しますか?
ほんとうに段々つまらなくなってきた
書いた者の勝ち、できた物語がその後の展開を決めるのだよ。
逆に言えば職人各位の責任重大。
なんでそんなに高圧的なんだ? >258
どうとでも解釈出来るようにあえて複雑に書いてはない
ように思うが<ガス爆弾(構造も効果も)
どこでどう使うかは職人さん次第だし。
そもそも覚えてたってのがきちんと過去ログ読んでるって
事じゃないの?
それから264に限らず終了終了ってすぐ出るけど、
きちんと終了させるために続けてるんでは?
言い方に難があるにしろ258は別に間違ったことは言ってないだろ。
ロムラーは必死で職人擁護して続きが読みたいのか知らんが。
どうでもいいから早く続きが読みたいロムラーと、
辻褄あわない展開になるぐらいなら時間かかってもいいから
ちゃんと面白いものを読みたいロムラーに別れているようだな。
自分は後者だな。
自分は前者。
ここまで来たらこのままでカタつけるしかないのでは。
ロムラーがガタついても泥仕合にしかなんないよ。
自分は後者だ。
終わりまでいっても辻褄あわない部分があって不完全燃焼で
終了したら……面白くないよな。後味悪いし。
どっちにしろ職人さんにプレッシャーかけるような空気はいやだな・・・
何より職人さんにああだこうだと文句ばっかりで
乙の言葉がない空気だけは避けたいものじゃ脳。
どちらにしろ、こんな状態じゃあ職人さんもしばらく書けないでしょ。
辻褄が合わないから納得出来ないのは分かるが、言い方ってものがあるのでは。
「自分ならもっと上手く書ける」っていう人ならまだしも、とりあえずロムラーな訳だし。
文句言うなとは言わないけど、あんまり偉そうに言うのはどうかと思うが脳。
長文スマソ。
書き方ひとつで言ってる事は同じでも、職人さんを擁護したくなったりその意見に賛同したくなったりするものだ。
そういう文章しか書けないんだったら仕方ないけどね?(これは喧嘩売り口調)
自分も初期の頃は職人やってただけに、
ちゃんと辻褄合うようにして欲しい。
今までやってきたこと無駄にして欲しくない。
>277
そういう厨臭いことやめたら?みっともない。
大衆はいつも我侭だ。
職人はそのことを忘れないようにしないとね。
すぐリタイアした自分が言うのもどうかと思うけど。
何を聞き流し、何を受け入れるのか。
自分で決めればいい。
>279
ところで何で晒してんの?
>278
同意。自分も中盤頃ちょっと書いてたから。
辻褄合わせたくて書いたこともあったし。
でも、もう書けなくなっちゃった身としては
続きを書いていただけるだけでも嬉しかったり。
>281を読んだ全員が思うだろうから一言。
「 何 で 書 け な い の ? 書 い て く だ さ い よ 」
>282
そんな簡単なもんじゃないんだよ。
じゃああんたが書けってハナシ。
ふーんそうか、ならいいけど
職人さんを増やす為にも地図や簡単なストーリーなんかを
どっかの鯖借りてうp出来ればいいのに脳・・・
そんなに著作権とかそういうのは気になる?
ここ蛇板から遊びに来てる人はいるのかい?
向こうじゃBRが盛んだというからちょっと手伝って欲しいもんだな
>285
そのへんの話は中盤でイヤと言うほどしたでしょう。
こだわる人はこだわるんだよ。
プロでも無いのに能・・・
てゆーか今職人増やしてもしょうがなくない?
よけい辻褄があわないトコとかいっぱい出てくるだけじゃない?
別にちゃんと過去ログ全部読めばそんな変なことには
ならんと思うのだが脳。
読むのが大変か(藁
気付けばすごい量。
ワラタ
群像新人賞取ったのって現役京大生だよね。
かなり無理矢理だけど辻褄合わせしてみてもいいかな。
ってことで次行きます。
いくつかに分けて行くのでエラーが出たら時間かかるかも。
245が717ってことでいいよね。
>228からの続き
「・・・どうしよう」
他に何か・・・止める方法はないのか、と
屋良は徐々に離れていくボートを凝視したまま考えた。
先程投げたガス爆弾は数少ない材料から二宮が考え出したものだ。
桜井が貸してくれたシャツのポケットに入っていたそれに
屋良はしばらく気付かずにいた。
二宮が死んだ後、秋山を連れて合流地点へと帰る道すがら桜井が教えてくれた。
「そのポケットに入ってるの、ニノが作ってくれたんだよ」
「・・・何、これ」
「・・・ガス爆弾。爆弾って言っても爆発するわけじゃないけどね」
小さな茶色い瓶に入っているのが湿気取りを分解したもので
次亜塩素酸ナトリウムなのだと桜井が言った。
それともうひとつ、うがい薬の入った容器。
ふたつを混ぜると塩素ガスが発生するのだと言う。
「よくわかんねぇよ」
そう言った屋良に桜井は微笑んだ。
「わかんなくてもいいよ。それ持ってて」
使い方もその時聞いた。
茶色い瓶にうがい薬を混ぜたら速攻蓋をして投げつけること。
瓶が割れることによって塩素ガスがあたりに広がる。
密室で使わなければ殺傷能力はほとんどないに等しいが、時間稼ぎにはなるだろう。
その桜井の言葉通り今ボートの上のヤツらはこちらに攻撃も出来ずもがき苦しんでいた。
「でもそれじゃ、ダメなんだよッ!」
ガンッと船の手すりを殴りつけて、屋良は唸った。
「あぁ、もうッ!なんでオレもっと火薬入れとかなかったんだ」
今更後悔しても手遅れなのはわかっていてそれでも悔やまずにはいられなかった。
黒幕を待っていた1時間の間。
何気なくポケットに入れた手に触れた二つの堅い感触に、屋良はふと思いついた。
桜井の言った方法では時間がかかりすぎる。
相手は当然ボディガードを連れてくるだろう。プロ相手にそんな余裕はないはずだった。
しかもここは砂浜だ。
投げつけても瓶が割れることはないのだ。
「アッキー・・・ちょっとそれ貸して・・・それからこれ持ってて」
物陰に隠れ、海に背を向けて懐中電灯をつけた。
それを秋山に持たせると、出来るだけ弱くした光が
海側に漏れないようふたりの体で隠して屋良は作業を始めた。
塩素ガスは空気より重いから瓶を傾けずにすぐに蓋をすれば大丈夫だと桜井は言った。
茶色い瓶の蓋を開けると、注意に注意を重ねて一気にうがい薬を注ぎ込んだ。
間髪入れずに瓶の蓋を閉める。
それから荷物を探りビニール袋を取り出すと、
先程秋山から受け取った爆竹を解体し始めた。
「爆弾?」
それまで黙って見ていた秋山が口を開いた。
「そんな威力はないんじゃないかな・・・ただ瓶が割れたらいいなって」
真ん中の導火線を注意深く外していき、
バラバラにした爆竹をひとつづつほぐし、中の火薬をビニールに入れていった。
爆竹に入っている火薬は思ったよりも少なく、なかなかたまらない。
「手伝おうか」
秋山がそう言ってくれたが、肩に怪我した状態では辛いだろう。
「大丈夫、懐中電灯持っててくれるだけでOK」
屋良はそう言うと黙々と作業を続けた。
ようやく目に見えて火薬がたまってきた頃、遠くに小さく光が見えた。
黒幕の乗った船の明かりだろう。
「足りるかどうかわからないけど・・・」
懐中電灯の光を見られたら困る。
屋良は作業を中断すると、ビニール袋に導火線を差し込んで口を固く結んだ。
それを塩素ガスの入った瓶と共に救急セットにあった
麺棒の入っていたケースに無理矢理詰め込んだ。
ついでに残った爆竹も入るだけ入れておく。
蓋にダーツで穴を開け、導火線の先を出して即席の爆弾が出来上がった。
秋山の武器の中からマッチも何本か借りた。
それをシャツのポケットに入れる屋良を見て、
「火がついたら危ないよ」
秋山が心配そうに言った。
「大丈夫・・・っていうかここに火がつくってことはその時点ですでに危ないよ」
そう言って屋良はシャツのポケットを軽く叩いた。
秋山は少し辛そうに微笑むと、海上の光に目を向けた。
屋良はポケットに手を入れて今手を加えたガス爆弾に触れながら、
これを作った二宮のこと、自分にこれを預けた桜井のことを考えていた。
あの時、危険を冒してでも作業を続けるべきだったか。
それよりももっと早くに気付いていればもっとちゃんとしたものが作れたかもしれない。
屋良はヨロヨロと遠ざかるボートを見つめながら後悔する。
その時、倒れ伏した渋谷が動いた気がした。
まだ、生きてる?
それなら自分が投げたガス爆弾は渋谷をも傷つけてしまったはずだった。
「・・・すばるッ!?すばるーーッ!!」
屋良は船から身を乗り出し、力の限り叫んだ。
たぶんそんなに大きな問題はないと思うんだが、
ダメならあぼーんしてくれて結構。
投げるところは書かれてなかったので火をつけて投げたってことで。
>298
乙彼産休〜。
自分も久しぶりにちゃんと読み返してみるか。
乙!
そういえば、中盤の頃も、つじつま合わせ職人さんっていたよね
ロムラーが荒れても書いてくれる職人さんがいるから続いてきたんだな、リレー版。
いつも書いてくれる職人さんも、ここぞと言うときに書いてくれる職人さんも、乙!
屋良にそんな高度な事やらせてもらって良かったんでしょうか…。
いや…ハハ…。
ホントに職人の皆様、お疲れ様です。
ずっとロムしてたんだけど、
いろんなサイトのバトロワよりも
ここのバトロワが一番面白いと思ってる私は逝った方がいいのか?
自担は早々に殺されたけど、
職人さんのおかげで今まで嫌いだったすも少し好きになったよ。
ここが一番おもしろいと漏れも思う。名作。
ここが一番おもしろいと俺も思う。キモイ
リレー版ならではの楽しさとかあるよな。
取り敢えずいろんな文体があるってだけで面白いし。
職人同士でリアルタイムで掛け合いになってるのとか
ここならではの醍醐味でしょう。
いい意味で先のこと考えてないし考えられないから、
予想できない展開になるし。
↑これは開けて大丈夫なもの?
開けていいのかな〜??
なんか怖いよ!!
>308-309
辻仁成の結婚発表みたいな文。
開けても問題無かったよ。
>310
本当だ!!字ばっか。。。
教えてくれてありがとう!!
もう誰も続きをかかなくなってしまった脳。
まだそう言うには早いと思おう。
取り敢えず、今、ズニアファンは繁忙期だしさ。
このスレでラストだと思うと感慨深いねぇ。
誰か書いて〜
これが終わったら、このスレも終わり?
新しいの始めるの?
映画のほう、バトルロワイアル2?らしきものを
年末から深作監督が撮影を開始する予定らしい・・・
誰も書かないなんて寂しい脳
これぐらいの空白はいつもだし。
ここのとこなんかずっと書いてる人がいただけで。
かすむ視界、放っておいたらすぐに思考回路は闇に沈みそうになる。
(なんで、なんで動かへんねん)
死ぬ直前には幸せだった時のことをくるくる走馬燈のように思い出すと言うけど嘘だ。
楽しかった時なんて全然浮かんでこない。浮かぶのは、血まみれの仲間たちの姿
ばかり、動かない死体ばかり。苦しそうに顔を歪めた死体ばかり。
(今だけでええねん。どうせ死ぬんやったら、最後に)
最後ぐらい、自分の思った通りに動いてくれてもいいのに。
あいつをブチ殺すまでは死ねない。
「すばるーーーー!!」
遠く叫び声。
渋谷はうっすらと目を開けた。無理やりに腕に力をこめても、かすかに上半身が
持ち上がっただけ。目の前に男の背中が見えた。
げほげほと激しく咳き込みながら舵をあやつる男の姿。
違う、こいつじゃない。
眼球だけ動かして隣の男を見た。
これも違う。
そう思って、酸素を求めてひゅうと息をした途端に、肺に刺激がねじ込まれた。
ひどい暴力のような空気。
(どうせ死ぬんや)
涙が滲んでよく目が見えない。
酷い頭痛と眩暈と脱力感と戦いながら隣に視線を移し……
渋谷は、かっと目を見開いた。
ボートの手すりに捕まりながら、喉を押さえ、みっともない格好で激しく咳き込んで
いる場違いな高級スーツの男。
一気に身体中が爆発したように熱くなる。
こいつだ――!!!
ぴくり、と銃にかけた指先が動いた。
「死ねやボケぇぇっっっ!!!」
渋谷は絶叫した。
どんどんどんっ、
一発目は反動で右にズレた。外れた、と思う間もなく撃った二発目は男の肩に、
そして三発目は、わけもわからず顔をあげた男の眉間に。
ぱっと目の前が真っ赤になった。
血を拭おうと思ったのに右手はもう命令を聞いてくれない。
貴様!という部下の絶叫が聞こえて、渋谷は無理やり体ごと振り返り、声の方向へ
また引き金を引いた。目の前は真っ暗になって、もう何も見えない。
どん、と胸に衝撃が来た。喉に熱いものがこみ上げる。
でも体中が重くて、意識も重くて、瞼は開いてるはずなのに視界は暗い。
もう自分が立っているのかどうかもわからない。
なあ、どうなったんやろ――なあ
死ぬってこんなあっけないもんやったんやな、なあ、お前ら、何笑うとるん?
すぐ目の前で村上が、横山が、丸山が、安田が、大堀が、福原がいる。それだけ
じゃない、みんないる。笑いながら自分を指さしている。楽しそうに笑い合っている。
なんや俺仲間ハズレかい、とちょっと不機嫌になった渋谷を見て、村上がしゃー
ないなと苦笑して手招きをした。
よう頑張ったなあすばる、もうええから、こっち来いや、ほら、みんなおるで。
渋谷は笑った。
なんや、お前ら死んでへんのや、ったく冗談キツイわ、アホ……。
楽しそうやんけ、そっち……。
「すばるーーーーーっ!」
生田の絶叫も相葉の絶叫も屋良の絶叫も、もう彼には永遠に届かない。
崩れ落ちた渋谷の口元は、微かに微笑んでいた。
【エントリーNO.23 渋谷すばる 死亡 残り4名(+1名)】
淋しすぎる…。
職人さま乙彼ー。
ほんとにせつないよ・・・ウワーン
とうとう黒幕死亡ですね!?
す・・・泣けるよ
残りのみんなもがんがれ!
黒幕サイドが決着ついてしまう。
まだ13の>60-80辺りの時間をさまよってますが、
小僧サイド行きます。
読んだ方が混乱しないことを願いつつ。
>234-235
崖から落ちた時のダメージは自分が思っていたよりも大きかったようで、
時間が経つにつれて左肩だけではなく、体のあちこちがひどく痛み、
何度も休まなければ歩くことが出来なくなっていた。
あまり長くはもたないのかもしれない。
ふとそんな考えが頭に浮かんで足を止める。
「…だったら」
この体が動くうちに平瀬村にたどり着かないと。
残った連中が本当に平瀬村に集まるかどうか分からない。
だが二宮の頭の中でそれはもう揺るがしがたい確信になっていた。
黒幕達は船で勝者を迎えにやってくる。なぜならセスナの降りられるような
滑走路はもともとないし、校庭がヘリポート代わりに使えそうな分校も
自分達の居た学校も爆破してしまった。いつ崩れるか分からない建物の隣に
着陸させるなど、黒幕の性格からしてありえない。絶対に船だ。
そして、長い時間を掛けて二宮はやっと平瀬村に到着した。
村の中を回るうちに、ある民家の前に通り掛かる。
人の居ない村の中でそこだけは家全体に活気があふれ、
時々笑い声が外にまで聞こえてきていた。
そっと近づいて窓から中を覗いた二宮の肩が安堵に揺れる。
中では秋山、屋良、生田、渋谷、そして相葉の五人が揃って何やら作業を
しているところだったのだ。
ここまで来る間に何があったのかは分からない。でもこうやって
残ったメンバーがきちんとまとまっているなら大丈夫だと思った。
声を掛けて合流しようかかなりの間悩んでいたが、結局中には入らず民家を後にする。
利き腕も使えない自分が一緒に居たら足手まといになるのは目に見えている。
黒幕と対決するときにはひとつでも弱みをなくしておかなければならない。
五人の居た民家から更に海辺にある家を目指した。
やがてある二階建ての家を見つけると、上がりこんで二階の海に面した窓のカーテンを
僅かな隙間だけ残して閉めた。
あとはここで黒幕を含めたみんなが揃ってくれるのを待つだけだ。
二宮は畳に座って窓に寄りかかる。
「もうちょい、もってくれよな」
そう自分の体に言い聞かせたところで、マイクのスイッチが入ったことを知らせる
ざらざらした音が島のスピーカーから聞こえてきた。
『諸君、午後6時だ。…』
放送を聴きながら目を閉じる。
次に目を開けたとき、自分にはまだ戦う力が残されているのだろうか。
おうさま「おお くろまくよ しんでしまうとは なさけない
そなたに もういちど きかいをあたえよう
みごと じゅにあを たいじしてくるのじゃ」
なんと くろまくが いきかえった!
>329
そういうのやめない?
どうしろっていうの、それを
まあ、遊んでるだけなんだからいいんじゃない?
ちょっと面白かったし。
私はやめてほしい。しかも番号までつけて。
一気に萎える。
文句ばっかりは一人前だな。
>333 正気か?
>332
氏ねよ、オマエ。
>335
オマエガナー
>329
ジュニアクエストにいた奴だな。
ずっと文句ばっかり付けてる人がいるよね。
ちゃんとNoついてるしね
どんなヘタクソでも辻褄あってなくてもNoつきで書かれたものは
受け入れるスレ内ルール
諦めろよ見苦しい
続き書く人、黒幕は生き返ったんだって
がんがれー
>339
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほど、新手の荒らしだったわけだな。
理解した。
有事法制
「整数以外認めません」
あれはネタであって、実際生き返ったわけじゃないだろ。
休憩なんだからただのネタなんじゃないの?
>340
ハァ?
>342
Noついてるだろ
回ってると思ったら…最悪
本気で文句言ってるヴァカがいるのか。
浄化age
文句の次は電波かよ……
>347
文句言ったらいかんのか? なんで? ネタなら番号つけずに書けよ
329=339で荒らしじゃないの?
>349
帰っていいよ、おつかれさん。
さらしage
>345
休憩なんだから本編とは無関係なんじゃないの?
とんでもない馬鹿がいるようだな。
でも萎えるのはわかるなー…
番号厨は消えてくれ。
>350
>339は便乗煽り
>355
スルーすればいいのに。
萎える萎えるっていちいち言ってる方が鬱陶しいよ。
気分わる!
>358
禿同。スルーしれ。
コイツが出てくると必ず荒れるんだよな。
きちんとストーリーを書いてる職人さんがミスをしたら
ここぞとばかりに責めるくせに、ジュニアクエスト職人は擁護か。
このスレの住人はおめでてーな
>361
こいつって誰?
私以外に一人はいるよ。萎えると思ってる人
結論:ネタをネタであると見抜ける人でないと
(小説スレを読むのは)難しい。
>362
(゚Д゚)ハァ?クエスト擁護なんてしてないだろ。
おめでてーな、実際
>364
ひろゆきかよ(w
>363
わかったから帰れよ。そして二度と書き込むな。
>365
してんじゃん(ワラ
いちいちつっかかってくる奴がいるな。
>329はどう見たってネタなんだから、>328の続きからやればいい。
それでいいだろ。
>368
あんたが帰ればぁ?
>369
(ワラって久々に見た。
ちゃんとNoついてるしね
どんなヘタクソでも辻褄あってなくてもNoつきで書かれたものは
受け入れるスレ内ルール
諦めろよ見苦しい
続き書く人、黒幕は生き返ったんだって
がんがれー
文句の次は「萎える」とか「番号ついてる」とか。
黒幕の代わりに氏んでくれ。
>372
あんただけ(藁
番号厨、必死だな(プ
私は前回のミスした職人さんは責めてないよ。
今回のが嫌なだけだよ。
前もこの馬鹿のせいで荒れた。
>377
だから何がしたいの?
どーでもいいよ。煽り合いしたいならよそ逝け。
もうこのスレの空気がすさんでんだよ
誰かが話を進めても何の反応もないのにネタだとこれだけまわる
終了しれ
アフォは放置で
>379
何がしたいの?はこっちが聞きたい。
せっかくここまで頑張ってきたのに
終了、ということで
結論:番号厨を番号厨であると見抜ける人でないと
(駄スレを読むのは)難しい。
文句言うなら自分で書けよ。
>386
誰も職人には文句言ってないんだが。
さらしage
>383
だから、殆どの人がスルーしてるものにわざわざケチを付けてる貴方は
いったい何がしたいの?
329を職人と呼ぶのか?
番号厨は明らかに何一つ頑張っていないので終了
>389
また調子に乗ってクエスト書き込まれるのが嫌なの
>390
言わないだろ。言うならネタ職人か?(w
>386
ジュニアクエストを?
スルーできない消防がいた。それだけです。
>392
しつこいな。ネタも理解出来ないような奴は来るな。
なんか人数増えてないかこのスレ
>397
あげるヴァカがいるからじゃない?
>396
このスレでネタしないでよ
>392
ハァ?
>397
さらしあげされてるから
>399
(゚Д゚)ハァ?ここはお前の所有物か?
スルーしろと番号厨に言い聞かせている人間が一番スルー出来てない罠
スルーもできない知恵遅れは来なくていいよ。
祭りですか??
>404
知恵遅ればっかりじゃないかこのスレ
番号厨のせいで終わったな…
文句と電波しか取り柄のない番号厨ですが、仲良くして下さい。
>407
最初に相手したヤツが悪い
>399
小説自体がネタだけどねー
>329はネタ。>328の続きからどうぞ。ネタもスルーできないヤシは氏ね。
空 気 入 れ 換 え し ま す 。
.
このスレの空気がもう終わってるんだよ
スレを滅ぼすには一人のキチガイがいればよい。
2ch黙示録:第三章・八節より
この騒ぎの後で書こうと思う職人さんに敬意を表そう。
>412
スレの空気って何だよ?
362 名前:ユーは名無しネ 投稿日:02/06/12 23:32 ID:???
きちんとストーリーを書いてる職人さんがミスをしたら
ここぞとばかりに責めるくせに、ジュニアクエスト職人は擁護か。
このスレの住人はおめでてーな
さようなら番号厨
便乗煽りも出てきているようだ
見苦しいスレですこと
番号厨は氏んでしまった。
バイバイ哀愁でいと
馬鹿は放置。以降このネタひきずる奴も放置。
よーしじゃあパパ頑張ってネタ書いちゃうぞ!
ネタOKなのね
425 :
ユーは名無しネ:02/06/12 23:51 ID:e6agvLKf
乗り遅れた…
記念書き込み
>423-424
カエレ!
眉間を撃ち抜かれた人間はどうなるか。もちろん、死ぬ。
弾丸は脳味噌を突き抜けて後頭部から出ていくのである。
叫び声をあげることすらかなわない、はずだった。
しかし今、黒幕の口から漏れてくるのは唸り声とも悲鳴ともつかぬ
「音」とでも言うべきものだった。
船を操縦していた部下は首をねじ曲げて渋谷と黒幕を見比べたあと、
口元にかすかな笑みを浮かべて、船を停止させた。
その一瞬の笑みを見ることができた人間は一人もいない。
渋谷は魂を失った躯と化していたし、黒幕は意識を殆ど失っていたからだ。
「弾丸がそれたようですね」
部下は黒幕に近付きながら言った。先程までの苦しそうな様子が嘘のように、
揺れる船の上を平然と、むしろ優雅に歩いている。
「もっとも、即死を免れたという程度でしょうけど」
黒幕が何かを必死に訴えるように口を動かす。部下が膝を突いて耳を黒幕の
口元に寄せようとした。かのように見えた。
「貴方は立派に役目を果たしましたよ。お疲れさま」
左手で黒幕の頭を引き起こしつつ、小声で囁くと、右の中指を左眼に、
人差し指を右眼にズブリと押し込んだ。
黒幕の体が大きく反り返り、すぐに動かなくなった。
「ほら、楽になったでしょう。御心配なく。あとは私が自分でやります」
抜き取った指に付いた血を舐めながら呟くその表情には、
黒幕への忠誠心など微塵も感じられない。
そこにあるのは殺意と喜悦。そして微笑み。
船内に残った武器と弾丸を収集しながら、部下、いや、部下だった男は
渋谷の躯に話しかける。静かな笑みを浮かべたまま。
「たいしたものですよ、貴方は。奴らの筋書きを変えてしまった。
この男に死なれるとは思いませんでしたからね。まあ、正確に言うなら
ここで死なれるとは思っていなかった、ということです。
与えられた役割をそれなりに果たしてくれていましたからね。
もっとも、役に立たない男なら私がとっくに殺していましたが」
男は渋谷が握っていた拳銃を眺めながら言葉を続ける。
「土壇場で発揮される力、というのが私は好きなんですよ。例えば、
この極限状態で貴方達が見せた行動は、まさしくそれにあたる。
そして私が予想していた以上に、貴方達は強かった」
渋谷の手を優しく掴み、しかし非常な力で一本ずつ握った指を折る。
ついに渋谷が握りしめていた拳銃は船底に落ちた。
「陸にいる貴方の仲間も、おそらく貴方のように強いのでしょうね。
こうして貴方を失った悲しみと怒りが、彼等をまた強くする。
ここまではあの豚共の計画通りといったところです」
男は拾い上げた拳銃を愛しそうに撫でた後、ベルトに挟んだ。
「しかしね、貴方達を豚共の餌にするのは勿体ない。そう思いました。
最高の食事を楽しませてもらうのは、この私です。
この計画を動かしている豚共に思い知らせてやりますよ。
奴らがほしがっていた『少年』はここで死ぬのです」
思い出したように男は渋谷の顔に手を伸ばし、瞼を閉ざしてやる。
「豚共が直接介入してくるまでに決着を付けましょう」
陸の方をチラリと眺めたあと、再び船を操縦するために歩き出した。
職人さん、乙〜。
って、え?もう一波乱有り?ドキドキしてきたよ。
微妙に黒幕復活してんじゃん
上手いな〜
おぉ、意外な展開
職人様、乙ー。
>428
あんた漢だよ。
続きが気になる〜!
職人様、乙!
ブラボ〜
強い…強すぎるよ職人様。
突込みどころが無くて煽りがこない分スレが止まってるけど(笑)がんがれー。
冷めたから書く気しない
マジもうどうでもいい
職人さんみんなそうですか?
あとちょっとなのにここまできて終わりなの?
ここまできて終わりは寂しいよー。
職人さーーん。
ネタで萎えた
文句しか言わないアフォは消えてくれ。
消えてくれしか言えない能無しは続き書け。
殺伐としてるなぁ・・・
文句しか言わないと文句を言うヤツより
文句を言っても書いてくれる人のほうがいい
でももう書く人いなさそうね
わざわざ冷めたって書き込んでるのマジ職人さんなの?
自分はロムラーだけど、正直あのネタには萎えたよ。
書いた奴を恨むね。
>446
私も萎えた口だけど、萎えたと書き込んだ人が
叩かれまくってたから書けなかった。
いくら萎えても、ネタとしてスルーすればいいのに。
萎えた萎えたって文句ばっかり言っても、雰囲気悪くなるだけじゃん。
だから別に言ってないし。
今は、もしかして職人さんたちもそれで萎えたのかと思って
書いてみただけ。
頑張って書いてるとこにネタ書かれたら、やっぱり萎える?
職人が先を進めないのが何よりの抗議な気がしてならない。
書きたいんですが、かなりバラバラになっちゃってて
自分の中でもよくわからん状態。
>451
確かに。今どこで誰がどうしてるんだか
ちょっとわかりづらくなってる鴨。
ネタ書いた人、責任取って先を進めてください
まだ言ってる
やっぱりあのせいか・・・。
同担・・・か?(ワラ
過去ログの旅に出てみた。色々あったなあ…。
リレー版がはじまったのが去年の7/21。プロローグが7/19。
もう1年も経つんですね。
完結しないのはもったいない。
という事で現在の状況をまとめてみました。
間違いあったらフォローお願いします。
相葉 燃えている船の隣に停泊している船の上でモーターボートを見ている。
(懐中電灯、ヘアスプレー、今井の拳銃、双眼鏡、火炎瓶3本、チャッカマン)
秋山 燃えている船の船室の中。ノブは鳴るがドアは開かない。船室の中は炎と煙があり、兵士ともみ合っている。肩に怪我。
(日本刀、桜井の拳銃、ダーツの矢、懐中電灯、マッチ、ナイフ、火炎瓶3本)
生田 燃えている船の隣に停泊している船の上でガス爆弾を投げた屋良を見ていた。肋骨骨折。
(爆弾、森の拳銃、予備の弾、100円ライター、松本の拳銃)
渋谷 モーターボートの上で死亡。
二宮 6時の放送時点で平瀬村の海に面した二階の部屋で休憩していた。左腕骨折。
(カッターナイフ)
屋良 燃えている船の上。ガス爆弾を投げた。腹に怪我。
(米花の拳銃、ナイフ、ボウガンとその矢、二宮の作ったガス爆弾、発煙筒3本)
火炎瓶と爆弾は村を出たときの数。船に向かって投げた数は不明。
モーターボートには黒幕と護衛計4人が乗っていた。
そのうち3人の護衛は渋谷が殺害。
黒幕は残りの1人の護衛が殺害。
沖には高速艇が待機しているはず。
辞めるかもしれない
なぜ上げる・・・
>460
あげ荒らしに言っても無駄。
あと少しですね。完結が待ち遠しいです。応援することしかできないけど。
とりあえず、無事生還した上に、バトルロワイアル賭博システム自体壊滅させるにはどういう終わらせ方がいいんでしょうね。
ジャニーズ事務所より大きな組織らしいし
保全sage箸。
467 :
ユーは名無しネ:02/07/14 00:16 ID:XtMBeBqR
>467
駄スレ立てるな
そのCGIももう使い古した感あるよな…
宣伝かなにかシランが。
蛇似板じゃバトロワブームなんだね、
4つもあってビクーリした。滝と某も出てるし。
リサイクルスレだから見つけにくい鴨しれんけど・・・
ここの住人さんはどっか別サイトのバトロワも読んでいるのだろうか。
ぐぐったらいくつか出てくるんだが、特に印象の強いものが見あたらない。
おすすめのサイトなんかあるでしょうか?
やっぱミドル職人さんとこかなぁ…
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
ID:o2zeOzds
>472
もう閉鎖したじゃん・・・。
小説は残ってるけど?>474
てか、ここもう終わり?
職人さんが書く気なくしてしまったらしいから・・・
もう少しだし、待っています。
479 :
ユーは名無しネ:02/07/23 18:28 ID:BfiwUXVc
続き書いてほしい!!!
待ってるとか書いてほしいとか言う前に自分で書けよ
誰もが書ける才能持ってるわけではないのだよ。
最初っからロムラー。待つことしかできないのです。
しかし正直な話
あれの続きは思いつかないよ。自分の貧困な脳みそじゃ
そろそろあきらめたら? 見苦しい。
きつい書き方だね…
リレー版には思い入れがあるしちゃんと終われるなら終わってほしい。
でもこれの続きは無理でも他に新たに書ける人はないですか。
もうバトロワ自体が時代遅れじゃねぇか?
リレーもいいけど、ジャニ版のように1人の人に書いてホスイな。
>486
まだ自サイトでシリーズ終えてない人間には痛いよ・゚・(ノД`)・゚・
>488
いや、現にもう古いだろ。自分でも密かにそう自覚してるから痛いんだろ?
でもせっかくここまで来たのに・・・
あげ。
なんだかなぁ…
無理かなぁ…
カキタイキモチハアルケレド、コイツガデテクルトアレルトイワレタカラ・・・
荒れて上等。あと500全部使ってでも終らせようよ…
荒れるのは、全レスしたり有頂天になって得意気にコメントするからだろ?
>494
とりあえず半角カタカナがすでにウザいよ。
dat落ちはしないようにしようね
>496 そんな人…いたっけなあ?
いただろ・・・・
話書く時って精神的な部分に負うところが大きいからなあ。
ケンケンゴウゴウ言われたら書けなくなっちゃうよね。
ここってどうやったら過去スレ見れんの?
は?
age
>472
ミドル職人さんの小説を読みたいのだが見つからない・・・。
ヒントきぼーん。
前スレに貼ってある。
産休!遡ってみます。
遡ってdでみたけどページが見つからないと出た・・・ウトゥ
アドレス削れ。
重ね重ね三級。
チョト前に某スレでミドル版タッグ版チーム版の話題が出てて、
読んだ事なかったチーム版、読みに行ってみた。
前ふたつでは微妙な立場だった自担が大活躍で嬉しかった…
ミドル版の続きが読みたくて職人さんにメール送ったんだが脳…。
返事がこない…鬱
>514
私のところには来たぞ。気長に待ってやれ。
私も某スレでタッグ版チーム版があるのを知って読みに行ったら、
禿しく感動して泣いて、ついには夢にまでバトロワが出てきた。
殺伐としてて夢見が悪かったよ(w
>514
ゆったり待ってあげましょうよ、元々忙しくて閉鎖なさったようだし。
でも絶対読め。かなりイイ(・∀・)!! 何がとか誰がとはいいませんがw
でも、あの幅で左寄せぴっちりのサイトってちと見づらくないか?
>511
アドレス削るってどういう事ですか?
まだここの完結を諦めきれない人っていますか?
いや、自分がそうなんだけど他にもいるのか気になったもんで。
したらいいなあって感じです。
>518
頭使え。
アドレスを削るんだよ。
>522
まぁまぁ。多分518はディレクトリがどういう風になってるのかも知らない
ネット初心者だろうし。放置しとこうジャン(・∀・)!!
>591
諦めきれないけど、もう無理なんだろうなと思ってる。
それって諦めてるってことか…
バトロワ3部作でいちばん泣けるのはどれ?
>591
ま、バトロワやってるサイトでも完結してる所ののほうが少ないんだし。
一人で書いてても難しいんだから完結できなくても仕方がないかな?と
ちょっと諦めモード。
>524
591にはそれっぽいことを書いてもらわなければ。
>525
ご自身のHPで投票やってた時はタッグ版が1番だったはず。
>527
タッグ版は切なかったね。
チーム版もよかったけど、自分もタッグ版かな?
529 :
526:02/10/13 01:50 ID:???
人に突っ込みつつ自分も未来レスしてる…恥
ますます591に期待。
>519
自分も諦めきれない。
他力本願してないで、なんとか続きを書けないものか脳、と思ったが、
時間あきすぎて、ストーリー展開忘れかかってるという罠(w
書くにしたってひとりでラストまで持ち込む
技量も根性も持ち合わせて無いなぁ、と思ってみたり。
ジュニアのバトロワやってるサイト何個か見たけど・・
ミドル版以降のはパクリ入ってるヤシがあるね・・
そっくりなの2個ほど見つけてビクーリした。
確かにね(w
進行役が悲しんだり悶絶しだしたら
あーこいつもミドル版読んだんだなって分かる罠(w
ジャニを使って書く場合は進行役もジャニタレだったりするから
進行役が葛藤したりするのはストーリー展開として定番だろう。
それをパクリといってしまうのはちょっとどうかと・・・。
似てるのもあるかもしれないが、ストーリーが進めば
場面ごとに違ってくるでしょう。
あたたかく見守ってあげましょうよ。
ところで、ここはもう誰も書かないのかなぁ。
終わったらまた新しく始めようとか言ってたのに。
新しいのが始まったら参加したいとか思ってるんだけども。
自分も参加してみたいな。
今のは、それぞれの職人さんたちが育ててきた物語があるから
途中から入りづらくてロムっていたけれども。
>534
じゃあ、がんがって終わらせてみる?始めるために。
展開的には大それたこと考えたりしなければ、もうすぐラストだよ。
>535
途中からでもどうぞ。いや、大歓迎。
私も新しいの始めたい・・・。
多数決取ってみません?
多数決取れるほどここにまだ人がいるのかどうか分からないけど・・・。
諦めたくないとか希望は別として、現実問題
このリレー版が完結可能か、不可能か。
私は不可能だと思うんだよね・・・時間が掛かりすぎてるし
話がややこしくなりすぎで迂闊に手を出せない雰囲気でストップしてるし。
「完結できるYO!」っていう人がいるならもちろんやってほしいんだけど
そういう勇者もいなさそうだし・・・。長レススマソ。
多数決ってよくわからない。
可能か不可能か意見出したからどうなるものでないし。
新しいのは別問題と考えたら?
始めるとしたら基本設定とか必要になってくるし
雑談からでもとりあえずスレが活性化してくるかも。
>538
そっか・・・そうだよね・・・。
いやあ、このまま完結を待ち続けて何事も起こらない、ではちょっと
さびしいと思って。多数決は意味ないよね。スマソ
本当はあんまり取りたくない手段なんだけど、
有志でどこか別の場所で相談して、
それを元にして完結させるというのはどうだろう?
ここで相談してると、ロム専の人にとってはネタバレで萎えるだろうから。
そもそも、有志がどれくらいいるんだよ?ってハナシもあるが。
職人がどれだけ戻ってくれるかなんかわからないけどね。
自分もけっこう参加してたほうだとおもうけれど
時代とか、ハヤリとかあったじゃない。ケッコウ飽きもはやかったしね。
BR2やったらまたヒートアップするのかな、っておもうけど。
昨日あたりパクリの話が出てるけど、ミドル版あたりはともかく
ネットでやってるBRだって全部読んでるヤシなんていないだろうし
ここパクリとか、面の死に方が同じとか言い出したらキリがなさそう・・・。
>540
終わらせるためには…そういう手段もアリかもしれないですね。
でももうここまできたら終わりまで、複数の人でやるより
一人の人がざくっと行ってくれた方がいいと思うんだけど。
ホラ、ここまできて複数でやるとまとまる物もまとまらなくなるかもじゃない?
>543
ひとりでってことになると荷が重いんじゃないかと思うんだが。
少なくとも自分はそうだ。
ひとりの人で進めていると、叩かれたりしたときに
そこで止まってしまって放置、と言うパターンに陥りがちだし。
でもね、複数で進めてると、やたら長くなるんだよ。
よし殺した! と思ったら、誰かが生き返らせたり、新たな
黒幕が出てきたり…。
いつ終わるのか先が見えないんよね。
じゃあさ、やっぱりどっかで職人何人かが話し合って、
それを一人の職人さんの文章に託す、というのはどうだろう。
>545
それ(黒幕復活etc)を防ぐために、どこかで相談しようかと。
正直、黒幕像が固まってないから、ここから話が進まないと見た。
一番最初に黒幕出した職人さんに誰のつもりで書いてたのか、
聞けるものなら聞きたいと何度思ったか(w
>546
今後の方針さえはっきりすれば、
複数人でも進められるんじゃないかと思うんだけど、どうだろう?
>547
結局、誰がラストの文章書くか決めてしまっていた方が
くだらん譲り合いとか躊躇とか、自分が最後に書いて叩かれたら
どうしようなんて不安とか、延々と続きを書きたがる職人防止にもなって
よかろうと思うんだけど、どうだろう?
これは一人に重荷を背負わせようってんじゃなくて、
一致団結してラストを締めようってことで。
>548
同意。ラスト書く人決めておくってのはいいと思う。
滝つが司会を務めてる話ってどこで読めますか?
>550
バトロワスレの過去ログ読んで逝けばあるよ。
前に展開話し合うって案が出たとき
参加できない人が居るからって
反対意見ばっかりだった。
あの頃から方向つけてればもう少し早く
終わっただろうに。
で、結局話し合いはすんのか?しないのか?
この際した方が…
この際、方向性だけでも話し合わないと進まないかな、と思う。
以前は、馴れ合いっぽくなるのが嫌で
話し合いをすることには反対してたけど、
さすがにここまできたら、ねぇ。
保全。
久しぶりにここ発見したよー!もう無くなっちゃったかと思っていた
まだあったんだなぁ…ロム専だけど大好きだったんです。
もし完結させられるならぜひ終わらせてもらいたいな。
今頃どこかで話し合いが持たれていたりするのだろうか…
スレの留守を守りつつ職人様の降誕を待ちます
次回予告
また死人が出ます。よろしく。
人気投票で最下位だったので、打ち切りです。
ミドル版さんのところにメール送ったら、
MAILER-DAEMONで返って来た・゚・(ノД`)・゚・
っつーかもうやめたら?
>560
マジか?
コソーリ…
釈迦スレ引っ越し先の移転人にメールしる。
>560
あれぇ?私はミドル版さんにメール送れたけどな。
564 :
560:02/11/02 03:18 ID:???
確認してみたら、
アドレスの最初に半角スペースが一つ入っていたみたいで・・・
今度はちゃんと送れたと思います。
お騒がせしますた・・・(´Д`;)
>562-563
産休でした。
神よ…
「すばる・・死んじゃった・・のかな?」
掠れた生田の呟きに、相葉は答えることができなかった。
確かめられる者は誰もいない。
もう、定時の連絡もないのだから。
このゲームが始まってからというもの、常に“死”は身近にあった。
目の前で息絶えたもの。乗り越えた、いくつもの血まみれの屍。
そして、その姿は見えなくても黒幕の声によってそれは幾度も知らされてきた。
慣れてしまったとは言わないが、次第に“死”に対する感覚が
麻痺していたのは事実だ。
しかし、もう何の制約もないのに。何に脅えることもなく、
自由に動き回れる体を取り戻したばかりだったのに。
もちろん全てを簡単に終えられるとは思ってなかった。
それなりの代償は支払わねばならないと覚悟はしていたけれど、
互いに辛い思いをしながらも、それを乗り越えてようやく繋ぎとめた
仲間をこんなにあっさり失ってしまうとは・・・
唇を噛みしめて、生田は拳で幾度も船べりを叩いた。
「・・斗真、やめなよ。血が出てる」
相葉が力なく生田の肩を揺さぶると、生田はうつろに視線を泳がせて相葉に詰め寄った。
「ねぇ、相葉ちゃん、すばるは死んじゃったの?」
「・・俺には、わかんないよ」
「ねぇ、教えてよ。すばる死んじゃったんでしょ? ねぇってば!」
二人はもみ合いながらその場に崩れ、転がった。
「斗真、しっかりしろよ!」
相葉が生田の頬を叩いた。
生田の目に正気の光が戻る。と同時に瞳一杯に涙が溢れていた。
「俺もうやだよ・・もうやだ・・」
その場にしゃがみ込み、生田は頭を抱えて泣き出した。
これまで必死で紡いできた緊張の糸が切れてしまった。
ここまできたのは、たった5人だったけれど一度も絶望はしなかった。
“もうダメかもしれない”とは何度も思ったけれど“もうダメだ”とは
一度も思わなかった。
ギリギリのところで心の底から信頼し合えた仲間がいたから。
だからもう、誰も失いたくなかった。
生田は震える足で立ち上がりながら叫んだ。
「もう無理だよ! 俺たちには無理なんだ! 相葉ちゃんも聞いたでしょ?
このゲームは事務所がオッケー出したんだって。俺たち捨てられたんだって!
そんなゲームにたった18.9の俺らが歯向かうなんて無理なんだよ。
俺らは最初から死ななきゃいけなかったんだ。生き残ったりしちゃ
いけなかったんだよっ」
もう、誰も失えない。
「・・人間なんて脆いじゃん。腕がちぎれたらもう生きていけないよ・・。
すばるの次は誰? 今度は俺の体のどこが切られていくの?」
斗真にとって、生き残った5人はそのまま生田斗真という一人の人間だった。
頭と胴体は斗真で、右腕はすばる。左腕は相葉。右足は屋良、そして左足は秋山。
こうして一心胴体で、そしてみんなで誰一人欠けることなく、本当の自由を勝ち取るはずだったのに。
「もう俺は誰の死も見たくないよ・・」
相葉には言葉がない。もう何をどうしていいのかわからなくなっていた。
生田の絶望に感化され、踏み出す足の先に地雷が埋められてでもしているかのように、
一度は忘れたはずの“死の恐怖”にとり憑かれて動けなくなっていた。
ホントはこの後秋山&屋良も出したいんだけど、
以前の職人さんのアッキーは何やら伏線持ってるっぽかったんで
ここまでにしました。
職人さん帰ってきてください。
進んでる!
職人さんよくぞ帰ってきてくれました。ありがとう。
しかし久々すぎて前を思い出す旅に出なければ。
逝ってきまーす。
進んでる。嬉しいな。
自分もチョト過去ログ漁ってみよう。
うおう、進んでる。
チョト、いや、かなり嬉しい。
私も過去へ旅に出ます。
>569.570.571
駄文でしたが、喜んでもらえて嬉しいです〜
もし明朝まで他の職人さんが書かなかったら、
秋山&屋良も書いてしまうかも・・自分の熱の冷めないうちの都合でスマソ
それと自分でツッこんでしまうんだけど、相葉ちゃんは黒幕の話聞ける
位置にいたのかな・・(鬱
>572
がんがんいっちゃえ。
むしろ完結させてもいい。この際。
「じゃぁ生田、お前が死ねよ!」
二人の重い沈黙を破ったのは、秋山だった。
「アッキー!」
「秋山くん!」
今にも倒れそうな秋山が屋良に支えられて、燃え盛る炎を背にかろうじて立っていた。
「アッキー、今なんて…?」
涙の筋を残したまま、生田が小さく問い掛ける。
また、戻ってしまったのか。心を凍らせた秋山に───。
秋山の返事を待たずに屋良が、生田と相葉に叫ぶ。
「アッキー、もう喋んないでよ! 斗真、相葉ちゃん手ぇ貸して! この船もうダメだ!」
生田と相葉は屋良の投げたロープをたぐり寄せて船先を合わせ、秋山を引きずるようにして
こちらの船に下ろした。屋良が飛び移るとほぼ同時に、火柱を上げ続けた船は、
大きな爆発音とともに海に沈みはじめた。
衝撃で4人を乗せた船も大きく揺れ、4人は甲板を転がった。
「うわぁっ!」相葉が床で腰をしたたかに打ち、その場に倒れ込む。
秋山は起き上がることもできず、そのまま甲板を滑っていった。
「アッキー!」
屋良が秋山の体を支え、生田が相葉を抱え起こした。
揺り返しは徐々に小さくなっていき、4人は床を這うように歩きながら甲板中央に集まった。
「相葉ちゃん、大丈夫?」
「う…ん、なんとか」
「屋良っち、アッキーは?」
「…大丈夫、だけど」
「いや…かなり、ヤバイ…かもよ」
秋山は自嘲気味にそう言うと、ゲフッと血を吐いた。
「アッキー! もう喋るなって!」
屋良が悲鳴のように叫ぶ。その声には涙が滲んでいた。
「わかったよ、屋良っち。でも…ちょっとだけ、生田くんに…言わせて。ね、頼むよ…」
生田は秋山の穏やかな口調に少し安心した。けれどまだ警戒は解けずに恐る恐る秋山を見て、
そして、息を飲んだ。
───右腕が、無い。
「秋山くんっ、う、腕…」
さっきは助けるのに夢中でわからなかった。元々肩は怪我していたから、立つバランスが
悪くても気にしてはいなかったから。
おまけに秋山の左手が押さえている左腿からは、どくどくと今も血が流れ出ていた。
顔色もひどく悪い。屋良の涙声の理由が生田にも相葉にも痛いほどわかった。
「アッキー、船止めるつもりで船室の下のエンジンに最後の火炎瓶投げ込んでさ。
逃げるとこを撃たれて爆発に巻き込まれたちゃったって、腕から血ぃダラダラ流し
ながら言うんだから、ほんっとバカだよ!」
俺があの時ドアを蹴破っていたら…。屋良は悔しそうに唇を噛みしめた。
「ゴメン…って。でも、…めでたく沈没したじゃん」
「わかったよ!斗真に話すならさっさとしなよ!」
時間ないかもよ…屋良は、やり場のない怒りにまかせて喉元まで上がった言葉を
かろうじて押し止めた。
「…生田くん、さっきは死ねよなんて言ってごめんね」
秋山の言葉に生田はただ首を振った。
「すばるは多分…死んだんだろうね。ここまで来て…なんでって俺も思う、よ。
ちきしょうっ…て思う。こ、殺し合いなんて…とっくに終わって、るのに、
なんで今更って。…だけど、ここで…俺たちがやめたら、それこそ、バカみたい
じゃん。今…俺たちの敵は、もう、な、仲間じゃないんだよ。っそれを、忘れちゃ
ダメだ…すばるの為にも…ぐはっ、」
「アッキー!」
「秋山くん!」
「秋山くん、もういいよ!俺わかったから、俺最後までちゃんと闘うから…」
また血を吐いた秋山にどう触れていいかわからず、生田はただ涙も拭わずに
もういいから、と繰り返した。
「生田…くん、あ、相葉ちゃん、屋良っち…、覚えておいてよ…もう、これは、
最後の…一人を決める、ゲームじゃ…ないんだからね。一人じゃ、ないんだ」
「秋山くん…」
「だから…恐れない、で。死は、いつだって遠いものじゃ…ないんだ。
普通に、生きててもすぐ近くに…あるんだから。でも俺たちは、まだ…生きてる。
力もない…武器も、もう…ない、頭も、いいとは言えなくて…大人には、適わない
俺たちだけど、…ここまで生き残ってきたじゃない…。きっと、何かできる、はずだよ…。
俺たちだからできること、きっと…あ…る…」
秋山は静かに目を閉じた。
「…アッキー?」
秋山の名を呼ぶ屋良の声が震えている。
「嘘だろ?!アッキー!やだよ!俺やだよっ!アッキー!」
屋良が秋山に取り縋って子供のように泣き叫んだ。
秋山くん、どうしたんだろう。生田は妙に冷めた頭でそう思った。
もう少し話が聞きたかったのに、寝ちゃったのかな。
あぁそういえばもう夜なんだ。秋山くん夜更かし嫌いだもんね。
明日になればまた、きっと会えるよね。朝になれば、きっと。
ア、アッキーが丹下左膳に……
鳥山明先生の「バトルロワイアル」は今週で終わりです。
来週からは赤川次郎先生の「三毛猫ホームズの皆殺し日記」が始まります。
応援よろしくね!
斗真のキャラって・・
秋山くんが死んじゃった・・・
すすり泣く屋良、呆然とする生田の横で、相葉はただ立ち尽くしていた。
もうここで終わりなんだ。あんなに血が流れて・・そういえば、薬とか包帯とか持ってきて
くれたのは秋山くんだった。あれが今あれば、なんとかできたのかな。
あのナップザックやっぱり持ってくれば良かった。斗真の腕も治してあげられたのに。
相葉がそう悔やんだ時、今頭に思い浮かべたナップザックがドサリと落ちた。
「え…?」
これは、夢?この極限状態でとうとう俺も幻を見るようになってしまったのか。
ならこんな小汚いナップザックじゃなくて、美味そうな食べ物とか、可愛い女の子とか、
一番会いたいアイツらとかを見せてくんないかな…
「…よいしょっと。ちょっと、そこの人!手を貸してよ!」
「はっ?…ニノ?!」
船がギィギィと音を立てて右に傾いている。欄干に手を掛けてよじ登ってきている奴がいるからだ。
それは、あの海で別れたきりの二宮だった。崖から落ちて、もう死んでしまったのだと思っていたのに。
「…やっぱり、幻?」
相葉が目をごしごし擦っていると、また二宮が叫んだ。
「手ぇ貸せって言ってんじゃん。俺左手使えねぇんだからまた落っこちちゃうよ!」
「ニノ!」
我に返った生田も驚いた顔のまま二宮に駆け寄りその体を引き上げた。
「お前…どこ行ってたんだよ!ってかなんで生きてんだよ?!」
「相葉ちゃんそれ意味不明なんだけど。まぁその話はあとあと。斗真どいてっ!屋良くんもっ!」
二宮は呆然とする生田を押しのけ、屋良を引き剥がして秋山の上に屈み込んだ。
口元に顔を近づけ、胸に耳を当てて、片方の腕をとった。
「まだ、生きてる!」
「えっ?」
屋良と生田と相葉が同時に叫んだ。
「秋山くん息してるよ!ほんのちょっとだけど、まだ息してるって!」
「アッキー…? アッキー!」
屋良が秋山を揺さぶる。
「秋山くん!聞こえる?俺だよ、二宮だよ!俺今度は絶対あんた助けるから!」
今まで誰も助けられなかった。ただ仲間が死んでゆくのを見ているだけだった。
いや、緑の点が赤に変わるのを…。
助けられた命があったかもしれない。致命傷でなければきっと息絶えるまで苦しくて痛くて
のたうちまわった奴もいっぱいいただろう。でも今なら助けられる。倒れたら起こせばいい。
傷ついたら治せばいいんだ。もう誰も死なせない!
あの時手を離さなかった秋山くんを、俺は絶対助けてみせる!
みんなで生きるんだ。生きるんだ。生きるんだ。
二宮はナップザックから消毒薬やガーゼ、包帯を取り出した。
ポケットからナイフを取り出し、大きく息を吐くと秋山の傷口にその刃を立てた。
「ニノ!何やってんだよお前っ!」
慌てた相葉が止めるのも聞かずに、二宮は更にその傷を抉った。
「…うぅっ…」
秋山が小さくうめく。
「秋山くん!」
「アッキー!」
「意識が戻った!屋良くん、秋山くんに呼びかけてて。斗真はどっかで布かなんか見つけてきて」
「布?」
「船の帆とかさ、ないかな。無きゃ新聞紙でも何でも探してきて!」
「わ、わかった!」
とりあえずやるべき事を与えられて、生田は船室に向かって走り出した。
「屋良くん、いい?この包帯で腕の付け根と足も縛っとこう。血さえ止まれば
なんとかなるかもしれない。とりあえずガーゼで包んで消毒薬もぶっかけとこう。
これなら鎮痛剤も細かく砕けば飲ませられるかもしれない」
マンガやテレビで仕入れた程度のアバウトな治療ではあるが、何もしないよりマシだ。
「相葉ちゃんもいつまでも幽霊を見たみたいな顔してないで手伝ってよ」
二宮が呆けた顔のままの相葉に笑いかけた。
だって、まさかと思っていたから。でも、ヤバイくらいに嬉しくて心強くてホッとして、
今更体が震えた。しっかりしなきゃ、と言い聞かせてきた心が緩んで相葉は泣きそうだった。
「助けなきゃ、ね」
誰に言うともなく二宮が呟いた。相葉が唇を噛みしめて強く頷く。
秋山を助ける。さっきまでそれは願望でしかなかった。けれど今はそれが確信に変わった。
きっと、助けられる。
3人で秋山の体を支え、その向きを変えながらなんとか止血を済ませると、
「ニノ、毛布があったよ!」
と、生田が両手に薄手の毛布を抱えて甲板に駆け戻ってきた。
「すげぇじゃん。血がたくさん出ると体温が下がってくるからあっためた方がいいって
前に『九死に一生スペシャル』でやってたからさ。秋山くんをこれでぐるぐる巻きに
しとこう。ね、屋良くん」
屋良は頬に涙の筋を残したまま、二宮に言われるがままに黙々と手を動かしていた。
「誰か灯り持ってない?ちょっと手元照らして欲しいんだけど」
「あ、俺懐中電灯持ってる」
二宮の言葉に相葉が答える。ポケットを探って懐中電灯を取り出した拍子に同じズボンの
ポケットに入っていた小さなケースが床に落ちた。
「あ、」
すばるに貸した目薬──。拾い上げようとして、一瞬相葉の動作が止まる。
助けられなかった、すばる。重い後悔と、喪失感で胸がいっぱいになった。
相葉は今はじめて実感の無かったすばるの死を心から悼んだ。だから行かなくちゃ。
すばる、お前の為に。きっとあそこで淋しい思いをしてるに決まってる。
毛布で包んだ秋山を4人で抱えて船室に寝かせ、秋山の側を離れようとしない屋良を置いて
相葉と生田と二宮は操縦席に立った。この程度の船なら、車の運転の経験のある相葉に
動かすことができそうだった。
「行こう」
相葉は静かに、けれど力強く海の一点を見つめて言った。
あのモーターボートの先が、今は俺たちのゴールだ。
リレー版・プロローグ 投稿日: 2001/07/19(木) 03:46
ここから始まったんですね
進んでる!職人さん乙です。
小僧生きてたのね・゚・(ノД`)・゚・
もう始まってから1年以上立ってるんだ・・・。
なんか…早いねー、一年。
ITの全身タイツとかw
ネタバレ。
最後は秋山が自爆して敵を倒します。
確か斗真は肋骨折れてたなあ。
もう読む方も書く方もじっくり読み直しが必要だねー…
過去ログみずらいよ
なんか未満都市みたいだね。
秋山って…。
今過去ログを読み返してきたんだが、丁度平安が死ぬシーンで
なんでかBGMが滝のキセキ・・・、相乗効果でボロ泣き・・・。
・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァァァァァン!
>594
自分もそれ試してみたら大泣きしました。
でもその後に某DXな彼がとんでもないお馬鹿やらかしてるので
雰囲気が・・・。
相葉の操縦で、5人を乗せた船は蛇行しながらも、なんとか進んでいった。
「なんか、嫌な感じ」
双眼鏡を覗いていた二宮が吐き捨てるように言った。
「黒幕見えるの?」
「見えないけどさ、あそこに停まったきり動いてないし」
確かに秋山の手当てにかなりの時間を割いたのに、こちらが動き出したのにも関わらず
目指すモーターボートは今も変わらず、さして遠くはない場所に停泊していた。
「迎え撃つつもりなのかな」
はぁっ、と溜め息を吐き、相葉は船の速度を緩めた。
「このまま進んじゃっていいのかな・・」
「何か作戦考えないとなー・・斗真? どうした?」
二宮はふと、黙りこくってしまった生田に声を掛けた。
「酔った? 相葉ちゃんさっきから蛇行しまくりだもんな」
「って、しょうがないじゃん!進んでるだけでもマシでしょ!」
「あー、はいはい。斗真?吐きそう?」
眉を顰め、それでも口の端を少しだけ上げて笑みを作ろうとする生田の額にふと触れ、
その異常な熱さに二宮は声を上げた。
「お前っ、すごい熱!」
「えっ?斗真、そういえばどっか折れてたんじゃなかったっけ・・」
相葉も慌てて斗真に駆け寄る。
「そういうことは早く言えよっ、斗真、しっかりしろよ!どっか痛いんだろ?」
「・・ごめん、だいじょ・・ぶ、だから」
今まで忘れてた。肋骨の折れた痛みなんて、翔くんを、松潤を失った痛みに比べたらなんでもなかった。
でも今ここに、相葉ちゃんがいる。ニノがいる。屋良っちと一緒に秋山くんもいる。
ホッしたら急に嫌な汗が全身を包んで、息が苦しくなった、だけ。
「全然大丈夫じゃないじゃん!ニノ、早くなんとかしろよ!」
相葉がヒステリックに叫ぶ。
「俺かよ!ちょっと待ってよ、さっき秋山くんにあげた鎮痛剤が・・あ、あった。ホラ、斗真これ飲んで。
相葉ちゃん水!」
「あ、うん!」相葉は船室に駆け込む。
「・・あり、がと・・」
変わらない二人のやりとりに、今度はホントになんとか微笑んで斗真は薬を受け取った。
「って、ニノ、これセデス・・じゃん」
「だから鎮痛剤。パッケージに書いてあるでしょ」
「・・頭痛、・・生理痛に、って」
「大丈夫、大丈夫。俺もさっき飲んどいたし。一応効いてるよ?サスガに動くようにはなんないけど」
あっさり言い放つ二宮の口調が可笑しくて、生田は吹き出した。
「あは・・ニノってば、あははは・・ってあ痛たた」
「何だよ斗真、笑ってんだか痛がってんだか、どっちかにしろよ」
言いながらつられたように二宮も笑う。
「斗真、水!って何笑ってんの、二人して」
戻ってきた相葉がきょとんとしたまま突っ立っている。
それがまた可笑しくて、生田と二宮は互いに痛みに引き攣りながら笑い続けた。
「ちょっと!ちゃんとこれからのこと考えようよ!」
笑い転げる二人に怒鳴って相葉はどん、とペットボトルを床に置いた。
そしてちょっと小さな声で「秋山くんも大分体力消耗してる感じだし」と呟いた。
その言葉で二人は笑うのをパタリと止め、生田はそろそろとペットボトルに手を伸ばして薬を流し込み、
二宮は床に座り直した。
そして「そうだね〜どうすっかなー」とポケットから煙草を取り出して咥えた。
「誰か、火ぃない?」
一瞬目を剥いた相葉が、操縦席に戻って船のエンジンを切り、自分のバックからチャッカマンを取り出した。
「俺にも一本くれたらあげる」
二宮はふふっと笑って相葉にパッケージを差し出した。
顔を寄せて二人で火を点け、煙を吐き出した。
「斗真も吸う?」一応礼儀とばかりに二宮が生田に声を掛ける。
「・・ちょうだい」
煙草に続いて相葉がチャッカマンを差し出すのを生田は手で断って、ポケットから100円ライターを取り出して火を点けた。
「様になってんじゃん」
二宮の言葉に小さく笑って、まずは喉元吸い込んで煙を吐き、深く胸まで吸おうとして思いっきり噎せた。
「肋骨折れた人が無理しちゃだめだよ〜」相葉がけらけらと笑う。
あー、こんなに煙草が美味いのに、俺たちこれからどうなっちゃうんだろう。
「で、どうすんの。これから」
「どうしましょうかねぇ」
「俺さ、考えてたんだけど、一応ゲームは終わったわけじゃん」
「あ、終わったんだ」
「そっか、ニノは知らないのか。そうなんだよ。斗真が優勝者ってことでね」
「そうなんだ。じゃぁ斗真は大手振って帰れるんじゃないの?」
「そ、俺もそう思ってんの」
「いいよなぁ」
「いいよねぇ」
二人に羨ましげな視線を向けられて、生田は口を尖らせた。
「よくないよ!俺たちが反旗を翻したってことは、もう向こうにバレバレなんだから」
「ハンキってなに?」
「ヒルガエしたなんて難しい言葉使っちゃって、現役高校生は違うね」
もういいよっ!と膨れた生田を相葉が、ちゃんと話し合おうよーと宥めた。
「・・アイツ、黒幕俺たちは事務所に捨てられたって言ってた。誰が生き残るのか賭けをしてて
世界各国の偉い奴が勝っただか負けただか言ってたよ。俺は・・大穴だったってさ」
「このまま黒幕倒しても、どうしようもないのかな」
「万が一黒幕倒して、普通に『ただいまー』って帰ったらどんな反応されるんだろ?」
「・・ないよ、帰るとこなんて」生田の呟きに、二宮も相葉も言葉を失った。
生田の呟きに、二宮も相葉も言葉を失った。
帰る?どこへ?このまま何も無かったかのように、日常生活なんか送れるわけがない。
仲間もいないし、それに──俺たちは人殺しだ。
島を出る時は、ただ黒幕を倒すことで頭がいっぱいだった。倒して、このことを世の中に知らしめて
死んでいった仲間の復讐をするのだと心の底から思っていた。
だけど、そんなことは到底無理なのだ。俺たちは既に世の中から葬り去られてしまっているのだから。
「・・じゃぁこのままこの船で暮らす?」相葉がポツリと言った。
黒幕側が用意した船だけあって、ここには一応水や食料などのストックがあった。
燃料もそれなりにあるし、慎ましく過ごせば5人で二週間くらいはもちそうだった。
「逃げるか・・」
「どっか南の島にでも行けば、俺らのことなんて知らずに過ごしてる人もいるかもね」
「世間的には俺ら死んだことになってるわけでしょ?だったら尚更都合良くない?」
「よしっ、決まり!南へ逃げよう!」」
二宮が勢いよく立ち上がって、海に向かって指で煙草をはじき捨てた。
その言葉に2人も頷き、操縦席に戻った。
「どう?向こうの様子は。追ってきそう?」
南南西に進路を向け、相葉はエンジンをかけながら、双眼鏡を覗く二宮に声を掛けた。
「んー、よくわかんないけど・・あっ!」
「なに?」
「すばるがいる・・」
「え?!ちょっと貸して!」
相葉は双眼鏡を引ったくり、甲板の先まで出てモーターボートに視線を向けた。
生田も相葉の横に並び、ボートを見つめている。
小さな船の先に、すばるがいた。壁に寄りかかかって座らされて、その顔も胸も血だらけだった。
だが、まるで眠っているように穏やかな顔をしていた。
お前も行ったんだな。みんなが待っている場所へ。そう思った途端、視界が涙で曇って何も見えなくなった。
双眼鏡を生田に手渡す。
船がゆっくりと方向を変えた。二宮が旋回させたのだろう。
ボートが遠くなる。黒幕はすばるの死体を見せしめのように放置して、俺たちの気持ちを煽ろうとしたのかも
しれないけど、良かった。最後に会えて。
遠ざかってもなお食い入るように双眼鏡を覗いたままの生田の肩を叩き、相葉は甲板から離れた。
職人タン、乙彼!
ラストスパート、がんがってください。
初期のめちゃめちゃ殺し合ってたあたり、ホント涙なしには見れません。
職人様がんがって!!
>601
禿同!
待ってまつ!
「あっちのボート、誰も乗ってないっぽかったね。あそこまで行ったらダメかな」
生田が操縦席に戻ってきて言った。
「すばる・・何人か殺したみたいだったけど」
「あっちの人数が全然わかんないから考えようもないよ」
「でも、すばるも一緒に連れて行きたい・・」
「んー・・」二宮が眉を顰めた横で、相葉はきっぱりと言い切った。
「それはダメだよ、斗真」
「相葉ちゃん・・」
「だったら、俺はあの島の全員を連れて行きたいもん。でも、それは無理だろ?」
「そう・・だね。ごめん」
あの島に眠る仲間達の亡骸は、誰かが葬ってくれるのだろうか。生田の胸がまた痛んだ。
「謝ることじゃないよ」
相葉が生田の頭をくしゃくしゃと撫でた。
そこへ、船室で寝ていた屋良が顔を出した。
「・・これ、どこに向かってんの?」
「あ、屋良ちゃん。さっき覗いたんだけど寝てたみたいだったから、俺たちで決めちゃったんだけど
南の方に逃げることにしたんだ」
「逃げる・・? あれはどうすんの?」
屋良はモーターボートを指差した。
「なんか攻撃してこないみたいだし、追いかけてもこないしさ。こっちにはもう武器も無いし、
迎え撃たれても嫌だから逃げられるとこまで逃げてみようと思って」
「どうやって?」
「ここ食料も水もあるしさ、まぁ二週間くらい漂流してればどっかに着くか誰か見つけてくれるかって
なるんじゃないかと」
「二週間・・」
「あ、それは最長ね。もしかしたら明日どこかに着くかもしんないし」
「相葉ちゃん、それお気楽すぎ。とりあえず明日は絶対無理だから」
調子に乗った相葉に二宮がピシャリと言い放った。
そんなのわかんないじゃん! と言い返した相葉を、まぁまぁ、と生田が宥めた。
「とりあえずさ、行けるとこまで行ってみようって思ってんだ。アイツらにびくびくして過ごすよりはいいでしょ?」
生田の笑顔に屋良は冷たい視線を返した。
「・・やっぱり、お前らは自分のことしか考えてないんだな」
「屋良ちゃん?」
「二週間?そんなにこの船で過ごせると思うのかよ、アッキーがっ!」
3人は言葉に詰まった。確かに秋山の状態は誰がどうみても良くなりようがない。
明日にはどうなってるかわからない、そんな状況なのは悲しいけれど事実だった。
「でも、もしかしたら明日・・」
相葉の言葉を屋良は睨みつけて遮った。
「5人で二週間。4人だったら三週間か?3人だったら一ヶ月過ごせる。ホントはお前らアッキーと俺が
早く死ねばもっと楽に漂流生活が送れるのにと思ってんだろ」
「バカ言うな!」二宮が怒鳴った。
「そうだよ屋良っち。俺らそんなこと思ってるわけないじゃん!」生田も声を荒げる。
「嵐なんて、少しでも理解しようと思った俺がバカだったよ。結局・・俺らは捨てられるんだ。三度目の正直で」
「屋良っち、なんでそんなこと言うんだよ!みんなで助かろうって、約束したじゃないか・・」
涙ぐむ生田をチラリと見て、屋良は冷たい表情のまま後ろ手に持っていた銃を掲げた。
そしてそのまま銃口を相葉にピタリと向け、撃鉄をおこした。
「屋良っち!」
「屋良ちゃん!やめろ!」
生田と二宮の叫びを無視して、屋良は低く呟いた。
「あんたが一番嫌いだ」
あとちょっと頑張れー
そこで止めるか!w
ドラマでCM前でいいとこ切られた気分だw
猫・・・ガンガレ!!!あらちはお前を捨てたりは・・・。
727から書いてました、(自分で言うのもなんですが)職人です。
温かいレスくださった方有難うございました。嬉しかったです。
励みになりました。
辞めジュ版を心待ち、ミドル版に涙し、リレー版を楽しく読んでいたのですがいつしか季節は流れ・・
侃侃諤諤な後半の展開に萎えつつも、やっぱりここまできたら完結しなきゃもったいない!
と一念発起し、ラストを書かせて頂きました。
これまでの職人さんの細かい設定や、伏線、スバラシイ展開に追随できずに
力不足で、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
他人のふんどしで相撲をとってしまったようで・・でも単純に楽しかったです。
次からの新シリーズを目論んでらっしゃる皆々様。
楽しみにしておりますので、頑張ってください。
そしてきっと完結させてくださいね。
それでは、ラストいきます。
屋良は相葉を見据えて、躊躇うことなく引き金を引いた。
ズガ・・・ァァァ・・・ーン・・・
暗い海に銃声が響いて、相葉がその場に崩れた。
「相葉ちゃん!」
生田が弾かれたように相葉に駆け寄る。
「くぅっ・・」弾は相葉の腹部を撃ち抜いていた。
「これで俺と同じだな」
屋良は笑って、もう一度撃鉄をおこした。
「屋良っち!もうやめてよ!」
生田は気を失った相葉を後ろに庇い、屋良に叫び続ける。
しかし屋良は迷わず銃口を二宮に向けた。
「次はお前だ」
二宮は溜め息をついて両手を挙げた。
「・・狙ってんのはどこ?足?胸?それとも、頭かな」
「まずは・・その口を塞ぎたいね」
「やめろー!」
ズガ・・・ァァァンッ
生田の叫びは銃声にかき消された。
肩を撃ち抜かれた二宮は、甲板にもたれて荒い息を吐く。
「くっ・・はぁっ・・、次は・・腕か? 秋山・・くんと同じ・・ように」
「残念でした」屋良はあっさり銃を放り投げた。
「これで弾はおしまい。ヨネ撃ちすぎなんだもん」
「屋良っち・・」
「アッキーの持ってた翔くんの銃は・・あと四発か」
ベルトから新たに銃を出した屋良に、近寄りかけた生田が足を止めた。
ズガ・・・ァァァ・・・ーン・・・
屋良の放った銃声は、風に乗ってモーターボート上の兵士の耳に届いた。
「ようやくはじまりましたね」
兵士は待ちくたびれたとばかりに、船体の陰に押し込めていた体を大きく伸ばした。
「貴方の姿にも食いつかずに、船の方向を変えた時はどうなることかと思いましたがね。
まぁ、結局良い方向に向かったということのようですよ」
まるで友人に語りかけるように、兵士はしゃがみこんですばるの亡骸に淡々と話しかけた。
「このゲームに参加した以上、生き残るのは一人でなくてはなりません。
それは、このプログラムに参加した者は肌で感じていることでしょう。
ルールは遵守する。君たちはこのゲームに参加する前にサブリミナル映像を見せられたことを
覚えてはいないでしょうね。効果のほどは個人差がありますが、確実に刷り込まれた人間は
極限状態にフラッシュバックしますから」
兵士は指先をすばるの頬に滑らせた。
「貴方も、一度は仲間を『殺したい』と思ったでしょう?」
さて、と兵士は立ち上がり二度目の銃声が響いた船を振り返った。
「一体誰が、どんな風に勝ち残るのか。予想でもたててみましょうか。
連中のやっていた賭けなんて大ハズレもいいとこでしたからね。
“本当の勝者”の誕生に立ち会えるなんて、これ以上の悦びはありません」
呟いたその口元には、残酷な微笑みが広がっていた。
「斗真は・・撃ちたくないんだけど」
「やめろっ!・・はぁっ・・斗真は肋骨骨折してんだ。くっ・・それで充分だろっ!」
二宮が荒い息の間から切れ切れに叫んだ。
屋良は構わず再度撃鉄をおこして、ゆっくりと銃口を上げる。
生田は屋良を真っ直ぐに見つめた。
「斗真、肋骨痛いの?」
「・・痛くないよ」
「ホントに?」
「さっきセデス飲んだから」生田はほんの少し笑った。
ホントに痛くないんだよ、屋良っち。だから撃っていいよ。殺してもいい。
「そっか。お前ってホントに、」
屋良は言葉の途中でピタリと生田に照準を合わせ、引き金を引いた。
パンッ
短い銃声と共に、足を撃ちぬかれて生田は倒れた。
「バカがつくお人好しだよね」
これでみんな痛みは平等。
屋良は二宮のナップザックを取り上げ相葉の腹部をガーゼで圧迫し、二宮と生田には包帯で止血した。
そして水と食べ物を適当に分けて、それぞれに放った。
あとは全て運次第。
最後の一人が決まるまで、このゲームは終わらない。
そう、終わらない。
生田はみんなが鎮痛剤の助けをかりて眠りについた後、薬をそっと舌の裏から取り出した。
そして、バックルに差した二挺の銃にそっと弾を装填した。
屋良は殺してくれなかった。銃を取り上げることもしなかった。お人好しはどっちだよ。
もういいのに。何度も狂いかけた。そのまま狂ってしまえればよかった。
俺も早くアイツらの所に行きたかったのに。誰も殺してくれないなら、俺が。
生田は足音を忍ばせて秋山の横たわる簡易ベッドの脇に立ち、ゆっくりと銃を持ち上げた。
【ゲーム終了まで 残り・・・】
生き残るのは誰だ?
『はい、こちら○○県××市の漁港です。えー、昨日深夜、海上保安庁の巡視船が
漂流中の船を発見、救出された生存者一名が、この漁港に緊急着岸する予定です。
えー、船は・・まだ見えません。
調べによりますと、この船は▲県■市の旅行会社所有のもので、九日前に出港手続きが
されておりましたが、旅行社では航海予定はなかったとのことで、今回の出港手続きも
社員によるものではなく、偽装、或いは盗難の可能性も含めて現在○○県警で捜査中です。
えー、生存者の・・あっ、生存者の身元は現在確認されておりませんが、10代後半から
20代の男性とのことです。救出されたのは10代後半から20代の若い男性とのことです。
氏名などはまだ確認されておりません。この男性が船の偽装出港、あるいは盗難などに
関わりがあるかどうかは、まだ不明とのことです。
男性は大変衰弱はしており、いくつかの傷、えーどのような状態かは不明ですが、
いくつかの傷はあるものの、命に別状はない模様です。えー漂流中の船には、この男性一名が
乗り込んでいた模様で、船内には争った後などは見受けられなかったとのことです。
えー、ただ、未確認ですが男性を救出しました保安庁の職員によりますと、この男性に
見覚えがあるという声が上がっているようです。この10代後半から20代の男性に見覚えが
あると、複数の保安庁の職員からの証言があるようです。
あ、今船が・・着きました。えー救出された男性が担架に乗せられ・・甲板から下ろされ
ました。男性の表情は・・こちらからは確認できませんが、カメラさん寄れますでしょうか。
えー、救出された男性は、今救急車で市内の病院に搬送されました。
○○県××市の漁港からは以上です』
【エントリーNO. 死亡
エントリーNO. 死亡
エントリーNO. 死亡
エントリーNO. 死亡 残り 1人/ゲーム終了】
職人様、乙!です。
ウマイ言葉が見つからぬまま書きますが、素晴らしいです。
よくぞ漕ぎ着けて下さいました。
そして全職人様方、乙!でした。
ケキョーク誰が残ったんだよう…
ゲーム終了ですね。
今まで、本当に全職人様方、乙彼さまでございました!!
納得のいく結末です。(誰が勝利かわからない、ということで)
もう、ホントに感動やら興奮やらいろいろありましたが・・。
本当に素晴らしかったです。
有難う御座いました。
614さんの真似させていただきます。
乙!でした。
読む事と待つ事しかできなかった私から、職人の皆様へ。
長い間、本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとう。
紆余曲折、避難騒動いろいろありましたが無事終ってよかったです。
はぁー…終ったんだなぁと思うと感慨深い。
そのうちローカルでまとめよう…スレまたがりすぎの話とび過ぎw
自分は、たった今自分用にリレー版まとめ中です。(自分用なら大丈夫ですよね?)
改めて読み返すと、ほんと泣けてくる・・。
職人様、最高です。
ありがとうございました。
完結して本当に嬉しいです。
ラストの職人様には、最後を締めて頂いて本当にありがたく思います。
このリレー版に関わってきた全ての皆様もお疲れ様でした。
お疲れさまでした。
職人様方本当にご苦労様でした。
涙無しでは読めないでつ…
ラストの職人さん乙彼。
あれだけ放置してあったものをよくぞ纏め上げてくださいました。
自分もほんのチョピーリだけど関わったので、完結してよかったな、と。
職人さん乙彼様です。
誰が生き残ったのか気になりますがそれもまた長編小説の醍醐味ですね。
斗は自殺か?ひらは腹撃たれてるから死ぬか?など考えて余韻を楽しみんでます。
職人様乙華麗様です。
もう完結はほとんど諦めてたのでウレスィです。
よくぞ纏め上げてくださいました。
長かったねい。
ここまで関った職人様各位、ロムラの皆様もお疲れ様でした。
職人様もロムラーさんも、ほんとーに乙!でした。
自分はただ読んでいるだけでしたが・・・・とても面白かったです。
ちゃんと完結してよかった脳。
完結したんですね。
一読者としてずっと追い続け、完結を祈りながらももう諦めていたので
最後まで読むことができて嬉しいです。
関わってきたすべての職人さん、そして諦めずに最後まで書ききってくださった職人さん
本当にありがとうです。
いや、まだ完結してない…よね?
もう完結でいいじゃん、ねぇ。
余韻を残しつつ綺麗にまとまってるので嬉しい。
次…とか言い出すのはナシですか?
漂流教室jr版…とか…
>629
む・・・むずかしそうだな。
面白そうだけど・・・あれ結局みんな助からないんだっけね?
今だったら昔ほど職人の人数も多くないだろうし、
混乱も少なくできるかもね。
新しいリレー版、是非参加キボン。
おぉー。完結させた職人サン乙彼でした。
いい具合なラストです。
書き上げた勇気に乾杯。
辞めジュ版も完結してまつか?
ついに完結したのでつね!
ずっとロムラーの身でしたが笑いアリ涙アリで
本当に楽しく読ませて頂きました。
ラストは今までのコト全て含めて涙してしまいました。
最後の職人さんをはじめ、携わった全ての職人様方、
お疲れ様でした。
モンスターのズニア版キボン
ラストまでを引き受けてくださった職人様、お疲れ様&ありがとうございました。
自分で無理に書くことも考えていたのですが、この結末は自分では考え付かないものでした。
なんかピッタリくる言葉が浮かばないのですが、ホントよかったです。
さて、今から過去ログ漁って読み返してきます。
また自担が死ぬとこで泣くんだろうな。
もうホント、リレーに関わった皆様方(読んでた方も含む)乙彼さまでした。
職人様方の素晴らしき文才には感動させられっぱなしでした。
今でも、荒らしとかまともに見れないでつ。
ズニアもです。特にプン太なんか踊ってるの見ながら泣きそうになります。(ワラ
すとかも結構きますね。今後もかなり影響ありそうです。
漂流教室Jr.版も面白そうですけど、あんまりストーリーに展開なさそうですね・・。
そんなにばんばん人が死ぬわけでもないし(死ねばいいってもんじゃないですが)
やっぱりバトロワをまたやりたいねぇ。
漂流教室振った者ですがバトロワはちょっと鮮度が…
といっても漂流教室も微妙か…
バトロワってのは
閉鎖された環境で 仲間同士 強制的に 殺し合い
の4つの条件を満たしてれば、そう呼んでいいのかな?
なんか考えたいなあ…
ミドル版職人さんのやったタッグ戦やグループ戦が
禿しくうらやましかったり…
さすがにパクっちゃ駄目だしね…
>641
それは…気持ちは分からなくもないが脳。
紅白戦みたいなのはどうだろう。
ジュニアを2つのグループに分けて全面戦争…
>642
組み分けで揉めそうだ・・・。
タッグ版は元々あった組み分けだったから良かったんだよね。
職人不特定のリレーってだけで
十分、話に変化が出ると思うので、
設定はシンプルにいった方がいいような気がするけど…。
お疲れ様でした。
なんていったらいいのですかね
名乗る必要ないけれど自分も参加してたものです
皆途中で飽きてほっておいたまんまで気にはしていたものの
あそこまで紆余曲折したものをここまでまとめあげたことに
感謝します。ありがとうございました。
>644にドゥーイ。
設定段階で凝ると後で絶対に話がこんがらがるような…
設定決める時にいた職人さんが最後までいてくれるとも限らないし。
設定はシンプルで行くとして、まず…
書きたいと思っておられる職人さんが何人いるか、だな。
最低5人くらいはいたほうが楽しいとか思うのだが。
どうでしょう?新シリーズ参加したいという職人さん、
何人くらいいるでしょうか?
書きたいけど…一つルールを決めたい。
自分で出した伏線は必ず自分で解決する、ということ。
解決出来ない伏線は作らない、でどうかな?
>648
言いたいことはよくわかるけど、実際それは難しいと思うよ。
そのときに自分で設定したとおりの展開になるわけじゃないのがリレーなんだから
本当はこうなるはずだったのにって決めておいても思わぬ方向に行ってしまったり。
それにその決め事したら他の人のキャラ動かし辛くなっちゃわない?
>649
それはそうだけどさ、解決できない伏線ちりばめておいて
逃亡されても困る。
色んな人が一つの話を書く訳だからどうしても書きづらくなっちゃうけど、
自分で出した伏線は、どうにかして自分で解決して欲しい。
他の人のキャラって概念自体おかしい訳で。
>650
そうなのよ。思わぬ方向にいっちゃって面白いという
考え方はわかるけど、それは、各人が自分の書いた伏線を
ちゃんと把握して、その先を考えて進めている場合だけだと思うんだ。
「こうしたら面白い!」とかその場の思いつきだけで暴走する人がいると、
つじつま合わせるのに四苦八苦する人が出るんだよ。で、頑張って
つじつま合わせたら、また暴走されたりしてね。
自分は初心者だが、書いてみたい。職人参加キボンです。
リレー版ということで、何人もの職人さんがいろいろ話をかき回していくことに面白みがあるわけだから、
職人さんはなるべく職人さん同士で打ち合わせしながらやってったらどうかな。
もちろん、みんなの前で結末を話し合っちゃうわけにはいかないけど。
自分で解決したいものは、なるべくその周りを動かさないように頼んでおいて、
他の人に任せてもいいものは、方向性を軽く話して違う人に託すとか・・。
今までってどうやってたんでしょ。今まで通りでいいと思うのだが。
漏れも前のには参加してなかったけど、最初から始めるなら参加してみたい。
>652と同じで、打ち合わせとかもすればいいと思うんだな、
もちろん壷じゃないどっかで。
おおまかな背景設定とか、あと思いきって結末への方向性なんかも
始めに決めておけば書きやすいんだが脳。
他の人に続きを書かれて困るような伏線は張らないってのが一番だと思う。
あきらかに続きがあるってとこで止められると手が出しにくくて困った。
>654
自分も参加したいのでつが。
うんうん。書きたいものは一気に出すとか、すればいい。
中途半端に終らせるならば他に動かされても文句言えないと思う。
それか、どうしても後から続き書きたい場合は断っておくとか。
職人キボン点呼とりましょう。もちろん今日中とは言わないけど。
五人近く集まったら、大まかな内容決めてみてもいいかと思われ。
はい、1〜
自分は、バキ+餓狼伝みたいなやつを書こうと思っております。
武器無し・素手のみで最強のJrを決める!
まだ構想の段階なんですけどね。
武器無しだとチビジュとかを参加させにくくなって、面が固定されないか?
ヤパーリ飛び道具ないと色々きついと思うわけで。
ネタ作り中に水さしてゴメソ。
ちなみに自分も今回は書いてみたい。
だから2〜!
>656
デ(ry
て事で、3!(w
武器なしかぁ…それもまたキツイ部分あるけどね。
BR2がはじまったらまた・・・とか?
では、4!
5人以上欲しいとか言った言いだしっぺです。
あとひとり職人さんカモン!
武器無しだと天下一武道会みたいなのしか思いつかん。
想像力貧困ですかね・・・?
662 :
ユーは名無しネ:02/11/11 23:33 ID:XdfBFkJ0
点呼の1ですが、やっぱ武器はあった方がいいかと。
パンチだのキックだので殺し合いとなると、パターンも限られてきますし。
とりあえずもう一人、職人さん来てくれ!!
では、自分は明日に備えて寝ます。グンナイ。
663 :
662:02/11/11 23:33 ID:???
sage忘れ・・・。
ホントにすみません。
もちろんですが、逝ってきます。
おーい・・・。
665 :
656:02/11/11 23:48 ID:???
皆さん、頑張ってください。
自分はやれるとこまで独走してみるです。
リスペクト夢枕獏&板垣恵介
ファイトクラブ(映画の方ね)みたいになるんでつか?
>665
ちょ、ちょっと待って〜。
リレー版って独走するもんじゃないし、独りで構想を練るものでもないよ?
ある程度職人みんなで足並みをそろえた方が…
もし665サンが参加してくれる気なら、是非バトロワの方向で…
656さんは個人で書かれるってことでつかね?
したらここに設定披露する必要はないんじゃないですかね?
まあいいんですけどね。
今のうちは言ったもん勝ちだ罠。
予告っつーか、アピールかい?
だったら俺様も予告してやろう。
「ジュニアVSメカジュニア」
どうよ?
設定披露はここでどんどん言ったモン勝ちなわけ?
もう、せめてカンペキにズニアだけにしよー
>670
1人で書くならそれでもいいんじゃないの?
っつか点呼の人、まだいまつか?
どっか他に場を用意しなければならないと思うのだが、どうよ?
あ、ヤパーリ変更。
「メタルジュニアソリッド〜サンズ・オブ・ジャニーズ〜」
どうよ?
前回のリレー版、途中まで参加していたのですが
参加していて思ったこと。次のリレー版で生かして貰えたらと思うこと…
・黒幕とかややこしい物を途中から登場させたり、死んだか死んでないか
分からない人物を残しておいたり、ストーリーをやたら複雑に
するのはやめて欲スィ。振り落とされる職人が続出する。
・自分にしか理解できないような伏線は張らないで欲スィ。誰にでも利用
できるような、分かりやすい伏線なら張ってあっても便利だと思うけど。
・前回のは進行役の嵐が大大活躍でビクーリした…のは私だけでしょうか?
進行役はなるべく進行役に徹して欲スィ…というのはワガママでしょうか?
リレー版途中の意見にもあったと思うんだけど、バトロワの趣旨と
離れる気がしたので。
・話し合いの場所はやっぱりあった方がいいかもしれない。
常時利用じゃリレー版の面白みがなくなると思うから、困った時のみ
利用する方向で…。
長くてスマソ。
メカジュニア?
激しくSFだな。
てか、小説は別のサイトにupして、感想はこっちで書くとかにすれば?
ここで続ける意味あんの?不便なだけだと思うよ。
既におかしなのが紛れ込んでる訳だが。
>673
に同意。
特に進行役については。
『Jrの奇妙な冒険』きぼん。
スタンド能力を身に付けたJrが闘うのだ。
これなら体格とか関係ないし。
一つ質問。
職人の途中参加はありですか?
>673
私もリレー版で職人やってた者ですが、同意します。
伏線をどう扱ったらいいものか、すごく悩んだもので…。
書きたいけど…総ズニアだともう半分位性格とかキャラ把握出来てない
元シニア担だからたぶん無理ぽ。
いんや〜〜、まんず、感慨深いというかしんみり余韻の残るラストで良がったズラ。
性格とか考えてたらナニもできないっすよ。
伏線もはるだけはって自分で全部処理するってのもむりぽ。
その伏線を皆がどれだけ膨らませてくれるか。ってのもリレーの
いいところじゃないか、と
途中参加はOKなんじゃないかな?
あんまりにも見当違いな事(キャラ設定無視とか、明らかに今までのを
読んでない)とかをしなければ。
中盤とかは職人さんが多い方が楽しいと思うし。
>682
自分で処理出来る自信がないような伏線を貼るだけ
貼るっていう書き方自体に問題があるのでは?
>682
自分ではった伏線を全部自分で処理ってのは絶対できないと思う。
ひとりで書いてるわけじゃないんだし、それは当然だと思います。
だから、伏線はりたいんだったらなるべく他の人が理解しやすいような
思いやりある伏線を…あまりにも自分の世界観だけで突っ走られると
他の職人さんが振り落とされてしまうんだと思います。
どんなネタを振られても返せるぐらい強くなれ。
それができないなら職人とは呼べん……
というわけで
@@@@@@@@@@@@@@おしまい@@@@@@@@@@@@@@
たとえば、今までのバトロワで完結したものを、いろんなズニアの視点で
書いていくと言うのも面白い気がする。
たとえば、斗職人さんはつねに斗の一人称で斗がでてくるところの斗の
心情や斗の視線でしか書けない。
何人かの職人さんが平行して進行していくのもあり・・・。
>687
馬鹿、俺様の新連載が始まるのに終了してどうする。
他人のネタ振りなんぞ恐くともなんともない。
俺様の世界に引きずり込んで料理してやる。
>688
一人称か…面白そうですね。
でも完結したバトロワって限られてるんじゃ…
完結したバトロワってもう、それ自体で世界が成立しちゃってるからな…
ミドルetc版なんかは1人の職人さんがちゃんといた訳だから
その人の許可を得ずにやるのもなんだかな。だし。
メインストーリー職人さんと個人職人さんに分担してみるとか?
>692
面白そう。思いっきり悪役の心情書いてみたい鴨
メインストーリーに出てないヤシはストーリーに絡まないでなにかを思っていたり・・・。
わかりにくくなるかな?
ミドル版の一人称バージョンは読んでみたい気がするが。
職人さんに許可をもらえたら…やってみたい人いまつか?
ま、才能のない奴には無理な話だけどな。
今だけ盛り上がっても、どうせ途中で挫折するって。
俺様は直木賞候補だっつーの。
>697
直木賞の仕組みもわかってないのか?(w
>692
面白そうだね。あまり設定を複雑にせず、シンプルなバトロワで
場面場面をきちんと区切って進んでいけば上手く行きそう。
荒れるから同人ちっくなのは勘弁
>698
馬鹿、俺様は芥川賞とのダブル受賞を狙ってるんだよ。
この程度のリレー小説もロクに続けられなかったオマエ等とはレベルが違う。
オマエ等にはもう無理だから、やめとけ。
>700
友情・努力・勝利
いかがでしょうか?
芥川賞も直木賞も一般公募ではないわけで・・・。
候補になってる作品名を言ってみろYO(w
・「次書きます」宣言してから5分以内に書き込むこと。
・「続きがある」っていうのはなし。書くなら一気に書け。
・でもひとりで一気に5つ以上書き込まない。
リレー版として書くなら話をひとりで動かさないようにするためにも、
書き込むタイミングに困らないようにするにも、これは必要かなと。
貴方達には才能の欠片もないので、諦めた方がよろしいですわよ。
>704
同意。書き込むタイミングに困らないようにするっていうのは、
複数人参加で混乱しないためには、かなり大事だと思う。
そして、もし先越されても泣かない拗ねない(w
伏線はね…ヤパーリ勝手にひとりで
壮大なプランを立てられると困るよね。困ったしね(w
でも、意外なモノが思いも掛けず伏線になって行ったり、
ネタ拾ったりするのも、リレー版の醍醐味だよね。
ていうか、今回のリレー版、紆余曲折合ったり、
途中止まっちゃったりもしたが、結構上手に進行できたと思うよ?
ちゃんと無事避難所からも帰って来れたしね。
自分では書けないと言う方へ
気に入らないことや間違いを見つけたとき。
文句を言うだけじゃなく、
「どうしてほしいのか」言ってほしいし、
「どうしたらいいのか」を一緒に考えて欲しい。
そうやって作っていく方が楽しいと思うんだな。
伏線は「いい考えがあるんだ」とか「知ってることがある」とか
思わせぶり(?)なとこで止めるのをなしにすれば、
結構拾っていけると思う。
ジュニアの妹が被害者だそうです。
下校中の小2にわいせつ行為、共産党地区委職員逮捕
浦和署は14日、埼玉県越谷市赤山三、共産党埼玉東部南地区委員会職員高久博満容疑者(26)をわいせつ目的略取、強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べでは、高久容疑者は先月28日午後3時ごろ、さいたま市内の路上で、
下校途中の小学2年の女児(7)を無理やりワゴン車の中に連れ込み、手足を粘着テープで縛ったうえ、約30分間、わいせつな行為をした疑い。
高久容疑者は実在する教諭の名前を挙げて「先生に会いに行くから小学校への道を教えて」などと近づいた。調べに対し、容疑を認めているという。
高久容疑者は、同地区委員会で赤旗新聞の配達、集金管理を担当している。
高久容疑者は約1時間前にも、近くの路上で小学1年の女児(6)を同じ手口で車内に連れ込もうとしたが、同級生の母親が通りかかったため、逃げた。この母親が車のナンバーを控えていた。
結構、意見出てきますたね。
個人職人さんだけ担当を決めておいて、あとはみんなでメインストーリーを書いてく、ってのでいいんじゃないかな。
心情だけなら、あんまり話を動かさないで自由に書いても良さそうだし。
性格とかは、完全に把握できてるわけじゃないから、知ってる限り、もしくはストーリーに合わせて
変えていってもいいと思う。(大げさじゃない限り)
ただ、自分もこの人を書きたい!とか重なったり後から希望する場合は許可を得てから。
一つ一つ、職人内でのルールも決めておけばそれほどモメないと思うけど、どうだろ。
職人点呼、5人目まだいないよね?でも、途中参加したい人とかいるのか。
とりあえず内容決めていく?ルールもまとめたいし。
じゃあ、5人目に立候補します。
始まったらもっと書きたい人出てくるんじゃないかな?
確かに、今の時点でじゃあ職人さんはこの人たちで!というわけにもいかないしね。
やりながら、参加したい人はどんどん参加してく形で。
内容の方はどうする?やっぱ、あくまでバトロワでいきますか?
閉ざされた空間で生き残るのは1人っていう設定は
あった方がいいと思う。
あと、登場させる人数と人物も決めた方が進めやすいよね。
デブ組、辞めジュはNGでおながいしたい・・・
>712
その設定は確かにあるべき。
>713
では進行役もあくまで悪人ということで。
滝とつもナシですね、今回は。
最初に登場するメンバー決めておいた方がいいかもね。前回の失敗を生かして。
どう登場させたり出会わせるかは職人さんの自由としても。
あまりに下のコはやめてホスィ…
最低で鑢でおながいします…。
ヒラメ、動かしやすそう。
都市・カツン・基地・鑢・海老氏・菱・窓
あとは無所属でキャラがわかりやすいのを何人か・・・って感じ?
717+シニア(カワリョンカトユキ父さんハァハァ&升すっくん)+元ING+蝉
以上も以下も出さないとはっきり決めてしまってはどうだろうか?
辞めジュもデブ組も大兄も無しw
人数は十分だよな…?
関西は?
関西(゚听)イラネ
えっ、関西出してホスィ…ヨコヒナすばる位は…
臭うな。
次の相談をしているときにごめんなさい、質問です。
リレー版のラストの方読んでて疑問に思ったのですが、
二宮とか相葉って屋良のこと「屋良ちゃん」って呼んでたんですか?
なんか違和感あって、その頃のことよく知らないのでどうなんだろうと思いまして。
自分も初めて聞いた呼び名だったんでちょっとビクーリだったよ。
甘受はいるだろうよ。せめて7馬鹿あたりまでは。
二十歳以上はナシの方が良くない?なんとなくだけど。
>723
呼び方は他にもたまに揃ってないことあった。
その辺は各自脳内変換しる。
そして次回から呼び方は前を書いた人に揃える方向で。
全く普段関わりのないヤツラとかは想像で書くしかないけど。
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎(5人)
シニア カワリョンカトユキ父さんハァハァ&升すっくん(7人)
元ING 他界デメワラガイさん?(3人?)
こんな感じでいいんですかね?
すでに45名なんだが。7馬鹿入れると52名なんだが。
元INGはビミョン・・・
甘受には甘受のバトロワスレがあったじゃん。
甘受抜きでも、もう人数いっぱいいっぱいっぽくない?
>730
だね。関西は抜いていいと思う。
関西入らなくてもいいと思うけどウザい・いらないって感じはイク(・A・)ナイ!
あと5人…どこを抜く?と聞かれたらデメP斗ハセ風かと…
むしろ他界と答申抜いてIT古株投入キボンヌ…
って言ったらミドル版とあんまかわんないっぽ(´・ω・`)
別に甘受いらないってわけじゃないけど…ただ人数ギリだよね、ほんとに。
それに彼等専用のスレがあったのにこのスレで無理に詰め込まなくても、とは思う。
>728
どーでもいいことだが
前回印象的だったITがいないね(゚Д゚) ある意味ワロタ。
735 :
728:02/11/12 23:35 ID:???
IT古株、素で忘れてますた…心の底からスマソ。
回線切って(ry 逝ってきます。
漏れは総勢47名ならなんとかなるんじゃないかと思っている
職人参加希望者の1人ですが、どうでしょう?
個人職人になった人はできる限り途中抜けしないで欲スィ。
リレー版でも、その後動かしにくくなっちゃってたし。
私としては、割当てしない方がやりやすいんじゃないかなと
思うんだけどな。
個人ストーリーは各職人さんがいろいろ考えるとして、メインストーリーは
ここじゃないどこかでみんなでアイデア出し合って
練って筋書き立てる方がやりやすいかも?
個人職人ってなんで必要なの?
ごめんルールがよくわかってない。
頭悪い私のために誰か箇条書きしてくれないかな?
地味がいない…(つД`).゜・
個人的な嘆きはともかく、バトロワの理由付けによっても
登場ズニア変わってくると思われ。
例えば生き残ったらデブ、とかならむしろシニア、窓あたりには
モチベーションにならんだろうし。
>736
私も割当てしないほうがやりやすい気がするんだけど…。
どうしてもこいつは私に任せてくれ!っていう
こだわり職人さんと、比較的自由に動くマルチポスト職人さんと
いろいろいても楽しいかなと思ったり…。
・進行役=悪人
・書いてる職人がよくわかってないような壮大な伏線は張らない
などのルールを守れば、メインストーリーなんてなんとでもなると思う。
それより私は前回の
・武器・持ち物をまとめてくれる職人さん
・位置を地図上にまとめてくれる職人さん
の存在は絶対に必要になると思うのだが、いかが?
まだいるのかな、こういう人たち。
>739
そうなのか。私は逆だと思ってたYO!「生き残ったらデブ」なら
シニアや窓あたりは「これが最後のチャンスだ」とか思って
頑張るのかと想像してた。
>742
そう言うのも含めて、他所で相談したほうが良いんじゃなかろうか。
どこかいいところないかな?
>741
かなり初期のことですが、一時期自分はリレー版の
武器・持ち物・登場人数の集計などをやっとりますた。
登場人物が出切った所で辞めたヘタレですが、次のリレー版では
必要であれば…僭越ながらやらせていただきましょうか?
避難所はもう鯖が逝っちゃったからなぁ…
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎(5人)
シニア カワリョンカトユキ父さんハァハァ&升すっくん(7人)
元ING 他界デメワラガイさん?(3人?)
魔はなし、っすか?
>746
今回は20歳以下…でいいんですよね?
>744
あなたのような人がいることにより、混乱とバトル(『ちゃんと前の話読んでよ!』
『すいません……もう書きません』)が少しでも回避されるのです。
お願いしたいな。
>743
閉鎖騒動の時に一時避難してたメガのスレがまだ残ってるんだけど。
ここでsageをルールにして相談所にする?
あとは難民でやるかのどっちかな。
750 :
744:02/11/13 00:09 ID:???
>748
では少しでもお力になれるよう、やってみようと思うです。
できる限り頑張らせてもらいます。ヨロスク。
>744
もし、また途中で辞めるのであれば、辞めるって言ってください。
地図屋さんもぱったりいなくなって、そっから混乱したのは事実なんだな。
できればスレで相談して後継者も見つけてホスィ…
自分、地図のデータならまっさらな状態のもの提供できますが
更新は仕事柄できませぬ…スマソ。地図は多分映画版のかな?
あまり原作とも違いはないと思うが…
47人もいたら、やっぱり地図、武器は重要だよね。。
753 :
744:02/11/13 00:15 ID:???
>751
了解です。辞める場合は後継者探しをします。
っていうか頑張ります。
アソパソマソが進行します。
地図屋サンとか。まだいるのかなあ。
結局>728の45名でいいのですか?
それともIT古株も足して47名、もしくは地味も入れて48名ですか?
誰々のかわりに誰々を。とかご意見があったら早いうちに…
登場人物が決まってた方が職人さんがたもプラン立てやすいですよね?
>756
IT古株地味も入れて欲しいに1票。
自分も48名に一票。
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
シニア カワリョンカトユキ父さんハァハァ&升すっくん(7人)
元ING 他界デメワラガイさん?(3人?)
プラス地味
48人。こんな感じでいいんですかね?
スマソ・・・。
>760
オゲ。そして丼毎。
___ 実 強 ふ き 元
,. -'''Y´:三三::`ヽ、__ を. く ま び よ
/ミミミミミ三三三三彡彡ミヽ. つ ま. れ し
___/:三:彡''"\ミ三三彡'~`ヾ、彡`、 け っ て い 麦
{三三ヲ  ̄ ̄ ヾ彡\ る す 冬. じ
.!ミ彡〈 ヾ:彡:ヽ ぐ ふ に ゃ
{t彡彡〉 /彡彡} 麦 に ま
{彡彡'ノ二ニ_‐-, i-‐_.ニ二ヽ 彡彡ノ に の れ 青
/"'i:l >┬o┬、i iy┬o┬< |:i'"V な び て. い
| ハ|:| `┴‐┴' { }`┴‐┴'′ |:|ハ.l る て 芽
| {..|:l ` ̄ ̄┌|  ̄ |┐ ̄ ̄´ !|,,} | .ん を
ヽ_|| └`----'┘ ||_ノ じ だ
| ヽ ヽ--―‐--―‐--/ / | ゃ し
\ ! \二二二二/ ! / ,..-''"´ ̄`ヽ
| \ ―― /lヽ _」 ,/´ ヽ
__/\ ヽ_____,i____ノ /井ヽ く. `く ,.-''´ ヽ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
すっくんなんて書ける職人さんいるわけ?(w
なんかあまりマイナーなのは読む方も想像力働かせないとなあ。
雑魚キャラ多すぎかも・・・瞬殺キャラとして必要だろか?
700 :ユーは名無しネ :02/11/12 01:02 ID:???
荒れるから同人ちっくなのは勘弁
峻札キャラ。自分もいらないとおもうんだけどね。
だってフルネームかけないヤシがたくさんいる(w
担当にとっては大迷惑な話なんだろうけど
人物設定すらわからないし、誰とつるんでるのかもしらない。
どうするんだ、ってはなし。動かせない
ゆにら幸太朗チャソ蛙カワリョンカトユキ父さんハァハァ&升すっくん他界デメワラガイさん
この辺りから大量に削除したい。ショタキャラ地味キャラは海老氏鑢でも十分
間に合ってる気が。いや全員とは言わないけど・・・
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
自分もギリギリここまでしか名前と顔一致しない…
関西1、2匹入れた方がいいかも。
喋るだけでキャラの書き分けできるのは結構都合がいいのですが。
なんだかなぁ・・・
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
自分もギリギリここまでしか名前と顔一致しない…
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワ(3人)
旧海老氏 アクゴ凸ゐアホモ古紙(5人)
菱 ミスデア(2人)
こいつらしかわからん
地味・・・
20歳以下って設定は賛成なんだが、前回の滝つ魔や3馬鹿が抜けて
鑢が入ったりと非常に出演者が低年齢化してるので。(風で最年長?)
あまり微妙ズニアに手を広げると展開が苦しくなりそう。
自分は全員の顔も名前も一致するし、全員のエピソード書けるとは思うんだが・・
全員分って事じゃないけど、誰の事でも書けるんだが脳
い、今更で何なんだけど
…5は?
>773
アッ
>776
そうそう、忘れてたけど大魔神や牧野なんかは入れた方がよさげ(w
別にユニット丸ごと出演じゃなくてもいいからさ、絡めやすいの
引っ張ってこようよ。ユニット並べて頭数揃えるっていうのも…
いっそシニアと元ING削って5を入れたらどうかと思う。
それだと42人でちょうど良いんじゃないかと。
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
シニア カワリョン父さん升(3人)
元ING 他界デメワラガイさん?(3人?)
プラス地味
シニア3人しかわからん。
元INGなんてビビリながらも島のどこかで何とか落ち合って
結局全員まとめて爆死ってのがオチだろ。
>780 酸性。
シニアは父さんと升しか分からない
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
菱 ミスデデア渡来(4人)
大魔神牧野(2人) ヒヨコ℃(2人) 地味(1人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉+答申(5人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
IT古株プン福茶松崎
正直鑢5人いても何できるのやら、って感じもするがこんな所?
どのバトロワ読んでも定番すぎる西目、ロバ○はいっそ外して欲しい
>785
うーん、それでギリか脳
ityプン茶松海老氏なんかは結構書き分け厳しそうだが・・
ITなんかははずし辛いし(w
前のに比べるとひ弱な戦いになりそう。(w
改めて見てみると、鑢ってヒラメ以外よく知らんな・・・
風−大魔神の同期対決、西−デのアゴ対決、P−℃の邪悪対決、
地味−蛙の天と地対決、ハセ−答申のゴリ押し対決などキボン
あと大魔神−地味−俺愛の巨人三つ巴対決とか
つまらねー
785いいね。キリよく40人だし。他に書きやすいヤシとか
メインどころ抜かしてないかな?あと他の職人さんの希望とか。
誰が要る、要らないっていうのは
始まる前から荒れる元だと思うんだが(w
どうせ、動かし難い子はストーリー上瞬殺される運命にあるので、
名鑑載ってる面とか、今度のカレンダー載る面とか、
衝撃パンフに載る面+αとかそんなんでいいんじゃないかと思うが。
進行役=悪人は賛成。身内じゃない方がいいよね。
事務所と敵対する闇組織がズニア誘拐してバトロワやらせるって設定とかどうよ?
これなら進行役のキャラで悩む必要なし。
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
X 大魔神牧野リンスリッキー(4人)
元ING 他界デメワラガイさん(3人)
+地味
全員の希望を取り入れられないのは分かりきってるんだけど
このメンツではどうだろう?
関西はこの際すっぱり切っちゃって東だけでやってみては。
職人希望の一人でつ。
正直、自分もシニアの方いくとわからなくなるので794さんのあたりでいいんじゃないかと。
進行役も、前回の荒らしはそれはそれで面白かったのでつが、やはり悪人の方が。
あんまり今のうちに細かいことまで考えるのは続かないと思うんですね。
後からになって『前話し合った時はこうだった』みたいなことになってモメるのもなんですし。
同人云々で荒れるの嫌だからいっそ進行役をP斗西目ロ○アデブにしてはどうだろう
>796
それはちょっと・・・
主要メンがいないと物足りない気がする
あるユニットを出したらそのユニットのメンツ全部出さなきゃいけないわけ?
選抜でよくない?
でも今のジュニアの状況だとGまとまって仕事してることが多いわけだから
まとめて連れてくのが自然だろう。
進行役がズニアだと面白い気もする
この間あらちのように途中からバトルに加わったとしても
ズニアだから許されると思うし。いいんじゃない?
700 :ユーは名無しネ :02/11/12 01:02 ID:???
荒れるから同人ちっくなのは勘弁
>800
それこそ荒れる罠。
あらち面(ズニア以外)が出張ったからダメなのか
バトロワの筋を外れたからダメなのかが問題なんじゃ?
映画だとキタノも重要な役っぽかったけど。
やっぱり進行役は最後まで進行役でいて欲しいんだな。
ミドル版みたいな役所ならまだいいんだけれど、
あそこまで活躍しちゃって、あそこまで共同作業しちゃってると
どうも萎えなんだな・・。
出遅れた。
もう職人は締め切りましたでしょうか…
>805
全然オッケー!職人さん大歓迎です。
「七つ集めると願いが叶うボール」を探す話にしよう。斬新。
自分も引き続き職人がんがります
809 :
805:02/11/13 23:27 ID:???
では、参加させていただきたいでつ。6!
自分も職人希望なんでつが、参加してオゲ?
>810
大丈夫でつ。むしろ歓迎!
812 :
810:02/11/13 23:32 ID:???
自分もがんばりまつ!
5人以上いればってことだったからもう点呼はいいんじゃネーノ?
そうだね、5人以上集まれば問題なし。
あとはもう自由参加でいいと思います。
質問です。
個人ストーリーとメインストーリーがあるって話になってるけど、
どうやって進んでいくのでしょうか。
メインストーリーが進んで、余談っぽく個人ストーリーを後添えする感じになるのですか?
メインストーリーの進め方は今までのリレー版みたいな感じでよいんですよね?
次スレからはじめるってことか?
>816
その方がいいだろうね。
今更なんだが個人ストーリーとメインストーリーが別ってのがよくわからない。
誰それが動きました、誰それが殺しました、死にました、っていう、
個人の行動そのものがメインストーリーなんじゃないのか?
メインストーリーは誰が、話の中心になるの?
誰がメインってわけでは、っていうなら個人ストーリーと大差ないよね。
結局、最初の方はズニアの人数が多くて個人メインの話になりやすく、
人数が減ってきたら嫌でも個人よりも物語をメインに考える話つくりに
ならざるを得ない。
だから個人とメインって分け方は無意味だと思うんだけど。
その時々で個人のエピソードを書き込みたいのなら、書けばいいと思う。
あまり、ストーリーの作り方自体に制限設けちゃうと書くに書けないよ。
長文スマソ。
>816 それがキリよくていいと思いまつ。
あと100レス強で話し合いが終れば(ニガワラ
メインストーリーと個人ストーリーの違いってのは自分は、書き方が三人称か一人称かって理解したんだけど。
個人ストーリーってのは、個々の心情みたいなもんなんじゃないかな?
この時、このズニアはこう思ってた!みたいなのって状況とかと合わせていくと
やりにくい、読みにくい、って人もいると思うし。
例えば、誰かが殺されたとき、視点が殺した方にあるまま話が進むとして、
その時殺された側はどう考えてたのか、みたいなのを書くのだと思う。
個人ストーリーっていう言い方に誤解が生まれるんだと思うな。
進行役は、最後の方まで身元不明(最初にバレちゃってもそれはそれで良しですが)の悪役がいいんじゃないかな。
自分的に、バトロワにはそんなに詳しくないからあちら進行役の話はそういうものだと面白く受け入れたけど、
前にそう思った人がいるなら、改善した方いいしね。
それから、同人くさくなるってのは友情をどこまで許せるか、みたいなのって人によって違うと思し、
職人さんが全くその気なく書いたものを同人、って言われるのは辛いと思うから、
どうとらえるかは自由で、レスが自分の意見と違うな、と思っても無理に対抗しなければいいのでは。
長文スマソ。職人希望さんたくさんいて嬉しいぞ。
自分、個人はサイドストーリ的と言うか裏話みたいなもんだと思ってたんだが・・・
>820
結局そんな事だろうね。
普通のバトロワに加えるワンポイントスパイス、みたいな。
つーか、向こう人行ってないみたいだね。結局どうするの?
自分は、819的なものだと思ってたけどな・・。
>821
向こう?
無効知らない・・・どれくらい前のスレ見ればいい?
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
このへん絡ませなきゃ平気じゃん?
進行役は「見知らぬ男が…」みたいな感じで最初から知らない人です、敵です、って
はっきりしちゃえばいいのかな。
>823
100レス以内。
安置が多いズニアとか職人さんに嫌われてるズニアは即あぼーんされそう
つまり、同じシーンをいろいろな視点から書くって事でしょ?
一つの小説の流れじゃ表現しきれない部分を、個人ストーリーとして書く、と。
自分は、進行役は事務所関係者でも構わないと思うんだけど・・
そういう方が、いろいろな葛藤とかあって、面白いかなーと。
でもやっぱりそうなると、活躍しすぎちゃうのかな。
あくまで進行役に徹してほしいからなぁ。難しいね。
>826
そんな事言ったら…自担即消える
私怨は抜きにして欲しいな
824 :ユーは名無しネ :02/11/14 16:28 ID:???
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
このへん絡ませなきゃ平気じゃん?
ここに名前挙がってるヤシ全員不参加
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
こいつら不参加で進むバトロワもみてみたいんだけど
じゃあそうすれば?
都市:P斗風
カツン:西目○ロ俺愛神
菱:アミスデ
基地:笛パラ
地味
つまるところ、カツンは全員不参加と言うことでしょうか?(w
>825
産休
834 :
818:02/11/14 17:23 ID:???
>819
了解しました。
確かに話の途中で視点変わると読みにくいから、
そんなら分けて書いた方が書き手にも読み手にも親切かもね。
納得しますた。
妻欄議論してるね。
職人に同人がいれば誰を不参加にしようと同人になるよ。
そういう人種なんだから。
それが嫌だったら、こんなリレー版なんて最初からしなければいいのに。
1人で同人要素ない作品書いてればいいじゃん。
同人女必死
つか、ここでいう同人って801のことだよね?
厳密にいえば、Jrをネタにしてる時点で同人なんだから。
それはさておき、誰が何をどう書こうと、
友情が全く絡まないものならともかく、
ちょっと仲いいところでも書けば、どうせ「同人」だって騒ぎ出すやつは出るだろ。
これまた必死
じゃあもういいよ。
友情一切なしの殺伐とした奴で。
そうしないとまた訳判らない事いう香具師が出てくるんだろ、どうせ。
同人要素ないつもりで書いても、シンメで絡んでたら同人と言われそうで書きにくいんだな…。
>840
禿同。
シンメじゃなくても、特定の誰かと絡んでたらもう同人と言われそうだ。
同人女は男が2人以上存在している時点で萌えれるから
誰を省こうが無駄。
ここでやるの止めたら?
結局普通の友情話に「同人」と言ってくるヤシが同人な訳で。
そうじゃない人は「この二人はすごく仲がいいのね!」くらいの反応でしょ?
830 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:04 ID:???
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
こいつら不参加で進むバトロワもみてみたいんだけど
831 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:09 ID:???
じゃあそうすれば?
832 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:10 ID:???
都市:P斗風
カツン:西目○ロ俺愛神
菱:アミスデ
基地:笛パラ
地味
つまるところ、カツンは全員不参加と言うことでしょうか?(w
職人にロ風斗担いたら終わり…
同人は気にし始めたらキリない気が…
何も始まってない時点でどうやったら同人なんて言葉が出てくるわけ?
意識しすぎじゃないか?
ミドル版職人様はおもいっきり西目・ロ○・大御所ア(ミスデア)贔屓
だったけど同人云々言われなかったの?
846は同担には同人いないと思ってるのか・・・。
違うとこでやれば?
>849
何も言われてなかったな。
本当、何も始ってないのに何でこんな事で揉めるのか…
早いとこ核心のストーリーやらの相談したいよ…
まあ同人チャソから見れば同人に見えたかもね、ミドル版も
853 :
ユーは名無しネ:02/11/14 19:55 ID:AGWKuonB
かわいいと思ってる自担を男前に書かれたらやだな
>849
でも同じ人萌えで読んでたヤシもいた。
感想とかそんな感じだったし。
ミドル版は森島で仁亀で○ロバ
何だかんだでそういう要素がある方が萌えられるんじゃない?
そういえばすげえ同人臭い話かいたあげく
誉められて調子に乗って同人カミングアウトしてたヤシいたな。
今度のは西神、○目、俺愛ロでおながいしたい
三部作、西目とかロ○とかラブすぎて・・・
そういやリレー版のハセジミ全く記憶にないんだけど誰に殺された?
意外と都市絡みはホモ臭くなかったような・・
>860
比較的最初の方に、ハセはつに、ジミーはPに殺されてた。
リレー版、最後の方以外どんなだったか覚えてない・・・
おまけに最近ミドル版職人さんの三部作も読んだから頭ゴチャゴチャ(´Д`;)
過去ログの旅に行ってくるか。
>861
産休。ヤッパリ覚えてないや。
どう書いても、同人と感じる人って敏感なんだからその意見ばかりに対応しきれないでしょ。
友情の見られないバトロワなんて面白くないと思うし。
職人さんが書きたいように書けばいいと思う。
別に、仲いいシンメなら物語の中でお互いを気にするのは自然なことだし。
感じ方は人それぞれだし、あまりにも誰が見ても、っていうのだけは避ければいいんじゃない?
っていうか、同人話でかなりレス消費してるよ。
次スレから始めるなら、さっさと大まかなことケテーイしちゃわないと。
では、進行役⇒ズニアと関係無い悪役。
参加ズニア↓
都市 P斗風ハセ(4人)
カツン 目西俺愛神ロ○(6人)
基地 シゲパラチワワゆにら幸太朗チャソ蛙(6人)
鑢 ヒラメヨーダ鮎千マヨ(5人)
海老氏 アクゴ凸ゐ蝉(4人)+答申
菱 ミスデデア渡来(4人)
窓 アホモ古紙プン茶松崎IT古株(7人)
X 大魔神牧野リンスリッキー(4人)
元ING 他界デメワラガイさん(3人)
+地味
でオケーイなのかい?
シンメ会わせなきゃいいんだよ
>864
いいと思う。
あとは職人さん次第。
シンメ、別に会わせてもいいと思うよ。
明らかに同人臭いのは勘弁だけど。
かばい合って死ぬとか、手つないで自殺とか。
よっぽどじゃない限りなら、別に。
普段仲いいヤツラを無理に会わせないのも不自然だから脳。
シンメでも普通に書いてればいいんだと思う。
ミドル版の西目、○ロみたいなのはやりすぎ
>876
確かに、無理に会わせないのも変だよね。
かばい合って氏ぬとかってこんな話じゃ普通に使われやすい描写だけど、
それを同人と感じちゃう人がいるんじゃ省かざるを得ないわな(w
まあ手繋ぐのはちょっとね・・・
庇いあって死ぬもNGか…。まぁ仕方ないけど。
ストーリーとかどうするの?
リレー版の良知石田はすごかったよな…
>872
あれはどう見てもフォモスキー同人ですたね。
あと、「○○と××がこんな仲いいはずない」とかいうのもな・・・。
>872-873
ああいうのさえなければ大丈夫だと思うけど。
結局あの良知石田とカミングアウト騒動ぐらいじゃん、同人云々でもめたのって。
あまりにもネチョネチョとストーリーに必要ない部分で絡んでるのが問題だったんだよ。
実際ミドル版なんかはストーリーがちゃんとしてたから同人とか全然気にならなかったし。
ある程度深入りしないよう注意してたら平気じゃない?って楽観視しすぎ?
>875
自分もそう思う、書き方次第なんだと思うよ。
ミドル版とかが、ちーとも同じ人に見えんかった自分っておかしいか脳?
まぁ、馬鹿2匹のはよく考えれば、そうなの鴨しれんが・・・。
830 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:04 ID:???
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
こいつら不参加で進むバトロワもみてみたいんだけど
830 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:04 ID:???
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
こいつら不参加で進むバトロワもみてみたいんだけど
だから、普通のヤシが見れば馬鹿馬鹿とかが一緒に行動してても何にも思わないよ
同人にピリピリしてるからいけない、穿ち過ぎってこと。
普通に書いてれば問題なし。
と言う訳で、同人云々は解決。
>877
おかしくないよ。自分もミドル版は全然…
同人とか考える以前に感動の方が強かったし。
今日ここ見てビクーリした。
自分、グループ戦の時の、パラと子犬コータローの話が好きでちた!
ああいうのキボンヌ!!
ネンチャッキーな安置同人チャンが入り込んでる模様。
しつこすぎるとウザイんだが。
なんでもかんでも「同人」とみなすヤシ、同人最低といいながら
わざわざ避難場所や裏サイトから甜菜してくるヤシがいちばん迷惑で最低だと
気付いて欲しい。
>881
産休、安心した、ヨカタよ・・・。
自分も感動のほうが強かったし、ミドル全員好きになったくらいだ。
同人なんて思いつきもしなかった。
もう同人とかは深く考えない方がいいね。
考えすぎると何も書けなくなっちゃうよ。
で、ストーリーの話を進めていこう。途中の展開はリレー版だし
流れに任すことにしても、開始方法はどうする?
それが決まったらもう始めちゃえばいいんじゃない?
>885
・開始方法
・ゲームの理由
・場所やルール等の設定
・おおまかな結末への流れ
これは決めておいた方がいいと思われ。
うわ、ストーリーの話になったらレス止まった・・・(w
結末決めるんだったらここじゃ話し合えないだろう。
移動する?
>888
前に出てた避難所に移動しよう、ストーリーに絡む話するなら。
っつか、でも今話し合いができるほど職人さんがいるのか…。
>889
ほんとだね…
でも話し合い進めないと、このスレの寿命が…
830 :ユーは名無しネ :02/11/14 17:04 ID:???
同人ちゃんの好むCP
【基本】 P斗 西目 ○ロ ミスデア 笛パラ 風受け
【その他】 西斗 西ロ 西P ○神 ○目 俺愛×カツン面 俺愛パラ
俺愛ミスデ 地味西
こいつら不参加で進むバトロワもみてみたいんだけど
>890
どうやら二人しかいないぽ(ニガワラ
とにかくこの流れ読んだ職人さんは集ってほすぃ…。
自分も同人同人言う人がわからない。
どこが?ってききたくなるし。
移動先わからないひとはどうしたらいい?
前にあったエロ小説スレに比べれば、どうってことはない。
あそこの奴らも職人様とか呼ばれてたっけ。
>893
このスレの前の方にヒントが出てるんだな。すぐ判ると思うから、辿り着いてください。
>893
この板TOPの「掲示板一覧」の【他のサイト】から
過去レスのヒントを手掛かりに辿れます。
よし、全員避難所に辿り着いたな。
このスレは廃棄する。
↓この辺もきっちりさせとかないとね。
704 :ユーは名無しネ :02/11/12 03:03 ID:???
・「次書きます」宣言してから5分以内に書き込むこと。
・「続きがある」っていうのはなし。書くなら一気に書け。
・でもひとりで一気に5つ以上書き込まない。
リレー版として書くなら話をひとりで動かさないようにするためにも、
書き込むタイミングに困らないようにするにも、これは必要かなと。
たどりつけてないです…ああ、脱落かな
>899
がんがれ。
>899
896のヒントは相当わかりやすいぞ!ガンガレ!
>900・901
ありがとう。やっとわかりましたー。
違うところに迷い込んでいたらすぃ。
他界って辞めジュ・・
え?他界辞めてたの?
知らなかった…
え?このあいだのジュニコンいたよ?