>>377 あんまり出所がはっきりしないのですが、とりあえず送っておきます。
1965〜66年ごろのことらしいです。
もっと詳しく読みたければ、下記のURLをどうぞ。
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【早大で「学館闘争」が燃化】
11月この頃から早大で学生会館の管理権問題として学館闘争が燃化していく
ことになった。この頃早大では、3派鼎立時代を迎えていた。三派とは、
革マル派と社青同解放派と民青派であり、革マル派が一文.二文を、
民青系が教育.一法を、その他は社青同を中心とした三派系が自治会執行部を
掌握していた。
各自治会と文化団体連合会.サークル協議会.生協.早稲田祭実行委などによって
「学館共闘」が結成された。議長には大口昭彦(第一政経.社青同解放派)が就任した。
11.30日本部前抗議集会がもたれ、ここから本格的な闘争が開始されていく
ことになった。これより先同志社大でも学館闘争が勃発していたが、大学当局の
譲歩に拠り妥結していたが、早大大浜学長以下の理事会当局側は強圧的であり、
学生側も急進主義的に対応してこじらせていくことになった。
12月になると団交決裂→座り込み→機動隊導入へと発展していった。
そうした事態の中、冬休みを前にした12.20日学費の大幅値上げが決定され、
大浜学長は、記者会見の席上「授業料の値上げは新入生からであり、諸君とは
関係無い」、「学生諸君全員が反対しても、授業料は値上げする」と声明した。
翌66年早々から早大は紛争のるつぼになって行く。
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(自治会執行部の争奪の動きとその関連)
この頃の各派全学連と傘下自治会は次のようになっていた。
主要党派をゴシック文字で記す。
革マル派全学連は、早大(一文.二文.一商.二法).金澤大(教養).鹿児島大.
宮崎大.奈良女子大.法政(二部).岐阜大.秋田大(学芸)等の自治会を傘下に
していた。
中核派は、立命大(経).京大(医).三重大.法政大(文.経).山梨大.
横浜国大(教養.経.教.工).広大(教養.工)等の自治会を傘下にしていた。
社学同は、東京医歯大.京大(文.教育.農).京都府立医大.桃山学院大.
専大.小樽商大.東大(医).中大.明大.同志社大(文.経.商工).滋賀大(経).
和歌山大(経).大分大(経).徳島大.香川大(除教育).富山大(教養).
法政大(法).お茶の水大等の自治会を傘下にしていた。
社青同解放派は、早大(一政.二政).東女大.関大(法).関学大(法)等の自治会を
傘下にしていた。
その他系として、社青同協会派系−長崎大(経.医).佐賀大。構造改革派.
フロント系−立命館大(法.経営.理工.文).法大(社).新潟大。構造改革派.
共青系−神戸大全学部。構造改革派.民学同系−阪大(除医).大阪市大全学部.
岡山大(中執).関学(中執)。その他が民青系となっていた。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/sengogakuseiundo_7.htm