おめーら、少しは粛清しろよ
http://www.asahi.com/0214/past/pnational14007.html 14日午前零時半ごろ、大分県国東町富来浦の自営業大友明美さん(41)方から出火、木造2階建て住宅1棟約200平方メートルが全焼した。焼け跡から焼死体が見つかり、国東署は行方が分からない大友さんの次男で同町立富来中学校3年生の正寛君(15)ではないかとみて、確認を急いでいる。大友さん方は料金滞納で13日に電気を止められ、正寛君はろうそく数本に火をともして受験勉強していたといい、同署は火事との関連を調べている。
調べでは、大友さん方は正寛君と2人暮らし。出火当時、大友さんはイオン水の訪問販売の仕事で得意先に行っており、家には正寛君が1人でいた。1階の居間と台所付近の燃え方が激しいという。火事を知って現場に駆け付けた大友さんも軽いやけどをした。
電気料金の滞納は昨年11月からで、九州電力が今月13日正午ごろに電気を止めていた。このため、正寛君は、直径5、6センチの太いろうそく2本と、直径1センチほどのろうそく数本に火をともして勉強していたという。九電国東営業所によると、出火直前の14日午前零時20分ごろ、大友さんから「電気代を支払うので、電気をつけてほしい」との連絡が入っていたという。
富来中学校によると、正寛君は21日にある県立高校の推薦入試に向けて勉強に励んでいた。学校では剣道部に所属し、2年生の時には団体戦で全国大会にも出場。高校に入っても剣道を続けたいと話していたという。