「日本の研究.com」の科研費統計データ(
https://research-er.jp/stats/)をもとに、
細目の学術分類相当の278分野の大学別科研費獲得額20位内エントリー数順位(理研など大学以外の研究機関を除く)。
1位:東京大学(258分野、うち1位分野数85、同2位分野数49、同3位分野数41)
2位:京都大学(235分野、うち1位分野数41、同2位分野数33、同3位分野数33)
3位:大阪大学(215分野、うち1位分野数18、同2位分野数32、同3位分野数20)
4位:東北大学(214分野、うち1位分野数20、同2位分野数23、同3位分野数15)
5位:九州大学(211分野、うち1位分野数7、同2位分野数19、同3位分野数12)
6位:北海道大学(197分野、うち1位分野数6、同2位分野数16、同3位分野数18)
7位:名古屋大学(181分野、うち1位分野数6、同2位分野数11、同3位分野数16)
8位:筑波大学(141分野、うち1位分野数8、同2位分野数2、同3位分野数11)
9位:神戸大学(125分野、うち1位分野数4、同2位分野数4、同3位分野数7)
10位:広島大学(112分野、うち1位分野数5、同2位分野数2、同3位分野数3)
11位:慶応義塾大学(109分野、うち1位分野数5、同2位分野数7、同3位分野数4)
12位:千葉大学(100分野、うち1位分野数2、同2位分野数2、同3位分野数4)
13位:東京工業大学(97分野、うち1位分野数4、同2位分野数6、同3位分野数12)
14位:早稲田大学(90分野、うち1位分野数3、同2位分野数10、同3位分野数6)
15位:岡山大学(79分野、うち1位分野数0、同2位分野数2、同3位分野数4)
16位:金沢大学(74分野、うち1位分野数0、同2位分野数0、同3位分野数1)
17位:熊本大学(61分野、うち1位分野数0、同2位分野数1、同3位分野数2)
18位:新潟大学(57分野、うち1位分野数0、同2位分野数2、同3位分野数3)
19位:立命館大学(56分野、うち1位分野数0、同2位分野数0、同3位分野数0)
20位:東京医科歯科大学(55分野、うち1位分野数3、同2位分野数4、同3位分野数2)
>>141 五輪メダルカウント方式(1位順位>2位順位>3位順位…)による分野別科研費獲得額大学別順位
1位:東京大学(1位分野数85、同2位49、同3位41、同4位21、同5位17、20位内計258分野)
2位:京都大学(1位分野数41、同2位33、同3位33、同4位21、同5位27、20位内計235分野)
3位:東北大学(1位分野数20、同2位23、同3位15、同4位19、同5位19、20位内計214分野)
4位:大阪大学(1位分野数18、同2位32、同3位20、同4位25、同5位24、20位内計215分野)
5位:筑波大学(1位分野数8、同2位2、同3位11、同4位3、同5位9、20位内計141分野)
6位:九州大学(1位分野数7、同2位19、同3位12、同4位19、同5位15、20位内計211分野)
7位:北海道大学(1位分野数6、同2位16、同3位18、同4位9、同5位16、20位内計197分野)
8位:名古屋大学(1位分野数6、同2位11、同3位16、同4位17、同5位17、20位内計181分野)
9位:慶応義塾大学(1位分野数5、同2位7、同3位4、同4位14、同5位7、20位内計109分野)
10位:広島大学(1位分野数5、同2位2、同3位3、同4位4、同5位8、20位内計112分野)
11位:東京工業大学(1位分野数4、同2位6、同3位12、同4位4、同5位3、20位内計97分野)
12位:神戸大学(1位分野数4、同2位4、同3位7、同4位2、同5位6、20位内計125分野)
13位:一橋大学(1位分野数4、同2位2、同3位0、同4位3、同5位1、20位内計25分野)
14位:早稲田大学(1位分野数3、同2位10、同3位6、同4位3、同5位5、20位内計90分野)
15位:東京医科歯科大学(1位分野数3、同2位4、同3位2、同4位3、同5位0、20位内計55分野)
16位:東京農工大学(1位分野数3、同2位1、同3位0、同4位2、同5位1、20位内計44分野)
17位:千葉大学(1位分野数2、同2位2、同3位4、同4位2、同5位2、20位内計100分野)
18位:長崎大学(1位分野数2、同2位1、同3位1、同4位3、同5位1、20位内計46分野)
19位:順天堂大学(1位分野数2、同2位0、同3位1、同4位1、同5位0、20位内計23分野)
20位:聖路加国際大学(1位分野数2、同2位0、同3位0、同4位0、同5位1、20位内計4分野)
>>141-142 「日本の研究.com」の科研費統計データ(
https://research-er.jp/stats/)からの分野別の科研費の獲得額ランキングであり、研究成果のランキングではない。
また、昨日抽出してみた結果であるが、本年度分はすべてがデータ入力されているわけではなさそう。
しかし、公式発表より分野間の連続性を意識した分類をしており、5年計での傾向はまぁ正しいと思う。
分野数は、医歯薬学系62、工学系41、総合領域系37、農学系26、社会科学系26、人文学系23、複合新領域系18、数物科学系16、生物学系16、化学系13であり、
そもそも理系、とくに医歯薬が優位に出る分類であることは念頭に置く必要がある。
その上で、
>>141から上位20位内入り分野数をみると旧帝大が順当に1〜7位を占拠。続いて筑波、神戸、広島の国立大でベスト10。
11位以降は、東工大と医科歯科大と旧六医勢の国立大に私立の慶應・早稲田・立命館は挟まる様相。上位20位内でSGUから排除されたのは神戸だけ。
国立大でベスト20となると、このあとに徳島・長崎・愛媛が続く。
次に
>>142は「金メダルの多い順、次に銀メダルの…」というやり方(何というのが正しいのだ?)で、並べ替えてみたもの。
旧帝大は皆ベスト10入り安泰だが、間に筑波が入り込んでくる。慶大を除いた国立大第10位は東工大だが、第1位分野数同数で神戸と一橋が並んでくる。
私立が早慶に順天堂・聖路加の4校が入ったので、国立でベスト20となると東京外国語、浜松医科、お茶の水女子、三重が順に入ることとなる(なお、茶水と三重の間に公立の札幌医科がいる)。
>>141で20位内に入っていた旧六医勢の岡山・金沢・熊本・新潟がランク外へ。
これは、要は「アタマを取る分野がない!」ということ。金沢について第2位に入るものすらない。
逆にこの見方だと、分野数で不利な社会科学を主とする一橋がトップ分野が複数あることで上位にからむ。
大学として意義があるのは、やっぱり1位といえるものを持っているか、ということではないかと思う。
その点では
>>142の見方も持つことが重要で、やはり一橋は重視すべきだ大学といえるんだろうな、と。
ま、分野の区切り方次第でいろいろナンバーワンは作れるんだろうけどね。