今じゃ想像できないくらい大昔凄かった学校Part3
(政官財 - 明治大正時代)
9分野 明治
8分野 東京帝大
6分野 早稲田 中央
3分野 京都帝大 慶応義塾
2分野 東京高商
立法(帝国議会) @東京帝大48 A早稲田29 B京都帝大14 C明治12 中央12 E慶應義塾10
行政(行政官僚) @東京帝大700 A京都帝大79 B中央48 C明治23
行政(判任文官) @中央241 A明治84
司法(司法官僚) @東京帝大608 A明治330 B中央250 C京都帝大163
司法(弁護士) @東京帝大584 A中央370 B明治340
財界(銀行会社) @慶應義塾 A東京高商 B東京帝大
財界(財界三菱) @東京高商251 A東京帝大186 B早稲田117 C慶應義塾103 D神戸高商53 E明治42
地方(地方行政) @明治 A早稲田
地方(地方政治) @早稲田 A明治
研究(研究学問) @東京帝大 A京都帝大
教育(教育家) @東京高師 A東京帝大 B早稲田
報道(新聞雑誌) @早稲田20 A明治16 B中央14
明治大正時代の日本は、東京帝国大学の独占状態であった。
その帝大(東京帝国大学)と競いあっていたのは、
行政では中央、司法では明治、政界では早稲田、財界では東京商大(一橋)に慶応義塾、研究では京都帝大、教育では東京高師(筑波)であった。
政官財から法曹地方報道を含めたトータルの活躍では、明治大学が幅広く最も活躍した大学であった。
明治大学 - 法曹界に於ける所謂、明法学士の活動は、あるいは判検事より村長に至る迄、帝大(東京帝国大学)に対抗する程の勢力である。(大学の誕生下273頁)
明治大正時代、明治大学が分野トップなのは地方行政の分野だけですが、幅広い分野で活躍し、9分野と総合的活躍度では明治大学がトップの地位を占めていた。
明治大学が【 第二帝國大学 】と呼ばれた所以であった。