【男の】79歳、工学博士誕生【ロマン】

◆テーマは「液体の中の気泡の除去」

◇杉並の鈴木さん　法政大では最高齢

杉並区の鈴木隆司さん（７９）が９月末、法政大学で工学博士号を取得した。７９歳での博士号取得は同大で
最高齢。研究テーマは「液体の中の気泡の除去」。鈴木さんは「博士号の取得はあくまで『中締め』。より多くの
人にこの技術を知ってもらい、普及したい」と意気込んでいる。

◇「中締め」、普及に意欲

鈴木さんは横浜国立大学工学部を５３年に卒業し、石川島播磨重工業（現・ＩＨＩ）に技術者として就職した。油圧
プレスの設計者として駆け出しのころ、プレスの油の気泡を抜かずに動かす失敗をして、「大音響と大振動に
へたり込んだ」。この経験から今回の研究テーマに興味を持つようになった。

退職後の９０年に会社を立ち上げ、本格的に研究を始めた。液中の気泡は食品の風味を損ねたり、日持ちを
悪くしたりするという。また、機械の油の温度を上げて劣化を早めるなど、大きな影響がある。

鈴木さんは液中の気泡を除去する装置を開発し、国内外の学会で論文を発表、日本と米国で特許を取った
という。現在、内外の食品メーカーや製紙会社の工場などでこの技術が使われている。

博士号取得を目指したきっかけは０７年、それまでの論文を１冊の本にまとめたこと。十数年にわたり共同研究
してきた同大の田中豊教授が、「私の博士論文の倍以上の厚さがあるなあ」とつぶやいたことで、鈴木さんは
「では、博士号取得を目指してみるか」と決意したという。

「パソコンに触ったのは今世紀に入ってから」という鈴木さん。今までの論文を整理し、妻の登代子さん（７２）が
パソコンで清書した。鈴木さんは「妻の協力が無ければ論文は完成しなかった」と感謝する。今年４月に論文を
提出し、９月３０日、博士号を取得した。同大で把握する限り、１９７４年に同じ７９歳で１１日若い男性が文学
博士号を取得しているが、今回、鈴木さんが最高齢の博士号取得となった。

田中教授は「学位論文をまとめるのはエネルギーがいるが、年を感じさせない方。企業のエンジニアとして豊富な
経験があり、若い学生にも影響を与えている」とたたえる。

鈴木さんは今夏、中国の企業から招かれ、来年にはドイツの学会で発表する予定があるなど海外での活動が
続く。「自分は人生を通して取り組みたいテーマがあって幸せ。この技術をより深く、幅広く普及させていきたい」と
話している。

ソース
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000911050001

画像
http://mytown.asahi.com/tokyo/k_img_render.php?k_id=13000000911050001&o_id=4190&type=kiji

俺も定年退職したら東大の大学院で大好きな日本史を
研究する予定

すばらしいですね。
伊能忠敬やシュリーマンの例もありますしね。

なんで、こんな良スレが埋もれてるんだ?
東大学卒よか、法政博士に一票

これからも頑張って下さい

すげー

Cool!

おまいら、博士をとろうぜ。
歳食っててもいいじゃないか。