昔の慶應では、商はバカ商とか小学部、法はアホウ学部と馬鹿にされた。
ところが、静岡出身のキリンビール会長や静銀頭取など、商学部出身の役員が近年激増してる。
公認会計士試験合格者数が32年連続でトップを守ってる点も評価に結びつく。
司法試験合格者も、数十年前と比べて激増。近年は東大に次ぐ評価を得てる。
一方、静大法科大学院の合格者数と合格率の低さは、大学院の存亡の危機となってる。
慶應SFCの評判の悪さが、一昔前の商や法の評判の悪さと酷似する点も興味深い。
SFC一期生が定年を迎える頃、上場企業の役員数が増えれば評価は一変するだろう。
大学への評価は偏差値だけで計れないが、長い目で見ると卒業生の活躍が偏差値を上げる要素にはなる。