【創立】早稲田の栄光の軌跡を語れ【125周年】☆21

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225エリート街道さん
(毎日新聞) 2007年11月28日 東京朝刊
【アスリート争奪:第6部・大学/2 早稲田「独り勝ち」】

◇メディアにぎわせ強い磁力
「ワセダスポーツ」が強い磁力を発揮した。26日に発表されたスポーツ科学部の
スポーツ推薦入試の合格者を見て、陸上関係者は驚いた。全国高校総体(佐賀)の
男子五千メートルで外国人留学生を除き上位を占めた八木勇樹(兵庫・西脇工)、
三田裕介(愛知・豊川工)、中山卓也(兵庫・須磨学園)の3人が含まれていたからだ。

今年の箱根駅伝は前年の13位から6位に。11月の全日本大学駅伝は5位入賞で
5年ぶりにシード権を得た。硬式野球部、ラグビー部とともに早稲田の看板である
競走部も復活の期待がかかる。人気を当て込んで国内外のスポーツ用品会社から
物品提供の申し出が舞い込んでいるという。

「視聴率の高い正月の(箱根駅伝で)テレビに映り続けることは何よりの宣伝効果」
と早大関係者は指摘する。今年度の一般入試の志願者数は約12万6000人
(定員5665人)。定員は微減を続けているのに昨年より約1万5000人、
一昨年より2万人近く増えている。学部の新設・再編を進めているためスポーツ効果
とは断定できないが、興味深い数字だ。

成果は看板クラブだけではない。昨季はスキー部が全日本学生選手権で40年ぶりに優勝、
今年は男子バスケット部が関東学生選手権で33年ぶりに決勝進出。
「独り勝ち」の様相は年々、色濃くなっている。