【創立】早稲田の栄光の軌跡を語れ【125周年】☆21

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185エリート街道さん
【早稲田大学の研究教育体制について】

俺の考えでは早稲田大学の取っている学部・大学院を
フラットに統合した「学術院体制」は東大旧帝の「大学院重点化体制」
や慶應の伝統的な「付属校学部一貫体制」よりもずっと優れていると思う。

日本の大学の、というか学校全体の中核はやはり学部のままだろう。
なんと言っても学生数が圧倒的に多い。最大多数が所属する学部こそが
全学校の中心になり、卒業生の愛校心の拠り所になるのは当然だ。
 一方大学院、特に専門職大学院も拡大されつつあるし、学部から大学院という
コースも確立されつつあるから、こちらにも力を入れていく必要がある。
 だから早稲田大学のような「学術院体制」がベストの選択。東大旧帝の
「大学院重点化」では、あきらかに学部切捨てになってしまう。実際に
「三割制限」によって、事実上学部を捨てて、大学院レベルで優秀な学生を
集め直そうとしている。
ただし強敵は慶應の「附属校学部一体化体制」だ。早稲田はまだまだ慶應に比べて
附属校の体制が脆弱だ。こちらをもう少し強化拡大して、「小中高一貫」を
スローガンにして、慶應に勝るとも劣らない附属校体制を作り上げる。
そして「学術院体制」の大学と連結すべきだ。
そこでなんとか「学術院体制」に附属校の充実をリンクさせるための
政策として、すべての附属校を事実上(制度上でなくてもよい)
早稲田の教育学部付属というかたちにして、大学に附属校の教育などの
全責任を持たせるというのはどうだろうか?
 早稲田大学の先生は早稲田の付属にほとんど関心がないし、
附属校の先生も大学には無関心だ。お互いに交流も利害関係も少ないからね。
これでは困る 早稲田は日本最大規模の教育学部を持ち、初等教員から自前で養成出来る
システムがあるのだから、この教育学部に付属に対する全権を与えて、その充実に
責任を持たせるようにすれば、大学は付属に関心を持つだろう。
 こうして大学の「学術院体制」の中に「附属校」をリンクさせ結合する。