【創立】早稲田の栄光の軌跡を語れ【125周年】☆19

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263エリート街道さん
★私大生2割「日本語力中学生以下」 学力底上げにeラーニング導入

・「ゆとり教育」に端を発する学力低下が叫ばれるなか、「私大学生の2割の学生の日本語力が
 中学生以下」という驚きの調査結果が明らかになった。この調査を行った教育機関では、
 「大学でのeラーニング導入を推進しないと、今の大学は生き残れない」と提言している。

 大学生の基礎学力の低下を受け、独立行政法人・メディア教育開発センター(NIME)では、
 日本語・英語・数学の基礎学力を測定するための「プレースメントテスト」を開発し、各大学で
 提供している。調査は1998年から00年、04年から07年にかけて行われたが、「日本語力が
 中学生レベル以下」と判定される大学生の割合が非常に多いのだ。まとまったデータが
 残っている04年時点(24大学・7353人が受験)で、「中学生以下」なのは、国立大学で6%
 だったのに対し、私立大学では20%で、短大では実に35%。06年の調査では、66%が「中学生
 以下」と判定された大学もあった。

 このプレースメントテストを開発したNIMEの小野博教授によると、大学での授業を理解する
 ためには、高校生レベルの日本語力が必要だといい、この調査結果からすると、授業の
 内容さえ理解できない大学生がかなりの数にのぼる、ということになる。

 小野教授は、「大学の数を増やしてしまったことで、(1科目受験のみで合格できる制度が
 登場するなど)入試制度が変化しており、入試で受験生を選別できなくなっています。そこで、
 プレースメントテストを行って『学力別クラス編成』をする大学も多いです」と嘆息する。