明大・元応援団員が自殺 いじめ示唆する遺書
08/14 23:35更新
トラックバックURL:
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/76560/TrackBack/ 明治大学(本部・東京都千代田区)の応援団リーダー部に所属していた男子学生が自殺していたことが14日、分かった。
休学中の自殺で、部内でのいじめを示唆した遺書が残され、親族が「部内での人間関係を苦にしていたのではないか」などと
大学側に届け出たという。大学では、学内に調査委員会を設置し、リーダー部の活動を当面休止。応援団の活動と自殺との
因果関係などについて調査に乗り出した。
明大の複数の関係者によると、自殺したのは理工学部2年の男子学生。男子学生は今年初め、リーダー部を退団し、大学も休学。
実家に戻っていた7月下旬に自宅で首をつり、病院に運ばれたが死亡したという。
部内でいじめがあったことをほのめかした遺書が残されていたことから、親族が大学に連絡。大学は自殺の背景などを
調べるため、調査委員会を設けた。
リーダー部では、ほかにも体調を崩すなどして退団や休団する学生がいたという。上下関係も厳しいとされることから、調査委は、
リーダー部の活動に問題はなかったかについても調査するとみられる。今月中にも結論を出す方針という。
ホームページなどによると、明大応援団には男子学生からなるリーダー部、バトン・チアリーディング部、吹奏楽部の3つがあり、
六大学野球など体育会活動の応援指導を行っている。リーダー部は大正11年の創部で伝統がある。
産経新聞の取材に、納谷廣美学長は「自殺したという報告は受けている。現在、調査委員会を設置して調べている。自殺があったのは
事実だから、きちんと調査するよう指示した」と話している。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/76560/