【明治・駒澤の】早稲田栄光の軌跡16【羨望の的】

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287エリート街道さん

【1月6日 AFP】米アイオワ(Iowa)州で3日に行われた2008年大統領選の
共和党党員集会で勝利したキリスト教プロテスタント、バプテスト派牧師の
マイク・ハッカビー(Mike Huckabee)元アーカンソー(Arkansas)州知事に、
新たな「政敵」が出現した。科学者らが、進化論を信じないハッカビー氏が
大統領になれば、米国の未来が危ないと警告しているのだ。

 全米科学アカデミー(National Academy of Sciences、NAS) によって
まとめられた進化論に関する本『科学、進化論、天地創造説
(Science, Evolution and Creationism)』の出版にあたって、
ミシガン大学(University of Michigan)のGilbert Omenn教授は記者団に対し、
「進化論が正しいとする理論は、喫煙が健康を害するものであったり、
地球温暖化によってエネルギー政策が重要な問題であるとする理論と同等だ」と主張した。

■科学の授業で教えるべきことは?
 この本を編集した識者グループの1人であるOmenn教授は、
「進化論の論拠を信じない大統領は、ほかの問題の論拠も信じようとしないのではないか。
これは、米国が破滅に向かうことを示唆している」と将来の不安を語った。

 ハッカビー氏は、07年5月の討論会で進化論を信じていないと言明している。
 前年に行われた世論調査では、米国民の53%が人間は数100万年以上かけて変化して
生まれたものだとする進化論を信じているという結果が出た。
 この本は、一般市民や教師を対象にしたもので、進化論の科学的解釈や
進化論を科学の授業で教えることの重要性を容易な言葉で説明している。(